2017年5月9日

日本冶金工業 新中計、設備投資280億円

 日本冶金工業は9日、2017年度を起点とした向こう3カ年の中期経営計画を策定し、設備投資として減価償却費の2倍以上となる280億円を投じ、年間29億円のコスト削減を行うと発表した。高機能材(高ニッケル合金鋼板)事業と一般ステンレス事業を両輪に、国内外で競争力のあるステンレス特殊鋼メーカーとして勝ち抜く。19年度までに連結経常利益を70億円、ROE8%以上を目指し、ネットD/Eレシオは1・0未満の安定維持により資本効率の向上と財務体質を改善する。連結配当性向は20%以上とし、株主還元と財務体質強化、成長投資のバランスを確保する。







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