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中国金属情報 ■毎日中国経済、中国金属情報からの提供記事の一覧です。
■本文掲載のない記事は「日刊産業新聞」で読むことができます。13年　12年　11年　10年7-12月　10年1-6月　09年7-12月　09年1-6月　08年　07年　06年　05年　04年 [ 太鋼ステンレスの製品価格 ]　[ 中国地図 ] 2004年 12/28　遼寧省、板材・特殊鋼・建築用鋼材の生産基地を建設
12/28　中国1―10月の造船用鋼板生産 72％増
12/27　山東省、100万トン以下の鉄鋼プロジェクト建設を禁止
12/27　広東省の鋼材輸出量が87％増
12/24　太原鋼鉄と山西省呂梁政府、鉄鋼原料基地を建設
12/24　中国、環境汚染原因の鉱業企業1万6413社を閉鎖
12/22　莱蕪鋼鉄・董事会、大型Ｈ形鋼プロジェクトを批准
12/22　四川西南ステンレスのステン・プロジェクトに共同出資
12/22　山西省 コークス生産量が減少
12/21　広州鋼鉄、05年 鋼材６―７％値上げへ＝原材料上昇受け
12/21　中国、アジア最大の鉄鉱石中継港を正式開放
12/21　05年中国・厚中板動向＝価格、需要とも堅調維持
12/16　江蘇沙鋼、１―10月売上高 53％増
12/16　ケイ台鋼鉄、国内最大の線材加工基地 建設開始
12/16　中国の08年アルミ圧延材生産能力　800万トンに達す
12/14　中国鉄鋼業、自動車投資を拡大＝宝鋼、部品生産実施へ
12/13　貴州省、高エネルギー消費企業に電気料金を追加徴収
12/13　広東省掲陽市のステン産業、著しい成長発展＝ブランド意識高まる
12/13　杭州東華鏈条総厰、独ヴォルフ社と合弁設立
12/13　陜西省の鋼材平均価格が下落
12/13　遼寧省の鋼板生産、2010年に国内比率20％へ
12/10　済南鋼鉄、莱蕪鋼鉄　１―10月営業利益 200億元突破
12/10　河北省、鉱物資源の管理強化＝来年３月まで採掘権保留
12/10　05年の中国鉄鋼業、価格下落など直面か
12/10　河南省、ニッケル水素電池産業の主要基地をめざす
12/9　天津港の1―10月 銅スクラップ輸入、11.5％増
12/9　ビレット輸出増加…内需低迷、価格も下落
12/9　中国 04年鉄鉱石 輸入見通し ２億トン到達＝史上最高更新へ
12/8　10月スクラップ輸入 67万トン、35.6％増
12/8　上海宝鋼、05年１―３月 平均６％値上げ
12/8　中国銑鉄市況、11月は横ばい
12/7　首鋼集団、内モンゴル自治区で年産40万トン鉄精鉱ライン建設
12/7　広州市場、熱延コイル上昇
12/7　広西柳州鋼鉄、100トン転炉着工
12/6　包頭鋼鉄、生態系工業団地建設へ＝資源を有効活用
12/3　上海宝鋼、ベルギー船舶会社と鉄鉱石輸送契約
12/3　中国、新鉄鋼政策施行へ＝港湾部に大手メーカー集約
12/2　攀枝花鋼鉄、世界第２位のバナジウム企業
12/2　寧夏最大の大型鋼構造工場に完成前から注文集まる
12/2　05年の中国鋼材市場見通し＝形鋼・厚中板・特殊鋼・着色鋼板
12/2　石炭、需要急増で8000万トン不足
12/1　10月のアルミスクラップ輸入量が過去最高
12/1　南京鋼鉄、世界最大幅の連続鋳造板ビレット生産に成功
11/30　貴州 年産5000トンのスポンジチタン・プロジェクト生産開始
11/29　済南鋼鉄集団 1―10月 鉄鋼製品輸出量 93万トン
11/29　済南鋼鉄、26億元投資 中薄板ビレット・プロジェクトの建設開始
11/26　南京鋼鉄集団、幅広の中板の生産に成功
11/25　馬鞍山鋼鉄集団、1―10月売上高 200億元超
11/24　重慶・南川市 80万トン酸化アルミプロジェクトを計画
11/22　山東省蒼峰鉄鉱が高額落札
11/18　鞍山鋼鉄集団、銑鉄138万トン 高炉建設
11/18　宣化鋼鉄、銑鉄138万トン 高炉建設
11/18　１―10月天津税関の鋼材輸出 急増＝マクロ政策影響
11/17　包頭鋼鉄 １―９月鋼材輸出量・額とも過去最高
11/17　張家港浦項、ステン生産累計100万トン超
11/17　邯鄲鋼鉄、年産130万トンの冷延工場 年末試運転開始
11/17　中国鉄鋼産業、集約型転換を検討＝継続発展へ投資管理
11/16　中国10月粗鋼生産、過去最高
11/16　済南鋼鉄集団中板廠　10月生産 過去最高
11/16　貴州省最大の物流拠点建設へ　05年完成
11/15　中国 年内市況動向＝銑鉄・特殊鋼
11/15　05年の中国鉄鋼消費 １ケタ成長の見通し
11/11　雲南省、６鉱物資源を整理・統合＝錫は公司主体に
11/10　広州双菱鋼鉄、年産１００万トン規模の棒材ライン近く稼働
11/9　中国の1―9月鋼材生産量 ２億トン超
11/9　鞍山鋼鉄の線材性能、日本製以上の見方も
11/9　中国 鉄鋼純輸出国に＝国際市場価格下落へ
11/8　上海克虜伯ステン、第２号圧延設備が生産開始
11/8　鉄鉱石輸入、インドから前年並の４４００万トン
11/5　フェロバナジウム価格が２ヵ月連続で上昇
11/5　上海先物取引所 １―９月 銅成約量は世界第２位
11/2　天津市税関 １―９月 コバルト製品輸出、前年比６４．５倍
11/2　包頭鋼鉄集団、１―９月の鋼材輸出・売上高が過去最高
11/2　福建省厦門市で初の再生資源物流センターが完成-＝来年３月稼働へ
11/1　北台鋼鉄集団、売上高・輸出額が大幅増加
10/29　寧夏自治区、合金鉄プロジェクトの建設を停止
10/29　元通珪業のメタルシリコン粉プロジェクト建設開始＝中国最大のメーカーへ
10/28　フェロ・シリコン価格が大幅下落
10/28　天津港1―9月の鋼材輸出　前年比61・8％増
10/27　五鉱鋼鉄、鋼材取引・加工配送センター完成＝年間取引100万トン
10/27　吉林省の鋼材価格、急上昇の可能性
10/27　建築鋼材価格やや反落　バブル沈静化の見通し
10/25　武漢鋼鉄集団 1月―9月利益 大幅アップ
10/22　上海自動車部品センター・プロジェクトの建設を開始へ
10/21　中国 ステン生産、内需カバー予想
10/21　国際コークス価格下落＝中国 危機感強まる
10/21　中華全国供銷合作総社、大中都市部で資源回収ネットワーク構築めざす
10/20　中国の鉄鋼・非鉄金属産業の利益増加幅が減少
10/20　西安周辺、規格違反鋼材が増加…取締強化で農村部などへ移行
10/20　北京 １―９月鋼材価格 19％上昇
10/19　重慶鋼鉄集団、西部地区最大の金型鋼・鉄骨製造センターを計画
10/19　河南洛玻集団と天沢集団、100万トン コークス・プロジェクト建設開始
10/19　韓国世運Ｇの子会社、大連でカラー塗装鋼板ライン試運転
10/19　コークス輸出価格 下げ止まり
10/19　中国主要企業　８月の生産量
10/19　中国銑鉄市況、10―12月は安定へ＝生産伸び率、粗鋼と一致
10/19　コンテナ製造業急成長＝04年鋼板消費量260万トン見込む
10/19　湖南省最大の錫鉱床「芙蓉鉱田」発見
10/18　山西省コークス計画＝05年メド 6500万トンで安定生産、環境配慮も徹底
10/15　上海・博思格鋼鉄、プレハブ鉄骨生産拡大へ設投
10/14　河南金龍銅管、来年 珠海プロジェクト開始＝銅管生産 世界第１位へ
10/14　華東地区、石炭、コークス輸入が拡大
10/13　中国１―６月 冷延ケイ素鋼板輸入30％増加
10/13　武漢鋼鉄の鋼材輸出、１−８月20万トン超＝04年総額見通し３億ドル
10/13　首鋼集団、50万トン機械用鋼生産ライン建設開始
10/13　中国ロ業と伯リオドセ、合弁酸化アルミ精錬工場 来年着工
10/7　中国・鋳物輸出、伸び鈍化＝低品質・生産率に課題
10/6　河南安陽永興、年産100万トン中板生産ラインが年内稼働
10/6　中国鋼材純輸出　本年１０００万トン水準へ
10/5　チタン・チタン合金製品―生産許可証制度実施へ
10/4　広東地区の８月鋼材平均輸入価格、10年来の最高値
10/4　杭州鋼鉄のコークス・プロジェクト、発展・改革委の国債プロジェクトに
9/30　太原鋼鉄の150万トンのステンプロジェクト、発展・改革委が認可
9/27　独シーメンス社、中国・鉄鋼関連設備市場の開発強化
9/27　宝山鋼鉄、珠江デルタ進出へ＝生産拡大路線に理想的
9/24　８月鋼材輸入 19ヵ月ぶり200万トン割れ…輸出は過去最高
9/24　亜瑞粉末冶金、年産１万トン粉末冶金部品の生産基地建設へ
9/24　鋼材輸入、１―７月２０００万トン＝薄板中心に減少傾向
9/22　陜西省 鉄鋼製品価格が小幅上昇
9/21　シリコンマンガン輸出価格が上昇
9/21　中国輸出入銀行、上海宝鋼集団に100億元輸出貸付
9/21　鞍山鋼鉄集団、１―８月鋼材輸出量が107万トン＝国内企業初の100万トン超え
9/17　河南安陽永興鋼鉄　15億元投資の中板生産ライン、年末までに稼働へ
9/17　雲南省臨滄市、資源開発を援助
9/17　中国３大金属生産地、７―８月生産高減少も過去２年間に比べ回復
9/16　上海　中厚板、先高観強まる＝一部の貿易業者、販売制限
9/15　長江・主要ふ頭、鋼材在庫量が激減
9/15　厚中板価格が上昇＝メーカー値上げ受け
9/14　中国の自動車用鋼材需要、年間1000万トン突破へ＝世界の鉄鋼企業予測
9/14　９月ステンレス市況、高価格ラインで足踏み
9/14　天津１―８月のコークス輸出１６％減、金額は2.4倍
9/13　マイクロンスチール、中国から熱延コイル購入計画
9/13　重慶鋼鉄、１―７月粗鋼生産 前年比34.73％増
9/13　安徽省、上半期 非鉄関連価格33.4.％上昇
9/10　鋼材需要伸び鈍化＝下期見通し１８％
9/10　熱延コイル再上昇＝生産・供給量が減少
9/10　ニッケル需要　増加傾向
9/10　コークス市場価格が安定
9/9　中国冶金建設集団、米ＬＥＯ社鋼板工場建設へ
9/9　安徴省淮北鉱業集団、石炭コークス化発電基地建設へ
9/8　唐山地区、環境汚染原因の鉄鋼企業取締り
9/8　寧波港１―７月の鉄鉱石輸入額、前年比1.7倍増となった
9/8　中国の冶金材料、冬備えで高値維持
9/8　中国の８月市況動向＝スクラップ、銑鉄、鉄粉、ビレット
9/8　甘粛省蘭州市、建築鋼材が高値権＝先行き、変動で不明瞭
9/7　シームレス鋼管、供給不足で価格高騰
9/6　貴州省黔西県で大型炭鉱発見＝埋蔵量2.5億トン
9/6　鋼帯価格が大幅起伏＝下期は下落局面へ
9/3　本渓鋼鉄集団、ラインパイプ生産大幅増＝中国第４位のメーカーに
9/3　中国鉄鋼業、投資上昇率縮小へ＝鋼材価格は高水準維持
9/3　中国での鋼材価格上昇 「健全な市場発展に不利」＝甘粛省で調査
9/2　湖南省株洲のインジウム工場生産停止＝国際インジウム価格上昇
9/2　独ティッセン子会社、熱延帯鋼ラインの増設計画
9/1　中国 下期（７―12月）の中国における市場動向＝中板・ステンレス・石炭
9/1　邯鄲鋼鉄集団、山西焦煤と戦略提携
9/1　中国・熱延ステンが高騰＝徐々に国際価格へ
8/31　西安で建築鋼材価格が低下
8/30　神華集団、世界初の石炭直接液化装置を開発
8/30　中国コークス産業、生産成長率は減速へ…供給難で輸出制御も
8/27　石炭在庫量が20年来最低＝電力・石油など不足
8/26　中国初の「万能Ｈ形鋼生産ライン」を開発＝天津市中重科学技術工程
8/26　７月粗鋼生産20％増＝鋼材は本年最高
8/26　欧浦鋼鉄公司 華南物流鉄鋼交易センター、１期工事が完成
8/26　広東省粤電集団、神華集団と2000万トン石炭契約
8/25　武漢鋼鉄集団、江蘇省に50万トン鋼材加工配送センター建設
8/25　富路仕カラー塗装板公司、４万トン熱延亜鉛めっき鋼板ライン稼動へ
8/24　台湾�Y聯鋼鉄、10月に30万トンステン冷延工場試運転
8/24　太原鋼鉄集団、世界最大の焼鈍酸洗設備建設へ
8/23　太原鋼鉄集団、南アフリカに支社設立
8/19　英アングロ・アメリカン、中国初の中外協力石炭プロジェクト
8/18　首鋼集団、年加工８万トン鋼構造拠点が試験生産＝華北最大規模に
8/17　大手鉄鋼集団４社の鋼板生産量が増加
8/17　１―７月コークス生産、９６００万トン台で前年比２３％増
8/17　中国04年鋼板消費量＝需要堅調、１億2000万トン予想
8/16　上海宝鋼５ヵ年計画、2010年目標 年産最低3000万トン＝世界ベスト３めざす
8/12　中国、チタン材の輸入と生産管理を強化
8/12　国家発展委、莱蕪鋼鉄のＨ形プロジェクトを批准＝中国最大のＨ形生産基地
8/12　カラー鋼板設備建設相次ぐ
8/10　メタルシリコンの輸出価格が上昇
8/9　貴州省、一部の合金鉄企業に生産停止の措置
8/9　太原鋼鉄集団、オリンピックプロジェクト入札資格を取得
8/6　邯鄲鋼鉄集団の冷延薄板プロジェクト、04年末に稼働へ
8/3　中国ステン消費予測、2011年以降 約1000万トンで安定
8/2　山西省太原市で初の石炭メーカー倒産
7/30　江蘇省南通港の鉄鉱石、輸入量増加となるも品質低下
7/29　中国・東北地区の建築用鋼材市場シンポジウム開催
7/26　馬鞍山鋼鉄集団、04年上半期の輸出入 大幅増
7/26　04年上半期の自動車製品輸入額　29％増
7/23　内モンゴル地区でメタルシリコンが不足
7/22　重慶鋼鉄、上期利益が過去最高に
7/22　鉱産物資源の採掘過熱を抑制へ
7/20　河北省の支柱産業＝鉄鋼産業事情
7/13　石炭トラック輸送費、34.8％上昇
7/13　平頂山煤業、１―６月生産 過去最高
7/13　邯鄲鋼鉄集団、ＢＨＰビリトンと鉄鉱石の長期契約締結
7/13　宝新ステンレス、電力不足で60％超減産
7/12　いぜん低い業界集約度＝中国鉄鋼業の足かせに
7/12　鋼材市況、下期安定化へ＝マクロ政策で健全化
7/12　Ｈ形市況、サイズで二極化鮮明＝大型が続伸基調
7/12　広州鋼鉄、米ＭＢＡポリマーと廃プラ処理で合弁
7/12　邯鄲鋼鉄、12万トンカラー鋼板ライン試運転
7/9　鋼材価格落ち着く＝江蘇、浙江、上海市場
7/8　石炭在庫が大幅減少＝供給不足など深刻化
7/8　鋼材価格が反発＝建築用、上昇の一途
7/8　フェロシリコン輸出価格が大幅下落
7/7　鉄鉱石価格、大幅上昇
7/7　ＬＮＭ、中国にメッキ鋼板工場建設
7/7　西安市場　冷延鋼板など価格高騰
7/7　資源輸出政策を調整＝国内供給不足に対応
7/7　江西銅業、加アイバンホーと提携＝グローバル化めざす
7/6　華菱鋼鉄集団、１―５月売上高65％増
7/6　江銅集団博爾、丸鋼をミャンマーへ初輸出
7/6　ＬＮＭ、中国で総額１億ドルの原料仕入れ
7/5　四川省攀枝花鋼鉄集団のレール供給、上海鉄道の96%占める
7/2　山西省黎城県、粉末冶金プロジェクト始動
7/1　広西柳州鋼鉄、1―5月生産量が大幅増加
6/30　04年中国の石炭生産10％増＝国家石炭鉱安全観察局予測
6/30　黒竜江省国有資産管理委、遼特集団の資本を増加
6/30　鋼材輸出拡大へ＝国際市況好調受け
6/30　中国・鉱物資源探査、外資誘致拡大＝商業化を推進
6/29　華北地区の鉄鋼メーカー、線材・異形棒鋼の価格会議
6/25　コークス、国際市場が大幅下落＝中国供給予測に反応
6/25　中国１―５月の銑鉄 21％増加
6/25　中国１―５月の鉄鉱石 １億トン強
6/25　中国１―５月の合金鉄生産 27％増加
6/24　宝鋼股フェン、第２高炉のエネルギー消費量が最低レベルに
6/23　湖北冶鋼、30万トンダクタイル鋳鉄管・コークス生産ライン稼働
6/23　住金・中国鋼鉄、中国に合弁会社＝自動車用鋼板など
6/23　中国・モンゴル、トムルタイ鉄鉱開発
6/22　湖北省・鄂城鋼鉄、高品質製品の生産強化
6/22　湖州久立特鋼、ステン線材高速生産ライン稼働
6/22　羊拉銅鉱第１期プロジェクト、８月に本格着工
6/22　１―５月 コークス生産量、２５％増の６７００万トン
6/21　沙鋼集団、国際市場を積極開拓
6/21　過剰投資の回避訴え＝中国鋼鉄工業協会の呉渓淳会長
6/21　中国銑鉄価格、北方市場で反騰…他地区も下げ止まり
6/18　永煤集団、中国初の石炭合弁＝宝鋼・リオドセと正式契約
6/18　ビレットの市場価格 上昇
6/17　重慶市、大型石炭企業集団を設立
6/16　コークス汚染深刻化＝生産急増が影響
6/16　中国・鉄スクラップ市況 安定へ
6/16　中国鋼材市況、マクロ政策で急落＝建築向け、供給過剰で30％下げ
6/15　コークスなど３業種　電力使用調整へ
6/14　国際金融公社、コークス生産会社・安泰に7000万�jを融資
6/11　山東省・莱州市鉄鉱山の競売、同省の過去最高額を記録
6/11　鉱産物資源が不足＝銅・鉄・マンガンなど 埋蔵量も減少
6/9　中国コークス生産　05年激減の可能性
6/9　銑鉄市場安定化へ＝鋼材価格上昇など影響
6/9　中国コークス　山西省が環境対策促進＝「無秩序拡張」に歯止め
6/8　2870万トンの石炭輸出割当実施＝中国国家発展改革委
6/8　中国に世界最大規模コークス会社＝ＢＨＰ・ＵＳＳなど出資、
6/7　仁和線材、60万トン線材高速ラインが生産開始
6/3　中国・石炭在庫量が減少＝4月末、20年ぶりの最低レベル
6/3　邯鄲鋼鉄と峰峰集団が戦略提携
6/3　上海宝鋼、甘粛金川と提携拡大＝ステン産業発展へ
6/3　重要さ増す中国の非鉄鉱物資源＝カギ握る国内外探査・開発
6/2　南通港の鉄鉱輸入、６割が不合格品
6/2　４月の中国・自動車生産量、前月比6.28％減
6/2　コークス急騰収まる＝下期も横ばい見通し
6/2　香港中華煤業、広西チワン自治区に石炭センター
6/1　印ジンダル、中国五金鉱産集団にステン供給
6/1　１―４月天津港の鋼材積み下ろし量、大幅増
6/1　１―４月中国の自動車輸入量、6.3％増
5/31　重慶鋼鉄、広州広船・広州文沖造船所と造船用鋼板で戦略同盟
5/31　四川攀枝花鋼鉄、重レール、熱延鋼板などを強化
5/31　建築用鋼材、大幅下落
5/28　５月下旬　銑鉄が値下がり
5/28　５月下旬　鉄スクラップ、徐々に安定
5/26　５月のコークス　上海価格８％上昇
5/26　新疆自治区、石炭埋蔵量は約８５億トン
5/26　銅精鉱輸入量を15％削減＝中国銅精鉱仕入同盟　生産調整も計画
5/25　ＥＵ、コークス市場開放を要求＝中国企業が激しく反対
5/24　馬鞍山鋼鉄、7400万元投じ生産拠点を建設
5/19　中国、冷延鋼板へのＡＤ関税を再審査
5/18　内モンゴル・オルドス―唐山港間の石炭鉄道、基礎審査を通過
5/18　ＬＮＭ、四川で鉄鋼製品３０万トン販売へ
5/18　甘粛省 2000メートル以内の石炭埋蔵量1428億トン＝全国６位
5/17　吉林省最大規模の鋼材市場を建設
5/17　鋳造用コークス、輸出価格が上昇
5/17　ガボン政府、中国企業にマンガン鉱調査を許可
5/17　中国政府、カーバイド･鉄合金業界を整理へ
5/14　中国コークスいぜん高値
5/14　鉄スクラップ、華東市場で大幅下落
5/14　貴州大龍マンガン、電解二酸化マンガン生産能力倍増へ
5/13　上海市場の建築用鋼材、大幅下落
5/13　04年 発電用石炭需要、大幅増加を予想
5/12　江蘇省の鉄スクラップが下落
5/12　杭州市蕭山で大型鋼材物流センターを建設
5/12　山東泰山鋼鉄、中国第２号の熱延中広帯鋼ライン完成
5/12　中国　１―３月、鋼材生産量３０％増
5/11　中升鋼鉄、30万トンステンレスビレット生産へ
5/11　済南鋼鉄 第１四半期、鉄鋼製品の輸出量増
4/28　内モンゴル衆興集団、40万トンのコークス・ライン本稼働へ
4/27　製鋼用銑鉄の出荷価格が下落
4/27　安陽鋼鉄集団、１―３月期販売額５５％増加
4/27　０３年中国コークス生産　全世界の45％ 1.8億トン
4/27　０４年３月の主要鉄鋼企業の粗鋼生産量
4/26　製鋼用コークス輸出価格が急落
4/26　鞍鋼新軋鋼、０３年純利益は１４０％増
4/26　熱間圧延コイル価格、上海市場で下落続く
4/26　０４年３月の省・自治区・直轄市の鉄合金生産量
4/21　鞍山鋼鉄、第１四半期の生産量
4/21　河北省台鋼鉄、第１四半期売上げ84％増
4/21　03年無方向性ケイ素鋼板、輸入品シェア大幅拡大
4/20　０４年度コンテナ用鋼材の消費見通し　３００万トン超
4/20　ビレット輸入、昨年９月以来の最高量を記録
4/19　耐火材料価格が上昇＝メーカー間競争も激化
4/19　河北省、０３年鉄鉱石生産が13.9％増
4/19　雲南省昆明鋼鉄、０４年原料輸入増加の見通し
4/16　馬鞍山鋼鉄、豪企業と鉄鉱石輸入で契約締結
4/16　江蘇省の鋼材輸入、50％増
4/16　05年農機具用鋼材消費の見通し　722万トン
4/16　建築用鋼材値下がり―内需停滞、在庫が大幅増
4/15　「鋼材の高騰沈静化」 中国商務部がリポート予測
4/15　中国金属需要、今後５年で倍増へ
4/15　黒金属埋蔵量が減少―輸入量、大幅に増加
4/15　メキシコHylsamex社、中国企業と鉄鉱砂の供給契約
4/15　石家庄鋼鉄公司　03年鋼材輸出量は５.５万トン
4/14　ロシア産鉄スクラップ―満州里税関経由が激増
4/13　上海宝鋼、山西焦煤と戦略提携＝長期的に資源協力開発
4/13　河北省環境保護局、鉄鋼企業の環境保護措置を審査
4/13　宝鋼集団、亜鉛めっき品を第２四半期で値上げ
4/9　中国鋼材市況が続伸―好景気20年継続か
4/9　上海周辺の建築用鋼材、４月下旬に反転へ
4/9　Ｈ形鋼市況、高水準を維持
4/8　コークス消費量、減少の見通し
4/8　中国鉄鋼業界の期待と不安―今後の見通し
4/7　遼寧凌鋼、設備を増設＝300万トン拡大
4/7　安陽鋼鉄、100トン転炉の生産を開始
4/7　北京五輪工事説明会　18―19日に
4/6　建築用鋼材が続落
4/5　高速鉄道時代が到来＝鋼材需要、上昇確実
4/5　山西省の２月の石炭平均価格、10年来の最高価格
4/1　邯鄲鋼鉄集団、90トンＶＯＤ精錬炉を建設
3/31　シリコンマンガン合金、下落
3/29　亜鉛めっき鋼板、需給タイト続く＝輸入依存さらに高まる
3/29　太原鋼鉄、ステンレスワイヤロッド契約が大幅増
3/29　河北省龍鋼・宝鶏紅光、製鋼増強の１期工事完成
3/26　ビレットが値下がり
3/24　１万トン電解二酸化マンガンプロジェクトの建設開始
3/24　四川長城特殊鋼、設備増設
3/24　山東省、高炉建設が活発＝中国最大の銑鉄生産地に
3/22　鞍山鋼鉄、航運会社を合弁設立
3/18　河南淅水、シリマン合金設備を建設開始
3/17　日本向けコンテナ船運賃値上げ
3/16　石炭　輸出量減少、国内供給保障
3/16　台湾、鋼材原料輸出を厳しく管理
3/16　太原鋼鉄、自動車用熱延コイルを開発
3/12　１月の継目無鋼管の輸出入、大幅増
3/10　中国最大級の修繕船基地を建設
3/10　03年、油井管輸出が輸入を上回る
3/5　河南済源鋼鉄、増設完了＝河南省最大規模に
3/5　２月のスクラップ、銑鉄、合金鉄　大幅上昇
3/4　台湾華新麗華ステン、南京市に冷延工場を建設
3/3　華東地区のビレット高騰
3/1　上海樺厦実業、宝鋼集団浦鋼の冷延薄板ライン購入
3/1　製鋼工場、３月の熱延鋼板価格を改定
2/27　内モンゴル　50万トンフェロシリコン計画の進行状況
2/26　冷・熱延鋼板の価格調整＝珠江鋼鉄・本溪鋼鉄
2/26　中国のビレット・ブルーム価格
2/25　２月の製鋼原料の価格
2/24　遼寧省、鋼板・特殊鋼・高級建築用鋼材を重点的に発展図る
2/24　１月の自動車生産・販売量が減少
2/23　台湾台塑集団、寧波に60万トン亜鉛めっき鋼板工場
2/23　日本との冷薄商談　見積50―60�j上昇
2/20　国際部品購買会に日本企業80社が参加
2/19　１月の鋼材輸入量、前年比８・９％増加
2/16　中国の04―05年鉄鋼業の見通し
2/16　上海・杭州地区のスクラップ価格が上昇
2/13　鞍山鋼鉄、鉄鉱石自給率が90％に
2/10　1月の薄板輸入価格が60ドル上昇
2/6　首鋼集団、移転計画に３つの壁
2/6　04年金川公司、ニッケル生産７万トン見込み
2/5　旧正月明け、鋼材価格が上昇
2/5　南京鋼鉄、広幅中厚板コイル・プロジェクトを０４年９月に開始
1/13　04年１―２月ステンレス高値の見通し
1/13　鉄鋼セーフガード撤廃による中国国内への影響
1/9　加熱する鉄鋼投資の抑制へ＝「鉄鋼産業発展政策」を策定

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遼寧省、板材・特殊鋼・建築用鋼材の生産基地を建設 　中国・遼寧省はこのほど、「2005年―10年遼寧冶金工業振興計画」を発表した。遼寧省は2010年までに銑鉄、粗鋼、鋼材の年間生産能力をそれぞれ5100万トン、5200万トン、5500万トンまで引き上げる。また、遼寧省は３つの生産基地を建設する。

（１）鞍山鋼鉄集団と本渓鋼鉄集団を中心に、熱延幅広厚板、中板、薄板、冷延薄板、塗装めっき鋼板などの板材基地を建設する。2010年、同省の熱延鋼板の年間生産能力は3640万トンに達する見込み。

（２）東北特殊鋼集団を中心に、特殊鋼基地を建設する。2010年、同省の特殊鋼年間生産能力は320万トンに達する見通し。

（３）北台鋼鉄公司、凌源鋼鉄公司、新撫鋼公司を中心に、新型建築用鋼材基地を建設する。2010年、同省の建築用鋼材年間生産能力は800万トンに達すると予測されている。 中国1―10月の造船用鋼板生産 72％増 　中国の1―10月の造船用鋼板生産量は279万トンで、前年同期比72％増となった。現在、中国の造船用鋼板の平均市場価格はトン当たり5500元まで上昇し、昨年5月の2500元から倍増している。来年は、中国の造船鋼板生産量は430万トン増加する見込み。 山東省、100万トン以下の鉄鋼プロジェクト建設を禁止 　中国・山東省では、国家産業政策により鉄鋼、電解アルミ、セメント、紡績などの産業制度の改善に取り組んでいる。鉄鋼では100万トン以下の新規鉄鋼プロジェクト建設を禁止。また、セメントでは日産2000トン以下のセメント生産ラインを制限し、紡績では小規模企業の設立を厳しく制限する。 広東省の鋼材輸出量が87％増 　中国税関の統計によると、2004年1―11月、広東省の鋼材輸出量は70万トンで前年同期比87.1％増、輸出額は4億5000万ドルで、同120％増となった。　広東省の鋼材輸出量、輸出額は本年2月から大幅に上昇し始め、11月には、鋼材輸出量は10万トン、輸出額が6407万5000ドルに達した。11月の輸出額は本年最高となった。 太原鋼鉄と山西省呂梁政府、鉄鋼原料基地を建設 　中国・太原鋼鉄集団は山西省呂梁政府と鉄鋼原料基地を建設する。同プロジェクトは国家発展改革委員会の批准を得た。投資額は252億元で、2007―08年に完成予定。600万トン石炭鉱、2200万トン鉄鉱、316万トン石炭洗浄工場、500万トン製鋼工場を建設する。鉄鉱は05年3月、石炭鉱は05年第３四半期か第４四半期から生産を開始する予定。

　呂梁地区の鉄鉱石埋蔵量は9億8800万トンで、山西省の鉄鉱石埋蔵量の36％を占めている。石炭鉱では、太原鋼鉄集団の需要の70％を供給する。 中国、環境汚染原因の鉱業企業1万6413社を閉鎖 　中国政府は本年、鉱区生態環境保護に注力し、鉱区の環境汚染の原因となっていた鉱業企業1万6413社を閉鎖した。

　また今後、国家環境保護総局、国家土地資源部、国家安全生産監督管理局は中小型鉱区の企業を整理し、採掘許可証の発行審議に注力すると発表した。同関連部門は「鉱区生態環境保護条例」の早期制定を国務院に提案している。 莱蕪鋼鉄・董事会、大型Ｈ形鋼プロジェクトを批准 　中国・莱蕪鋼鉄董事会はこのほど、「大型H形鋼生産ライン・プロジェクト議案」を批准した。 同プロジェクトの投資総額は19億9586万元で、その内、固定資産投資額は19億2474万元（建設期間の利息6624万元を含む）、流動資金が7112万元である。同社は8億4586万元を調達し、11億5000万元を銀行から借り受ける計画。

　 同プロジェクトは2005年末に生産開始、大型Ｈ形鋼の年間生産能力が80万トンに達する見通し。 四川西南ステンレスのステン・プロジェクトに共同出資 　中国・四川西南ステンレス公司の年間生産能力20万トンステンレスプロジェクトに四川金広集団、西寧特殊鋼集団、洛陽第一トラクターが共同投資した。登録資本金は1億5000万元に達し、総計画投資額が10億元を超える見通し。

　一期プロジェクトの投資額は3億2000万元で、本年6月に建設を開始している。同生産ラインが完成すると、西南地区でもステンレスコイルの生産が可能となる。同プロジェクトは毎年フェロクロムが9万トン、合金鉄が4万トン、電気が3億kWh必要となる見込み。熱延コイルの生産開始後、年間生産能力30万トンの冷延生産ラインを建設する予定。 山西省 コークス生産量が減少 　中国・山西省ではコークスの生産量が減少している。山西省は年末までに2・5メートル以下のコークス炉を淘汰し、また、コークス企業に対し汚染物質排出料を強制徴収しているため、多くの小規模コークス企業が生産量を引き下げている。　山西省のコークス価格はトン当たり20元前後上昇し、現在、一級冶金用コークスの出荷価格は1000―1050元で、二級冶金用コークスは870―920元となっている。 江蘇沙鋼、１―10月売上高 53％増 　中国・江蘇沙鋼集団の１―10月売上高は約２４６億元で、前年同期比53％増。輸出額は約２億９１００万ドルとなった。沙鋼集団は米国、カナダなどの20数社と長期的な取引を行っている。 貴州省、高エネルギー消費企業に電気料金を追加徴収 　貴州省は鋼鉄業などの高エネルギー消費企業に対し「差別電気代政策」を実施する。新政策は、対象となる企業に対し現行の電気料金の上に0.05元/KWHを追加徴収するもの。対象となるのは電解アルミ、合金鉄、カーバイド、苛性ソーダ、セメントおよび鉄鋼企業である。 天津港の1―10月 銅スクラップ輸入、11.5％増 　税関の統計によると、天津港の1―10月銅スクラップ輸入量は約56万5000トンで、総輸入額が約4億3000万ドルに達した。前年同期比で11.5％、52.5％増。　また、米国、日本、EUからの銅スクラップ輸入量はそれぞれ22万8000トン、12万トン、6万7000トンで、全輸入量の40.4％、21.2％、11.9％を占めている。 天津港の1―10月 銅スクラップ輸入、11.5％増 　税関の統計によると、天津港の1―10月銅スクラップ輸入量は約56万5000トンで、総輸入額が約4億3000万ドルに達した。前年同期比で11.5％、52.5％増。

　また、米国、日本、EUからの銅スクラップ輸入量はそれぞれ22万8000トン、12万トン、6万7000トンで、全輸入量の40.4％、21.2％、11.9％を占めている。 10月スクラップ輸入 67万トン、35.6％増 　中国・税関の統計によると、10月のスクラップ輸入は67万トンで前年同月比35・６％増。１―10月のスクラップ輸入累計は８５８万トンで前年同期比10・８％増となった。 首鋼集団、内モンゴル自治区で年産40万トン鉄精鉱ライン建設 　首鋼集団はこのほど、8000万元を投資し、内モンゴル自治区寧城県で年間生産能力40万トンの鉄精鉱生産ラインの建設を開始した。寧城県五竜山鉱区の鉄鉱石埋蔵量は約5000万トン。

　同プロジェクトの一期工事は5000万元投資され、年間生産能力は20万トン、来年6月より生産開始の予定。一期プロジェクトが稼働すると、年間売上高は7000万元に達する見込み。 上海宝鋼、ベルギー船舶会社と鉄鉱石輸送契約 　中国・上海宝鋼集団はこのほど、ベルギーの船舶会社と「遠洋運輸船使用協議」を締結した。同協議によると、ベルギーの船舶会社は本年より、ブラジルの鉄鉱石を宝鋼に年間68万トン輸送する。期間は10年。 攀枝花鋼鉄、世界第２位のバナジウム企業 　攀枝花鋼鉄集団は、世界で最も多くのバナジウム系製品を扱う企業で、主に五酸化バナジウム、三酸化バナジウム、フェロバナジウム、窒化バナジウム合金、窒化フェロバナジウムなどを扱っている。また、最先端の技術を持ち、品質も高く、コストは最も低い。　同社のバナジウム系製品の中国国内シェアは80％、国際シェアは18％。攀枝花鋼鉄は中国最大、世界第２位のバナジウム系製品を生産する企業である。 10月のアルミスクラップ輸入量が過去最高 　中国では、10月のアルミスクラップ輸入量は14万8259トンで過去最高となった。1―10月の輸入量は89万8086トンで前年同期比72％増。9月までの輸入量が03年の65万3422トンを超えている。

　輸出量が2000トン以上の国・地域は、米国、オーストラリア、ベルギー、香港、ドイツ、オランダ、ペルー、カナダ−、シンガポール、グアテマラ、ニュージランド、イギリス、日本など。そのうち、米国からの輸入量は2万6121トンで全輸入量の18％を占め、前月比では18.5％減。1―10月の輸入量は21万1572トンで前年同期比24％増。 南京鋼鉄、世界最大幅の連続鋳造板ビレット生産に成功 　中国・南京鋼鉄集団中厚板卷工場はこのほど、世界で最も広幅の連続鋳造板ビレット（３２５０ミリ）の生産に成功した。同ビレット連続鋳造機は、現在中国で使用されている連続鋳造機より幅が１メートル大きい。同社は10月までに、広幅板ビレットを約２０００トンを輸出している。 貴州 年産5000トンのスポンジチタン・プロジェクト生産開始 　中国・貴州省遵義の年間生産能力5000トンのスポンジチタン・プロジェクトがこのほど生産を開始した。総投資額は2億元。　中国はチタン資源の豊富な国の一つで、調査で確認している埋蔵量は9億4000万トンあるが、年間生産量はわずか2000トンで、経済発展に伴う需要に対応できないのが現状だ。

　予測によると、2005年の中国のスポンジチタン需要量は01年の5000トンから7000トンまで増加し、2010年には1万トンに達する見通し。 済南鋼鉄集団 1―10月 鉄鋼製品輸出量 93万トン 　済南鋼鉄集団は1―10月、鉄鋼製品輸出量は93万トン、輸出額は3億3000万ドル、輸出入貿易総額は6億8900万ドルだった。 済南鋼鉄、26億元投資 中薄板ビレット・プロジェクトの建設開始 　済南鋼鉄集団はこのほど、投資額が26億8000万元の1700�_中薄板ビレット連続鋳造圧延(熱間圧延薄板)プロジェクト建設を開始した。同プロジェクトは、中薄板の年間生産能力が250万トンで、2005年12月末に生産開始の予定。 南京鋼鉄集団、幅広の中板の生産に成功 　中国・南京鋼鉄集団中厚板巻廠はこのほど、幅2.4メートル、厚さ45ミリの中板の生産に成功した。同中板の規格は南京鋼鉄の最大サイズとなる。同社はこれまでに幅2メートル、厚さ40�_の中板を生産している。 馬鞍山鋼鉄集団、1―10月売上高 200億元超 　馬鞍山鋼鉄集団の1―10月の粗鋼生産量は666万9000トン、鋼材販売量は616万9400トン、売上高は217億8200万元であった。今年の年間粗鋼生産量は800万トンを超え、売上高は260億元に達する見通し。

　同社は生産規模を拡大する同時に、物流ネットワークの構築にも注力しており、広州、蕪湖で鋼材加工センターを設立している。1―10月の鋼材生産販売率は100％に達しており、鋼材の販売価格はトン当たり平均3400元で、前年同期より約800元上昇している。これにより、今年の売上高は昨年より40億元以上増加している。 重慶・南川市 80万トン酸化アルミプロジェクトを計画 　中国では、重慶市の重点プロジェクトである南川市80万トン酸化アルミプロジェクトを計画している。同プロジェクトの投資総額は40億元。中国アルミニウム業集団は貴陽アルミ・マグネシウム設計院、長沙有色金属設計研究院にＦＳ調査を依頼している。

　以前、重慶市地質勘探局が南川市孫家山川同湾〜灰河〜呉家湾のボーキサイト資源を調査した結果では、埋蔵量は1500―2000万トンで、大仏岩の2800万トン以上の埋蔵量をあわせると、南川市のボーキサイト埋蔵量は年産80万トンの酸化アルミ工場に40―50年間、供給できる見込みだ。 山東省蒼峰鉄鉱が高額落札 　中国で競売に出されていた「山東省蒼峰鉄鉱小閻庄鉱区採掘権」がこのほど落札された。8000万元で競売にかけられた同採掘権は、最終競売価格が3億5340万元で、臨汾三山進出口貿易有限公司が落札した。

　同鉄鉱は山西省臨汾市蒼山県魯城郷に位置し、面積が約2.611平方km。調査によると、鉄鉱石埋蔵量は約7916万7600トンとなっている。 鞍山鋼鉄、10年来 鋼材生産能力450万トン増 　鞍山鋼鉄集団の粗鋼生産能力は1100万トン、鋼材の生産能力は1100万トンで、製品は2万5000種に達している。中国政府が同社に直接投資した金額は52億8000万元。従業員数は14万5000人。

　この10年来、鞍山鋼鉄の銑鉄生産能力は224万トン増加し、粗鋼の生産能力は200万トン増加、鋼材の生産能力は450万トン増加した。2003年の売上高は314億元である。今年1―10月の利益は105億元で、売上高は460億元となっている。 宣化鋼鉄、銑鉄138万トン 高炉建設 　宣化鋼鉄集団はこのほど、1800立方メートル高炉の建設を開始した。2005年11月に生産開始する予定。投資総額は7億4328万元で、銑鉄138万トンの年間生産能力をもつ。使用寿命は15年。 包頭鋼鉄 １―９月鋼材輸出量・額とも過去最高 　中国・包頭鋼鉄集団の１―９月鋼材輸出量は16万２０００トン、輸出額が７３００万ドル以上で過去最高となった。主要輸出製品は熱間圧延コイル、線材、継目無鋼管、丸鋼、形鋼などで、このうち熱間圧延コイルが75％を占めた。 中国10月粗鋼生産、過去最高 　中国の10月粗鋼生産量は2493万6800トンで前年同期比25.40％増となり、過去最高を更新した。鋼材生産量は2302万3400トンで21.5％増。銑鉄生産量は2302万トン、26.8％増で過去最高。

　1―10月の粗鋼生産量は2億1911万トンで前年同期比22％増。本年、中国の粗鋼生産量は2億6500万トンに達すると予測されている。1―10月鋼材の生産量は2億415万トンで22.9％増。銑鉄は2億158万トンで21.8％増。 貴州省最大の物流拠点建設へ　05年完成 　中国はこのほど、貴州省最大で非鉄金属物流の中心となる大西南有色金属交易市場の建設を開始した。同市場の投資総額は１億５０００万元で、工事は３期に分けられる。一期プロジェクトの投資総額は３０００万元で、２００５年に完成予定。 広州双菱鋼鉄、年産１００万トン規模の棒材ライン近く稼働 　中国・広州双菱鉄鋼公司第１圧延工場の新棒材生産ラインが近く生産を開始する。製品規格は直径10―50ミリで、年間生産能力は１００万トン。広州双菱鋼鉄公司は香港中大鋼鉄の独資企業。 中国の1―9月鋼材生産量 ２億トン超 　統計によると、本年9月、中国の粗鋼と鋼材の生産量は大幅に増加した。粗鋼生産量は2375万100トンで、8月より2.29％増、前年同期比では24.09％増加。鋼材生産量は2641万1200トンで、８月より0.34％増、前年同月比23.24％増となった。

　1―9月累計では、粗鋼生産量は1億9415万1000トンで、前年同期比21.6％増、1―8月の伸び率より0.51％増。1―9月鋼材生産量は2億1391万8300トンで、前年同期比22.81％増、1―8月伸び率より0.2％増となった。 上海克虜伯ステン、第２号圧延設備が生産開始 　中国・上海克虜伯ステンレス公司の第２号圧延設備がこのほど生産を開始した。同プロジェクトの投資額は２億６０００万ドル。昨年４月に建設を開始。来年５月には二期工事が完了し、年間生産能力は29万トンに達する見込み。 フェロバナジウム価格が２ヵ月連続で上昇 　中国では、フェロバナジウムの価格が２ヵ月連続で上昇し、現在はトン当たり148000―150000元となっている。五酸化二バナジウムの供給不足によりフェロバナジウムの価格が上昇。五酸化二バナジウムは最高で135000元に達し、フェロバナジウム価格は過去最高の160000元に近づいている。攀枝花鉄鋼集団のオファーは150000元。 上海先物取引所 １―９月 銅成約量は世界第２位 　上海先物取引所は、１―９月の銅先物取引が活発で、成約量は全世界の３分の１を占め世界第２位となった。

　本年１―９月、上海先物取引所の銅先物取引量は１億５９１５万６９５０トンに達し、全世界銅先物市場における成約量の33・23％を占めた。同期のロンドン金属取引所（ＬＭＥ）の成約量は２億９４０５万６３７５トンに達し、全体の61・40％を占めている。上海銅先物取引市場の国際影響力が強まる中、多くの国際機関は中国銅先物市場に進出し始めている。 包頭鋼鉄集団、１―９月の鋼材輸出・売上高が過去最高 　中国・包頭鋼鉄集団の１―９月の鋼材輸出量は約16万２０００トン、売上高は約７３００万ドルで過去最高となった。輸出品種は主に熱間圧延コイル、線材、継目無鋼管と丸形鋼などである。このうち、熱間圧延コイルの輸出量が75％を占めた。 北台鋼鉄集団、売上高・輸出額が大幅増加 　中国・北台鋼鉄集団の1―9月工業生産総額は152億元で前年同期比34.5％増、売上高は224億元で同63.5％増、輸出額は1億17万ドルで同211％増となった。

　同社は今年、棒材、線材、中広幅帯鋼、黒鉛球状鋳管の生産ラインを改良したが、今後は鋼板生産ラインの建設を計画している。同社は東北地区最大の建築用鋼材メーカー。 寧夏自治区、合金鉄プロジェクトの建設を停止 　寧夏自治区はこのほど、合金鉄プロジェクトの建設許可を停止した。計画中の全てのプロジェクトは取り消しとなるか建設停止となる。すでに完成しているプロジェクトについては、国家と自治区の産業政策に適合すれば、引き続き生産することができる。一方、環境保護要求を満たせない企業については、電力停止処分となる。

　同措置により、寧夏自治区は合金鉄メーカー14社（電気炉33基、計21.84万KVA、年間生産能力が16万トン）を閉鎖し、また、建設中の合金鉄プロジェクト5件（電気炉が7基、計7.38万KVA、生産能力が5万トン）を停止した。 元通珪業のメタルシリコン粉プロジェクト建設開始＝中国最大のメーカーへ 　浙江省開化県の元通珪業公司はこのほど、年間生産能力５万トンのメタルシリコン粉のプロジェクトが建設を開始したと発表した。同プロジェクトの一期投資は3600万元で、2005年9月に完成する予定。同プロジェクトの完成後、元通珪業公司のメタルシリコン粉の年間売上高は3.5億元に達し、中国最大のメタルシリコン粉メーカーとなる。 フェロ・シリコン価格が大幅下落 　中国では、フェロ・シリコン価格が大幅に下落している。西北地区の75＃フェロ・シリコンの出荷価格は国慶節連休前よりトン当たり約500元下落し5200元前後。輸出価格（FOB）もトン当たり650ドル前後に下落し、一部の企業は630ドルで販売している。フェロ・シリコンの国際市場が低迷しているため、価格の下落を促進した。 天津港1―9月の鋼材輸出　前年比61・8％増 　中国・税関統計によると、2004年1―9月、天津港の鋼材輸出量は約186万9000トンで前年同期比61・8％増、輸出額は約11億1000万�jで同94・4％増となった。このうち、普通一般貿易輸出量は同83・7％増の約165万2000トンで、天津港の全鋼材輸出量の88・4％を占めた。

　輸出品種は主に棒材と鋼管部品。棒材輸出量は約56万8000トンで同10％増。鋼管部品は約25万6000トンで同31・7％増。平均輸出価格はトン当たり595・9�jで同20・2％上昇。主に米国、韓国、シンガポール、イタリア、カナダに輸出し、これら５カ国向けの輸出量は天津港の全鋼材輸出量の54・4％を占めた。 五鉱鋼鉄、鋼材取引・加工配送センター完成＝年間取引100万トン 　中国五鉱集団系の五鉱鋼鉄公司が建設していた五鉱鋼材交易市場と加工配送センターがこのほど完成した。同センターは天津市東麗区に位置しており、年間加工能力が10万トン、年間市場取引能力は１００万トンである。 武漢鋼鉄集団 1月―9月利益 大幅アップ 　武漢鋼鉄集団の1月―9月の銑鉄生産量は634万6200トンで前年同期比6・18％増、粗鋼は646万5400トンで同4・42％増、鋼材は609万7200トンで同32・86％増となった。　売上高は271億2500万元で45・44％増、利益は46億2200万元に達し191・79％増と大幅アップとなった。本年、同社の年間売上高は約380億元、利益は約60億元以上に達する見通し。 上海自動車部品センター・プロジェクトの建設を開始へ 　上海自動車部品グローバル購買センター・プロジェクトの建設を開始する。全国の自動車部品の流通と情報交流センターとなる。同プロジェクトの投資額は5億元で、2006年に完成する予定。最初の3年は、年間平均売上高が15億元に達する見通し。

　昨年12月に、中国自動車工業協会、上海国際自動車城、米PAC集団は、上海自動車部品グローバル購買センターの建設についての協議を締結している。 中国 ステン生産、内需カバー予想 　中国のステンレス生産能力は今後、国内需要を満たすことができると予測されている。中国のステンレス生産能力は２００７年までに年間９６３万トン、生産量は年間６３０万トンに達し、ステンレス消費量は、05年は５５０万トン前後、10年には６５０万トンに達すると見込まれている。本年１月―８月のステンレスの生産量は99万７０００トンで、消費量の41・８％を占めた。

　また、中国の00―03年ステンレス消費量は29％増加。本年上半期の消費量は約２０８万９０００トンで前年同期比０・66％増加した。03年の中国のステンレス消費量は４２０万トンで、輸入量が約２９６万トン。中国は世界最大のステンレス消費国である。 中国の鉄鋼・非鉄金属産業の利益増加幅が減少 　中国の鉄鋼・非鉄金属産業の利益増加幅が減少傾向にある。2004年1―8月、鉄鋼業の利益は610億元で前年同期比61・9％増、増加幅は1―7月に比べ9・3％減少した。非鉄金属産業の利益は172億元で同83・5％増、増加幅は８％減となった。

　1―8月の全国営企業と年間売上高500万元以上の非国営企業の利益は7045億元で前年同期比38・5％増。 重慶鋼鉄集団、西部地区最大の金型鋼・鉄骨製造センターを計画 　重慶鋼鉄集団は本年、18億元を投資し中国西部地区最大の金型鋼と鉄骨製品の製造センター建設を計画している。場所は長寿晏家工業園。２０１０年には、金型鋼と鉄骨製品の年間売上高は60億元、利益は４億元を見込んでいる。 韓国世運Ｇの子会社、大連でカラー塗装鋼板ライン試運転 　韓国世運グループの子会社である大連世運鋼板有限会社はこのほど、カラー塗装鋼板生産ラインの試運転を開始した。同社は大連開発区に位置し、敷地面積は５万平方メートルで、一期の生産能力は７万トン。製品は主に建築、家電向けで、一部は輸出されるが、大半は中国国内で販売する予定。 上海・博思格鋼鉄、プレハブ鉄骨生産拡大へ設投 　博思格鋼鉄公司（本社＝上海市）は、天津博思格巴特勒プレハブ鉄骨工場の生産能力を拡大するために600万ドルの設備投資を計画している。同プロジェクトは2005年末の完成を予定している。また同社は、蘇州市でめっき鋼板とカラー塗装鋼板の生産ラインを建設している。　博思格鋼鉄は、従業員は約1300人で、オーストラリアとニュージーランド向けに鉄鋼製品を供給している。 武漢鋼鉄の鋼材輸出、１−８月20万トン超＝04年総額見通し３億ドル 　中国・武漢鋼鉄集団の１―８月鋼材輸出量は20万５０００トンに達し、累計輸出額が８４４７万ドルとなった。本年の鋼材輸出総額は過去最高の３億ドルに達する見通し。

　同社は以前、輸出製品のほとんどが板ビレットで付加価値も低かったが、第２熱延工場が稼働したこで圧延能力も高まり、鋼材の輸出量は増加している。同社は主に熱延コイルを輸出している。 中国・鋳物輸出、伸び鈍化＝低品質・生産率に課題 　中国は1980年から鋳物を輸出し始め、その後、新興鋳管集団、済南●徳公司、杭州申達公司などの大手輸出企業の躍進により、02年には、輸出量は153万トンに達した。中国の鋳物輸出はここ数年、ある程度は発展したが、その成長速度は遅い。

　中国の一部の鋳物製品は国家標準とＩＳＯ標準を満たしているが、ユーザーの品質要求を満たしていないため、国際市場競争力が弱い。中国は主に低中級品を輸出しており、製品では各種パイプ、放熱器が36％を占めている。

　また中国では、年間生産能力2000トン以下の鋳造工場が半分以上を占め、１万トン以上は200―300社。企業の平均生産能力は、日本企業が6000―7000トンであるのに対し、中国は800トン程度。また、日本の生産率が１人当たり年間140トンであるのに対し、中国は約20トンとなっている。

●は王へんに攵 河南安陽永興、年産100万トン中板生産ラインが年内稼働 　中国・河南安陽永興鋼鉄公司が15億元を投資して建設している３５００ミリ中板生産ラインが本年末までに生産開始する予定。これにより、同社の鋼板の年間生産能力が１００万トン、売上高が30億元増加する見通し。製品は主に、鉄骨用炭素鋼板と低合金鋼板、造船用鋼板、ボイラー用鋼板、自動車用鋼板など。同社は河南省安陽市の民営企業。 チタン・チタン合金製品―生産許可証制度実施へ 　中国政府は、低品質のチタン製品を減少させるために、２００５年よりチタンおよびチタン合金製品の生産許可証制度の実施を予定している。同制度が実施されると、チタン製品は銅管製品、アルミ製品に次いで、３番目の生産許可証が必要な金属製品となる。 広東地区の８月鋼材平均輸入価格、10年来の最高値 　中国・広東地区の鋼材平均輸入価格は２月のトン当たり522�jから値上がり続け、８月には704�jで２月より34・9％上昇し、10年来の最高値となった。前年同月の平均価格は529�j以下であった。

　広東地区の鋼材輸入の59・8％を台湾、日本、韓国が占めた。国家経済マクロコントロール政策の影響を受け、５月から広東地区の鋼材輸入量は減少しており、８月の輸入量は18・2％減の91万トンで、本年最少の月間輸入量となった。 杭州鋼鉄のコークス・プロジェクト、発展・改革委の国債プロジェクトに 　中国・杭州鋼鉄公司のコークス・プロジェクトがこのほど国家発展改革委員会の2004年省エネ省水資源総合利用国債建設プロジェクトとなった。同プロジェクトの計画投資額は1億4000万元で、コークスの生産能力と品質を高める。年間省エネ量は3万7942トン標準石炭に達する見通し。また、ボイラー燃焼により生じる大気汚染物質も削減できる。 独シーメンス社、中国・鉄鋼関連設備市場の開発強化 　独シーメンス社は中国の鉄鋼関連設備市場の開発を強化している。同社はこのほど、太原鋼鉄集団から4400万ドルの設備を受注、また武漢鋼鉄集団と渝中鋼鉄公司からは850万ユーロの設備を受注した。さらに近々、宝鋼集団、鞍山鋼鉄集団、唐山鋼鉄集団などとの契約を締結する予定。

　同社の中国における取引では、鉄鋼関連の自動制御分野が３分の２を占めている。 ８月鋼材輸入 19ヵ月ぶり200万トン割れ…輸出は過去最高 　中国では、8月の鋼材輸入量は186万トンで、2002年末以来の200万トン割れとなった。鋼材輸出量は140万トンで前月より４万トン増加し、月間輸出量では過去最高となった。ビレットの輸入量は7万トン、輸出量は47万トン。

　1―8月の鋼材輸入量は2215万トンで前年同期比10・9％減、鋼材輸出量は732万トンで同58％増。ビレット輸入量は355万トンで前年同期比16・8％増、輸出量は219万トンで同83・6％増。 亜瑞粉末冶金、年産１万トン粉末冶金部品の生産基地建設へ 　山西省亜瑞粉末冶金製品公司は、１億９６３０万元を投資し、年間生産能力１万トンの粉末冶金部品の生産基地建設を計画している。

　同計画では、年間生産高は３億５４２１万元となる見込み。建設は３期に分け、１期工事が竣工すれば、年間生産能力は４０００トンに達し、２期と３期では、年間生産能力はそれぞれ３０００万トン、生産高は１億１８４３万元と１億２１５２万元となる見通し。製品は自動車、電動工具などの業界に供給する。 シリコンマンガン輸出価格が上昇 　中国では、シリコンマンガンの輸出価格が上昇している。９月第２週のオファーが920―950ドル（トン当たり、CIF日本）であったが、第３週には1000ドルを超えた。

　今年６月のシリコンマンガンは小安く、７月―８月はトン当たり880―900ドル（トン当たり、CIF日本）で安定していたが、９月中旬から再度上昇し始めた。これは、中国国内の製鋼所の購入量増加と、ヨーロッパ市場の高騰によるもの。 河南安陽永興鋼鉄　15億元投資の中板生産ライン、年末までに稼働へ 　中国・河南安陽永興鋼鉄公司が15億元を投資して建設している３５００ミリ中板生産ラインが本年末までに生産開始する予定。これにより、同社の鋼板の年間生産能力が１００万トン、売上高が30億元増加し、従業員は１０００人の増員となる見通し。製品は主に、鉄骨用炭素鋼板と低合金鋼板、造船用鋼板、ボイラー用鋼板、自動車用鋼板など。同社は河南省安陽市の民営企業。 マイクロンスチール、中国から熱延コイル購入計画 　マレーシアのマイクロンスチール社は、日本の熱延コイル輸出量が減少するため、中国からの購入を計画している。同社はマレーシアの主要な冷延鋼板メーカーで、年間生産能力は20万トン。本年は17万トン生産の見通し。同社は熱延コイルの60％を輸入に頼っており、この内、日本から６万トン程度輸入している。 中国冶金建設集団、米ＬＥＯ社鋼板工場建設へ 　中国冶金建設集団はこのほど、ＥＰＣ（設計、購買、建設）方式でアメリカＬＥＯ社の熱冷延鋼板工場を建設するプロジェクトの協議を北京で締結した。中国企業が総請負でアメリカの工業プロジェクトを建設することは初めて。

　同プロジェクトの総投資額は８億25万ドル。圧延工場を２期に分けて建設する。１期の建設期間は24カ月で年間生産能力１５７万トンの熱延設備を建設。２期は21カ月で１００万トンの冷延設備を建設する。 唐山地区、環境汚染原因の鉄鋼企業取締り 　中国・国家環境保護総局は８月23日、唐山地区の環境汚染の原因となっている鉄鋼企業を厳しく取り締まることを発表した。

　国家環境保護総局は当面の措置として、唐山地区の環境保護要求を満足できない企業を休業させた。情報によると、すでに唐山豊南地区の福豊製鋼工場、群利製鋼工場、冀発製鋼工場、瑞豊製鋼工場、泰豊製鋼工場、粤豊製鋼工場、津豊製鋼工場、清泉製鋼工場、鵬程製鋼工場などが閉鎖されている。また、数多くのコークス工場も閉鎖された。

　今回の措置は非常に厳しいので、65トン以下の高炉と15トン以下の転炉は全て解体される。転炉は50トン以上なければ生産できない。数多くの企業が閉鎖したため、原料市場が変動。銑鉄、ビレットの価格は上昇している。鉄精粉は下落し始めた。コークスの価格は依然として高い。鉄精粉需要が減少しているため、在庫が大幅に増加する可能性が大きい。 湖南省株洲のインジウム工場生産停止＝国際インジウム価格上昇 　中国湖南省株洲市環境保護局は、環境汚染が著しい企業11社（うち、インジウム企業９社）に対し、8月31日までに生産停止を要求。このため、国際市場のインジウム価格がいっそう上昇している。４Ｎインジウムは9月にキロ当たり700ドル以上の過去最高価格に上昇すると予測されている。現在、すでに同640ドル以上となっている。

　インジウムの価格は、2002年10月から今年5月上旬まで上昇を続け、キロ当たり680ドルに達した。その後、需要量が減少したため、価格は下落したが、8月の初めに再度上昇していた。今後、株洲のインジウム工場が閉鎖されるため、インジウムの供給はより厳しくなる。 独ティッセン子会社、熱延帯鋼ラインの増設計画 　ドイツのティッセンクルップ子会社の上海克虜伯ステンレス公司は年間生産能力44万トンの熱延帯鋼酸洗生産ラインの建設を計画している。２００６年夏に生産開始する予定。オーストリアのアンドリッツ社が同生産ラインを供給する。 邯鄲鋼鉄集団、山西焦煤と戦略提携 　邯鄲鋼鉄集団はこのほど、山西焦煤集団と中長期戦略提携を締結した。２００５―10年の６年間、山西焦煤は邯鄲鋼鉄に合計５５０万トンの石炭を供給する。05年は55万トンで、以降は毎年増加、10年には１５０万トンに達する見込み。製品価格については、山西焦煤は邯鄲鋼鉄に優遇価格で提供する。双方は技術面、貿易面でも協力する。

　邯鄲鋼鉄集団は本年３月よりＢＨＰビリトン、中国五鉱集団、峰峰集団、山西焦煤集団など５社と戦略提携を締結している。 石炭在庫量が20年来最低＝電力・石油など不足 　国有資産委員会の情報によると、中国の石炭、電力、石油、運輸不足が短期間のうちに解決することは困難との見通し。現在、石炭在庫量は20来の最低レベルとなった。

　第３四半期、電力供給不足は約3000万ｋＷを超える可能性がある。石油製品の供給は依然として不足し、石油輸入量も引き続き増加。上半期、石油の輸入量は6102トンで、39.3％増。石油製品の輸入量は1985万トンで、56.6％増。鉄路運輸は非常に厳しい状態。 中国初の「万能Ｈ形鋼生産ライン」を開発＝天津市中重科学技術工程 　天津市中重科学技術工程有限公司はこのほど、中国で初めて「1070�_万能Ｈ形鋼生産ライン粗精圧延設備」を開発、同生産ラインが審査合格した。

　中国では、1990年代末よりＨ形鋼の生産ラインを建設してきた。馬鞍山鋼鉄は約20億元を投資し、また山東莱蕪鋼鉄集団傘下の万力形鋼は約10億元を投資してドイツと日本から大中型Ｈ形鋼生産ラインを輸入。04年の初めには、山東日照鋼鉄がイタリアからＨ形鋼の中古生産ラインを輸入した。しかし中国ではＨ形鋼の生産設備を製造することができなかったため、01年より、天津市中重科学技術工程はＨ形鋼生産ラインの開発を始めていた。 ７月粗鋼生産20％増＝鋼材は本年最高 　中国では、７月の粗鋼生産量は２１９８万７９００トンで前年同月比20・３％増、鋼材生産量は２４３２万５００トンで同18・５％増となり、本年最高となった。１―７月の粗鋼生産量は１億４６７３万７０００トンで前年同期比21％増、鋼材生産量は１億６１７８万６５００トンで同22・５％増となった。 武漢鋼鉄集団、江蘇省に50万トン鋼材加工配送センター建設 　武漢鋼鉄集団はこのほど、長江デルタ地区と中国華東地区での市場シェアを高めるために、江蘇省太倉市に太倉武鋼配送有限公司を設立した。同社は鋼材と鉱石の積み下ろし量が１０００万トン規模となる埠頭を建設し、また、50万トン鋼材加工配送センターを建設する。２００５年末に竣工する見通し。 太原鋼鉄集団、南アフリカに支社設立 　太原鋼鉄集団はこのほど、南アフリカに太鋼国貿（南アフリカ）有限公司を設立した。現在、太原鋼鉄集団の海外支社はドイツ、香港、アメリカ、南アフリカの４支社。

　太原鋼鉄集団のステンレスの生産規模は拡大しているが、中国ではクロム鉱が不足しているため、90％以上を輸入している。クロム鉱は80％以上が南アフリカに分布しており、同国は世界最大のフェロクロム輸出国となっている。太原鋼鉄集団南アフリカ公司の設立はクロム資源の仕入れに有効となる見込み。 大手鉄鋼集団４社の鋼板生産量が増加 　資源大手の英アングロ・アメリカン社はこのほど、陜西省石炭鉱地質勘探局と協議を締結、楡神西湾露天石炭鉱の調査を開始する。中国で初めての中外協力石炭調査、採掘プロジェクトとなる。

　楡神西湾露天石炭鉱は約80平方キロメートル。陜西楡神鉱区一期プロジェクトで、年間８００万トンの特大型露天石炭鉱区を建設する。 大手鉄鋼集団４社の鋼板生産量が増加 　04年1―6月の上海宝鋼集団公司、鞍山鋼鉄集団公司、武漢鋼鉄(集団)公司、攀枝花鋼鉄(集団)公司など大手鋼鉄集団４社の鋼板生産量は中国全生産量の約38％を占め、前年同期比19.3％増となった。また、同４社の薄板生産量は全体の61％を占め、前年同期比14.3％増となった｡ 中国、チタン材の輸入と生産管理を強化 　中国はチタン材の密輸を防止し、かつチタン材の生産経営を整理して中国チタン工業を発展させるために、国家経済貿易委員会、対外経貿部、税関総署などの７部門が共同で「チタン材の輸入管理強化と生産経営秩序の整理に関する通達」を発表した。内容は以下の通り。

　(1)チタン材の輸出管理を強化する。チタン材、フェロチタン合金、フェロチタン合金のスクラップを重要な輸入品として管理し、税関の検査を強化する。チタン材、フェロチタン合金を商品検査の対象に入れ、国家出入境商品検験検疫局がチタン材の輸入を検査する。

　(2)チタン材の加工管理を強化する。チタン材の生産企業に対し生産許可証制度を実施する。許可証のない企業・個人はチタン材を生産・加工できない。

　(3)チタン材の市場流通秩序を整理する。政府はチタン、チタン材、フェロチタン合金、フェロチタン合金スクラップの購入・販売を統一管理する。 メタルシリコンの輸出価格が上昇 　中国では、電力供給が不足しているため、メタルシリコンの生産量が減少している。また、８月１日より電気代が値上がりし、メタルシリコンの生産コストが増加。輸出価格はこの一週間でトン当たり70ドルほど上昇した。

　中国のメタルシリコン（553）の輸出価格（FOB）はトン当たり1030―1040ドル（７月30日時点では同960ドル）。８―９月は、電力が不足すると予測され、メタルシリコンの価格は上昇する見通し。

　メタルシリコン生産コストの60―70％を電気代が占めている。８月１日より、貴州省、吉林省、四川省、内モンゴルなどメタルシリコンの産地の電気代が0.02―0.05元／kW時上昇している。 貴州省、一部の合金鉄企業に生産停止の措置 　貴州省環境保護局によると、合金鉄業界による環境汚染を改善するために、紫雲光大合金有限責任公司、玉屏金鵬鉄合金廠などの汚染物排出基準値を超える企業に対して生産停止の措置をとった。本年末までに国家環境保護要求を満足できない場合は、法律に基づいて閉鎖される。

　03年より、貴州省の合金鉄の生産能力は急増。電気炉200基が増設された。これらの多くの電気炉には環境保護設備が完備されていない。 太原鋼鉄集団、オリンピックプロジェクト入札資格を取得 　太原鋼鉄集団はこのほど、北京建設委員会に11種製品を登録し、オリンピック大会建設用鋼材入札募集資格を取得した。同社が入札資格を取得した製品は、ステンレス冷延鋼帯、ステンレス熱延鋼板、ステンレス冷延鋼板、ステンレス継目無鋼管、ステンレス溶接管、ステンレスワイヤロッド、熱間圧延炭素構造ワイヤロッド、熱間圧延異形棒鋼、低合金鋼板、冷間圧延優質炭素構造用鋼など。 邯鄲鋼鉄集団の冷延薄板プロジェクト、04年末に稼働へ 　邯鄲鋼鉄集団の冷延薄板プロジェクトは2004年12月20日に生産開始する見通し。同プロジェクトは03年4月20日より建設を開始。年間生産能力は130万トン、投資額約43億2000万元である。 山西省太原市で初の石炭メーカー倒産 　山西焦煤集団白家庄砿（有限公司）がこのほど倒産した。山西省太原市の石炭業界では初めての倒産となる。同社は旧・西山鉱務局白家庄砿で、従業員4169人。

　白家庄砿は1934年に生産開始。現在は、資源が枯渇しつつあるため、採掘が困難になり、生産コストも高くなっていた。ここ数年は赤字経営で、02年末には赤字金額が8000万元以上になった。資本約1億3600万元に対し、債務が約1億7300万元で、資産負債率が127％となる。 武漢鋼鉄集団合金鉄、４万トンのマンガン系合金鉄プロジェクト 　武漢鋼鉄集団の武漢鋼鉄集団合金鉄公司はこのほど、武鋼森泰通山冶金公司に3364万元の追加投資を行い、マンガン系合金鉄プロジェクトを建設する。

　武鋼森泰通山冶金公司は武漢鋼鉄集団合金鉄公司の新しい合弁会社で、湖北省通山県に位置する。マンガン系合金鉄の年間生産能力は4万トン、建設期間は６ヵ月、総投資額は1億120万元である。武漢鋼鉄集団合金鉄公司は47・8％の株を所有。投資の回収期は５年９ヵ月の見通し。 江蘇省南通港の鉄鉱石、輸入量増加となるも品質低下 　江蘇省南通港１―６月の鉄鉱石輸入量は約266万トンで前年同期比116％増、輸入額は約1億2000万�jで同489％増となった。このうち、南通検験検疫局による検査の結果、不合格品は136万トンで、5674万�j分。不合格率は52％に達した。

　南通の鉄鉱石は主にインド、南アフリカ、オーストラリアからの輸入。インドから輸入された鉄鉱石は全て鉄鉱粉で、輸入量は約110万トン、輸入額は約5414万�j。 馬鞍山鋼鉄集団、04年上半期の輸出入 大幅増 　今年上半期の馬鞍山鋼鉄集団の輸出入額は約3億6500万�jに達し、前年同期比20％増。今年の年間輸出入総額は2003年の6億3300万�jを超えると予測されている。

　上半期のＨ形鋼、異形棒鋼、線材、中板などの輸出量は約13万4600トンで、前年同期比33％増。輸出価格が上昇したため、輸出額は約5500万�jで、前年同期比111％増。このうち、Ｈ形鋼は約2084万�j、異形棒鋼は約1305万�j、線材は約1170万�jで、前年同期比154%増。

　また、同社の今年の鉄鉱石輸出量は約920万トンに達し、03年より倍増する見込み。上半期では、鉱石の輸入量は約390万8300トンで、前年同期比48%増。同社は３月に武漢鉄集団、唐山鋼鉄集団、沙鋼集団とオーストラリアBHP社などと威拉拉公司を設立。同合弁会社は毎年、上記４社に1200万トンの鉄鉱石を供給する。契約期間は25年。 04年上半期の自動車製品輸入額　29％増 　今年、中国の自動車および部品の輸入額が大幅に増加している。1―6月の輸入額は約86億8000万�jに達し、前年同期比29％増。このうち、自動車の輸入量は6・7％増で、自動車部品の輸入伸び率が車の輸入伸び率を超えた。ＷＴＯ加入の承諾による04年自動車・部品の輸入割当額は104億�jである。 内モンゴル地区でメタルシリコンが不足 　中国では、電力供給が不足しているため、内モンゴル地区のメタルシリコンの供給が不足している。多くの工場は生産を停止するか、品種を変える。同地区のメタルシリコン価格は上昇し、南方地区よりトン当たり300―500元高い。 河北省の支柱産業＝鉄鋼産業事情 　河北省は中国最大の鉄鋼大省である。同省には工業系の大型企業が76社あり、このうち鉄鋼企業が14社と約５分の１を占めている。また、工業系の大型企業上位20社では、鉄鋼企業が２分の１を占めている。鉄鋼産業は河北省の支柱産業となっている。しかし、河北省の鉄鋼産業には依然として大きな問題がある。

　（１）河北省の鉄鋼業は、投資が分散し、企業規模が小さい。中国の大型鉄鋼企業60社の約４分の１（14社）が河北省に集中している。2002年、河北省の大型鉄鋼企業の売上高は470億元。10％の年間伸び率で計算すると、05年、同省の鉄鋼売上高は630億元程度。上海宝鋼の05年の目標は1200億元に達する。つまり、全国の大型鉄鋼企業の４分の１を占める河北省14社の売上高は上海宝鋼の半分に相当する。

　（２）製品の技術と付加価値が低い。河北省の鉄鋼企業の製品は主に異形棒鋼と線材、小形鋼、帯鋼などで、薄板の生産量が小さい。 石炭トラック輸送費、34.8％上昇 　中国は大規模な道路輸送の整理を行っている。中国の重点運輸企業20社の報告によると、6月20日、全国のトラック平均運賃は0.67元／tkmで26.83％上昇。石炭の運賃は0.57元／tkmで34.8％上昇した。 邯鄲鋼鉄集団、ＢＨＰビリトンと鉄鉱石の長期契約締結 　邯鄲鋼鉄集団はこのほど、ＢＨＰビリトンと長期的な鉄鉱石供給の契約を締結した。２００４年―11年、ＢＨＰビリトンは邯鄲鋼鉄集団に年間２００万トンの鉄鉱石を供給する。邯鄲鋼鉄集団は本年３月にもオーストラリア企業と10年の鉄鉱石供給の契約を締結している。

　ＢＨＰビリトンは中国に進出している最大の資源供給会社のひとつ。鉄鉱石生産能力が１億トン以上で、中国向けの鉄鉱石輸出量は約３５００万トン。邯鄲鋼鉄集団の鉄鉱石の年間需要量は約８００万トンで、このうち、約65％を輸入している。 邯鄲鋼鉄、12万トンカラー鋼板ライン試運転 　邯鄲鋼鉄集団はこのほど、12万トンカラー塗装鋼板の生産ラインの試運転に成功した。技術は韓国ＰＯＳＣＯから導入した。年間生産能力は12万トン、投資額は約１億２０００万元。製品規格は厚さ０・25―１・５ミリ、幅９００―１３５０ミリ。製品は建築・家電メーカーに供給する。また、同社はカラー塗装鋼板の生産ライン１基を新たに建設している。 鉄鉱石価格、大幅上昇 　中国では、鋼材価格が上昇しているため、鉄鉱石の購買を開始した。鉄鉱石の価格は大幅に上昇しており、鉄精粉の現物価格はトン当たり550―600元（同66―72�j）になっている。６月は同500―520元であった。中国はインドから大量の鉄鉱石現物を輸入している。現在、インドの鉄鉱石輸出価格はCIFトン当たり55―60�jで、先月より同3―5�j上昇した。鉄の含有量63・5％の鉄鉱石の輸出価格はCIF同58―60�jである。 華菱鋼鉄集団、１―５月売上高65％増 　華菱鋼鉄集団の1―5月売上高は約84億元で前年同期比65・66％増、利潤が約4億6000万元で前年同期比35・97％増加した。

　華菱集団は1997年に創立。約150億元を投資し、積極的に高付加価値製品を生産しており、その生産量は全生産量の78％以上を占める。製品は主に薄板、継目無鋼管、高級線材などである。また、傘下企業の衡陽鋼鉄公司は発電所用高圧ボイラー用パイプ、自動車用パイプでシェアトップ。 四川省攀枝花鋼鉄集団のレール供給、上海鉄道の96%占める 　四川省攀枝花鋼鉄集団新鋼●公司は2000年―03年、上海鉄道局に年間約5万トンのレールを供給し、上海鉄道局の総使用量の96・75%を占めた。同社のレールは上海市地下鉄にも使用された。同社の製品はインド、ベトナムなどの国へ輸出されており、レールの輸出量は中国最大である。

　●はカネヘンに凡 広西柳州鋼鉄、1―5月生産量が大幅増加 　広西柳州鋼鉄集団公司の1―5月の銑鉄生産量は約106万トンで前年同期比34％増、鋼材は約99万トンで同32％増となった。また、1―5月の売上高は約38億4000万元で前年同期比79％増、利潤が約3億8000万元で同51％増加した。 華北地区の鉄鋼メーカー、線材・異形棒鋼の価格会議 　華北地区の鉄鋼メーカーはこのほど、鋼材の市況と価格の制定に関する会議を開催した。首鋼集団、唐山鋼鉄集団、宣化鋼鉄公司、承�ｺ鋼鉄公司、邯鄲鋼鉄公司、包頭鋼鉄集団などが参加し、線材と異形棒鋼の市場を分析した。線材と異形棒鋼の市場価格が大幅に上昇・下落し、価格が不安定になると、長期的な発展に影響を与えることを確認した。各社は鋼材の価格制定と、供給不足の製品について早急に補充するようことで合意した。 宝鋼股フェン、第２高炉のエネルギー消費量が最低レベルに 　宝鋼股●有限公司はこのほど、同社の第２高炉のエネルギー消費量が最低レベルに達したと発表した。銑鉄１トン当たりの生産平均エネルギー消費量は標準石炭372・79�sとなった。

　●はニンベンに分 湖北冶鋼、30万トンダクタイル鋳鉄管・コークス生産ライン稼働 　湖北冶鋼集団はこのほど、30万トンダクタイル鋳鉄管と30万トンコークスの生産ラインを稼働させた。 　湖北冶鋼集団は6億元を投資し、華鋼公司の工場建物を利用して30万トンのダクタイル鋳鉄管の生産ラインを建設した。同社は中国国内で第２位の鋳鉄管メーカーとなる。 湖北省・鄂城鋼鉄、高品質製品の生産強化 　湖北省の鄂城鋼鉄集団公司は、小中規模の鉄鋼メーカーが生産できない高品質の鉄鋼製品を重点的に生産することを計画している。同社は10億元を投資して電気炉と高品質鋼および特殊鋼の生産ラインを増設。15種類の高品質鋼と特殊鋼を開発した。２００３年、高品質鋼の生産量は約32万トンで、同社の全生産量の15・８％を占めた。本年、高品質鋼の生産量は60万トンに達し、同社の全生産量の25％を占める見込み。 沙鋼集団、国際市場を積極開拓 　江蘇省の沙鋼集団は、中国国内の鋼材価格が下落しているため、積極的に国際市場を開拓している。3月末から5月までの鋼材とビレットの輸出量は約8万1800トンで、輸出額は約3800万�jとなっている。同社は異形棒鋼と線材を韓国、カナダ、日本へ輸出している。4月、5月には韓国へビレットをそれぞれ1万トン輸出。最近では、韓国からビレット２万トンを受注。また、国際市場から線材1万4000トンを受注している。 重慶市、大型石炭企業集団を設立 　四川省重慶市は石炭工業局を廃止し、石炭関連企業約20社を統合して石炭企業集団を設立する。統合される約20社の年間生産高は約20億元、年間生産能力は、約１０００万トン。 　２００６年には、石炭供給は約１０００万トン不足する見通しで、大型石炭企業を設立することで、石炭生産量を調整しやすくし、発電用石炭の供給不足の解消を見込んでいる。 コークス汚染深刻化＝生産急増が影響 　中国では、コークス製造による環境汚染が深刻化している。コークス製造では、大量の粉塵や一酸化炭素などが排出される。中国コークス産業協会の統計によると、トン当たり約４００立方メートルの一酸化炭素が発生する。また、工場の廃水には大量の有毒物質が含まれ、地下水を汚染する。

　２００３年１―９月、世界のコークス生産量１億８００トンのうち、中国の生産量は約70％占めた。また、価格上昇とともに、コークス企業への投資ブームが起こった。山西省経済貿易委員会の統計によると、03年、同省の生産能力は８０００万トンで、02年より35％以上増加した。建設中のプロジェクトを含めて、同省の生産能力は１億５０００万トンに達すると予測されている。同省のコークス製造による排気ガスは全体の40％、廃水排出量は全体の30％を占めた。 国際金融公社、コークス生産会社・安泰に7000万�jを融資 　世界銀行傘下の国際金融公社（ＩＦＣ）はこのほど、山西省のコークス生産会社の安泰集団に7000万�jを融資することで調印した。安泰集団は同省北部にコークス工場を建設する予定で、完成後には、コークスの生産能力は100万トンに達する見込み。国内市場のほか、海外にも輸出する計画。 山東省・莱州市鉄鉱山の競売、同省の過去最高額を記録 　山東省煙台市国土資源局はこのほど、莱州市西鉄埠当鉱区の鉄鉱山採掘権の競売を開催した。最終入札価格は、同省では過去最高の3800万元となった。競売の対象となった鉄鉱山は面積150平方�b、採掘深度は地上15�bから地下300�b、採掘期間は12年。埋蔵量は鉄鉱石312万2800トン、硫黄鉱が28万6000トンと見込まれる。 鉱産物資源が不足＝銅・鉄・マンガンなど 埋蔵量も減少 　中国では鉱産物資源が不足してきている。中国の主要な鉱産物45種のうち、２０１０年の需要に満足できるのは24種しかなく、２０２０年には６種となる。特に石油、石炭、銅、鉄、マンガン、クロムの埋蔵量が減少している。

　政府は鉱産物資源の調査を強化し、より多くの埋蔵鉱産物の探鉱に取り組む。中国は政策を制定し、外国資金などによる鉱産物資源の調査と採掘を奨励する。

　１９９８年より、民間の地質調査の件数が政府による地質調査の件数を超えた。民間の地質調査の発展により、４２１カ所の鉱産物産地を発見した。特に西南地区の金沙江、瀾滄江と怒江地区で銅、鉛、亜鉛、マンガン、ボーキサイト、錫、タングステン、金、銀などの資源を発見。天山東部地区と雅魯藏布江などの西部鉱区では大・中規模の銅鉱を発見した。

　引き続き民間による鉱産物調査を促進するため、第１回「探鉱者年会」が６月に北京で行われる。 中国・石炭在庫量が減少＝4月末、20年ぶりの最低レベル 　中国では、1―4月の石炭の在庫量が減少した。4月末の在庫量は約9800万トンで、20年来の最低レベルとなった。前年同期より約2315万トン減少。通常、在庫量が1億8000万トン以上あれば、石炭の供給量が需要量を超える。在庫量1億3000万トンで、供給量と需要量はバランスを取る。在庫量1億トン以下であれば、供給不足となる。 邯鄲鋼鉄と峰峰集団が戦略提携 　邯鄲鋼鉄集団と峰峰集団有限公司はこのほど、中長期の戦略提携の協議を締結した。協議に基づき、2004―08年の間、峰峰集団は邯鄲鋼鉄に450―500万トンの石炭を供給する。平均年間供給量は90―100万トンである。一方、邯鄲鋼鉄は峰峰集団に安い価格で鋼材を供給する。 南通港の鉄鉱輸入、６割が不合格品 　中国・南通港の04年1―4月の鉄鉱輸入量は約137万3000トン、輸入額は約4759万4000�jであった。このうち、南通検疫局が検出した不合格品は約80万7000トンで、輸入額が約2418万4000�jであった。内訳は、インドからの輸入が約78・9％、オーストラリアから約15・8％、南アフリカから約5・3％。不合格品は主に規格外の水分量、鉄の含有量が低い、契約とは異なる寸法、などであった。 ４月の中国・自動車生産量、前月比6.28％減 　中国自動車工業協会の統計によると、4月の中国の自動車生産量は約53万1700台で前月比6・28％減、販売量は49万7900台で前月比8・24％減となった。このうち、乗用車の生産量は約24万3300台で1・37％減、販売量は約22万100台で前月比2・72％減となった。

　1―4月累計生産量は約183万1400台で前年同期比27・74％増。累計販売量は約177万5700台で前年同期比28・62％増。このうち、乗用車の累計生産量は82万200台で42・6％増、販売量は78万7200台で前年同期比42・82％増となった。

　1―4月販売量が10万台以上の自動車メーカーでは、上海大衆自動車集団は31万2900台、長春第一自動車は約31万1700台、東風自動車は約17万9800台、長安自動車は約17万7200台、北汽は約17万6400台。上記5社の1―4月累計販売量は約115万8000台で、全体の65・21％を占めた。 １―４月天津港の鋼材積み下ろし量、大幅増 　天津税関の統計によると、1―4月、天津港の鋼材の積み下ろし数量は約445万3200トンで前年同期比33・69％増となった。このうち、鋼材の輸入量は約65万7295トンで前年同期比3・3％減少した。鋼材の輸出量は約34万3239トンで前年同期比19・25％減少した。天津港の輸出品種は異形棒鋼、コイル、線材、ビレットで、輸入品種は鋼板、鋼管である。 １―４月中国の自動車輸入量、6.3％増 　税関の統計によると、１―４月の中国の自動車輸入量は約6万4997台で前年同期比6.3％増、輸入額は約20億2200万�jで前年同期比26・5％増となった。

　乗用車の輸入量が２分の３を占め、約4万3544台で前年同期比27・6％増、輸入額は約12億3600万�jで前年同期比50・3％増となった。１―４月の平均輸入単価は2万8000�jを超えた。 重慶鋼鉄、広州広船・広州文沖造船所と造船用鋼板で戦略同盟 　重慶鋼鉄集団はこのほど、広州広船国際有限公司および広州文沖造船所有限公司と造船用鋼板の供給に関する戦略同盟を結んだ。協議によると、重慶鋼鉄は広州広船国際と広州文沖造船所の特殊ユーザーとして、造船用鋼板の市場供給が厳しくても、この2社の需要に優先的に供給する。また、この造船所2社は、市場価格がどのように変化しても、重慶鋼鉄の製品を優先的に購入しなければならない。 四川攀枝花鋼鉄、重レール、熱延鋼板などを強化 　四川攀枝花鋼鉄集団新鋼●公司はこのほど、本年は売上高100億元以上をめざし、重レール、熱延鋼板、バナジウム製品を強化すると発表した。

　同社によると、形材製品の技術レベルは低く、板材の附加価値が高いため、形材の生産を減らし、板材の生産を拡大する。同社の板材製品は主に熱延鋼板で、年間生産能力は約300万トンである。また、同社は中国最大の重レール生産基地で、03年の生産量は約42万トンで、国内市場の３分の１以上を占めた。バナジウム製品の生産量は中国市場の80％を占める。バナジウム窒素合金の一期拡建工事が完了し、年間生産能力は300トンから1300トンまで高まった。

●は、かねへんに凡 建築用鋼材、大幅下落 　中国の建築用鋼材の価格は大幅に下落した。北京市場の下落幅は最大で、鋼材在庫量は大幅に減少した。

　5月15日発表の統計によると、5月の北京の建築用鋼材の在庫量は約40万5700トンで、4月の70万9700トンより大幅に減少し、前年同時点の25万6200トンより増加した。 　線材の在庫量は約7万4900トンで、4月の18万8200トン、前年同時点の12万5000トンより減少した。異形棒鋼の在庫量は約33万800トンで、4月の52万1500トンより減少し、前年同時点の13万1300トンより増加した。 ５月下旬　銑鉄が値下がり 　5月下旬、中国の銑鉄価格は値下がりしている。各地区の銑鉄価格は次の通り。

河北地区の製鋼用銑鉄の価格がトン当たり1600―1750元で、5月中旬より同100―150元下落した。鋳造用銑鉄は同2100―2150元である。

山東地区の製鋼用銑鉄はトン当たり約2100元で、同約300元下落した。鋳造用銑鉄は同約2500元である。購買量が少ないため、一部の製鉄工場は生産停止か、メンテナンスをしている。

山西地区の製鋼用銑鉄の出荷価格はトン当たり約1850元である。依然、輸送が難しい状況。製鉄工場の在庫は増加した。工場は減産あるいは生産停止した。

東北地区の銑鉄価格はトン当たり300―400元下落した。現在、遼寧地区の製鋼用銑鉄は同2000―2100元、鋳造用銑鉄は同2200―2300元である。

華東地区の銑鉄価格は大幅に下落した。製鋼工場の銑鉄購買価格はトン当たり1850―2100元で、同200―300元下落した。一部の建築鋼材メーカーは購買を停止している。鋳造用銑鉄は同約2650元である。

北方の中小型製鋼工場は生産量を減らしているため、銑鉄の需要量が減少した。南方の製鋼工場の銑鉄在庫量は多い。 ５月下旬　スクラップ、徐々に安定 　５月の中国の鉄スクラップは下落したが、５月下旬、徐々に安定しつつある。製鋼工場のスクラップ在庫量は多い。各地区の鉄スクラップ価格は次の通り。

　華東地区：価格は安定している。江蘇省の重型スクラップ（厚さ≧6mm）の価格はトン当たり約1600元、中型スクラップ（厚さ≧4mm）は同約1450元である。浙江省杭州地区の重型スクラップは同約1680元、中型スクラップは同約1600元である。山東省のスクラップ価格は高く、青島地区の重型スクラップは同約1800元である。

　東北地区：重型スクラップの価格はトン当たり約1450元である。北台製鋼廠の重型スクラップ（厚さ≧10mm）の購買価格は同約1700元、中型スクラップ（厚さ≧4mm）は同約1200元である。遼寧特殊鋼公司の重型スクラップ（厚さ≧6mm）の購買価格は同約1580元。遼寧凌源鋼鉄集団の重型スクラップ（厚さ≧6mm）の購買価格は同約1650元である。 ５月のコークス　上海価格８％上昇 　５月の上海市場、２級製鋼用コークスの価格がトン当たり１４００元を超え、４月下旬の価格より８％上昇している。

　上海とその周辺地区の鉄精鉱粉、銑鉄、鉄スクラップの価格は大幅に下落したが、コークスの価格は下落しておらず、供給も不足している。山西地区のコークス価格はやや下落したが、輸送能力が不足しているため、上海とその周辺地区の製鋼工場はトラック輸送しており、コスト増となった。二級製鋼用コークスの工場渡し価格がトン当たり約１５００元に達している。また、華東地区の新高炉が生産を開始したため、製鋼用コークスの需要量が増加している。

　上海宝鋼集団のコークス年間需要量は１０００万トン以上であるが、上海地区のコークス生産量は１８０万トン程度で、宝鋼集団への年間供給量は60万トンしかない。 馬鞍山鋼鉄、7400万元投じ生産拠点を建設 　馬鞍山鋼鉄集団鋼構造分公司はこのほど、投資額７４００万元の生産基地を馬鞍山市開発区で建設開始した。建築面積は約２万３０００平方メートル、年間加工量は約３万トン。本年10月末に生産開始する計画で、同社の年間生産能力は５万トンになる見込み。 吉林省最大規模の鋼材市場を建設 　中国は吉林省最大規模の東泰鋼材建材大市場の建設を開始した。同鋼材市場には鞍山鋼鉄集団、首鋼集団、通化鋼鉄公司、本溪鋼鉄集団などが進出する予定。年間取引額は１００億元に達する見込み。

　敷地面積は約10万平方メートル、建築面積は約８万平方メートル。投資額は約２億元。 江蘇省の鉄スクラップが下落 　4月中旬、中国江蘇省の鉄スクラップの販売量が減少し、価格は下落した。江蘇地区製鋼工場の重型スクラップ（厚さ6�_以上）の購入価格はトン当たり2000―2050元で、4月10日より同50―100元下落した。製鋼工場の在庫量は十分で、一部工場では買い入れをストップした。中国江蘇省のスクラップ販売価格は中国で最も高い。 杭州市蕭山で大型鋼材物流センターを建設 　中国は杭州市蕭山で年間販売量が600万トン、販売額が200億元となる大型鋼材物流センターを建設する。年内に建設を開始し、05年末までに一期工事を終え経営開始する見込み。07年には全て完成する見通し。

　蕭山は杭州市の東南部に位置し、金属製品メーカーが600社、鉄骨メーカーが130社ある。工業用鋼材と建築用鋼材の年間需給量は約140万トンである。鋼材消費量は周辺の紹興、金華、寧波地区などよりも多い。 山東泰山鋼鉄、中国第２号の熱延中広帯鋼ライン完成 　山東泰山鋼鉄集団はこのほど、華東地区初となる９５０ミリ熱延帯鋼の製造ラインが完成したと発表した。中国国内では第２号となる国産熱延中広帯鋼製造ラインである。投資額は６億２０００万元。幅３５０―８００ミリ、厚さ１―10ミリの熱延炭素帯鋼、熱延低炭素帯鋼、熱延低合金高強度熱延帯鋼の年間生産能力は80万―１００万トンである。 中升鋼鉄、30万トンステンレスビレット生産へ 　河南省林州市の中升鋼鉄公司は、30万トンステンレスビレットの生産を10月から開始する見通し。年間売上高は40億1600万元に達する見込み。

　また、2005年にはステンレスビレット38万6000トン、ステンレス継目無鋼管を30万トン生産できる２期工事を計画している。年間売上高は100億6000万元に達する見込み。投資額は19億9000万元。ステンレス異形管の生産量が全国生産量の４分の１を占めると予測されている。 済南鋼鉄 第１四半期、鉄鋼製品の輸出量増 　山東省済南鋼鉄集団が第1四半期に契約した輸出量は23万6000トンであった。鉄鋼製品の輸出量は14万トンで、輸出額が4100万�j。国際市場の鋼材価格が国内販売価格より高かったため、済南鋼鉄は輸出量を増やした。

　同社3月の異形棒鋼の輸出価格はFOBトン当たり500―515�jで、前月より同50�j以上高く、他の製鋼工場の輸出価格よりも高かった。 製鋼用コークス輸出価格が急落 　中国・山西地区の製鋼用銑鉄の出荷価格がトン当たり２５００―２５５０元に下落。河北地区は同２６５０―２７００元で、同50―１００元下落した。河北地区の製鋼工場の在庫量が多いため、銑鉄の購入価格を同２６００元以下に引き下げる計画。

　華東地区の製鋼工場の在庫量もやや増加し、現在、銑鉄の購入価格は同２８５０―２９５０元である。広東省と江西省の製鋼工場の銑鉄購入価格は同１００元下落し、同約２７００元になった。西南地区は銑鉄の輸送が困難なため、雲南地区の製鋼用銑鉄の価格は同２３００―２３５０元に下落した。 製鋼用コークス輸出価格が急落 　中国の製鋼用コークスの輸出価格が急落した。３月に５４０万トンの輸出許可証を発行したことを受けて、製鋼用コークスの価格が下落し始めた。３月中旬、製鋼用コークスの輸出価格はＦＯＢトン当たり４５０―４６０ドルであったが、現在はＦＯＢ同３５０―３６０ドルとなっている。 鞍山鋼鉄、第１四半期の生産量 　鞍山鋼鉄集団の第１四半期の銑鉄、粗鋼、鋼材の生産量はそれぞれ２７３万２８００トン、２７２万２４００トン、２５５万９００トン。 河北省、０３年鉄鉱石生産が13.9％増 　中国最大の鉄鉱石産地である河北省では、２００３年の鉄鉱石の生産量が９３２２万トンとなり、02年より13・９％増加した。鉄鉱石の資源が減少しているため、鉄鉱石の輸入量は年々増加しており、01年の輸入量は１０４８万トン、02年は１６１７万トン、03年は２６１７万トンであった。04年の鉄鉱石の輸入量は３６９５万トンになる見込み。 馬鞍山鋼鉄、豪企業と鉄鉱石輸入で契約締結 　馬鞍山鋼鉄集団はこのほど、オーストラリア企業と鉄鉱石供給の契約を締結した。契約期間は10年で、年間320万トン。馬鞍山鋼鉄は、2004年の鉄鉱石使用量が1200万トン以上に達する見込みで、そのうち70％以上は輸入する見通し。また、馬鞍山鋼鉄はブラジルＣＶＲＤ社と10年の鉄鉱石供給で契約し、さらにインドSESAGOA・三井物産とは５年の鉄鉱石供給で契約を締結した。 メキシコHylsamex社、中国企業と鉄鉱砂の供給契約 　メキシコのＨｙｌｓａｍｅｘ社はこのほど、中国企業との間で鉄鉱砂の供給契約を締結した。今後５年間、年２５０万トンの鉄鉱砂を供給する。同社は製鋼原料の採掘量を増加するために、７０００万ドルの投資を計画している。 遼寧凌鋼、設備を増設＝300万トン拡大 　中国・河北省環境保護局はこのほど、河北省唐山市の鉄鋼企業の環境保護措置を審査する。国家産業政策に適合しない企業は生産停止の措置となる。６月に唐山市は鉄鋼企業の改善措置を再度審査し、不合格となれば電力供給をカットする方針だ。 遼寧凌鋼、設備を増設＝300万トン拡大 　遼寧凌鋼公司は75億元を投資して設備を増設している。鉄鋼生産能力を３００万トン拡大し、Ｈ形鋼と造船用鋼などを開発する。設備の増設は、球形鉱炉、コークス炉、１２６０立方メートル高炉、１００トン転炉および１２０トンＬＦ精煉炉各２基、焼結炉、連続圧延機、大Ｈ形鋼圧延機を各１セット増設する。

　遼寧凌鋼公司は選鉱、溶錬、圧延の高炉メーカー。同社は１９６６年創立、資産額は45億元。従業員数１万１０００人。取り扱い製品は幅広熱延帯鋼、異形棒鋼、丸形鋼、溶接管、冷延鋼帯など。２００３年鋼の生産量は１５５万トン、鉄は１４２万トン、鋼材は１５２万トン。売上高は39億６０００万元、利潤４億９０００万元。 山西省の２月の石炭平均価格、10年来の最高価格 　中国・山西省の２月の石炭平均価格はトン当たり２０２・62元と、山西省10年来の最高価格となった。石炭の需要量の増加と、小炭鉱が閉鎖され、生産量が減少したことが原因。 シリコンマンガン合金、下落 　中国のシリコンマンガン合金の価格は、２００３年11月はトン当たり約５０００元で、04年２月には同約１００００元となったが、現在は同約９０００元となっている。

　03年12月より、寧夏の一部フェロ・シリコンのメーカーはシリコンマンガンの生産を開始した。また、吉林合金鉄工場の８基の１２５００ｋＶＡ電気炉でシリコンマンガン合金を生産し始めた。これらにより国内販売量が増加している。 ビレットが値下がり 　３月中旬における国際市場のビレット価格は上昇しているが、中国のビレット価格は値下がりしている。

　江蘇省の20MnSi方形ビレットの市場価格はトン当たり約3650元、Q235普通炭素方形ビレットは同約3550元で、３月上旬よりそれぞれ同約150元、同130元下げた。

　山東し博地区の20MnSi方形ビレットはトン当たり約3500元、Q235普通炭素方形ビレットは同約3400元で、３月上旬よりそれぞれ同約200元、同100元下げた。

　河北唐山地区の普通炭素板ビレットはトン当たり約3420元で、３月上旬より同130元下げた。 １万トン電解二酸化マンガンプロジェクトの建設開始 中国は広西大新マンガン鉱の１万トン電解二酸化マンガンプロジェクトの建設を開始した。工事の投資額は１億２１０５万元、工期は１年。年間売上高は９６００万元、利潤が２１６７万７０００元となる見込み。広西大新県のマンガン鉱埋蔵量は約１億３０００万トンで、全国埋蔵量の25％以上を占める。 石炭　輸出量減少、国内供給保障 　中国における2003年の石炭生産量は17・36億トンで、02年の13・93億トンより３億トン以上増加したが、供給が困難であった。政府は石炭の輸出量を減らし国内需給を保証する。１月のコークス製品の輸出量は前年同期比で52・３％減少し、石炭の輸出量は同28・６％減少した。石炭輸出量を調整するため、中国政府は次の通り政策を制定。

(1)04年１月１日から、コークス製品の輸出還付税率は15％から５％に引き下げる。また、コークス用石炭は13％から５％に引き下げ、石炭は13％から11％に引き下げる。輸出量を減らし国内供給量を増やす。

(2)国家発展改革委員会、商務部、税関総署は共同で「石炭輸出配当額の管理法」を制定して７月１日より実施する。これに基づき、石炭輸出は国営貿易として石炭輸出配当額を決定する。配当額は国家経済安定を最重要の課題とする。 台湾、鋼材原料輸出を厳しく管理 　台湾はこのほど、鋼材原料の輸出を厳しく管理することを決定。冷延鋼板、スクラップ、鋼管および鉄筋などの輸出を審査する。 １月の継目無鋼管の輸出入、大幅増 　中国における１月の無接合鋼管の輸出量は６・25万トン、前年同期比で225％増となった。輸入量は４・84万トン、前年同期比で123％増加した。 ２月のスクラップ、銑鉄、合金鉄　大幅上昇 　中国の２月のスクラップ、銑鉄、合金鉄などの価格は大幅に上昇した。２月の初めにスクラップの価格はトン当たり2900元に達し、中旬には同2200―2300元となったが、前月に比べて300―400元高くなった。また銑鉄は１月の同2500―2600元から２月末には同2800―3000元に達した。75＃フェロ・シリコンは旧正月前の同5800―6000元から２月末には同7400元以上となった。 台湾華新麗華ステン、南京市に冷延工場を建設 　台湾華新麗華ステンレス公司は南京市竜潭物流園区でステンレス冷延工場を建設する。１期の冷延プロジェクトの年間生産能力は90万トン、２期の熱延プロジェクトはスクラップを利用して100万トンのビレットと熱延コイル、およびその関連製品を生産する見込み。 上海樺厦実業、宝鋼集団浦鋼の冷延薄板ライン購入 　民間企業の上海樺厦実業公司はこのほど、数千万元で宝鋼集団浦鋼公司三鋼廠の冷延薄板の生産ラインを買い付けた。

　上海樺厦はチタン合金板材を扱う民間企業。03年に宝鋼集団傘下の三鋼廠薄板冷延公司と提携した。上海樺厦は宝鋼集団の冷延薄板生産ラインを買い付けることによって、宝鋼の特殊板材生産ラインの設備・技術とその技術者を利用し、４億５０００万元を投資して奉賢市で樺厦チタン業チタン合金板企業を設立する計画。樺厦チタン業公司の生産能力はチタン合金板１万トン、タングステンとモリブテンおよび他の希有金属板材が5000トン、特殊鋼板15万トン、年間売上高は30億元の見込み。

　宝鋼集団によると、同社は昨年より一部の中核業務以外の資産譲渡を計画している。 冷・熱延鋼板の価格調整＝珠江鋼鉄・本溪鋼鉄 　珠江鋼鉄公司は12日、１・０―２・90mm熱延コイルの出荷価格をトンあたり400元値上げした。２・95mm以上の熱延コイルの出荷価格は同300元上げた。調整後、２・０mmＺＪ400熱延コイルの価格は同4860元、４・95mmＺＪ400熱延コイルは同4740元（税込み）となっている。

　本溪鋼鉄集団公司は16日、冷延鋼板の価格をトンあたり300元値上げした。調整後、１・０mmＱ１９５冷延コイルの価格は同4340元。熱延普通炭素鋼板は同280元値上がり、３・０mmＱ235熱延コイルの価格は同3690元（税別）となっている。 １月の自動車生産・販売量が減少 　中国の１月の自動車生産量と販売量はそれぞれ29・97万台と30・41万台で、前月比27・47％、33・38％減少した。乗用車の生産量と販売量はそれぞれ14・23万台と15・55万台で、前月比27・79％、31・61％減少した。

　販売量の上位５社の自動車メーカーは上汽集団、一汽集団、長安集団、東風集団、北汽集団で、販売量はそれぞれ6・55万台、4・6万台、3・76万台、2・69万台、2・2万台。 台湾台塑集団、寧波に60万トン亜鉛めっき鋼板工場 　台湾台塑集団は60億元（新台湾元）を投資して中国寧波市で60万トンの亜鉛めっき鋼板工場を建設する。05年８月に生産開始する見込み。初期生産能力は30万トンで、最終的に60万トンまで拡大する見込み。 国際部品購買会に日本企業80社が参加 　「第７回国際部品購買会」が２月11日―12日、上海国際展覧中心で開催された。日本企業80社が参加。このうち中国に進出しているのは30社。この数年、日系企業の中国国内での購買比率が上昇している。主な原因は購買コスト削減と中国企業の技術レベルの向上。 上海・杭州地区のスクラップ価格が上昇 　中国の２月の華東市場、主に上海地区と杭州地区のスクラップ価格が上昇、供給も不足している。大型スクラップの価格はトン当たり170元上昇し、同2400―2500元になった。中型スクラップの価格は同180元上昇、同2350―2450元。小型スクラップは同190元上昇し、同2280―2350元になった。スクラップの価格が上昇した主な原因は次の通り。

　1)供給が不足し、在庫量が減少。旧正月後、製鋼工場の購買量が多い。
　2)運賃の値上がり。トラックの運賃は30％程度上昇した。
　3)スクラップの国際市場価格上昇の影響を受けた。 首鋼集団、移転計画に３つの壁 　首鋼集団公司は北京からの移転計画を持つ。北京市外に三つの生産基地を確保しようという計画で、具体的には河北唐山、秦皇島鉄鋼基地（計画中）、邯鄲鋼鉄集団公司と合弁の鉄鋼基地（計画中）を含む。ただし 首鋼のこの計画は移転は次のような３つの大きな問題を抱えている。

1）首鋼の移転費用は約400億元の見込みで、政府支援が必要
2）首鋼の売上高は約250億元/年。移転すれば、北京市の財政収入が減少する。
3）2001年末の首鋼の従業員数は12万人。北京市から移転すれば、約10万人が失業する見込みで、首都の安定発展に影響を与える。

　首鋼の移転計画の背景には08年オリンピックがある。 旧正月明け、鋼材価格が上昇 　中国では旧正月明け、冷・熱延鋼板、中厚板などの価格が上昇している。上海市場の浦東鋼鉄公司製普通中板の価格はトン当たり50元値上がりした。1月30日現在、6�_普通中板の販売価格は同4650元、8�_は同4500元、10�_は同4480元、12�_―20�_は同4420元、40�_厚板は同4570元であった。冷・熱延鋼板、亜鉛メッキ鋼板、カラー塗装鋼板の価格は同100―200元上がった。 加熱する鉄鋼投資の抑制へ＝「鉄鋼産業発展政策」を策定 　中国発展改革委員会は、加熱する国内鉄鋼業の投資抑制に向けて、「鉄鋼産業発展政策」を策定する。需給バランス、環境基準などを考慮し、新設・能力増強投資を抑制する。

　２００２年の鉄鋼業の固定資産投資額は704億元、01年比45・９％増だった。さらに03年上半期の投資額は前年同期比１３３・８％増加、03年の累計投資額は１６００億元に達する見込みである。この結果、05年の生産能力は銑鉄3・1億トン製鋼3・3億トン。これは03年比0・9億トン、0・8億トン増となり、需要の伸びを上回る。鋼材需要は05年２・5億トン、10年3・1億トンと予測されており、鉄鋼業の投資は明らかに過度といえる。

　このような鉄鋼業の投資加熱に対して、中国発展改革委員会は近く「鉄鋼産業発展政策」を公布する。これは政策目標、産業技術政策、産業計画政策、分布調整政策、企業組織構成政策、業界進出政策、貿易政策等を含める。「鉄鋼産業発展政策」策定の目的は、鉄鋼投資をルール化し、全国鉄鋼企業の投資行為を指導し、鉄鋼業の行き過ぎた能力拡張を制止し、中国鉄鋼業のレベル向上をめざすものである。

　その具体的な措置は次の通り。

1、業界進出を厳しく管理する。原則としては新鉄鋼連合体企業の設立を批准しない。
2、環境保護に合致しない鉄鋼プロジェクトの建設と生産をやめる。「環境保護法」と「環境影響評価法」に基づいて、鉄鋼企業の環境保護検査を強化する。
3、土地管理を強化する。新建、拡建の土地使用は必ず土地利用総体計画に合致する。土地使用規模は必ず国家の「工程項目建設用地指標」の規定に符合する。
4、規定された手続きに符合しない鉄鋼プロジェクトに資金を供与しない。
5、国家産業政策に符合しないプロジェクトの建設と生産を停止させる。