2016年3月29日

新日鉄住金、熱延ハイテン鋼板新タイプ本格展開

新日鉄住金・熱延ハイテン・本開発鋼の加工特性
 新日鉄住金は29日、自動車の足廻り構造部品やスチールホイールなどに使われる熱延ハイテン鋼板のラインナップを拡充したと発表した。従来から引張強度590・780・980MPa(メガパスカル)級の熱延ハイテンを量産しているが、より疲労特性・加工性・外観に優れた590・780MPa級熱延ハイテンと780MPa級熱延原板合金化溶融亜鉛めっきハイテン鋼板(ホットGA)の3タイプを開発、本格的に市場展開する。すでに数年前から先行展開している590・780級の新熱延ハイテンの累計生産量は約10万トンに達しているが、今夏にはホットGAの量産も開始する見込みで、一段と量産拡大を図る構えだ。







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