2019年1月17日

鉄鉱石、スポット市況5%上昇

 鉄鉱石のスポット市況は豪州FOBでトン70ドル(7600円)弱と昨年末から5%程度値上がりした。業界関係者によると、鋼材価格が低迷するなかで値上がりしており、旧正月を挟んだ手当や思惑も絡んでいるとみられる。山元で一部供給障害もあるものの、中国が冬場の減産基調で供給にも余力があるとみられ、大きく上がる状況ではなさそう。中長期の需給の構図でも海上貿易の伸びは鈍化しており、豪州、ブラジルの供給が順調ならば価格は安定化しそうだ。







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