2017年4月4日

茨城スチールセンター、加工・在庫能力を強化

 伊藤忠丸紅鉄鋼の100%子会社で鋼板溶断・プレス加工の茨城スチールセンター(本社=茨城県那珂市、村田寛和社長)は近隣に第二事業所を開設、本年度から業務を開始したほか、2018年6月稼働をめどとして同事業所に2000トンプレス機を増設する。自動車部品向けの厚板冷間鍛造成形やブランキング加工など機械加工部門が拡大し、加工能力の強化と在庫能力を高める。一連の投資額は約8億円。新プレス機導入で既存の2000トンプレス機を補完するほか、自動車、部品メーカー向けの新たな部品加工への展開を視野に、加工技術の要素研究などにも充てる。中長期的に収益の3倍増を目指し、高付加価値化を加速する。







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