2017年8月15日

今治造船、競争力強化を加速 規制対応など開発促進

 今治造船(檜垣幸人社長)は2020年竣工船から適用されるH―CSR(調和化船体構造規則)に適応したバラ積み船、タンカーの開発とNOX(窒素酸化物)3次規制対応などの技術開発を推進、三菱重工業とのアライアンスによる新船型開発を促進し、競争力強化を加速する。世界最大級の2万TEUメガコンテナ船の年間10隻の建造体制を整備、LNG船の本格化も踏まえ、丸亀工場での1330トンゴライアスクレーン設置と西条工場での450メートル岸壁の建設など設備投資も行う。丸亀では年度内完成予定で曳航試験水槽、耐航性試験水槽も建設、独自の試験体制を強め、国際競争力を有する基盤構築を図る。







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