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中国金属情報 ■毎日中国経済、中国金属情報からの提供記事の一覧です。
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13年 12年 11年 10年7-12月 10年1-6月 09年7-12月 09年1-6月 08年 07年 06年 05年 04年 [ 太鋼ステンレスの製品価格 ] [ 中国地図 ] 2006年 12/29 石家荘鋼鉄、自動車原材料供給で国際認定
12/29 沙鋼集団、16―60ミリ線材ラインが稼働
12/29 中国 石炭需要伸び率 07年やや縮小か
12/28 八一鋼鉄、熱延帯鋼生産当局から承認
12/28 鄂城鋼鉄、広幅厚板設備建設に着工
12/26 06年韓国 対中鉄鋼輸入1000万トン超へ
12/20 宝山鋼鉄集団、信用格付けが鉄鋼メーカー最高のA−に
12/19 宝鋼グループの格付Aマイナス スタンダード&プアーズ
12/18 連雲港方恒実業、鋼管生産事業建設スタート
12/18 邯鋼、EU建設鋼材規格審査パス
12/15 太原鋼鉄、高炭素クロム鉄長期契約を締結
12/15 唐山鋼鉄、熱間圧延薄板年産300万トン達成
12/15 中国鉄鋼業06年回顧 世界一の鋼材輸出国へ
12/14 攀枝花鋼鉄、広州・深セン鉄道向けレール供給
12/14 首鋼特殊鋼、亜鉛めっきライン稼働
12/14 通化鋼鉄、ラインパイプを新たに開発
12/14 上海宝鋼、石油タンク向け高強度鋼板供給
12/13 宝鋼、重慶流通拠点の建設始まる
12/13 中国鉱山に潜在力 20%超、大鉱脈存在見込む
12/13 中国鉄鋼業“脱粗放型”へ 非効率生産に「メス」/河北省 第1弾で26社閉鎖へ
12/13 中鋼集団、印に製鋼所建設計画 宝鋼と共同投資か
12/13 唐山ステンレス、60万トンミルが07年末稼働へ
12/12 包鋼、欧州で熱延鋼板販売 CE認証を取得
12/8 中国「純輸出大国に」 製鋼原料・鋼材国際大会開く
12/8 武鋼集団、米ノーブルと溶接合弁協定
12/8 宝鋼特殊鋼、長材生産ライン作業効率が向上
12/7 金川集団、世界第2位のコバルトメーカーに
12/6 日立金属・宝鋼合弁、圧延用ロール工場08年4月に本稼働
12/5 中国黄金集団、新疆の金資源を統合へ=金資源の開発強化
12/5 宝鋼、ペレット工場着工間近 リオドセと合弁
12/5 鞍山鋼鉄、山西焦煤と戦略協力へ
12/5 中国・鋼構造住宅普及率5%未満 先進国は40%超
12/5 中国・広西発電所、日・タイ企業と石炭年間200万トン契約
12/4 武漢鋼鉄、恩施州と鉄鉱石開発協定を締結
12/1 宝山鋼鉄、天津に鋼材加工拠点設立
11/29 中国1―10月 鉄鉱石輸入22%増2.6億トン
11/27 上海宝ミン鋼鉄と江蘇海門、中国最大の中板生産拠点を建設
11/27 金龍集団、重慶で銅管工場の建設を開始
11/27 江蘇大全集団と重慶市万州区、多結晶シリコン事業を合弁建設
11/24 中国鉄鋼業 国内シェア徐々に拡大/自動車用鋼板
11/24 杭州鋼鉄、物流企業と戦略協力締結
11/24 宝山鋼鉄、自動車鋼板の販売好調 年末250万トン達成へ
11/24 安陽鋼鉄、欧州市場へ鋼板初輸出
11/22 邯鄲鋼鉄、鋼板品RoHS指令基準クリア
11/22 包頭華業、ステンレス鋼管ラインが本稼働
11/22 中国07年鉄スクラップ消費量は8000万トンに
11/21 武漢鋼鉄、広州鋼材配送センター着工
11/17 通鋼集団、1―10月純利益が2億9600万元増
11/16 住商、中国拠点の建設が順調 ステンレス研磨
11/15 鞍山鋼鉄、遼寧省に鋼材生産拠点建設
11/15 華美集団、亜鉛めっき鋼板ラインが本稼働
11/14 柳州鋼鉄、1―9月鋼材輸出が大幅増
11/10 西南ロ業、連続冷延ライン建設 スイスABB社・独SMS社から導入
11/10 寧波宝新・宝鋼、ステンレス溶接管ライン建設開始
11/9 宝山鋼鉄、北京科技大と協力協定締結
11/9 宝山鋼鉄、フィリピンで資源開発検討
11/7 宝山鋼鉄、河南焦煤集団との提携強化
11/6 韓国・大手造船、中国製造船用鋼板 輸入を大幅増へ
11/6 馬鞍山鋼鉄、生産管理拠点の建設を開始
11/1 中国商務部、07年のコークス輸出企業の資格基準を発表
10/31 経閣口業、省エネ型多機能アルミ材の開発に成功
10/31 中孚実業、アルミ電解槽の完全無停電修理技術を開発
10/31 ラン川モリブデン集団、タングステン・モリブデンの生産を拡大へ
10/31 宝山鋼鉄、溶接・表面技術研究所を設立
10/31 江蘇長盈ステンレス、パイプ事業の生産開始
10/30 河北津西鋼鉄、大型H形事業が本稼働
10/30 鞍山宝得鋼鉄、05年中国・納税額6位に
10/27 発改委、亜鉛・鉛業界の構造調整を促進
10/26 大手ステンレスメーカー、11月出荷価格 値上げ
10/26 新興鋳管、豪鉄鉱石企業株19%取得へ
10/26 豪ブルースコープ、蘇州カラー鋼板工場が稼働
10/26 07年韓国3社 中国産の船舶用厚鋼板85万トン輸入へ
10/26 武漢鋼鉄、日・独で独資企業設立 中国当局が認可
10/26 1―8月鉱産物・化工類製品貿易額 21%増
10/25 中国アルミ、中東地域でアルミ製錬工場の建設計画
10/25 清華大学、政府と共同でCDM事業促進
10/25 鞍山鋼鉄、製品無害化進む
10/25 中国鉄鉱石価格、07年は下落か 中国国際金融公司「国内生産が増加」
10/24 武鋼、キャタピラー社のサプライヤーに
10/20 中鋼集団、福建三鋼集団と戦略提携
10/20 中国冶金科工、パプアニューギニアのニッケル・コバルト採掘へ
10/20 柳州鋼鉄、溝形鋼GB22号テスト生産成功
10/20 中国製鋼材、輸出増に各国警告 抑制策機能せず
10/19 増値税還付率引下げ―中国鋼材の行方/駆け込み輸出急増か
10/19 北鋼集団 9カ国の船級協会から認証
10/19 攀鋼集団、耐指紋性鋼板を開発 Crフリーで環境配慮型
10/19 中国の雲南省・貴州省・広西省「ゴールデントライアングル」 新探査方法で成果
10/18 金川集団、ニッケル製錬工場を建設 原料処理年100万トン
10/18 鞍鋼股フェンに改名 鞍鋼新軋
10/18 新余鋼鉄の造船用鋼板 「中国ブランド」取得
10/18 唐鋼、米に初出荷 冷延製品
10/18 希土類鉱床を発見 中国・貴州省赫章などで
10/17 紫金鉱業、陰極銅工場を合弁建設
10/16 首鋼集団、北京最大の鉄鋼物流拠点が竣工
10/16 宝鋼、自動車用鋼板 軽量化新技術 9件開発
10/16 中国鉄鋼メーカー 対インド投資を希望
10/13 上海浦東鋼鉄、中板生産ラインを正式に閉鎖
10/12 宝鋼欧州貿易が新拠点計画 スペインに
10/12 中国鉄鋼企業、外資持株近く緩和か 禁止規定改定の可能性
10/12 宝鋼分公司、新熱処理ライン稼働 10カ月半で立上げ
10/11 リオドセ、中国でペレット工場を合弁建設
10/10 中国アルミ、アルミ・ボーキ事業拡張 生産能力増強へ600億元
10/10 崑山アルミ業が着工 箔で中国トップめざす
10/6 中国鉄鋼メーカー、アジア周辺に進出 国内競争の激化映す
10/6 本溪鋼鉄、建築用熱延製品 EU進出可能に
10/6 上海宝鋼、高強度歯車鋼を開発 ゼンジミアミルも量産
10/5 中国、国内産鉄鉱石急増のジレンマ
10/5 山西焦煤、包鋼にコークス供給 07―11年まで
10/3 宝山鋼鉄、月浦地区に物流センター建設へ
10/2 ティッセンクルップ、温州市で鉄鋼事業を計画
9/28 金川集団、新疆自治区哈密でニッケル生産ラインを建設
9/28 中国コークス輸出価格、200ドル突破か
9/27 山東南山実業、紡績事業を売却 親会社のアルミ事業を買収
9/27 攀鋼国際昆明、海外向け圧延コイルを値上げ
9/27 豪ギンダルビー・鞍山鋼鉄、中国東北部でペレット工場
9/27 太原鋼鉄、圧延工場の冷却設置 完全国産化
9/27 通化鋼鉄、150ミリ丸ビレット製錬に成功
9/27 済南鋼鉄 台湾聚亨と合弁、ベトナムに製鉄所
9/26 沈陽徳邦ステンレス、ステン・プロジェクトが本稼動へ
9/26 中孚実業、銀湖アルミ業を買収
9/25 上海先物取引所 鋼材・石油など取引増加めざす
9/25 中国の鉄筋輸出、短期的に激増か 増値税還付率引下げで警戒感
9/25 柳州鋼鉄、1―8月輸出額1億ドル到達目前
9/22 太原鋼鉄、韓国向けステン価格を引き上げ
9/22 中鋼集団、インド東部に製鋼所建設へ
9/21 中国鋼鉄工業協会 07年鉄鉱石輸入企業、さらに削減へ
9/21 馬鞍山鋼鉄、H形鋼好調
9/21 首鋼集団、2160ミリ熱延プロジェクト 年末に試運転
9/21 宝鋼 圧力容器用鋼がEU市場へ
9/21 首鋼、9月末に4300ミリ圧延機試運転
9/20 紅河鋼鉄、線材圧延設備試運転に成功
9/20 河北開泰特鋼管道の高級新型パイプ生産事業が承認
9/20 中鋼、山東泰山鋼鉄と戦略協定
9/20 ブラジル、中国の資源供給国に 輸出促進へ融資拡大
9/20 広西柳鋼中軋厰、大型山形鋼の試験圧延成功
9/19 雲南省、潜在価値4400億元の金属資源
9/19 五鉱資源、アルミ先物で損失額9962万香港ドル 1―6月期業績
9/19 邯鄲鋼鉄、電気亜鉛めっき耐指紋鋼板を開発
9/15 済南鋼鉄、熱処理ハイエンド製品の生産が拡大
9/15 五砿資源有限公司、ジャマイカで米社とアルミ合弁
9/15 金竜精密銅管集団、米ウルバリン社買収合併を計画
9/15 武漢鋼鉄、配送センターの建設開始
9/15 馬鋼第三鋼軋、異形棒で国内最高強度 ヨーロッパ市場開拓へ
9/14 峨眉山アルミニウム業、年産15万トンの製錬工場を建設
9/14 太原鋼鉄など 新疆に拠点計画アジア市場進出
9/14 宝鋼特殊鋼の新製品が好調
9/14 中国系企業 エジプトにアルミ工場建設を計画
9/14 華西集団、メキシコ現地企業と銅鉱山を開発
9/14 7月のアルミ形材輸出は4万9000トン 中国税関
9/13 広西・百色市、17件のアルミ関連事業を建設 投資総額52億元
9/13 武漢鋼鉄、世界最高テレビタワー向け鋼材の生産開始
9/13 済南鋼鉄、新圧延ライン稼働 8月生産21万トン
9/13 青山ステンレス、熱延ステンレス帯鋼ラインを試運転
9/13 中国1―7月 伯産鉄鉱砂4000万トン輸入
9/12 宝鋼、広東の鉄鋼2社買収へ
9/12 山東鋼鉄集団 10月末発足か
9/12 中国・天津港で鉱石埠頭稼働 20万トンクラス
9/12 首鋼の移転先建設状況調査 北京市工業促進局
9/11 馬鞍山鋼鉄、熱延H形鋼がJISクリア
9/11 河北前進鋼鉄、ステンレス工場08年完成予定
9/8 首鋼集団、鉄鋼製品4万トンをイタリアへ輸出
9/8 中国鉄鋼業界 07年通期純利益10%増825億元に
9/8 宝鋼分公司、直径300ミリ丸鋼の生産に成功
9/8 五鉱鋼鉄、鋼材加工合弁邯鄲と設立
9/8 唐山港陸鋼鉄、熱延薄板生産ライン稼働
9/8 馬鞍山鋼鉄、冷間鍛造技術豪社が指導へ
9/8 莱蕪鋼鉄・上期、H形鋼国内シェア58%に 輸出も好調
9/7 中国アルミ、中国電力投資と合弁事業=発電所、電解アルミ
9/7 中国アルミ、華西ロ業を買収
9/7 鞍山鋼鉄、国内最大の造船用鋼板の生産拠点 世界第3位
9/7 広西・百色市、特殊アルミ形材工場を建設へ
9/7 莱蕪鋼鉄、H形鋼のシェア58%
9/7 徐楽江・宝鋼総経理=中国鉄鋼業界、国際競争力向上へ 独自技術の確立を
9/6 莱鋼集団、製造コストダウンに注力
9/6 鉄鋼大手、湖北省・鄂西高燐鉄鉱を開発へ
9/6 中国五鉱集団、遼寧省政府と経済技術協力
9/6 山東日照鋼鉄、熱延帯鋼設備が28日に稼働
9/6 攀鋼集団、白馬で鉄鉱採掘開始 来年2月めど
9/5 金竜精密銅管集団、重慶市に工場を建設
9/5 中国アルミ、酸化アルミニウムを22・4%値下げ
9/5 開発中の炭鉱約8億トン 供給過剰に警鐘
9/5 江西省に3大非鉄金属産業拠点を建設
9/5 05年中国 製造業上位500社 南昌市から2社
9/5 天津港湾、継目無管の輸出急増 1―7月、45万トン超える
9/5 中国 造船世界シェア2010年25%めざす
9/4 鞍鋼、1000万トン級鉄鉱採掘場 操業を開始
9/4 加バロッホ、武漢と鋼材加工基地建設で合意
9/1 河北寛城、北方最大のバナジウムチタン鉄の生産拠点に
9/1 宝鋼、上半期の売上高 711億元超え
9/1 中国 造船世界シェア2010年25%めざす
9/1 台湾聚亨、ベトナムに製鋼所 年産500万トン
8/31 鞍鋼、自動車鋼板 上海大衆に供給 華東地区に初進出
8/31 中国企業買収 洛軸など、製造業案件差止めか 発改委が討議
8/31 包鋼軌粱厰、時速350キロ対応の鉄道レール製造
8/31 神華能源、石炭生産2億d以上 2010年目標 合併・買収視野に
8/30 中国、ステンレス 生産も世界一へ 建築への応用課題
8/30 中国アルミ、遵義アルミを子会社化 一部株式を取得
8/30 済南鋼鉄、石炭企業と戦略提携 コークス供給など
8/29 江西省冶金集団 製品生産が激増 06年上半期
8/29 東寧華宇、カラー鋼板企業設立 ロシア極東 年産50万平方メートル
8/25 攀鋼集団、形鋼生産ラインERP管理実現
8/25 内モンゴル、鉱床探査を強化 5年以内に100億元投入
8/25 包鋼、モンゴルから鉄鉱石調達開始 毎月1万トン
8/25 中信集団、遼寧錦州鉄合金の株式80%買収
8/24 中国最大のチタン基地、1期工事 来年生産へ建設
8/24 新彊自治区、1―7月鉱産採掘投資額187億元 49%増
8/24 05年度貿易企業 済南鋼鉄、輸出で142位にランク
8/24 武漢鋼鉄、鋼材加工ライン4基建設へ
8/24 ケイ台鋼鉄が上場 来月、香港で
8/24 中国メーカー500社ランキング トップは宝鋼集団=鉄鋼、上位10社中半数占める
8/24 攀鋼集団、5%以上コスト減へ 事業ごと意識改革徹底
8/23 中国石油天然ガス 宝鋼と協定
8/23 上海宝鋼など 原発用パイプ製造合弁設立
8/23 済南鋼鉄、中国遠洋運輸と戦略協定を締結
8/23 国際経済貿易、韓国に駐在事務所開設
8/23 中国の「エネルギー法」 石炭分野の調整必要
8/23 中国商務部、海外進出企業の苦情処理 相談センターを開設
8/23 邯鄲鋼鉄、邯鋼集団の設備買収 中板生産ラインなど
8/23 金龍銅管集団、中国加工企業では初めて 国際銅協会に正式加盟
8/22 包鋼、板材、管材、レール鋼などが販売好調 製品規格さらに充実
8/22 建龍鋼鉄、舟山市最大の造船企業買収
8/22 上海実達、精密ステンレス帯鋼増産へ
8/22 邯鄲鋼鉄、鋼板ライン新廠に建設
8/21 馬鞍山鋼鉄、安徽省合肥市で鋼板加工センター建設
8/21 上海宝山国際鋼鉄物流サービス基地 来年3月稼働へ
8/21 中国五鉱天威鋼鉄、秦皇島にケイ素鋼板基地を建設
8/18 宝鋼、バナジウムなど資源開発で調査
8/18 河北新興鋳管、米社と合弁設立で合意
8/17 南通港の輸入鉄鉱石の不合格品 1億ドルに
8/17 鞍山鋼鉄 熱延ライン補修を予定
8/11 武漢鋼鉄、技術改善プロジェクト建設資金調達
8/11 韶関鋼鉄、06年1―6月純利益2.7億元
8/10 唐山鋼鉄が鉱滓粉合弁 エングロ社と
8/10 中国・馬鞍山の粗鋼生産518万トン 1―6月
8/9 黒龍江省最大の民営プロジェクト 黒龍江建龍鋼鉄が稼働
8/9 宝鋼集団、大手石炭・神華集団と戦略協定
8/7 華北地区の製鋼所、建築用鋼材価格 据え置き
8/4 中国、ウラン、銅、アルミ鉱石を戦略備蓄
8/4 山西省呂梁市、中国最大のコークス輸出基地となる
8/2 ミッタル、北京に鉄鋼販売会社を設立
7/31 首鋼集団、鉄鋼製品輸出1―6月85万トン
7/31 鄭州拓普軋製技術、精密冷延帯鋼の工場建設を開始
7/28 包頭鋼鉄、豪セントレックスと鉄鉱石売買契約
7/26 海南省昌江、チタンやマグネプロジェクト建設へ
7/24 唐山鋼鉄、1―6月粗鋼生産 全国第4位
7/20 漣源鋼鉄、香港荘勝建材と合弁設立で合意
7/19 華北地区 建築鋼材の価格会議を開催
7/18 ハルビン億陽、モンゴルで鉄鉱採掘権取得
7/18 莱蕪鋼鉄、冷薄ラインの試運転に成功
7/18 武漢鋼鉄、恩施州で鉄鉱資源開発へ
7/18 新軋鋼が社名変更 「鞍鋼股フェン」に
7/14 張家港浦項ステンレス、熱延ステンレスコイル生産成功
7/13 鞍山鋼鉄が福建省に進出 省政府と協力協定
7/12 宝鋼・韶関鋼鉄、合弁会社設立へ 広東省に
7/12 武漢鋼鉄、新高炉が本稼働
7/11 重慶鋼鉄、西洋集団と熱延鋼板プロジェクト
7/11 POSCO 張家港の熱延ステン・プロジェクト 7月末に稼働
7/11 江蘇沙鋼、鋼材輸出量が大幅増加
7/7 インドネシア 中国産熱延製品 AD措置実施へ
7/5 青山控股、07年にステンレス工場建設計画
7/4 武漢鋼鉄、鋼材配送センター建設開始
6/30 宝鋼、中国・家電大手の海信と戦略協定
6/30 莱蕪鋼鉄、5月の鋼材輸出量が過去最高
6/29 大型民営鉄鋼2社、戦略協定を締結
6/28 中国政府、港の輸入鉄鉱石 過剰在庫の対策発表
6/23 洛陽国泰鋼鉄、年産60万トン線材ライン稼働
6/23 中国特鋼、安龍鋼鉄の株式51%取得
6/22 鉄スクラップ 中国4月輸入前年比21%減
6/22 鞍山鋼鉄、亜鉛めっき鋼板など値上げ
6/22 鞍鋼、企業資源計画1期プロジェクト完了
6/22 馬鋼、耐指紋鋼板の生産技術向上
6/21 鞍鋼自動化公司、「コイル制御」で冶金科学技術賞
6/20 唐山鋼鉄、月間粗鋼生産初の100万トン超
6/16 雲南銅業、約40億円調達を計画 第三者割当で5億株発行
6/16 南京幕燕金属物流設投を積極化 鋼材物流拠点で中国最大めざす
6/15 攀鋼集団成都鋼鉄、5月鋼材販売大幅増16万トン
6/15 陜西金属鋼材交易網 7―12月貿易「楽観できず」
6/15 唐山国豊鋼鉄、中薄スラブ連鋳本稼働
6/15 中国 エネルギー協力覚書を伯と締結
6/14 広西柳州鋼鉄、5月鋼材販売初の50万トン超
6/14 鞍鋼、刃物鋼国内シェア60%
6/13 中国の鋼材輸出急増/製品競争力、大幅に向上 06年3000万トン見込む
6/13 鉄鉱石輸入、規範化へ 経営参入基準を引上げ
6/13 鋼材・原料とも続騰 一定評価も慎重論出る
6/13 太原鋼鉄、5月ステンレス生産が過去最高
6/13 首鋼、豪の磁鉄鉱権益を取得 マウント社から
6/12 太原鋼鉄、瀋陽に米社と合弁 ステンレス品を生産加工
6/12 仏サンゴバン、徐州鋼鉄買収
6/12 唐山鋼鉄、生産能力増強へ債権を発行
6/9 中国銀行計画 唐山鋼鉄に230億元融資
6/9 湘潭鋼鉄、韓・仏の認証取得 造船用鋼板で
6/9 馬鞍山鋼鉄 1―4月鋼材輸出25万トンに
6/9 上海市 鉄鋼関連投資宝鋼など予定
6/8 中国鉄鋼業 鉄鉱石3大手と交渉開始
6/8 中国の自動車 自主ブランド戦略/集約化経営の形成がカギ
6/8 宝鋼集団とCSN社合弁 伯で製鉄所建設か
6/8 河北省 鉄鋼環境経営に向け諸施策
6/7 馬鞍山鋼鉄、生産ライン建設で55億元の債券発行
6/6 華北の鉄鋼5社、建築用鋼材を値上げ
6/5 八一鋼鉄、金園鋼管の株式35%取得
6/5 包頭鋼鉄、4―6月鋼材輸出18万トンに
6/1 中鋼設備、TRT11基建設建龍鋼鉄と契約
5/31 中国・太原鋼鉄、加インコ社とNi工場合弁協議
5/31 中国鉄鋼物流電子化の流れ
5/29 武漢鋼鉄、熱延ライン建設を開始
5/26 5月中旬の中国スクラップ市況
5/24 次期5カ年計画策定 鉱産資源の備蓄強化
5/24 鞍本鋼鉄、中厚板拠点の承認取得
5/24 太原鋼鉄熱軋廠の4―6月輸出 ステンレス中板過去最高
5/19 唐山中厚板材 新高炉稼働
5/17 宝鋼、冷延ステンレス帯鋼プロジェクト開始
5/17 馬鋼鋼材加工、冷延ラインの試運転を開始
5/17 中国 メガスチールの胎動―巨大化志向する鉄鋼企業―/馬鋼、合鋼を吸収
5/16 合金鉄大国・中国 真の世界一へ/政府、構造調整に拍車
5/15 05年世界鉄鋼生産 中国比率31%
5/15 中鋼、豪社と鉄鉱石合弁設立予定
5/12 中国発展改革委、石炭業界構造調整へ数施策
5/11 攀鋼、めっきコイル独向けに輸出
5/9 鞍鋼、国内最大の海外上場鉄鋼企業に
5/9 中国鉄鋼業界 投資チャンス到来/1―3月景気回復、再編本格化にらみ
5/9 コークス業界など構造調整 「経済過熱」の見方否定/中国発展・改革委幹部
5/9 中国鋼鉄工業協会 外資系企業の包頭買収反対
5/9 宝鋼、武漢市に加工・物流拠点を建設
5/9 太原鋼鉄、世界最大のステン継目無管事業着工
5/8 武漢鋼鉄、米ワイヤロープメーカーと合弁
4/28 太原鋼鉄、冷延ステンレス価格 大幅引上げ
4/26 武漢鋼鉄、天津市で物流拠点を建設へ
4/21 中国のステンレスメーカー会議 山西省太原市で開催
4/21 華芸銅業、銅スクラップ工場を建設
4/21 新鉄鉱脈、吉林省で発見 埋蔵量1.7億トン
4/21 中国発展・改革委、露鉄鉱開発プロジェクトを承認
4/21 馬鞍山鋼鉄集団、鋼材加工拠点2期工事開始
4/21 鉄鉱石価格 中国、交渉こう着続く=供給双方と歩み寄りも
4/21 石炭・鉄鋼2社が戦略協力締結 四川省で
4/19 首秦、2400ミリ連続鋳造生産ライン試運転に成功
4/19 鞍山鋼鉄、2130ミリ冷延鋼板酸洗ライン試運転に成功
4/19 邯鄲鋼鉄 上海宝鋼工程技術が筆頭流通株主に
4/18 中国発展改革委員会と鉄道部、鉄道運賃を引き上げ
4/13 宝鋼集団が冷延増強へ プロジェクト着工
4/13 湘潭鋼鉄、造船鋼板承認3クラス取得
4/11 中国鉄鋼企業 鉄鉱石価格決定権獲得をめざす/<下> インドに秋波、大手牽制
4/11 武漢鋼鉄、豪FMGと鉄鉱石長契交渉
4/10 宝鋼ステン分公司、酸洗ライン建設を計画
4/7 中国、インドと鉄鉱石長契で合意
4/5 唐山鋼鉄、中国五鉱など、高級鋼材加工プロジェクト建設へ
4/5 邯鄲鋼鉄、文豊鋼鉄、徳竜鋼鉄 戦略連盟を結成
4/5 長冶鋼鉄、H形鋼生産ラインが8月稼働
3/31 東北大学、発泡アルミ材料を開発 独自知的財産権を持つ
3/30 長信集団と香港瑞盛泰公司、150万トン鉄鋼生産ライン建設へ
3/30 沈陽徳邦の1期工事7月完成へ ステン年産10万トン
3/29 中化国際、USS向けにコークス輸出 27万トン
3/29 中国 アルミ業界の再編進む 産業政策で安定化図る
3/27 中国鉄鋼企業 鉄鉱石価格決定権獲得をめざす/<上> 求められる結束力
3/24 中国 ニーズ高まる 鋼材先物取引/<下> 実施に向け諸条件整う
3/23 中国市場のスクラップ市況 安定
3/23 中国 ニーズ高まる 鋼材先物取引/<上> 価格リスク回避に期待
3/22 馬鞍山鋼鉄、浙江省鋼材加工拠点4月稼働へ
3/20 柳州鋼鉄董事長 中国鉄鋼需要06年も増予想
3/20 唐鋼・首鋼、戦略協力協定を締結 原燃料買付の情報共有
3/17 武鋼鉱業、武漢鋼鉄に球形鉱供給
3/17 中国アルミ 豪ボーキサイト鉱山の開発計画、初期審査を通過
3/16 本渓鋼鉄、1880ミリ熱延生産ライン稼働
3/16 馬鞍山鋼鉄、中板圧延設備改良に着手
3/16 宝鋼ステン工場、オーストリア社から設備輸入
3/16 攀枝花鋼鉄、製鋼システム改善工事順調
3/14 中鋼、国内外での投資を加速
3/14 鞍鋼と本鋼板材、合併で2010年の能力3000万トンへ
3/14 中国鉄鋼業界、黒船来航/<下> 国内の再編動向 「優勝劣敗」が本格化
3/14 中国、輸出暫定税率を調整 銅地金・銅材製品25品目 10%に引き上げ
3/13 邯鄲鋼鉄、1月粗鋼生産62万トン前年比4%増
3/13 嘉興市中宝特種鋼、継目無ステン鋼管生産開始
3/13 首鋼、06年5%増産
3/13 天津に大規模鋼材物流基地 建設スタート
3/10 中国鉄鋼業界、黒船来航/<中> M&Aブーム到来
3/10 中国機械産業、06年は急成長せず 建機も一部能力過剰に
3/10 遼寧省、技術開発を加速 高炉長寿命化など
3/10 中国が貴金属探査を強化 金・銀 広く国内に分布
3/9 鉄鉱石、価格交渉が難航 06年中国 強気姿勢鮮明に
3/9 中国鉄鋼業界、黒船来航/<上> アルセロール・ミッタル
3/9 安徽馬鋼鋼材加工、4月中に設備据え付け完了
3/9 アジア最大の金鉱9月に完工予定 貴州省爛泥溝金鉱
3/8 湖南衡陽鋼管、継目無管半製品工場が稼働
3/8 米・ティムケン、東北特殊鋼集団の製品認証終了
3/8 中国の鋼材価格上昇 需要産業に影響なし
3/8 中国 2月鋼材価格基本的に安定
3/7 中国鉄鋼業界 「合併・買収」外資に門戸 新たな再編局面へ
3/6 首鋼京唐鋼鉄、製鉄工場などの建設に着手
3/6 承徳、唐山鋼鉄に統合
3/6 首都鋼鉄、山西省と戦略協力 同省南部に移転を計画
3/6 遼寧省、鉄鋼再編進める 北部に高品質鋼材工場
3/3 中国 鉄鉱石輸入取引が減少
3/1 北京首鋼05年度業績 純利益27%減
2/28 中国鋼鉄工業協会、粗鋼伸び率10%以内に
2/28 東北特殊鋼、大連の新工場環境報告承認
2/28 05年中国 ステンレス見掛消費522万トン
2/28 中国鉄鋼業、再編の行方/<2> 武漢鉄鋼集団〜攀鋼集団
2/27 中国鉄鋼業、再編の行方/<1> 序論〜上海宝鋼集団
2/24 重慶鋼鉄、05年粗鋼が300万トン到達
2/24 本鋼浦項、酸洗圧延機の試運転に成功
2/24 攀枝花鋼鉄、6億元投資し環境改善推進
2/23 馬鞍山鋼鉄、合肥鋼鉄の買収で交渉
2/23 上海市場、熱延コイル価格70―110元上昇
2/23 中国鉄鋼生産 伸び率鈍化、大手シェアが減少
2/23 中国重点鉄鋼67社 1月粗鋼2456万トン
2/22 宝鋼子会社、鋼材貿易システムで国家発明特許を取得
2/22 中国鉄鋼業、構造転換カギに 過度の能力拡張抑制を
2/21 杭州鋼鉄、05年純利益前年比半減
2/21 中国商務省、鉄鉱石輸入増加はリスク大きい
2/21 中国建材需給ギャップ拡大、旧正月明けも在庫増 投資・消費とも減速
2/21 湖南株洲冶錬、05年 非鉄生産量が過去最高 販売収入も60億元と急増
2/21 河北省遷安市 世界最大マグネ粉生産基地稼働
2/20 中国鉄鋼業、再編に変化も 世界大手が食指―急がれる集約度向上
2/20 北台鋼鉄、05年鋼材生産62%増313万トン
2/20 馬鞍山鋼鉄、奇瑞自動車へ鋼板供給開始
2/20 首鋼集団、河北省の新工場 3月着工
2/20 河北省 粗鋼05年7300万トン
2/17 臨汾鋼鉄、中厚板ライン本稼働 規格・品目が拡大
2/16 復地集団、上海企業と物流基地開発
2/15 中国 石炭国家計画鉱区45カ所に
2/15 石鋼売上げ05年63億元
2/15 攀枝花鋼鉄、05年輸出3億ドル突破 前年比約30%増
2/15 大型国有建設会社が合併
2/14 中国の超級鋼生産量 05年400万トンを突破
2/14 中国鉄鋼業 「戦略的調整期長引く」 科学研究院委員が見解
2/14 淮南鉱業集団、石炭供給量2010年に4582万トン
2/13 包鋼集団、広幅厚板ライン建設 先進技術採用 20億元を投資
2/10 中国、増える鋼材輸出 増値税還付率 引下げ効果表れず
2/10 包鋼集団の貿易会社 05年鋼材輸出過去最高34万トン
2/10 06年 中国鋼材需要伸び率見通し 12―14%
2/9 武漢鋼鉄、06年粗鋼1086万トン目標 売上げ447億元へ
2/9 唐山・華冶が合弁設立
2/9 武漢鋼鉄、太倉港にバース建設へ
2/9 チベットに巨大銅鉱帯 採掘量は1500万トン以上
2/8 宝鋼、06年鉄鉱石交渉 中国で唯一参加
2/6 宝鋼厚板、コスト効果3億元 工程間協調など奏功
2/6 首鋼集団、「負能錬鋼」計画が始動 省エネ・コスト削減効果
2/3 唐山鋼鉄、05年粗鋼生産1000万トン突破
2/2 中国、春節入り 上海鋼材市場動向
2/2 漣源鋼鉄、新型焼結機が生産開始
2/1 青島現代造船の受注累計3億ドル
2/1 杭州鋼鉄、80万トン合金棒ラインが稼働
1/31 韓・現代自動車、山東省でエンジン工場建設へ
1/31 メタルブリテン 五鉱と3月に会議開催
1/30 中国鉄鋼企業の2005年生産量ランキング
1/30 中国鋼鉄工業協 鉄鋼輸出増加見込む 06年、価格競争力保つ
1/27 中国鉄鋼業、将来10社に集約か シーメンス予測
1/27 中国五鉱集団、05年売上高177億8000万ドル
1/27 山西省、新規コークス許可せず 石炭鉱30%淘汰へ
1/25 張家港浦項ステンレス、熱延プロジェクト3期工事順調
1/25 太原鋼鉄、TCSステンレス2.2万トン受注
1/25 中国、違法行為摘発へ 鉄鉱採掘資格見直し
1/24 建築鋼材需要減で続落
1/20 山西省介休市 コークス・石炭拠点建設を計画
1/20 唐鋼、自動車用鋼板に進出 顧客要求満たす
1/19 酒泉鋼鉄、中国西北地区で最大拠点に
1/19 宝鋼集団特殊鋼、高級品の市場シェア拡大へ
1/19 長城特殊鋼、アールスフィールド社と提携
1/19 攀枝花鋼鉄、家電向け鋼板の環境配慮が進展
1/19 中国金型業界、高成長期に/自動車用プレス金型 年需要200億元以上
1/18 西南ステンレスのステン・プロジェクトが試運転
1/18 馬鞍山鋼鉄、鋼材輸出量05年は55万トン
1/16 宝鋼、船舶用鋼板供給サムスンと契約
1/16 中国商務部 2006年稀土類輸出企業リストを発表
1/13 宝鋼、05年粗鋼生産2272万トン見込む
1/12 中国・インド企業が鉄鉱石で会議

石家荘鋼鉄、自動車原材料供給で国際認定  【CREF(中国)特約】中国鉄鋼大手の石家荘鋼鉄有限責任公司(本社=河北省石家庄市)はこのほど、第3者認証機関の仏BVQI発行の認証であるTS16949を取得した。同社の技術、設備、管理、商品、サービスなどが国際水準に達する自動車原材料サプライヤーとして認められた。 同社はこれに先立ち、大手建機メーカーの米キャタピラーから鉄鋼サプライヤーとして認められ、また、サッカー・ロッド・ポンプ用の鋼材も米石油学会(API)の認証を取得済みだ。同社は国際的に認められ、国際市場に進出するための基盤が整った。今年1―10月の鋼材輸出量は20万トン、輸出額は8900万米ドルだった。(crefbiz.comより) 沙鋼集団、16―60ミリ線材ラインが稼働  【中国金属情報特約】中国・沙鋼集団はこのほど、16―60ミリ線材プロジェクトの生産を開始した。同生産ラインの年産能力は100万トン。これにより、沙鋼集団の線材製品規格は5・5―60ミリまで拡大している。(www.ztkk.comより) 八一鋼鉄、熱延帯鋼生産当局から承認  【中国金属情報特約】中国新疆自治区・八一鋼鉄集団はこのほど、1750ミリ熱延帯鋼と120トン転炉プロジェクトが国家発展改革委員会に承認されたと発表した。

 同プロジェクトの生産規模は銑鉄104万トン、粗鋼120万トン、熱延鋼板コイル112万トンで、投資総額は46億8340万元。年間売上35億4000万元、利益は1億8000万元に達する見込み。

 新疆自治区の鉄鋼生産能力の調整のため、八一鋼鉄は20平方メートル焼結機3基、380立方メートル小型高炉2基、20トン転炉2基、さらに一部の圧延設備などを淘汰(とうた)する計画。(www.ztkk.comより)
鄂城鋼鉄、広幅厚板設備建設に着工  【CREF(中国)特約】中国大手鉄鋼メーカーの武漢鋼鉄集団公司(本社=湖北省武漢市)子会社の鄂城鋼鉄有限責任公司はこのほど、4300ミリ広幅厚板プロジェクトの建設に着工した。投資総額は30億元、2008年8月に稼働予定。同事業は、同社が実施中の「第11次五カ年計画」における投資額が最大規模のプロジェクトで、年間売上高は40億元、納税額は6億元に達する見通しだ。

 同社の従来製品は異形棒鋼をはじめとする線材製品を主とし、製品付加価値はわりに低い上、市場リスク抵抗力も低い。同社は05年4月に武漢鋼鉄集団との再編後、グループとしての強みを発揮し、製品構造の最適化に10億元を投じて冷延薄板生産ラインを建設した。「第11次五カ年計画」では、技術改良事業への投資額は70億―90億元に達するという。(crefbiz.comより)
宝山鋼鉄集団、信用格付けが鉄鋼メーカー最高のA−に  【CREF(中国)特約】中国最大の鉄鋼メーカーである宝山鋼鉄集団公司(本社=上海市)は先ごろ、世界的な信用格付け機関である米スタンダード&プアーズ(S&P)が、傘下の上海宝山鋼鉄股フェン公司(宝山鋼鉄)を含め、信用レベルを「BBB+」から「A−」に引き上げたと発表した。両社はこれにより、世界の鉄鋼企業のなかで最高ランクの信用格付けを取得した。中国の製造業の中でもトップの信用格付けになる。

 今回の格上げの理由は両社の競争力アップにある。両社はコストを有効に削減し、付加価値の高い製品でシェアを伸ばしたことが高い評価を受けた。不利な市場環境のなか、高い利益率を維持したこともポイントを高めた。また、同社の財務能力や資金力、買収合併における慎重な態度も好印象を獲得したという。

 同集団は引き続き海外上場計画を推進し、上場後に各国の主要鉄鋼メーカーから投資を受け入れる方針を発表したばかり。上場が実現すれば、同集団の経営能力は一層向上することになる。(crefbiz.comより)
連雲港方恒実業、鋼管生産事業建設スタート  【CREF(中国)特約】中国・連雲港方恒実業有限公司の鋼管生産事業がこのほど江蘇省連雲港市で建設に着工した。投資総額は20億2300万元、年産は100万トン。

 同事業にはERW高周波電気抵抗溶接の生産技術を採用する。主力製品は石油採掘用パイプ、ラインパイプ、ボイラ用パイプなど。2期に分けて建設し、1期分の年産は30万トン、2期分は70万トン。(crefbiz.comより)
太原鋼鉄、高炭素クロム鉄長期契約を締結  【CREF(中国)特約】中国・太原鋼鉄(集団)有限公司(本社=山西省太原市)はこのほど、カザフスタン・クロム業有限会社との間で、高炭素クロム鉄の長期供給について、契約を締結した。(crefbiz.comより) 唐山鋼鉄、熱間圧延薄板年産300万トン達成  【CREF(中国)特約】中国・唐山鋼鉄股フェン有限公司はこのほど、1年近くテスト稼働している1700ミリ熱間圧延薄板生産ラインが設計能力の年産300万トンを達成したと発表した。(crefbiz.comより) 攀枝花鋼鉄、広州・深セン鉄道向けレール供給  【CREF(中国)特約】中国・鉄鋼大手の攀枝花鋼鉄集団公司(本社=四川省攀枝花市)はこのほど、中国初の複線鉄道である広州・深セン鉄道に使用する2万2000トンのレールを供給することが決まったと発表した。現在、約5000トンが供給済みで、このうち大部分は100メートル規格のレール。同社のレールは品質が安定しており、鉄道建設主は全面的に同社製品を使用することを決定した。

 同鉄道は全長が147キロメートルで、中国本土と香港を結ぶ鉄道の主要路線になる。1911年に敷設され、1989年に複線化された。1994年に3線鉄道に改修され、1997年になり電気複線化を実現。このうち、準高速鉄道が2線、通常鉄道が1線。経済発展を受け、同鉄道の輸送量は今後も急増する見通しで、4線化工事の早期実施が決まった。現在はレールを敷設中。(crefbiz.comより)
首鋼特殊鋼、亜鉛めっきライン稼働  【CREF(中国)特約】中国・北京首都鋼鉄公司特殊鋼有限公司(本社=北京市)が建設を進めてきた亜鉛めっき生産ラインがこのほど生産を開始した。これにより、同社の冷延事業が本稼働することになる。

 同生産ラインは2004年11月に着工し、亜鉛めっき鋼板の年産は36万5000トン。技術はベルギーCMI社から導入され、コア設備はベルギー、フランス、米国などの5カ国から導入された。(crefbiz.coより)
通化鋼鉄、ラインパイプを新たに開発  【CREF(中国)特約】中国・鉄鋼大手の通化鋼鉄集団股フェン有限公司はこのほど、石油パイプライン用鋼25Mn2Vの開発に成功した。テスト生産量は17炉計で1226トン。同社は33Mn2V、36Mn2Vの両石油パイプライン用鋼の開発に成功したばかり。(crefbiz.coより) 上海宝鋼、石油タンク向け高強度鋼板供給  【CREF(中国)特約】総容量が320万立方メートルに達する中国・黄島国家石油備蓄基地の1期分工事では、32基タンクが施工段階に入っており、このうち、20基10万立方メートルのタンクに当てる1万5000トンの高強度鋼板は、上海宝鋼集団(本社=上海市宝山区)が生産したものを採用している。提供した鋼板は宝鋼が研究・開発した広厚鋼板。

 同社は先ごろ、同じく国家石油備蓄基地の鎮海拠点向けに少ロット鋼板を出荷したばかり。(crefbiz.comより)
中鋼集団、印に製鋼所建設計画 宝鋼と共同投資か  【中国金属情報特約】中国中鋼集団公司の総裁・黄天文氏によると、中鋼は中国の製鋼所と共同でインドに製鋼所の建設を計画しており、同社は宝鋼集団と共同投資する可能性があるという。

 投資額は2億ドル以上、生産規模は300万―500万トンの見通し。新工場では長材(建築用鋼材を含む)を生産する。製品の一部はインド市場に供給し、それ以外は中国市場に供給するという。(www.ztkk.comより)
唐山ステンレス、60万トンミルが07年末稼働へ  【中国金属情報特約】中国・唐山ステンレス公司の60万トンステンレス・プロジェクトが2007年末に稼働する見込みだ。同時に30万トン冷延プロジェクトも稼働する予定。

 唐山ステンレスは唐山鋼鉄集団と他の4社が共同出資して、2003年に設立。銑鉄230万トン、普通炭素鋼220万トン(半製品110万トンと熱延帯鋼110万トン)の年間生産能力を持つ。(www.ztkk.comより)
中国「純輸出大国に」 製鋼原料・鋼材国際大会開く  【CREF(中国)特約】中国五鉱化工輸出入商会の陳浩然会長は4日に開催された「2006中国製鋼原料・鋼材国際大会」で、「2006年の中国鋼材輸出入は歴史的転換期を迎え、輸入大国から純輸出大国になった」と言明した。

 1―10月における鋼材輸出は前年同期比91・5%増の3284万トン、鋼材輸入は同29・1%減の1553万トン、純輸出量は1731万トンだった。同氏によると、1981―2005年における中国の鋼材純輸入は2億9500万トン、06年に初めて純輸出になっている。

 一方、鋼材輸出の増加は段階的な特徴をみせ、継続性はないと指摘。輸出還付税の調整、生産能力の圧縮政策などは鋼材輸出に抑制役割を果たしている。(crefbiz.comより)
金川集団、世界第2位のコバルトメーカーに  【CREF(中国)特約】中国ニッケル生産最大手の金川集団(本社=甘粛省金昌市)が2億5000万元を投じ進めてきたコバルト技術改良プロジェクトがこのほど完成し、生産を開始した。これにより、同集団のコバルト年産は6000トンに達し、生産量は世界全体の12%を占め、世界第2位のコバルトメーカーとなる。(crefbiz.comより) 日立金属・宝鋼合弁、圧延用ロール工場08年4月に本稼働  【CREF(中国)特約】日立金属はこのほど、中国鉄鋼最大手の宝鋼集団と設立した合弁会社「宝鋼日立金属軋●(南通)有限公司」が11月下旬から江蘇省南通市で熱延鋼板圧延用ロール製造工場の建設を開始したことを明らかにした。合弁会社の出資比率は日立金属が70%、宝鋼が30%。

 新工場は08年4月をめどに本稼働し、当初は全量を宝鋼向けに出荷し、同社以外への出荷は09年度以降になる見通し。売り上げは10年度に60億円、12年度には中国市場でのシェア25%となる100億円をめざす。(crefbiz.comより)(●はくるまへんに昆)
中国黄金集団、新疆の金資源を統合へ=金資源の開発強化  【CREF(中国)特約】中国中央政府が直轄する唯一の金製品メーカー、中国黄金集団公司(本社=北京市)はこのほど、新疆ウイグル自治区東部のゼン善県で新疆金灘鉱業有限公司を設立した。同社の設立により、同自治区の金資源の開発を強化する方針。

 新会社は中国黄金集団の100%子会社である河北黄金公司が、新疆坤源鉱業公司と同自治区の金鉱山を開発する新疆ゼン善金鉱を再編して設立したもの。河北黄金公司が筆頭株主。(crefbiz.comより)
宝鋼、ペレット工場着工間近 リオドセと合弁  【CREF(中国)特約】中国鉄鋼大手の宝山鋼鉄集団公司(本社=上海市)とブラジル・リオドセ(CVRD)は、広東省湛江市東島経済開発試験区で建設を計画しているペレット工場が間もなく着工する見通しだ。

 同合弁工場は同開発区で商工業登録を完了しており、資本金は20億元、工場の所在地は計画中の「湛江鋼鉄生産基地」に隣接している。両社は先月、山東省青島市で開かれた「第6期中国鋼鉄原材料国際シンポジウム」で、合弁事業を展開する枠組みに合意したばかり。(crefbiz.comより)
鞍山鋼鉄、山西焦煤と戦略協力へ  【中国金属情報特約】中国・鞍山鋼鉄集団と山西焦煤集団はこのほど、全面戦略協力協議と長期購入・販売戦略協力協議を締結した。両社は石炭開発、石炭使用技術、製品貿易、運輸、情報交流などの面で協力する上、2007―20年の石炭購入についても協力する。山西焦煤集団は中国最大のコークス用石炭生産企業。(www.ztkk.comより) 武漢鋼鉄、恩施州と鉄鉱石開発協定を締結  【中国金属情報特約】中国・武漢鋼鉄集団と湖北省恩施州は先ごろ、恩施州の約12億トンの鉄鉱石開発で戦略協力協定を締結した。

 2007―09年、武漢鋼鉄は恩施州鉄鉱の1期テスト採掘を行い年間130万トンの鉄鉱石を生産。10年から2期開発に入り、年間1000万トンの鉄鉱石を生産し、15年には3期開発で年間2500万―3000万トンの鉄鉱石を生産する計画。

 恩施州の高燐鉄鉱は1959年に発見された大型鉄鉱。これまで武漢は、高燐鉄鉱の採掘コストが高いため、恩施州鉄鉱を採掘せず、鉄鉱石を輸入していた。現在は、鉄鉱石の加工・製錬技術が向上し、高燐鉄鉱の採掘コストもダウンし、また、鉄鉱石の供給不足と輸入価格の上昇のため、恩施州の鉄鉱開発に着手する。(www.ztkk.comより)
宝山鋼鉄、天津に鋼材加工拠点設立  【CREF(中国)特約】中国・鉄鋼大手の宝山鋼鉄集団公司(本社=上海市)はこのほど、天津宝鋼鋼材配送有限公司を設立したと発表した。年間加工能力は15万トン。

>  同社の設立に伴い、宝鋼のユーザー、一汽シャレードなどに向けワンストップ鋼材加工配送サービスを提供する上に、北京市、天津市、河北省地区の自動車メーカーを対象に高付加価値の製品とサービスを提供するのが狙い。(crefbiz.comより)
中国1―10月 鉄鉱石輸入22%増2.6億トン  【CREF(中国)特約】中国税関本部の発表によると、中国は10月の鉄鉱石輸入量が2197万トン、1―10月の鉄鉱石輸入量が前年同期比22%増の2億6912万トンであった。鉄鉱石の主な輸出元はオーストラリア、ブラジル、インド。(crefbiz.comより) 上海宝ミン鋼鉄と江蘇海門、中国最大の中板生産拠点を建設  【CREF(中国)特約】中国鉄鋼大手の上海宝ミン鋼鉄集団有限公司(本社=上海市)と江蘇省・海門開発区はこのほど、江蘇上鋼三廠股フェン有限公司を合弁設立することで契約を締結した。

 投資総額は6億5000万元、資本金は1億元。稼動すれば、中国最大の中板材生産拠点となる。同合弁事業は2007年10月に生産を始め、鋼材年産は120万トン、1年目の生産額は60億元に達する見込みだ。(crefbiz.comより)
金龍集団、重慶で銅管工場の建設を開始  【CREF(中国)特約】世界最大の精密銅管メーカーである中国・金龍集団(本社=河南省新郷市)はこのほど、重慶市で精密銅管工場の建設に着工した。投資総額は15億元。同集団は、精密銅管の販売量では世界の7分の1を占める。2006年の売上高は120億元を突破する見込み。(crefbiz.comより) 江蘇大全集団と重慶市万州区、多結晶シリコン事業を合弁建設  【CREF(中国)特約】中国・江蘇大全集団(本社=江蘇省揚中市)と重慶市万州区はこのほど、重慶市万州区に多結晶シリコン生産事業を合弁建設することで合意した。投資総額は40億元、年産は3000トン。稼働すれば、中国最大規模の多結晶シリコン生産事業になる。

 多結晶シリコンは太陽光発電に必要な電子材料で、太陽光エネルギー電池、半導体、液晶スクリーンなどの基本材料として、中国国内の年間不足量は3000トン前後に達するという。

 重慶市云陽、秀山などは豊富なシリコン鉱資源を保有し、多結晶シリコンの生産には大きな強みがあるという。同プロジェクトでは、最初の投資額は12億元、2年以内に年産1500トンの多結晶シリコン生産ラインを1本建設し、その後数年内に生産規模を3000トンに引き上げる計画だ。(crefbiz.comより)
中国鉄鋼業 国内シェア徐々に拡大/自動車用鋼板  【CREF(中国)特約】中国自動車工業の国産化率の向上に伴い、中国鉄鋼業は国内自動車用鋼板の市場シェアを拡大しつつある。冷延鋼板は輸入依存から国内生産へと転換しており、中国産鋼板の市場シェアは約70%に上っている。(crefbiz.comより) 杭州鋼鉄、物流企業と戦略協力締結  【CREF(中国)特約】中国・杭州鋼鉄集団公司はこのほど、深セン市で中国遠洋運輸(集団)総公司との間で、戦略協力協議を締結した。両社はそれぞれの優位性と特色を発揮し、様々な分野で戦略協力を展開する方針。(crefbiz.comより) 邯鄲鋼鉄、鋼板品RoHS指令基準クリア  【CREF(中国)特約】中国鉄鋼大手の邯鄲鋼鉄集団公司(本社=河北省邯鄲市)はこのほど、同集団の冷延亜鉛めっき鋼板、冷延鋼板、熱延酸洗鋼板が欧州連合(EU)の電気・電子機器に対する特定有害物質使用制限指令であるRoHS指令をクリアしたと発表した。

 河北省の鉄鋼企業が同指令をクリアしたのは初めて。

 同集団は同指令の基準をクリアするため、原材料の調達から製品生産までの全工程に対してコントロールを行い、生産プロセスの最適化を実施。

 最終審査リポートによると、同社の3大鋼板製品に含まれる鉛、水銀、カドミウム、六価クロム、PBB(ポリ臭化ビフェニル)、PBDE(ポリ臭化ジフェニルエーテル)などの有害物質はEU規定の標準を下回り、RoHS指令の基準に完全に合致した。(crefbiz.comより)
包頭華業、ステンレス鋼管ラインが本稼働  【CREF(中国)特約】中国・包頭華業特鋼集団はこのほど、ステンレス丸パイプ、角パイプの生産を開始した。

 同社は寧波華光公司、万華公司、華昇建築公司の3社が合弁設立した会社。(crefbiz.comより)
武漢鋼鉄、広州鋼材配送センター着工  【CREF(中国)特約】中国・武漢鋼鉄公司はこのほど、広州市経済技術開発区で広州鋼材配送センターの建設に着工した。

 同センターは韓国、台湾から4基の切断設備を導入し、主に冷延コイル、亜鉛めっきコイル、ケイ素鋼コイル、ステンレスコイルなどの加工を手掛ける。年産は20万トン、2007年3月末に生産を開始する見通し。(crefbiz.comより)
通鋼集団、1―10月純利益が2億9600万元増  【CREF(中国)特約】中国鉄鋼大手の通化鋼鉄集団股フェン有限公司は、製品構造調整と生産性向上などに注力した結果、1―10月の純利益は前年同期比2億9600万元増の13億4464万元、利得税は7255万元増の5億3200万元となり、通期利益目標の95・3%を達成した。(crefbiz.comより) 住商、中国拠点の建設が順調 ステンレス研磨  【CREF(中国)特約】台湾建昌実業公司と住友商事が中国・華南地域で共同建設しているステンレス表面研磨事業が順調に進んでおり、来年5月に正式に運営する見通しだ。

 同事業ではステンレス高品質表面研磨、切断加工、貿易物流を行う。主要材料は住友商事が日本の各大手製鋼所から調達するほか、中国の各製鋼所からも仕入れる。

 年産は2万5000トン、年成長率は30%、華南地域の多くの家電、エレベーター、電子、建材などのメーカーを対象に原材料を供給するのが狙いだ。(crefbiz.comより)
鞍山鋼鉄、遼寧省に鋼材生産拠点建設  【CREF(中国)特約】中国鉄鋼大手の鞍山鋼鉄集団(本社=遼寧省鞍山市)は現在、同省の営口バ魚圏港で高級鋼材生産拠点を建設している。

 同プロジェクトの計画によると、敷地面積は約8・3平方キロメートルで、このうち、海岸埋め立て地が3・6平方キロメートル。海岸埋め立て地での掘り出す土石量は計5500万立方メートルで、「三峡水力ダム」工事の半分に相当するという。

 2005年8月に着工、現在は工場建物の建設段階に入っている。07年末―08年初めに生産を開始する見通しだ。稼働すれば、高級鋼材の年産は400万トン以上、増値税は10億元、所得税は16億元に達する見通しだ。投資総額は約226億元。(crefbiz.comより)
華美集団、亜鉛めっき鋼板ラインが本稼働  【中国金属情報特約】中国・深セン市最大の金属材料加工会社の華美集団はこのほど、年間生産能力28万トンの熱延亜鉛めっき鋼板生産ラインがこのほど本稼働したと発表した。 同生産ラインは9月に試運転を開始してから、亜鉛めっき鋼板を3万トン以上生産し、このうち80%の製品は輸出品質に達し、10月にはヨーロッパ市場向けに7000トン以上を輸出した。

 同社はこれまでに7億元を投資し、年間生産40万トンの酸洗鋼板、25万トンの冷延鋼板、28万トンの亜鉛めっき鋼板、12万トンカラー塗装鋼板の生産ライン4基を建設した。(www.ztkk.comより)
柳州鋼鉄、1―9月鋼材輸出が大幅増  【CREF(中国)特約】中国・柳州鋼鉄集団は今年に入り製品の販売戦略を進め、鋼材輸出に力を入れた結果、1―9月の鋼材輸出は前年同期比217%増の23万4000トン、外貨獲得は同196%増の1億1000万ドルとなった。

 同社の輸出入会社は国際市場ニーズにこたえ、市場競争力のある新品目を積極的に開発し、9月末時点で締結した鋼材契約件数は100件余り、受注量は20万トン余りに達した。(crefbiz.comより)
西南ロ業、連続冷延ライン建設 スイスABB社・独SMS社から導入  【CREF(中国)特約】重慶市の地方紙「重慶日報」によると、中国アルミ最大手の中国アルミ有限公司(本社・北京市)傘下の西南ロ業集団有限責任公司はこのほど、スイス・ABB社とドイツ・SMS社との間で、重慶市で建設中の工場に連続冷間圧延ラインを導入することで合意した。

 中国アルミの肖亜慶・代表取締役によると、新工場の建設は熱間圧延工場の建設に続く大型事業で、同社と同市政府が進めている「中国アルミ加工都市」の建設における重要事業の1つ。世界最先端の連続冷間圧延ラインを導入することで、高精度のアルミ板とアルミ合金板の生産が可能になるという。

 新工場は2005年12月に土地整備を開始、06年4月に着工した。08年に竣工する見通しで、年産70―80万トンに達する見込み。缶やボトルキャップ、印刷用PS版、アルミ箔原料などの材料を大規模に生産し、西南ロ業はアルミ加工分野で世界大手に成長することになる。

 ABB社は電力技術とオートメーション技術のリーディングカンパニー。また、独SMS社は約200年の歴史を持つ大手金属加工設備メーカー。(crefbiz.comより)
寧波宝新・宝鋼、ステンレス溶接管ライン建設開始  【中国金属情報特約】情報によると、中国・寧波宝新不銹鋼公司は加工センターとステンレス溶接管生産ラインの建設を開始しているという。同加工センターは寧波宝新ステンレス公司と宝鋼集団傘下の会社による合弁建設で、ステンレス溶接管生産ラインは寧波宝新不銹鋼が単独で建設する。(www.ztkk.comより) 宝山鋼鉄、北京科技大と協力協定締結  【CREF(中国)特約】中国・北京科技大学と宝山鋼鉄股フェン有限公司はこのほど、北京市で研究開発と人材育成を目的とする協力協定を締結した。詳細は次の通り。

 (1)材料類の重点実験室を主体に、最先端の鉄鋼材料、新機能材料、新エネルギー材料を中心に研究し、材料学科の革新に注力する(2)鉱業、冶金、機械類の重点実験室を主体に、関連学科の資源統合、鉄鋼企業の資源の総合利用、環境保護・省エネ新技術などの研究。またエンジニアリング実験室を設立する(3)冶金エンジニアリング研究院を主体に、大手鉄鋼企業との協力を緊密化し、業界共通の中核技術問題の解決に向け革新プラットフォームを構築する。(crefbiz.comより)
宝山鋼鉄、フィリピンで資源開発検討  【CREF(中国)特約】中国鉄鋼大手の宝山鋼鉄集団公司(本社=上海市)は原材料の供給体制を確保するため、フィリピンで鉄鉱石・石炭の開発事業を進める可能性があると発表した。投資額は約65億ドル。同社の謝企華董事長はフィリピン首都マニラを訪問し、同事業への現地視察を行う計画だ。(crefbiz.comより) 宝山鋼鉄、河南焦煤集団との提携強化  【CREF(中国)特約】中国・宝山鋼鉄はこのほど、河南省鄭州市・河南焦煤集団との間で、戦略協力協定を締結した。両社は石炭、発電所、合金製錬、管理などの面で提携を強化する。

 河南焦煤は主に低硫黄の良質無煙炭の生産を手掛けており、中国の主要無煙炭生産拠点の一つ。(crefbiz.comより)
韓国・大手造船、中国製造船用鋼板 輸入を大幅増へ  【中国金属情報特約】韓国現代重工、三星重工、大宇造船などの韓国大手造船会社は今年、中国製造船用厚板を60数万トンを使用し、来年は85万トンまで増加する計画。情報によると、中国製品は日本製に比べ、価格の面で競争力が強いという。

 来年、現代重工の造船用鋼板の使用量は320万トンに達し、中国から70数万トンを輸入する計画で、三星重工と大宇造船も輸入増加を計画している。(www.ztkk.comより)
馬鞍山鋼鉄、生産管理拠点の建設を開始  【CREF(中国)特約】中国鉄鋼大手の馬鞍山鋼鉄股フェン有限公司(本社=安徽省)はこのほど、生産管理センターの建設を開始した。競争力を上げ、近代的な企業グループへの成長をめざす。

 同センターの敷地面積は8万平方メートル、建築総面積が76万1000平方メートル。21階建ての本館と12階建ての貿易センタービル、4階建ての会議・展示センタービルを建設する計画。1期工事の投資総額は約3億5000万元、2008年4月に完成の予定。(crefbiz.comより)
中国商務部、07年のコークス輸出企業の資格基準を発表  【CREF(中国)特約】中国・商務部はこのほど、コークス輸出をより管理し、輸出秩序を規範化するため、「2007年コークス輸出企業資格基準」を発表した。基準はつきのとおり。

 (1)コークス生産企業は、コークス産業参入基準に合格し、かつ2005年のコークス輸出量が25万トン以上に達すること。(2)コークス流通企業は、登記資本金が5000万元以上に達し、直近3年(2003―05年)の年平均コークス輸出量が15万トン以上に達すること。(crefbiz.comより)
経閣口業、省エネ型多機能アルミ材の開発に成功  【CREF(中国)特約】中国・経閣口業科技股フェン有限公司は、大学機関との2年間にわたる共同研究の結果、「断熱、省エネ、騒音軽減型アルミ材」の開発に成功した。住宅に利用した場合、エネルギー消費量を50%以上低減することができるという。

 同アルミ材は国家863重点ハイテク事業で開発が決まった最先端の省エネ材料。同委の専門家グループと中国全国のアルミサッシメーカーが同社で試運転中の生産ラインを見学し、同社の技術力を高く評価した。(crefbiz.comより)
中孚実業、アルミ電解槽の完全無停電修理技術を開発  【CREF(中国)特約】中国・金属大手の中孚実業股フェン有限公司(本社・河南省キョウ義市)はこのほど、320kA級アルミ電解槽の完全無停電修理技術の開発に成功した。この技術により、電源を切らずに電解槽を修理することが可能になった。

 同技術は2005年に中国政府が指定した重要産業技術の特別開発事業「大型アルミ電解槽の省エネ技術開発」における6大新技術の1つ。同社はすでに無停電電解槽、無停電起動装置、無停電溶接修理法の3技術を開発。今回開発に成功した完全無停電修理技術を含め、計4件の国家特許を申請している。

 年産25万トンの同社はこれら技術を導入することで、毎年2250万kW時の電力を節約し、約2500トンのアルミを増産することが可能になる。直接的な経済利益は2000万元以上に達する。(crefbiz.comより)
ラン川モリブデン集団、タングステン・モリブデンの生産を拡大へ  【CREF(中国)特約】中国・洛陽ラン川モリブデン集団股フェン有限公司(本社・河南省ラン川市)はこのほど、今後5年間で同市の工場を中国最大のタングステン・モリブデン生産拠点にする目標を発表した。

 同集団は今年に入り業績を伸ばし、2006年の売上高は通年で50億元を突破する勢い。利益は20億元に達する見通しだ。タングステン・モリブデン分野で採掘と選出、加工、二次加工を全面的にカバーし、中国国内で業界トップの大手に成長した。(crefbiz.comより)
宝山鋼鉄、溶接・表面技術研究所を設立  【CREF(中国)特約】中国鉄鋼大手の宝山鋼鉄集団公司(本社=上海市)研究院はこのほど、人材、技術研究などの面での総合優位性を発揮し、溶接と表面技術力を向上させるため、溶接・表面技術研究所を設立した。(crefbiz.comより) 江蘇長盈ステンレス、パイプ事業の生産開始  【CREF(中国)特約】中国・鉄鋼民間大手の江蘇長盈ステンレス公司(本社=江蘇省常州市)はこのほど、年産5000トンの冷間引抜きステンレス・シームレスパイプ生産事業が生産を開始したと発表した。

 主力製品はオーステナイト系ステンレス・パイプ、直径が6―530ミリ、厚さ1―40ミリ。(crefbiz.comより)
河北津西鋼鉄、大型H形事業が本稼働  【CREF(中国)特約】中国・河北津西鋼鉄股フェン有限公司(本社=河北省遷西県)が建設を進めてきた100万トン大型H形鋼事業がこのほど本稼働した。同事業の投資総額は24億元、主要技術と設備はドイツとオーストリアから導入したもの。稼働後、年間売上高は25億元、利得税は5億元それぞれ増加する見通し。(crefbiz.comより) 鞍山宝得鋼鉄、05年中国・納税額6位に  【CREF(中国)特約】05年の中国民間企業の納税額上位100社が発表され、鉄鋼メーカーの鞍山宝得鋼鉄有限公司が6位にランクインした。同社の納税額は2億2000万元。04年は3位。05年の遼寧省の納税額上位100社中33位。

 同社は遼寧省政府指定の重点工業企業85社の1社。主力製品は金型材料。銑鉄、粗鋼、鋼材をそれぞれ年間60万トン生産し、資産総額は約10億元。従業員数は2000人以上。同省鞍山市の民間企業のうち、納税額は長年にわたりトップを維持している。(crefbiz.comより)
発改委、亜鉛・鉛業界の構造調整を促進  【CREF(中国)特約】中国国家発展・改革委員会はこのほど、亜鉛・鉛業界の投資行為を規範化し、構造調整を促進する方針を発表した。同発表によると、同委員会は2010年の精鉛年産を400万トン以内、亜鉛年産を500万トン以内に制御する計画だ。

 発改委は、亜鉛・鉛業界についは、資源不足で、業界利益は鉱山選業への依存度が高く、また業界集中度が低く、企業競争力が不足しているなどのデメリットを挙げている。

 同委員会は亜鉛・鉛業界の改善を図り、鉛亜鉛製品の研究に注力するほか、輸出入税収の関連政策を改善する方針だ。(crefbiz.comより)
大手ステンレスメーカー、11月出荷価格 値上げ  【中国金属情報特約】太原鋼鉄集団、寧波宝新ステンレス公司、張家港浦項ステンレス公司など中国大手ステンレスメーカーは20日、上海で11月の価格会議を開催し、11月の出荷価格(材質:304/2B)を10月価格よりトン当たり2000元前後値上げすることを決定した。(www.ztkk.comより) 新興鋳管、豪鉄鉱石企業株19%取得へ  【中国金属情報特約】中国・新興鋳管股フェン公司はこのほど、豪・中小規模鉄鉱石企業であるケープ・ランバート・アイアン・オア社の19・9%の株式を買収する契約を締結した。新興鋳管は中国最大の鋼管メーカーで、年間売上高は13億j以上に達している。(www.ztkk.comより) 豪ブルースコープ、蘇州カラー鋼板工場が稼働  【中国金属情報特約】豪鉄鋼大手のブルースコープ・スチールが中国江蘇省蘇州工業園区に建設したカラー塗装鋼板工場が18日に稼働した。工場の敷地面積は25万平方メートル、総投資額は2億8000万豪ドル、ブルースコープ社のアジア最大の投資プロジェクトである。同工場は中国市場に25万トンの良質アルミ亜鉛めっき鋼板と15万トンのアルミ亜鉛めっきカラー塗装鋼板を供給する見込み。(www.ztkk.comより) 中国アルミ、中東地域でアルミ製錬工場の建設計画  【CREF(中国)特約】関連メディアが報じたところによると、中国国内の電力価格が高騰している中、中国アルミ業界最大手の中国アルミ(本社=北京市)は中東地域でアルミ製錬工場の建設を計画中だという。

 中東地域の豊富な石油天然ガス資源を利用することで、電力コストの大幅削減が可能になるという。(crefbiz.comより)
清華大学、政府と共同でCDM事業促進  【CREF(中国)特約】理工系総合大学として中国トップの清華大学はこのほど、貴州省政府との間で、クリーン開発メカニズム(CDM)事業を共同で促進することに合意した。

 同省は中国南方地域の重要なエネルギー生産拠点。同省政府がCDM事業の実施と技術サービスを提供するために設立したCDM技術サービスセンターの姚暁園・主任によると、清華大学は早くからCDM事業の専門家チームを立ち上げている。今回は、同センターと同大学の国際技術移転センターがCDM事業の共同促進することを決めた。同省で電力や石炭などのエネルギー消費が大きい企業を選出し、国際間の協力を促進する計画だ。

 同主任によると、同省はCDM事業を実施する余地が大きく、CDM技術サービスセンターは今後、事業実施に向けて技術保障や国際協力促進などのサービスを提供する。現在はゴミの埋め立てや炭層ガス開発などの分野で技術サービスを提供しており、CDM事業を実施可能な企業についてデータを集めている。(crefbiz.comより)
鞍山鋼鉄、製品無害化進む  【CREF(中国)特約】EUがRoHS指令を実施してから、中国・鉄鋼大手の鞍山鋼鉄集団公司(本社=遼寧省)は、製品無害化事業を進め、国内家電用の環境対応型鋼板の生産に注力し、中国家電輸出製品に「グリーンカード」を提供している。

 海爾、海信などの家電メーカーは材料サプライ・チェーンの管理を強化し、川上企業に環境保護と認証取得を要請している。

 鞍山は5カ月足らずで、熱間亜鉛めっき耐指紋性鋼板の開発に成功した上、認証機構SGSの無公害テストをクリア、すでにコンピュータ・ケース、エアコン・ケースなどに用いられ、国内ハイエンドユーザーの需要を満たしている。

 同社は、相次いでクロムフリー・カラー塗装鋼板などの環境対応型製品の開発に成功している。(crefbiz.comより)
武鋼、キャタピラー社のサプライヤーに  【CREF(中国)特約】中国鉄鋼大手の武漢鋼鉄集団はこのほど、建設機械大手の米キャタピラー社のサプライヤーになったことを明らかにした。

 過去3年間にわたり、同社はキャタピラー社のサプライヤー資格を取得するため、厳格にIE1861標準に基づき、生産工程、品質管理などの面で管理を強化した。(crefbiz.comより)
中鋼集団、福建三鋼集団と戦略提携  【中国金属情報特約】中国・中鋼集団と福建三鋼集団は先ごろ、戦略協議を締結した。中鋼集団は原材料供給、鋼材販売、設備・技術などの面で、三鋼集団に協力する。

 三鋼集団は福建省最大の鉄鋼連合企業で、50年の歴史がある。同社の粗鋼生産能力は300万トンで、主要製品は棒鋼と線材。まもなく稼働する中板生産ラインの年間生産能力は100万トン。同社は2010年、粗鋼生産規模は500万トンに達する見込み。(www.ztkk.comより)
中国冶金科工、パプアニューギニアのニッケル・コバルト採掘へ  【CREF(中国)特約】中国冶金科工集団はこのほど、パプアニューギニアのニッケル、コバルト鉱採掘事業の準備のため、作業チームをパプアニューギニアへ派遣したと発表した。

 同事業の所在地はパプアニューギニア北部海岸。投資総額は7億8000万ドル、工期は2年半。稼働後、ニッケル年産は3万2800トン、コバルトは3200トンに達する見通しだ。

 同事業は、両国家の政府間協力事業で、パプアニューギニアにとっては最大の外資導入事業で、中国にとっては石油を除く最大の海外資源投資事業である。(crefbiz.comより)
柳州鋼鉄、溝形鋼GB22号テスト生産成功  【CREF(中国)特約】中国・広西チワン族自治区の鉄鋼大手、柳州鋼鉄(集団)公司はこのほど、同社最大規模の溝形鋼GB22号のテスト生産に成功したと発表した。(crefbiz.comより) 金川集団、ニッケル製錬工場を建設 原料処理年100万トン  【CREF(中国)特約】中国のニッケル生産最大手、金川集団有限公司(本社=甘粛省金昌市)は9日、100万トン級酸素トップ・ブローニッケル製錬事業の建設に着工した。投資総額は20億元超、2008年6月末に竣工予定。完成すれば、ニッケル原料を年間100万トン処理することができる。同事業の稼働後、同社は2010年時点で、ニッケル年産が15万トン、銅が40万トンになる見通し。(crefbiz.comより) 鞍鋼股フェンに改名 鞍鋼新軋  【CREF(中国)特約】中国・鞍山鋼鉄集団が、国家関連部門の商工業登録変更を経て、「鞍鋼新軋股フェン有限公司」を「鞍鋼股フェン有限公司」に改名したと発表した。

 中国語略称は「鞍鋼新軋」から「鞍鋼股フェン」となる。同社は6月20日、2005年度株主総会を開き、社名変更議案を可決した。(crefbiz.comより)
新余鋼鉄の造船用鋼板 「中国ブランド」取得  【CREF(中国)特約】中国・新余鋼鉄有限責任公司(本社=江西省新余市)はこのほど、同社が生産する造船用鋼板が「中国ブランド」称号を取得し、同称号をもつ4大造船用鋼板の一つになった。

 同社は過去数年間にわたり、造船用鋼板の技術研究に注力した結果、同社の厚板生産ラインは英、仏、独、日、韓、ノルウェーなど7カ国の船級社の認証をクリアした。同社の高強度造船用鋼板は先ごろ米船級社の認証をクリアしたばかり。また、80ミリボイラー用鋼板、圧力容器用鋼板、低温容器用鋼板などは中国国家生産許可証の認証を取得している。

 現在、同社の造船用鋼板の国内市場シェアは10%、ボイラー用鋼板、容器用鋼板は18%に達している。1ー7月、発注国の規格に基づいた鋼板輸出は18万9000トン、外貨獲得は9695万7000ドルだった。

 同社は最近、世界最大の造船メーカー・韓国近代重工業と世界商社大手ドイツ・マンネスマン社との間で、中厚板の長期輸出で協力協定に合意したばかり。(crefbiz.comより)
紫金鉱業、陰極銅工場を合弁建設  【CREF(中国)特約】中国最大の金鉱会社、紫金鉱業集団股フェン有限公司(本社=福建省上杭市)は13日、南アフリカ、英国などの外資系企業と、同省竜岩市で陰極銅製錬工場を合弁で建設する計画を明らかにした。同社の持ち株分は約60%、陰極銅年産は20万トン、投資総額はおよそ2億7500万ドル。

 関係者によると、合弁工場は3期に分けて建設する。第1期分は11月に着工し、2007年下半期に竣工する見通し。現在、後期プロジェクトの交渉を進めており、全体は2009年上半期に竣工する見通し。(crefbiz.comより)
首鋼集団、北京最大の鉄鋼物流拠点が竣工  【CREF(中国)特約】中国・大手鉄鋼メーカーである首鋼集団(本社=北京市)の物流拠点、「首鋼京西鋼材取引センター」がこのほど、同市豊台区の盧溝橋の付近で竣工した。中国最先端の設備とインフラを完備し、北京市で最大の鉄鋼物流拠点になる。

 鉄鋼メーカーにとっては、北京市場に製品を供給する上で物流アウトソーシングセンターとしても機能する。(crefbiz.comより)
宝鋼、自動車用鋼板 軽量化新技術 9件開発  【CREF(中国)特約】中国では、自動車用鋼板の軽量化が多くの製鋼所や自動車メーカーらの関心を集める中、宝鋼は1995年から、車体用鋼軽量化プロジェクトの研究に注力してきた。同社は自動車パネル事業で、軽量化レーザー溶接技術に着目し、先進的な試験設備を導入し、他社よりも先に鋼板溶接技術を研究した結果、4件の特許と9件の新技術を開発した。(crefbiz.comより) 上海浦東鋼鉄、中板生産ラインを正式に閉鎖  【CREF(中国)特約】中国・宝鋼集団上海浦東鋼鉄有限公司の中板生産ラインがこのほど、正式に閉鎖された。これにより、上海地区の中板生産量は毎月8万トン近く減少することになる。

 閉鎖された中板生産ラインは1958年に建設された中国初の2350ミリメートル鋼板生産ラインで、年産は90万トン。生産開始からの中板の累計生産量は1800万トンだった。同ラインが生産した中板規格は主に1・8―2メートル。(crefbiz.comより)
宝鋼欧州貿易が新拠点計画 スペインに  【CREF(中国)特約】中国・宝鋼集団の100%子会社、宝鋼欧州貿易有限公司はスペインに現地法人を設立する計画を明らかにした。資本金は20万ユーロ。新会社は主にスペイン市場向け鉄鋼、原材料・副資材、設備、スペア部品、化学工業製品などを扱う。

 同集団の関係筋によると、同集団はさらに、海外市場開発に対応するため5000万元を調達して「上海宝鋼特殊金属材料有限公司」を設立する計画だ。

 また、首鋼は北米や欧州からの鉄鋼貿易圧力を背景に、ヨーロッパ市場に進出する事業も検討中だという。(crefbiz.comより)
リオドセ、中国でペレット工場を合弁建設  【CREF(中国)特約】ブラジルの資源大手、リオドセ(CVRD)が9月28日、広東珠海粤裕豊鋼鉄有限公司と先峰鋼鉄有限公司との間で、広東省でペレット工場を合弁設立することで合意した。

 投資総額は4000万ドル。年産は120万トンで、2008年に生産を開始する見通しだ。同社の投資分は400万ドルで、子会社のMBRが合弁会社の25%、粤裕豊鋼鉄が40%、先峰鋼鉄が35%の株式をそれぞれ保有する。リオドセは合弁会社向けに30年間の鉄鉱石を提供し、合弁会社の70%の鉄鉱石需要を満たすとしている。(crefbiz.comより)
中国アルミ、アルミ・ボーキ事業拡張 生産能力増強へ600億元  【CREF(中国)特約】中国アルミ業界最大手の中国アルミ(本社=北京市)の肖亜慶・理事長はこのほど、今後5年間に、酸化アルミ、電解アルミの生産拡張事業やボーキサイトなどの事業に約600億元を投資する計画を明らかにした。2010年時点の同社の酸化アルミ生産能力は2005年に比べ62%増の500万トン、電解アルミの生産能力は3・33倍増の1300万―1400万トンまで増加する見通し。(crefbiz.comより) 崑山アルミ業が着工 箔で中国トップめざす  【CREF(中国)特約】中国・江蘇省昆山市の民間企業の三牛実業控股集団と漢江集団が共同で建設する「崑山アルミニウム業」がこのほど、崑山で着工した。資本金は3億元、1期工事分の投資額は10億元。

 同工場ではアルミ箔の規格をそろえ、幅・厚さともに業界トップをめざす。稼働後の年間生産量は2万5000トンに達する見通し。

 崑山三牛実業の主な事業は紡織、印刷、服飾、貿易、不動産開発、ホテル、金融・投資業、資産総額は約10億元。漢江集団は国家水利省に従属し、主な事業は水力発電所、アルミ・インゴットの生産。(crefbiz.comより)
中国鉄鋼メーカー、アジア周辺に進出 国内競争の激化映す  【CREF(中国)特約】中国の鉄鋼メーカーは南アジア、東南アジアなど、経済が急成長している地域に進出している。 山東済南鋼鉄股フェン有限公司(本社=山東省済南市)は、台湾の中堅鉄鋼メーカーの聚亨集団と合弁でベトナムに鉄鋼工場を建設するプロジェクトがこのほど中国政府に承認されたと発表したばかり。同合弁事業の初期投資額は2000万ドル近く、1期分は07年4月に稼働し、当初の生産能力は200万トンで、最終的には1000万トンに引き上げ、投資総額は5億ドル余りに達するという。

 また、昆明鋼鉄集団はベトナムとの間で、「老街貴沙鉄砿」を共同開発することで合意した。両社の同鉄鉱への投資額は6000万ドル、採掘可能量は250万―300万トン。2期に分けて建設し、第1期分は07年に建設をスタートするとしている。昆鋼の関係筋によると、同社はベトナム企業と共同でベトナム・クイサ鉄鉱を合弁採掘するほか、老街鉄鉱工場の建設も計画しており、銑鉄年産は50万トンに達するという。さらに、鋼材圧延、製錬工場の建設も計画中で、鋼材年産は50万トンに達する見通しだ。  ここ数年間にわたり、ベトナムの経済発展に伴い、ベトナム向けの鋼材輸出も増加している。そのほか、中鋼集団はインド東部で製鋼所建設の事業を計画中だ。

 中国の鉄鋼メーカーが海外に会社を設立する要因は次のとおり。(1)インド、ベトナムなどの発展途上国の鉄鉱資源は豊富で、価格は安く、コストは大幅削減可能で、鉄鋼業界の利益は増加ピーク期にある(2)現地の需要はおう盛で、たとえばインドは都市化を急ピッチで進めており、鋼材需要はおう盛で、一方、中国が大規模に淘汰させている建築用鋼材の生産能力はインドでは最も不足しており、相互補完性が強い(3)ベトナムなどは外資導入政策を実施しており、一連の優遇政策を打ち出ししている。

 専門家によると、中国では国内市場の競争が激化し、政府は鉄鋼生産能力の増加を制御しており、立ち後れる生産能力を淘汰しなければならないため、中国の鉄鋼メーカーは設備、技術、資金を南アジア諸国へシフトすることで、現地で生産する鋼材製品は中国市場へ送ることも、現地で販売もできるなどのメリットがあると指摘している。(crefbiz.comより)
本溪鋼鉄、建築用熱延製品 EU進出可能に  【CREF(中国)特約】中国・本溪鋼鉄はこのほど、同社のEU向け建築用熱延製品が、英ロイド・レジスター・クオリティー・アシュアランス(LRQA)社が実施するCE現場認証をクリアしたと発表した。これにより、同社製品は欧州市場へ進出することが可能となる。(crefbiz.comより) 上海宝鋼、高強度歯車鋼を開発 ゼンジミアミルも量産  【CREF(中国)特約】中国・上海宝鋼集団(本社=上海市宝山区)はこのほど、高強度自動車歯車用鋼の開発に成功し、また、ゼンジミアミルの量産が可能になったと発表した。さらに同集団は、世界最高層建築である上海国際金融センタービルの屋上部に用いる高性能耐震鋼材を受注した。同集団は製品開発とシェア拡大の両面で大きな成功を収めた。

 歯車用鋼の新製品は、純度や低温脆性などの性能面で国内の同様製品より優れているという。

 ゼンジミアミルは、冷間圧延機のなかでも製造難度が最も高い製品。精度が高く摩擦に強いのが特徴で、主に高性能ステンレスの製造に用いられる。同集団は製造技術の実用化に成功し、中国の鉄鋼メーカーで初めて量産する。今年から7基のステンレス冷間圧延ラインにゼンジミアミルを導入し、輸入品に依存する局面を解決したことになる。

 また同集団は、駒井鉄工株式会社との間で鉄鋼供給契約を結び、上海国際金融センタービルの屋上部に使用する高性能耐震鋼材を供給することが決まった。供給量は約4000トン。ビル全体に使用する鉄鋼の半数を同社が供給する。(crefbiz.comより)
宝山鋼鉄、月浦地区に物流センター建設へ  【CREF(中国)特約】中国・宝山鋼鉄はこのほど、上海市宝山区と共同で、月浦工業地区で華東地域ステンレス加工配送、在庫物流取引などの機能を集約するセンターの建設を開始した。投資金額は20億元、2008年に1期分が稼働し、10年にすべてが完成する見込みだ。(crefbiz.comより) ティッセンクルップ、温州市で鉄鋼事業を計画  【CREF(中国)特約】独ティッセンクルップ社はこのほど、ハンブルクで開催された「2006ドイツ・中国浙江ウィーク」で、温州代表団との間で、同市に高ニッケル合金鋼、チタン・パーツ事業を建設することで合意した。投資総額は4800万ドル、契約ベースでの外資利用高は1348万ドル。(crefbiz.comより) 金川集団、新疆自治区哈密でニッケル生産ラインを建設  【CREF(中国)特約】情報筋によると、金川集団有限公司(本社=甘粛省金昌市)の持ち株会社、金哈鉱業有限公司は新疆哈密地区で年産5000トンのニッケル製錬生産ラインを建設することがわかった。投資額は2億5000万元。

 哈密地区はニッケル埋蔵量も大きく、将来が有望視されている。(crefbiz.comより)
中国コークス輸出価格、200ドル突破か  【CREF(中国)特約】情報によると、中国のコークス輸出価格は、現時点の価格推移でみると、今年末までにトン当たり200ドル(FOB)を上回る見通しだ。

 8月時点で、中国のコークス輸出価格(FOB)は2カ月連続で上昇傾向にあった。1―8月のコークス輸出平均価格(FOB)は140ドル、1―7月の平均価格は129.18ドルだった。

 コークス価格の上昇要因は、@コークスの主要生産地である山西省は、2006年6―9月にコークス生産量を20%―40%削減した。A東南地域の各省・市のコークスの供給不足で、華北と西北地域から調達した、などが挙げられている。(crefbiz.comより)
山東南山実業、紡績事業を売却 親会社のアルミ事業を買収  【CREF(中国)特約】中国・アルミ大手の山東南山実業(本社=山東省営口市)はこのほど、紡績関連の資産を売却するほか、筆頭株主である南山集団のアルミ関連資産を買収する計画を明らかにした。買収金額は40億元。同社は7億株を指定追加発行することで35億元を調達し、買収事業に当てる。実現すれば、同社は酸化アルミ、電解アルミ、熱延、冷延、アルミ箔などの産業チェーンが整うことになる。

 買収対象は、筆頭株主の南山集団が保有する龍口東海酸化アルミ有限公司の75%株権、南山集団公司の10万トン電解アルミ、煙台東海アルミ箔有限公司の75%株権などが含まれる。(crefbiz.comより)
攀鋼国際昆明、海外向け圧延コイルを値上げ  【CREF(中国)特約】攀枝花鋼鉄集団傘下の攀鋼国際昆明分公司は25日、海外向けの一部製品価格を調整した。

 @3・5ミリ以下の熱間圧延コイルはトン当たり160元引き上げ、3・5ミリ以上熱間圧延コイルは100元上げ、調整後、3・0ミリQ235普通熱間圧延コイルは4250元、5・5ミリQ235普通熱間圧延コイルは3970元。
 A冷間圧延コイルはすべて据え置き、1・0ミリ冷延鋼板は4980元。
 Bカラー塗装コイルはすべて据え置き、0・4―0・44ミリのカラー塗装コイルは7590元。
 C亜鉛メッキコイルはすべて据え置き、1・0ミリの140―180g/u亜鉛メッキコイル
は6130元。 (いずれも税込み価格、9月25日から実施) (crefbiz.comより)
豪ギンダルビー・鞍山鋼鉄、中国東北部でペレット工場  【CREF(中国)特約】豪・鉄鉱石メーカーのギンダルビー社(本社=パース)はこのほど、中国・鞍山鋼鉄集団と中国東北部にペレット工場を合弁で建設することを明らかにした。同社の投資額は1億8000万ドル。鞍鋼の投資額は2億2500万ドルで持ち株比率は75%に達するという。同工場の建設予定地は2008年に稼働する鞍山鋼鉄の新製鋼所から1km離れた場所。

 また、同社は鞍山鋼鉄と共同で10億ドルを投じ、豪州中西部に位置するカララ鉄鉱石事業を進めている。関係筋によると、同鉄鉱石事業では、鞍鋼の持ち株比率は50%に達するという。

 同鉄鉱石事業は、第1段階では赤鉄鉱を採掘し年産約150万dで、すべてを輸出する。第2段階では毎年2000万d低品位磁鉄鉱を採掘し、西オーストラリアで磁選して鉄精粉に加工後、全長225kmの運搬用パイプでジェラルトン港まで運び、中国で建設予定のべレット工場へ輸出する。第2段階の事業化調査報告書は来年2月に提出する見通し。(crefbiz.comより)
太原鋼鉄、圧延工場の冷却設置 完全国産化  【CREF(中国)特約】中国・太原鋼鉄集団(本社=太原市)はこのほど、ステンレス冷間圧延工場の冷却設置が完全国産化したと発表した。同工場は最先進技術への移行を重視し、2006年4月に1号冷却器の取り付けが完了していた。(crefbiz.comより) 通化鋼鉄、150ミリ丸ビレット製錬に成功  【CREF(中国)特約】中国・通化鋼鉄集団有限公司(本社=長春市)の第1錬鋼廠はこのほど、150ミリ丸ビレットの製錬に成功したと発表した。第一錬鋼廠は先ごろ、135ミリと160ミリ丸ビレットの開発に成功したばかり。(crefbiz.comより) 沈陽徳邦ステンレス、ステン・プロジェクトが本稼動へ  【CREF(中国)特約】中国・沈陽徳邦ステンレス産業公司は9月末に年産10万トンのステンレスプロジェクトが本稼働に入ると発表した。

 同プロジェクトは浙江天宝公司、温州市徳欽鋼管有限公司、無錫鋼管公司が2005年4月、遼寧省瀋陽市に共同設立したもの。投資額は370万元。高品質ステンレスが年産10万トン、ステンレス棒材が8万トンに達するほか、ステンレス鋼管、ステンレス鋼板なども生産する。(crefbiz.comより)
中孚実業、銀湖アルミ業を買収  【CREF(中国)特約】金属大手の中孚実業股フェン有限公司(本社=河南省キョウ義市)はこのほど、アルミ大手の河南省銀湖アルミ業有限公司を100%完全買収する契約を締結したと発表した。買収金額は4460万元、同社自己資本で支払うとしている。

 銀湖アルミニウム業は2003年に設立、資本金は2260万元。現在、7mmアルミ圧延の年産は1万5000トン、アルミ箔は1万トン。8月31日時点の資産総額は4億8284万元、負債額は4億5184万元、純資産は3100万元。2006年1―8月の売上高は1億7840万元、純利益は273万元だった。(crefbiz.comより)
上海先物取引所 鋼材・石油など取引増加めざす  【CREF(中国)特約】中国・上海先物取引所の楊邁軍・総経理は、このほど開催された2006年中国(上海)先物投資国際フォーラムの席上で、同取引所は鋼材、石油などの先物商品の取引量を増加させることが目標だと語った。

 同総経理によると、鋼材品種のうち、線材と異形棒鋼の生産量は多く、製品に対する基準も整っている。そのため、メーカー各社は十分な競争を展開しており、価格変動の発生頻度や変動幅が大きく、先物市場の商品として最適だという。

 原油などの石油先物取引を早期に開始し、国民経済の発展を促進する方針。(crefbiz.comより)
太原鋼鉄、韓国向けステン価格を引き上げ  【CREF(中国)特約】中国・鉄鋼大手の太原鋼鉄集団公司(本社=山西省太原市)は先ごろ、11月船積み韓国向けのステンレス輸出価格を引き上げると発表した。304の熱間圧延はトン当たり3750ドル(FOB)、冷間圧延は3950ドル(FOB)で、前月契約価格から350ドル引き上げた。同社は8月に400ドル引き上げたばかり。(crefbiz.comより) 中鋼集団、インド東部に製鋼所建設へ  【CREF(中国)特約】中国・鉄鋼大手の中鋼集団(本社=北京市)はこのほど、同社のインド現地法人・印度公司がインド東部で年産300―500万トンの製鋼所を建設する計画を明らかにした。

 関係筋によると、同製鋼所の建設地は、オリッサかジャールカンドのいずれかで、どちらの地域を選択するかは現地の鉄鉱石資源と工業需要によるという。

 POSCOもオリッサに工場を建設しているほか、ミッタル社もジャールカンドに工場建設を進めているもよう。(crefbiz.comより)
中国鋼鉄工業協会 07年鉄鉱石輸入企業、さらに削減へ  【CREF(中国)特約】中国鋼鉄工業協会輸入鉄鉱石工作委員会と製鋼所70社が先ごろ江西省南昌市で開催した会議の関係筋によると、同協会は2005年の鉄鉱石輸入量が70万d以上に達した企業に対し、07年の鉄鉱石輸入資格を与えるという。同制度が実施されると、中国鉄鉱石輸入企業は現在の118社から 91社まで減ることになる。

 統計によると、05年1月―12月で鉄鉱石輸入が70万d以上に達した企業は91社で、最低輸入70万dの輸入資格基準が実施されると、約20社余りの企業が輸入資格を失うことになる。中化集団、河北ケイ台鋼鉄などの多くの企業は05年の輸入量がいずれも70万d足らず。

 関係筋によると、同協会は輸入資格基準を直ちに実施する可能性は低く、新しく国際鉄鉱石交渉が始まったタイミングで実行するとしている。同協会は現在、五鉱商会と共同で、鉄鉱石輸入契約の登録作業を進めており、国家関連規定に基づき、淘汰すべき企業への鉄鉱石流入を厳格に制御し、鉄鉱石の転売を行う製鋼所を発見し次第、その輸入資格をはく奪するとしている。(crefbiz.comより)
馬鞍山鋼鉄、H形鋼好調  【CREF(中国)特約】中国鉄鋼大手の馬鞍山鋼鉄股フェン有限公司(本社=安徽省)の第3鋼轢廠が生産するH形鋼の販売が堅調を維持し、7、8月の輸出向けは9万800d、国内向けは18万4000dだった。(crefbiz.comより) 首鋼集団、2160ミリ熱延プロジェクト 年末に試運転  【中国金属情報特約】中国・首鋼集団傘下のル安鋼鉄公司の2160ミリ熱延プロジェクトが12月末に試運転する予定。

 同プロジェクトの設備・技術はドイツのSMS社とシーメンス社から導入している。同プロジェクトの年間生産能力は、熱延鋼板・コイルが400万d。低炭素鋼、良質炭素構造鋼、高強度低合金鋼、深絞り鋼、自動車用鋼、ボイラー用鋼、圧力容器用鋼、造船用鋼、管線用鋼、コンテナー用鋼板、IF鋼などを生産する。製品規格は厚さ1・5―1・9ミリ、幅750―2130ミリ。(www.ztkk.comより)
宝鋼 圧力容器用鋼がEU市場へ  【中国金属情報特約】中国・宝鋼股フェン公司は先ごろ、同社の圧力容器用鋼がドイツTUV莱茵技術(上海)公司のEU認証、建築用鋼EU認証、Uマーク認証、ドイツ材料規範認証を取得したと発表した。これにより、同製品はEU市場へ進出できる。(www.ztkk.comより) 首鋼、9月末に4300ミリ圧延機試運転  【中国金属情報特約】中国・首鋼集団秦皇島首鋼板材公司の4300ミリ圧延機プロジェクトが9月末に試運転する予定。同プロジェクトの設備・技術はドイツ・SMS社から導入した。

 同プロジェクトの設計生産能力は幅広厚板120―180万トン。高強度造船用鋼板、高強度構造用鋼板、ボイラー容器用鋼板、大直径石油ガス輸送パイプ用鋼板を生産する。

 製品規格は厚さ5―100ミリ、幅1500―4100ミリ、長さは当面3000―12000ミリで、将来的には3000―28000ミリに達する見込み。(www.ztkk.comより)
紅河鋼鉄、線材圧延設備試運転に成功  【CREF(中国)特約】中国・紅河鋼鉄公司はこのほど、年間生産能力40万トンの高速線材圧延事業の試運転に成功したと発表した。これにより、同社はビレット原料だけを生産する一次製品販売メーカーから脱皮することになる。

 同事業は米国から製造技術、国内から最先端の設備を導入しており、設備コストは輸入品の2分の1で済んだという。(crefbiz.comより)
河北開泰特鋼管道の高級新型パイプ生産事業が承認  【CREF(中国)特約】中国・河北開泰特鋼管道有限公司の5万トン高級新型パイプ生産事業がこのほど河北省発展改革委員会に承認された。投資総額は4億5000万元、工期は2006年12月―08年6月。(crefbiz.comより) 雲南省、潜在価値4400億元の金属資源  【CREF(中国)特約】中国・雲南省ではこのほど、怒江、瀾滄江、金沙江など3江地帯で、潜在価値がおよそ4400億元に達する銅、金、銀、鉛、亜鉛などの埋蔵資源を新たに探査したことがわかった。同省では、これまでに143種の鉱物が発見されており、各鉱床はおよそ2000ヵ所。86種の確認済み鉱物埋蔵量では、25種が全国第3位、6種が全国1位となっている。(crefbiz.comより) 五鉱資源、アルミ先物で損失額9962万香港ドル 1―6月期業績  【CREF(中国)特約】中国・金属大手の五鉱集団の子会社、五鉱資源有限公司(ミンメタルズ)がこのほど発表した2006年1−6月中期業績報告によると、1―6月の売上高は前年同期6億6000万香港ドルから68億6000万香港ドルに上昇し、上昇幅は933%、純利益は478%上昇の5億8000万香港ドル、貿易金額は18435%増の54億香港ドルを超えた。

 一方、リスクヘッジを含む金融デリバティブでの損失額は7200万香港ドル、このうち、アルミ先物契約での損失額は9962万香港ドルに達しているという。(crefbiz.comより)
邯鄲鋼鉄、電気亜鉛めっき耐指紋鋼板を開発  【CREF(中国)特約】中国・邯鄲鋼鉄集団有限責任公司はこのほど、電気亜鉛めっき耐指紋鋼板を開発したと発表した。同社は宝鋼、鞍山鋼鉄に次ぐ同タイプのハイエンド製品の生産可能なメーカーとなる。

 同社はこれまでに2度、電気亜鉛めっき耐指紋鋼板を3030トン生産し、合格率は97.1%だった。現在、同社は造船用鋼板、橋梁用鋼板など5種類の新製品を開発中で、まもなく量産に入る予定だ。(crefbiz.comより)
済南鋼鉄、熱処理ハイエンド製品の生産が拡大  【CREF(中国)特約】鉄鋼大手の済南鋼鉄集団総公司(本社=山東省)の発表によると、同社傘下の中厚板工場が新しく導入した熱処理技術で生産した橋梁構造用鋼板の生産量が7800トン余りに達し、合格率は98%以上となり、国家重点事業である包頭―西安市間を結ぶ「包西鉄道」黄河特大橋工事にも採用されているという。

 同生産技術が2005年7月に導入されてから、高付加価値製品の熱処理鋼板の品目が拡大し、すでにボイラ容器用鋼板、圧力容器用鋼板、Z形鋼などをはじめとする20数種のハイエンド製品の生産能力は大幅に増加している。特に今年に入ってからは、熱処理品の生産能力は毎月1000トン以上の伸び幅で成長しており、年初の月間処理能力9000トンから現在の1万9000トンに拡大し、高付加価値製品の割合は増加している。(crefbiz.comより)
五砿資源有限公司、ジャマイカで米社とアルミ合弁  【CREF(中国)特約】中国・中国五砿集団傘下の五砿資源有限公司はこのほど、米ナスダック上場企業のセンチュリー・アルミニウム社との間で、ジャマイカでボーキサイト・酸化アルミ製錬事業を共同建設することに合意した。(crefbiz.comより) 金竜精密銅管集団、米ウルバリン社買収合併を計画  【CREF(中国)特約】中国の金竜精密銅管集団股フェン有限公司(本社=河南省新卿)はこのほど、米銅管加工メーカーのウルバリン社を買収合併する計画を明らかにした。  ウルバリン社は同社の北米市場における戦略パートナーで、北米市場も同社の重要な市場。2006年通期の北米市場での販売高は6万トンに達する見通し。買収が実現すれば、同社の銅管年産は3―5万トン増加する見通し。(crefbiz.comより) 武漢鋼鉄、配送センターの建設開始  【中国金属情報特約】中国・天津市北辰科技園区で先ごろ、武漢鋼鉄集団(天津)配送センターの建設が開始された。投資総額1億5000万元で、主に冷延コイル、亜鉛めっきコイル、ケイ素鋼コイル、ステンレス・コイルなどを加工・配送し、年間加工能力は20万トン、年末までに生産を開始する計画。

 現在、天津北辰科技園区には自動車部品企業が14社あり、総投資額は2億5000万ドル。武漢鋼鉄集団(天津)配送センターの製品は、自動車製造業、家電・電気機器で広く使われる。同プロジェクトは天津市北辰科技園区内の製造業の成長を促進する見通し。(www.ztkk.comより)
峨眉山アルミニウム業、年産15万トンの製錬工場を建設  【CREF(中国)特約】中国・四川省峨眉山アルミニウム業公司は先ごろ、年産15万トンの製錬工場を建設する計画を発表した。同工場は3―4期に分けて建設し、第1期の投資額は12億元に達する見通しだ。(crefbiz.comより) 太原鋼鉄など 新疆に拠点計画アジア市場進出  【CREF(中国)特約】中国・太原鋼鉄集団公司、山西焦煤集団、太原重機集団、太原化工集団、山西国際電力股フェン、山西建工集団などの大手企業は、新疆で事業展開し、中央アジア、西アジア、南アジア市場への進出拠点を建設する計画だ。

 太原重機は新疆八一鋼鉄集団有限責任公司との間で、戦略協力協議を締結した。(crefbiz.comより)
宝鋼特殊鋼の新製品が好調  【CREF(中国)特約】中国・宝鋼集団の宝鋼股フェン特殊鋼分公司は、新製品の市場開発に力を入れ、商品の差別化を実施することで、効果・利益が増加している。同社は2006年1―5月に130品種の新製品を発売し、その販売量は13万トンを上回り、新製品による販売収入は販売収入全体の60%を占めた。

 今年、特殊鋼分公司は高温合金、チタン合金、ステンレス、自動車用鋼などのハイエンド製品の開発に重点を置いている。開発された130品種は国内で採用されるほか、国際市場にも進出している。(crefbiz.comより)
中国系企業 エジプトにアルミ工場建設を計画  【CREF(中国)特約】報道によると、中国系企業とエジプト投資家などがエジプトに45億エジプトポンドを投じ、アルミ生産工場の建設を計画している。同合弁工場の建設予定地はカイロから東部に125`bの場所。

 関係者によると、同工場の1期建設では、各種アルミ製品が年間生産18万トン、投資額は5億5000万ドル。2期では陽極工場を建設し、投資額は1億ドル。3期ではアルミ再溶解鋳造工場を建設し、投資額は7900万ドル。(crefbiz.comより)
華西集団、メキシコ現地企業と銅鉱山を開発  【CREF(中国)特約】中国・華西集団(本社=江蘇省江陰市)はこのほど、メキシコ・シナロア州の現地企業との間で、同州の北部地区の銅鉱石を開発することで合意した。同集団としては初めての海外鉱山開発となる。

 同開発事業の投資額は1000万ドル、採鉱面積は121平方キロメートル、年産1万トン、年間売上高は4億―4億5000万元に達する見込みだ。(crefbiz.comより)
7月のアルミ形材輸出は4万9000トン 中国税関  【CREF(中国)特約】中国税関が発表した統計によると、2006年7月のアル形材輸入(アルミバー含む)は9634トン、1―7月は前年同期比36・5%増の5万7656トンだった。また、7月の輸出は5万8587トン、1―7月は34万8207トン。

 7月のアルミ形材の純輸出は4万8953トン、1―7月の純輸出は29万551トン。(crefbiz.comより)
広西・百色市、17件のアルミ関連事業を建設 投資総額52億元  【CREF(中国)特約】広西チワン族自治区百色市経済貿易委員会によると、同市は中国、さらにはアジアの重要なアルミ産業拠点をめざしている中、近く17件のアルミ関連重点事業を建設する計画を明らかにした。投資総額は約52億元。

 同新規事業は、生産規模10万トンの特殊アルミ形材工場、マグネシウム・アルミのダイカスト100万個規模の工場、生産面積100万平方メートルのアルミ箔工場、生産面積100万平方メートルのアルミニウム複合パネルなど、主にアルミ高度加工製品の生産に集中する。

 同市はボーキサイト資源の埋蔵量が多く、中国全土の埋蔵量50%以上を占め、品位も高く、鉱層が厚く、採掘しやすい。(crefbiz.comより)
武漢鋼鉄、世界最高テレビタワー向け鋼材の生産開始  【CREF(中国)特約】武漢鋼鉄集団はこのほど、世界最高のテレビタワーとなる広州新テレビタワー向けの高層建築用鋼材2万7600トンの生産を開始したと発表した。同タワーは2008年に完成し、09年に試運転を開始。10年に営業をスタートして、アジア競技大会の中継を行う。(crefbiz.comより) 済南鋼鉄、新圧延ライン稼働 8月生産21万トン  【CREF(中国)特約】中国鉄鋼大手の済南鋼鉄集団総公司(本社=山東省)はこのほど、鞍山鋼鉄集団公司(本社=遼寧省)の協力で導入した連続鋳造圧延ラインが稼働し、8月の生産量が21万3100トンに達したと発表した。同種の生産ラインとしては比較的早い6カ月で生産に移行した。

 同生産ラインは、済南鋼鉄が品質改善と競争力強化を狙って導入したもの。設備には鞍山鋼鉄の技術を採用し、工事も鞍山鋼鉄が請け負った。年産260万トン級の連続鋳造機2基をわずか1カ月で完成させた。(crefbiz.comより)
青山ステンレス、熱延ステンレス帯鋼ラインを試運転  【中国金属情報特約】中国・青山集団の子会社である広東省清遠市青山ステンレス公司はこのほど、600ミリ熱延ステンレス帯鋼生産ラインの試運転に成功した。同生産ラインによる製品厚さは2・5―4ミリ、最大幅500ミリ、年間生産能力は30万トンである。(www.ztkk.comより) 宝鋼、広東の鉄鋼2社買収へ  【CREF(中国)特約】関係筋が明らかにしたところによると、宝鋼集団(本社=上海市)は2007年、広東省の韶関鋼鉄集団有限公司、広鋼集団を買収合併するほか、同省の湛江市に工場建設を計画しているもようだ。現時点で、同社は同省政府、韶鋼、広鋼との間で、買収合併事業について「共通認識」を達成した。

 宝鋼の計画によれば、韶鋼、広鋼を持株するほか、同2社と湛江製鋼所を合弁する。将来の湛江製鋼所の持株比率は、宝鋼が51%、広東側が49%。湛江製鋼所は熱間圧延コイル、冷間圧延鋼板、亜鉛めっき鋼板、カラー塗装鋼板などの製品を生産する。

 一方、同社の謝企華・理事長が明らかにしたところによると、宝鋼は広東省湛江市に大規模鉄鋼事業を新たに建設する計画で、現在、事業化調査を進めている模様だ。関係者によると、計画中の生産能力は2000万トン、宝鋼上海工場の既存生産規模を上回り、数回に分けて建設し、1期の生産規模は1000万トンだという。(crefbiz.comより)
山東鋼鉄集団 10月末発足か  【CREF(中国)特約】中国・山東省国資委指導者によると、莱鋼集団と済鋼集団が合併して設立する「山東鋼鉄集団」は、10月末までに発足する見通しだ。

 莱鋼集団が8月に発表したところによると、山東省国家資産監督管理委員会は済鋼集団と莱鋼集団を合併させることを決定しており、山東鋼鉄集団を設立するとしている。(crefbiz.comより)
中国・天津港で鉱石埠頭稼働 20万トンクラス  【中国金属情報特約】中国・天津港の南彊12号20万トン鉱石埠頭がこのほど稼働した。稼働日には、17万トンの輸入鉄鉱石が国内の鉄鋼企業へ輸送された。同埠頭は天津港股フェン公司と香港遠航集団が共同建設したもので、2005年5月に建設を開始した。年間荷役能力は1000万トン。

 鉄鉱石は天津港の主要貨物で、同港の鉄鉱石荷役量は2000年の500万トンから05年には3888万トンまで増加し、年間伸び率は50%以上で、青島港に次いで第2位となっている。

 天津港によると、今年末には25万トン航路の1期工事が完成する。また、09年に通過能力2000万トンの20万トン専門鉱石埠頭を建設し、12年に完成する見通し。(www.ztkk.comより)
馬鞍山鋼鉄、熱延H形鋼がJISクリア  【CREF(中国)特約】中国・鉄鋼大手の馬鞍山鋼鉄股フェン有限公司(本社=安徽省)はこのほど、同社が生産する熱間圧延H形鋼が、日本のJIS製品認証をクリアし、日本市場への進出許可証を取得したと発表した。

 対象となる鉄鋼製品はSS400規格の100―800ミリメートル熱間圧延H形鋼。同社はこれにより、中国国内では最も多くのH形鋼規格を日本市場に輸出することになる。(crefbiz.comより)
河北前進鋼鉄、ステンレス工場08年完成予定  【中国金属情報特約】中国・河北前進鋼鉄集団はこのほど、河北省発展・改革委員会に50万トンステンレスプロジェクトの建設を申請した。

 同プロジェクトの建設予定地は河北省覇州市勝芳鎮で、面積16万5000平方メートル、ステンレス鋼帯生産能力が50万トン、総投資額7億9590万元、2008年5月に完成見込み。

 河北前進鋼鉄集団は民営企業で、02年4月8日に設立された。傘下には河北前進鋼鉄集団、前進帯鋼公司、前進実業公司、勝鋼金属製品公司がある。同集団の総資産は約11億元で、登記資本金は1億元。(www.ztkk.comより)
首鋼集団、鉄鋼製品4万トンをイタリアへ輸出  【中国金属情報特約】首鋼集団はこのほど、鉄鋼製品4万トンをイタリアへ輸出したと発表した。これは同集団傘下の中国首鋼国際貿易工程公司貿易部の今年最大の輸出契約であるという。

 首鋼の鉄鋼製品の輸出を担当する中国首鋼国際貿易工程はこの数年、新市場を開拓したことで、輸出額が増加している。2003年の輸出量は25万トン、04年は60万トン、05年は135万トン。今年の計画輸出量は200万トンである。(www.ztkk.comより)
中国鉄鋼業界 07年通期純利益10%増825億元に  【CREF(中国)特約】アナリストの予測によると、中国鉄鋼業界の2006年7―12月の純利益は1―6月比横ばいで、通期では750数億元に達し、2007年の鉄鋼業界の純利益は10%増の825億元に達する見通しだ。

 また、外資系鉄鋼メーカーが中国鉄鋼メーカーを買収し、中国国内の鉄鋼業界の再編を速めるため、下半期における中国鉄鋼業界の合併・再編スピードは加速する見込みだ。アルセロールによる莱鋼の株式買収や、ミッタルによる華菱管線36・67%株の買収などのケースが相次ぎ、中国鉄鋼メーカーは警鐘を鳴らしている。

 中国の大手鉄鋼メーカーは買収・再編事業に拍車をかけている。宝山鋼鉄は八一鋼廠、馬鋼と戦略提携を締結したほか、済南鋼鉄と太鋼とも協力協定に合意している。また、鉄鋼大手の武漢鋼鉄公司は昨年に鄂鋼を買収したほか、広西の柳鋼を吸収合併した。鞍本鉄鋼集団もまた福建三鋼と協力する計画だ。(crefbiz.comより)
宝鋼分公司、直径300ミリ丸鋼の生産に成功  【CREF(中国)特約】中国・宝山鋼鉄の子会社である宝鋼分公司条鋼廠はこのほど、直径300ミリ丸鋼の生産に成功したと発表した。これにより、同社の丸鋼製品のラインアップは直径75ミリから300ミリとなった。

 同社は新技術により既存の欠陥を取り除き、圧延速度を50%アップした。これまでに、300ミリ丸鋼の初ロットの生産量は530トンに達している。(crefbiz.comより)
五鉱鋼鉄、鋼材加工合弁邯鄲と設立  【CREF(中国)特約】中国五鉱集団の上場子会社である五鉱発展股フェン有限公司(本社=北京市)はこのほど、持株子会社の五鉱鋼鉄有限責任公司が、邯鄲鋼鉄集団有限責任公司、ドイツ五鉱有限公司、長照国際投資有限公司と「五砿邯鋼(蘇州)鋼材加工有限公司」を合弁設立することで合意したと発表した。

 合弁会社は9月15日に2006年度第1回の臨時株主総会を開く予定だ。(crefbiz.comより)
唐山港陸鋼鉄、熱延薄板生産ライン稼働  【中国金属情報特約】中国・唐山港陸鋼鉄公司はこのほど、1250ミリ熱延薄板生産ラインの試運転に成功した。同プロジェクトの総投資額は10億6000万元。年間生産能力は熱延薄板200万トンで、生産高100億元の見込み。

 唐山港陸鋼鉄は2002年1月に設立され、登記資本金が2409万4000ドル。香港朝俊有限公司が75・02%を出資、遵化市恒威不動産開発公司が23・73%、星展托管私人有限公司が1・25%出資して共同設立した民営鉄鋼企業で、現在の資産総額は37億8600万元。(www・ztkk・comより)
馬鞍山鋼鉄、冷間鍛造技術豪社が指導へ  【中国金属情報特約】製錬技術のコンサルタント会社の豪インテコ社は、中国・馬鞍山鋼鉄集団の冷間鍛造用鋼の生産技術を指導する予定。インテコ社は中国江蘇江陰興澄鋼廠の品質向上プロジェクトを完成させている。馬鞍山鋼鉄の冷間鍛造用鋼国内シェアは6分の1。同社はインテコ社の指導で品質の向上と安定をめざす。(www.ztkk.comより) 中国アルミ、中国電力投資と合弁事業=発電所、電解アルミ  【CREF(中国)特約】中国アルミ最大手の中国アルミ(本社=北京市)はこのほど、中国最大の電力会社である中国電力投資集団公司(CPI、本社=北京市)との間で、合弁事業として、遼寧省、山西省、青海省などの地域に発電所と電解アルミ工場を建設することで合意した。

 同合意内容によると、CPIは中国アルミの提携企業であるアルミメーカー、山西関ロ(本社=山西省)の電解アルミ工場に発電施設を建設する。また、CPI傘下の山西ロ澤電力股フェン有限公司(本社=山西省)が、山西省永済県に30万キロワット級の発電ユニットを2基建設する計画。今後、各関係者の間で具体的な協力方法を協議する予定。

 中国アルミは2003年、山西ロ澤電力と「山西華澤ロ電有限公司」を合弁設立。年産28万トンの電解アルミ工場と30万キロワット級の発電ユニット2基を建設した。両社がそれぞれの分野で技術力と経営手法を活かした結果、経営実績も良好だ。関係者によると、今回のCPIと中国アルミの共同事業はこの合弁モデルをベースにしたものだという。(crefbiz.comより)
中国アルミ、華西ロ業を買収  【CREF(中国)特約】中国アルミ最大手の中国アルミ(本社=北京市)はこのほど、中核四川五洲工業公司との間で、五洲工業が保有する華西ロ業有限責任公司の56・86%の株式譲渡で合意した。譲渡金額は2億3600万元。

 華西ロ業は成都アルミ箔廠の債務を株式化して再編した有限責任会社で、四川省唯一のアルミ箔メーカー。資産総額は7億4000万元、生産能力はアルミコイルが2万トン、アルミ箔が10000トンに達している。(crefbiz.comより)
鞍山鋼鉄、国内最大の造船用鋼板の生産拠点 世界第3位  【CREF(中国)特約】中国鉄鋼大手の鞍山鋼鉄集団公司(本社=遼寧省鞍山市)は先ごろ、造船用鋼板の生産規模では、国内最大規模の生産拠点となり、世界第3位になっていることを明らかにした。

 また、関係者によると、同社傘下の中厚板工場がすでに造船用鋼板の生産拡大の認証を取得しているという。厚板生産ラインの品種規格は128に増え、最大厚さは100mmに達している。(crefbiz.comより)
広西・百色市、特殊アルミ形材工場を建設へ  【CREF(中国)特約】広西百色市経済貿易委員会によると、同市は、特殊アルミ形材の需要を満たすため、企業・資金を誘致して、年間生産量が10万トンの特殊アルミ形材工場を建設する計画だ。投資額は7億。(crefbiz.comより) 莱蕪鋼鉄、H形鋼のシェア58%  【CREF(中国)特約】中国・莱蕪鋼鉄集団有限公司(本社=山東省莱蕪市)は、6月末時点で、主力製品であるH形鋼の市場シェアが昨年の40%から58%まで上昇したことがわかった。同社は中国で最多規格、最大規模のH形鋼の生産拠点となっている。(crefbiz.comより) 莱鋼集団、製造コストダウンに注力  【CREF(中国)特約】中国鉄鋼大手の莱鋼集団は製造コストダウンを図り、生産構造の改善に力を入れている。具体的措置は次のとおり。

 @小型電炉と一部小型高炉を淘汰させ、銑鉄、鉄スクラップなどの原料需給関係を改善し、市場原料価格の安定に力を入れる。
 A「鋼鉄コスト系統最適化大綱」「莱鋼―2006年鉄鋼主な事業行動綱領」を策定し、内部管理を強化する。
 B生産工程を標準化し、生産性の潜在力を掘り起こす。技術力を強化する。

 2006年1―6月における鉄鋼製品の製造コストダウンは前年同期比10・68%減の(11億4800万元減少)計95億9900万元だった。(crefbiz.comより)
鉄鋼大手、湖北省・鄂西高燐鉄鉱を開発へ  【CREF(中国)特約】中国・首鋼集団はこのほど、湖北省宜昌市との間で、高燐鉄鉱開発事業で合意したと発表した。首鋼は80億元を投じ、同市域内の鉄鉱、関連資源を活用し、年産800万トン鉄精鉱粉とペレット生産拠点を建設し、稼働後の売上高は100億元以上に達する見通しだ。

 また、武漢鋼鉄(集団)公司は同省恩施州との間で、恩施鉄鉱資源を開発することで合意した。同社は70億元を投資し、鄂西鉄鉱の恩施埋蔵地帯で約12億トン鉱石原料を開発する。

 鄂西鉄鉱は高燐鉄鉱で、開発には高度な技術が必要とされる。現在、首鋼、武漢鋼鉄、武漢鵬林集団、宜昌林森公司、浙江恵清公司、武漢科技大学、武漢理工大学、中国地質科学院鉱物資源総合利用研究所などが同鉄鉱の脱燐選鉱技術を研究している。

 同鉄鉱は、面積が1万8000平方キロメートルで、宜昌市長陽、五峰、恩施州の建始、巴東、宣恩などの10県市内に分布している。埋蔵量は18億9500万トン。(crefbiz.comより)
中国五鉱集団、遼寧省政府と経済技術協力  【中国金属情報特約】中国・中国五鉱集団はこのほど、遼寧省政府と経済技術協力協議を締結した。遼寧省営口市は営口中板廠の国有株式を中国五鉱へ譲渡し、優遇措置をとる計画。(www.ztkk.comより) 山東日照鋼鉄、熱延帯鋼設備が28日に稼働  【中国金属情報特約】中国・山東日照鋼鉄控股集団が建設している1580ミリ熱延帯鋼プロジェクトが9月28日に稼働する見込み。今回稼働するのは4ラインのうちの1基。同プロジェクトの投資総額は15億元。(www.ztkk.comより) 金竜精密銅管集団、重慶市に工場を建設  【CREF(中国)特約】中国・銅加工メーカーの金竜精密銅管集団股フェン有限公司(本社=河南省新卿)はこのほど、重慶市江津市政府との間で、同市に工場を設立することで合意した。投資額は15億元で、年間売上高30億元の見込み。2008年までに第1期が完成する見通し。

 同市への進出の背景には、家電大手メーカーの格力、美的などの同市生産拠点の銅管需要量が約1万5000トンに達するほか、海爾(ハイール)工業団地が稼働すれば、銅管需要量は3万トンを上回るとみられている。

 同社は現在、中国国内シェアが60%に達し、エアコン銅管のシェアは90%を超えている。(crefbiz.comより)
中国アルミ、酸化アルミニウムを22・4%値下げ  【CREF(中国)特約】中国アルミ最大手の中国アルミ(本社=北京市)はこのほど、9月から酸化アルミの現物価格をトン当たり4900元から3800元に値下げすると発表した。値下げ幅は22.4%に達している。

 同社は8月7日に現物価格を5650元から4900元に値下げしたばかり。現在、輸入酸化アルミの港湾引渡し価格は約3800元にまで下がっており、同社が再値下げしたことについて、業界は酸化アルミの輸入価格の値下がりが原因だとみている。 (crefbiz.comより)
開発中の炭鉱約8億トン 供給過剰に警鐘  【CREF(中国)特約】中国・国家発展改革委員会は先ごろ、現在開発中の炭鉱の産出規模は合計約8億トンに達し、2005年の石炭需要が約21億トンだったことから、現在のような開発が続けば、需給バランスが崩れることが必至だとの見方を明らかにした。

 同委によると、2006年5月末時点で進行中の石炭関連事業は計2743件、投資総額は3430億元に上る。選鉱・洗浄施設や石炭加工工場などへの投資分を除き、石炭1トン当たりの投資額を約350元とした場合、開発中の炭鉱の産出規模は約8億トンになる見込みだという。(crefbiz.comより)
江西省に3大非鉄金属産業拠点を建設  【CREF(中国)特約】中国・江西省はこのほど、「非鉄金属工業第11次5カ年計画」を発表した。江西省は同期間中、江西東北、カン州、南昌に3大非鉄金属産業拠点を建設する計画を打ち出している。

 同計画によると、鷹潭では上饒を中心とする江西東北地域の銅産業拠点、銅鉱山、製錬、加工に重点をおく。カン州ではレアメタル産業拠点、タングステン、レアメタル精密重加工を重点的に発展させる。南昌では非鉄金属ハイテク産業拠点、銅、タングステン、レアメタルなどのハイテク製品、新素材や新技術、新材料の研究・開発センターを重点的に発展させる方針だ。(crefbiz.comより)
加バロッホ、武漢と鋼材加工基地建設で合意  カナダのバロッホ・グループはこのほど、武漢鋼鉄集団江北公司と武漢鋼鉄集団江北鋼材加工基地を建設することで合意した。投資額は2億ドル。生産能力は220万トン、年間売上高150億元を見込んでいる。

 同社は武漢鋼鉄の良質原料を利用し、高級石油天然ガスパイプ、精密帯鋼、形鋼、PC鋼より線、高級冷延家電用鋼板、高級スチールワイヤロープ、自動車部品など鋼材加工基地を建設する計画。
河北寛城、北方最大のバナジウムチタン鉄の生産拠点に  【CREF(中国)特約】河北省承徳市ェ城満族自治県はこのほど、確認済みのバナジウム・チタン鉄鉱の埋蔵量が6億3000万トンに達し、四川攀枝花に次ぐ中国第2位、中国北方最大のバナジウム・チタン鉄鉱貯蔵・生産拠点になった。

 過去2年間にわたり、同県は京城、寛豊、天宝、恒泰など4社の採鉱、選鉱を一元化する大規模集団企業を設立し、鉱石年間採掘は2750数万トン、高品位バナジウム・チタン鉄粉の年産210万トン、年間納税額は2億3000万元を上回っているという。(crefbiz.comより)
宝鋼、上半期の売上高 711億元超え  【CREF(中国)特約】鉄鋼大手の宝山鋼鉄集団(本社・上海市)が29日に発表した2006年1―6月の業績発表によると、売上高は711億2900万元、純利益が43億8900万元に達した。1株当たり利益(EPS)は前年同期比38.58%減の0.25元だった。

 主要事業の粗利益率は13.91ポイント減の14.95%、純資産収益率は4.4ポイント減の5.98%、経営活動中の純キャッシュフローは38.92%増の165億6900万元だった。また、年度経営目標の修正によると、同集団の年間売上高は1446億元、事業コストは1205億元に修正された。

 また、6月末の時点で同集団への機関投資家は保険会社とQFII(適格外国機関投資家)が上位を占めている。(crefbiz.comより)
台湾聚亨、ベトナムに製鋼所 年産500万トン  報道によると、ベトナム政府は台湾聚亨の年間生産能力500万トン製鋼所の建設を認可した。同プロジェクトはクアンガイ省のズンクアット経済区に位置し、投資総額は13億9000万ドル。 1期工事は2006―09年に5億3900万ドルを投資し、半製品の年間生産能力が200万トンの製鋼所を建設する。また、13年までに5億ドルを投資し、生産能力を500万トンまで高める。 済南鋼鉄、石炭企業と戦略提携 コークス供給など  中国・済南鋼鉄集団と山西省※宝集団はこのほど、戦略提携の協議を締結した。両社は長期で安定した協力関係を構築し、コークス供給、鋼材供給、コークス生産、鉄鋼生産などの面で協力する。※宝は中国民営企業最強500社に入る大手石炭化工企業。

 また、首鋼集団も山西焦炭集団と長期の戦略提携の協議を締結している。(※はさんずいに路)
中信集団、遼寧錦州鉄合金の株式80%買収  中国の大型投資会社の中信集団は、中国最大の中炭素フェロマンガン工場である遼寧錦州鉄合金集団の80%の株式を買収する。すでに、中信集団傘下の香港中信裕聯投資有限公司が錦州鉄合金と買収協議を締結している。

 遼寧錦州鉄合金は年間8万トンの中炭素フェロマンガン生産能力を保有し、全国供給量の3分の1を占める。また、クロム製品(主に金属粉末)を6000―7000トン生産している。
中国最大のチタン基地、1期工事 来年生産へ建設  中国・攀枝花鋼鉄集団はこのほど、中国最大となるチタン展伸材生産基地1期工事の建設を開始する。投資総額は約2億6800万元で、来年、生産開始の見込み。

 同プロジェクトでは、チタンインゴット約1万3000トン、チタン展伸材1万トン(うちチタン合金3000トン)を生産する。工事は2期に分けて建設する。1期工事の完成後、チタンインゴット生産量は約5000トン、チタン展伸材生産量は3000トン、売上高は約11億5000万元増加する見通し。
新彊自治区、1―7月鉱産採掘投資額187億元 49%増  中国・新彊自治区の1―7月、鉱産採掘産業の投資額は187億1100万元で、前年同期比49・4%増加し、総投資額の33・2%を占めた。このうち、石炭採掘の投資は14億6900万元で181%増、石油天然ガス採掘は161億7500万元で40・5%増、鉄は80・9%増、非鉄金属は78・2%増。 05年度貿易企業 済南鋼鉄、輸出で142位にランク  中国税関が発表した2005年度の中国対外貿易企業最強200社リストによると、済南鋼鉄股※公司は、輸入が5億6100万ドルで第132位、輸出が4億8000万ドルで142位であった。

 済南鋼鉄の造船用鋼板は米国、日本、ドイツ、フランスなど9カ国で10社の認証を取得している。また、中厚板の輸出量は業界トップで、輸出は世界30カ国にまで拡大している。05年の鉄鋼製品輸出量は130万トンで、総生産量に占める割合は業界トップ。また、同社がマレーシアに設立した済鋼(マレーシア)鋼板有限公司は東南アジア地区で強い競争力を持っている。(※はにんべんに分)
武漢鋼鉄、鋼材加工ライン4基建設へ  中国・武漢鋼鉄集団と天津空港物流加工区管委会は先ごろ、武鋼(天津)鋼材加工配送センターの建設契約を締結した。同プロジェクトでは鋼材加工生産ライン4基を建設する。今年12月に稼働する見込み。 ケイ台鋼鉄が上場 来月、香港で  中国の線材メーカーである※台鋼鉄公司は来月、香港で上場し、約7億8000万香港ドルの資金を調達する計画。※台鋼鉄は銑鉄230万トン、粗鋼240万トン、線材240万トンの生産能力を保有し、05年1―11月の純利益は4億3000万元で、売上高62億6000万元。(※は刑のつくりがおおざと) 中国石油天然ガス 宝鋼と協定  中国・宝鋼股※と中国石油天然ガス股※公司はこのほど、北京で戦略協力協定を締結した。今後、両社は石油ガス用鋼の供給、天然ガスの供給などで協力を強化する計画。(※はにんべんに分) 上海宝鋼など 原発用パイプ製造合弁設立  中国・上海宝鋼股※公司と江蘇省銀環精密鋼管股※公司はこのほど、江蘇省宜興市経済開発区で原子力発電用パイプを製造する合弁会社「宝銀鋼管股※公司」を設立した。総投資額は7億9000万元で、宝鋼が65%の株式を保有、銀環精密鋼管が35%の株式を保有する。(※はにんべんに分) 済南鋼鉄、中国遠洋運輸と戦略協定を締結  中国遠洋運輸集団と済南鋼鉄集団はこのほど、戦略協力協定を締結した。両社は鉱石・輸出製品の輸送、造船用鋼板の供給・研究などで協力する。

 中国遠洋運輸は海運、陸運、貿易などを手がける国有企業で、船舶輸送能力は中国第1位、世界では第2位である。済南鋼鉄は国有鉄鋼企業で、主に中板、厚板、熱延薄板、冷延薄板を生産し、2005年の粗鋼生産量は1000万トンを突破している。
国際経済貿易、韓国に駐在事務所開設  中国・本渓鋼鉄集団傘下の国際経済貿易公司は先ごろ、韓国市場シェア拡大のため、韓国に駐在事務所を開設した。同社は6月に、遼寧省外貿庁に韓国駐在事務所設立の申請を提出していた。 建龍鋼鉄、舟山市最大の造船企業買収  中国・民営企業の建龍鋼鉄控股公司は先ごろ、舟山市最大の造船企業である浙江揚帆船舶集団を買収した。建龍鋼鉄は今後、浙江揚帆船舶の造船生産能力を拡大し、5年以内に売上高を80億元として、中国造船企業第5位をめざす。 浙江揚帆船舶の総資産は10億元で、造船生産ラインが3基、年間造船能力は35万トン。昨年の売上高は12億元であった。建龍鋼鉄は総資産164億元、昨年の鉄鋼生産量は500数万トン、売上高147億元、全国鉄鋼企業の第18位で、世界鉄鋼の第52位である。 上海実達、精密ステンレス帯鋼増産へ  中国・上海実達精密ステンレス公司の精密ステンレス帯鋼増築プロジェクトがこのほど政府の承認を得た。同プロジェクトの投資額は10億元で、メイン設備の最薄圧延厚さが0・05ミリ、幅1250ミリの冷延機を1基と、焼鈍ライン1基を建設する。年間生産能力は3万6000トンの見通し。同プロジェクト稼働後、同社の良質精密ステンレス帯鋼の生産能力は5万5000トンに達する見込み。2008年下半期に稼働予定。 邯鄲鋼鉄、鋼板ライン新廠に建設  中国・邯鄲鋼鉄集団の新廠区プロジェクト建設計画がこのほど国務院の承認を得た。邯鄲鋼鉄は約194億元を投資し、河北省最大の高付加価値鋼材基地を建設する。460万トン鋼板生産ラインとその関連施設を建設する予定。同プロジェクト完成後、邯鄲鋼鉄の年間生産能力は銑鉄770万トン、粗鋼800万トン、鋼板744万トンとなる。 馬鞍山鋼鉄、安徽省合肥市で鋼板加工センター建設  中国・馬鞍山鋼鉄股※公司と安徽省合肥市経済開発区はこのほど、鋼板加工センターの建設協議を締結した。馬鞍山鋼鉄は5億元を投資して、冷延コイルと熱延コイルの加工生産ラインを建設する。今年10月に着工し、来年3―4月に稼働する見込み。合肥市は中国で重要な家電生産基地で、中国の大型家電企業のほどんどが同市で工場を建設している。(※はにんべんに分) 上海宝山国際鋼鉄物流サービス基地 来年3月稼働へ  中国の復地集団、上海鋼聯公司、上海新楊行公司らが建設している上海宝山国際鋼鉄物流サービス基地が来年3月末に稼働する見込み。同プロジェクトの投資額は20億元で、建築面積は32万平方b。500社の国内外大中型鉄鋼生産・物流企業などが進出し、売上高は年間1000億元に達する見通し。 宝鋼、バナジウムなど資源開発で調査  中国・宝鋼集団は先ごろ、河北省承徳市のバナジウム・チタン鉱産資源の開発について調査を行った。

 承徳市は大規模なバナジウム・チタン磁鉄鉱の産地で、宝鋼は承徳地区のバナジウム・チタン磁鉄石資源開発を計画している。承徳市政府は宝鋼の資源開発を政策面で支持する予定。
河北新興鋳管、米社と合弁設立で合意  中国・河北新興鋳管股※公司と米McWane社はこのほど、パイプ・バルブなどを製造・販売する合弁会社を設立することで合意した。新興鋳管が70―75%を出資し、McWaneが25―30%を出資する予定。1期の生産規模は鋳造パイプが120万トン、排水パイプ3万トンの見込み。最終的な生産規模は鋳造用パイプ150万トン、排水パイプ5万トン、パルプ1万トンに達する見通し。(※はにんべんに分) 南通港の輸入鉄鉱石の不合格品 1億ドルに  統計によると、中国・南通港が2006年上半期に輸入した鉄鉱石38ロットのうち、不合格品は24ロットで、金額は1億200万ドルに達した。不合格要因はFe、SiO2、酸化アルミ、リンなどの含有量。

 また、常州港では、輸入した鉄鉱石26ロットのうち、不合格品は22ロットで金額3922万3000ドル。福建省検査検疫局では、輸入した36ロットのうち不合格品が32ロットで、不合格率は88.89%に達した。
鞍山鋼鉄 熱延ライン補修を予定  中国・鞍山鋼鉄集団は9月10日―30日、1700ミリ熱延生産ラインの維持補修工事を行う予定。これにより、生産量は約20万d減少する見通し。 武漢鋼鉄、技術改善プロジェクト建設資金調達  中国・武漢鋼鉄集団はこのほど、2006―2010年の技術改善プロジェクトの建設資金を中国工商銀行湖北省分行などの銀行10社から調達することが決定した。金額は153億元、期限は3年。同プロジェクトの建設は主に06―08年に集中し、この3年間の建設と対外投資に必要な資金は数100億元に達する見通し。 韶関鋼鉄、06年1―6月純利益2.7億元  中国・韶関鋼鉄股※公司はこのほど、2006年上半期(1―6月)の業績を発表した。売上高は61億4000万元で前年同期比16・77%増、純利益は2億7900万元で26・01%減。粗鋼生産量は214万5200トンで31・32%増。鋼材生産量は206万1600トンで28・60%増。

 鋼材販売量は211万3300トンで50・22%増。総利益率は8・64%で前年比31・92%ダウンした。鉄鋼製品の利益率は8・45%で30・66%ダウン。コークス製品や他の製品の利益率は8・80%で56・16%ダウンした。

 また、6月30日時点では、唐山鋼鉄集団傘下の唐鋼鉱業公司と唐山天辰投資公司が第2、第4株主となっており、流通株を6700万18株(全株式の4・9958%)保有している。(※はにんべんに分)
唐山鋼鉄が鉱滓粉合弁 エングロ社と  中国・唐山鋼鉄集団はこのほど、シンガポールのエングロ社と共同出資して鉱滓粉製造会社「唐山唐昂新型建材有限公司」を設立した。登録資本金は4500万元で、このうち、唐山鋼鉄が60%の2700万元を出資し、エングロ社が40%の1800万元を出資した。投資額は8687万元、鉱滓粉の年間生産能力は60万トンの見込み。

 合弁会社は唐山鋼鉄の高炉滓を利用して良質の鉱滓と鉱滓セメントを生産する。
中国・馬鞍山の粗鋼生産518万トン 1―6月  中国・馬鞍山鋼鉄集団の1―6月の銑鉄生産量は453万トンで前年同期比15・86%増、粗鋼は518万トンで13・85%増、鋼材は478万トンで14・8%増加した。また同社の純利益は、燃料と鉄鉱石価格の値上がりの影響を受け、49%減の10億9000万元であった。 黒龍江省最大の民営プロジェクト 黒龍江建龍鋼鉄が稼働  中国・黒龍江省最大の民営投資プロジェクトである黒龍江建龍鋼鉄公司の200万d鉄鋼プロジェクト第1期がこのほど稼働した。同プロジェクトは、唐山建龍集団が黒龍江省双鴨山市で投資した大型鉄鋼連合企業で、2003年5月に着工。第1期の生産能力は鉄粉85万d、コークス100万d、銑鉄100万d、粗鋼100万d、鋼材100万d。 宝鋼集団、大手石炭・神華集団と戦略協定  中国・上海宝鋼集団はこのほど、大手石炭企業の神華集団と戦略協力協定を締結した。両社は「長期石炭販売協議」を結び、石炭資源の共同開発、物流貿易、技術面での交流・協力を進める。 神華集団は宝鋼集団の先進的な技術を内モンゴル烏海市の石炭コークス化工工業園区の基地に導入する。 華北地区の製鋼所、建築用鋼材価格 据え置き  中国・華北地区の首鋼集団、唐山鋼鉄集団など製鋼所5社は先ごろ価格会議を開催し、8月の建築用鋼材価格を7月水準で維持することを決定した。北京市場の6.5ミリ線材価格はトン当たり3200元、HRB335直径16―25ミリ普通異形棒鋼が3000元、直径12―14ミリ異形棒鋼が3100元となっている。 中国、ウラン、銅、アルミ鉱石を戦略備蓄  中国国土資源部は先ごろ、需要増と供給不足の対策として、ウラン、銅、アルミを含む鉱石を戦略備蓄すると発表した。また、国内鉱産資源の調査に注力し、2010年には鉄鉱石備蓄量を50億トン、銅鉱石2000万トン、ボーキサイト2億トン増加をめざす。 山西省呂梁市、中国最大のコークス輸出基地となる  中国・山西省呂梁市は今年、233万トンのコークス輸出割当を獲得し、中国最大のコークス輸出基地となった。同市のコークス輸出量は山西省の32%、全国の18%を占める。コークスの年間生産量は2000万トン以上で、全国総生産量の10分の1を占める。 ミッタル、北京に鉄鋼販売会社を設立  鉄鋼最大手の蘭ミッタル・スチールはこのほど、中国商務部の承認を得て、北京で米塔尓(ミッタル)鋼鉄貿易(北京)有限公司を設立した。投資額は100万ドルで、主に鉄鋼製品の販売・輸出入を行う。 首鋼集団、鉄鋼製品輸出1―6月85万トン  中国・首鋼集団の1―6月の鉄鋼製品輸出量は85万2100トンで、年間計画輸出量の61・75%に達した。輸出額は3億3000万ドルで、同期では過去最高となった。 中国商務部が発表した2005年輸出額200社ランキングでは、首鋼は138位。また同社の2003年の輸出量は25万トン、04年は60万トン、05年は135万トンだった。 鄭州拓普軋製技術、精密冷延帯鋼の工場建設を開始  中国・河南省の鄭州拓普軋製技術公司はこのほど、鄭州市高新技術園区で200万トン精密冷延帯鋼プロジェクトの建設を開始した。同プロジェクトの投資額は22億元で、2008年5月に稼働する予定。精密冷延帯鋼の年間生産能力が200万トンで、年間売上高は100億元に達する見込み。今回導入される圧延機は、同社が開発したもので、厚さ0・15ミリ以下、幅1600ミリ以上の超広幅超薄帯鋼製品を生産できる。 包頭鋼鉄、豪セントレックスと鉄鉱石売買契約  中国・包頭鋼鉄集団はこのほど、豪セントレックス・メタルズと5年間の鉄鉱石売買契約を締結した。これにより、Wilgerup鉱は包頭鋼鉄に年間100万トンの鉄鉱石を販売する。また同契約では、今後のWilgerup鉱の供給能力によっては期間を5年延長できる。 海南省昌江、チタンやマグネプロジェクト建設へ  中国・海南省昌江工業開発区では、金属チタン、スポンジチタン、金属マグネシウムのプロジェクトが建設される見通し。

 金属チタン・プロジェクトは海南鋼鉄公司、上海複星集団、陜西宝※集団が共同出資して建設する。投資額は10億元、金属チタンの年間生産量は1万トンに達する見通し。同プロジェクトは今年末に着工する予定。

 また、スポンジチタンと金属マグネシウムのプロジェクトは、海南▲■科技有限公司が投資する。スポンジチタンのプロジェクトは投資額10億元、生産能力は1万トンの見込み。金属マグネシウムの投資額は5億―6億元、生産能力は2000トンの見込み。(※はかねへんに太、▲は金が3つ、■はかねへんに美)
唐山鋼鉄、1―6月粗鋼生産 全国第4位  中国・唐山鋼鉄集団の1―6月の銑鉄生産量は530万1300トンで前年同期比24・04%増。粗鋼生産量は560万500トンで19・51%増、全国で第4位。鋼材生産量は482万4600トンで8・67%増。利益は約11億9000万元で1億213万元増。 漣源鋼鉄、香港荘勝建材と合弁設立で合意  中国・漣源鋼鉄集団はこのほど、香港荘勝建材公司と合弁会社「湖南泰基建材有限公司」を設立することで合意した。同合弁会社の投資額は700万ドルで、香港荘勝建材は60%を出資し、漣源鋼鉄は40%を出資する。同社は漣源鋼鉄の固体廃棄物を利用して、鉱滓粉を年間70万d、鉱滓セメントを25万d生産する見込み。 華北地区 建築鋼材の価格会議を開催  中国・華北地区の製鋼所である首鋼集団、唐山鋼鉄集団などは先ごろ価格会議を開催し、7月北京市場の建築用鋼材価格を決定した。

 Q235・6.5ミリ線材価格はトン当たり350元引き下げ3200元。HRB335・16―25ミリ異形棒鋼は300元引き下げ3000元、12―14ミリは3100元。HRB400・12―14ミリ三級異形棒鋼は3200元、16―25ミリは3100元。
ハルビン億陽、モンゴルで鉄鉱採掘権取得  中国・黒龍江省ハルビン億陽集団はこのほど、モンゴル・ウランバートル鉄鉱の60年間の採掘権を取得した。同鉄鉱の埋蔵量は5100万トンで、鉄鉱石の品位は高く、50―60%に達する。第1期の生産能力は年間70万トン。モンゴルはブラジル、オーストラリア、インドに次ぎ4番目の中国への鉄鉱供給国。 莱蕪鋼鉄、冷薄ラインの試運転に成功  中国・莱蕪鋼鉄集団はこのほど、第1号の冷延薄板生産ラインの試運転に成功した。同生産ラインは幅900―1350ミリ、厚さ0・2―0・5ミリの冷延薄板を生産できる。年間生産能力は20万トン。 武漢鋼鉄、恩施州で鉄鉱資源開発へ  中国・武漢鋼鉄集団はこのほど、恩施州政府と恩施地区の鉄鉱資源の開発に合意した。

 統計によると、恩施州には、調査済みの鉄鉱が19カ所あり、鉄鉱石埋蔵量は約12億8500万トンで、湖北省の全埋蔵量の42・89%を占める。ここ数年、技術と経済の制約のため、恩施の鉄鉱資源は開発されていなかった。
新軋鋼が社名変更 「鞍鋼股フェン」に  中国・鞍山鋼鉄集団傘下の上場会社、新軋鋼股※公司はこのほど、社名を「鞍鋼股※有限公司」に変更し、中国語略称を「鞍鋼股※」、英語名を「Angang Steel Company Limited」、英語略称を「ANSTEEL」に変更することを株主大会で決定した。(※はにんべんに分) 張家港浦項ステンレス、熱延ステンレスコイル生産成功  中国・張家港浦項ステンレス公司はこのほど、熱延ステンレスコイルの試験生産に成功した。また、同社の熱延焼鈍酸洗ラインは7月31日に稼働する予定。

 張家港浦項ステンレスの熱延プロジェクトは2003年9月8日に政府の批准を得て、ステンレス製鋼、連続鋳造、熱延などの設備を建設した。同プロジェクトの投資額は7億4400万ドルで、このうち、韓国POSCOが82・5%を出資し、江蘇沙鋼集団が17・5%を出資した。
鞍山鋼鉄が福建省に進出 省政府と協力協定  中国・鞍山鋼鉄集団はこのほど、福建省人民政府と協力協定を締結した。鞍山鋼鉄の劉総経理によると、福建省には多くの深水港があり、鉄鋼産業発展には理想的な地域であるため、同社はかねてより東南沿海での生産基地建設を検討していた。 宝鋼・韶関鋼鉄、合弁会社設立へ 広東省に  中国・宝鋼集団はこのほど、韶関鋼鉄集団と協力協定を締結した。同協定によると、宝鋼が最大株主とする合弁会社を設立し、広東省湛江に1000万トン鉄鋼プロジェクトを建設する計画。 同プロジェクトの投資額は800億元を超え、生産規模は2000万トンに達し、ケイ素鋼と自動車用鋼板を生産する計画。 武漢鋼鉄、新高炉が本稼働  中国・武漢鋼鉄集団が、約12億9800万元を投資して建設した7号高炉が先ごろ本稼働を開始した。これにより、同社の銑鉄の供給不足は緩和される見通し。 7号高炉の敷地面積は15万平方メートル、年間生産能力は257万6000トン、日間製鉄量は7360トン。同高炉の本稼働により、武漢鋼鉄の今年の銑鉄生産量は1060万トンを突破する見通し。 重慶鋼鉄、西洋集団と熱延鋼板プロジェクト  中国・重慶鋼鉄集団はこのほど、西洋集団と熱延鋼板プロジェクトの合作意向協議を締結した。同プロジェクトの年間生産能力は200万dで、重慶市長寿地区に建設、両社は各30億元を共同出資する。年内に完成し、来年稼働する見込み。これにより、重慶鋼鉄の生産能力は現在の300万dから500万dに増加する。

 重慶鋼鉄は2004年に4億元を投資し、長寿地区に冷延工場を建設した。年間生産能力は30万dで、5年以内に生産規模の拡大を計画している。同社は熱延生産ラインを所有していないため、宝鋼集団、武漢鋼鉄集団から熱延鋼板を購入しているが、現地生産することで、年間2000万元以上の輸送コストを削減できる見込み。

 西洋集団は民営企業で、責任者の周福仁は鉄鋼企業4社を所有し、個人資産は35億9600万元に達している。同氏は2年前に、米国の最新型圧延機を5億元で導入し、熱延鋼板生産ラインの建設を計画していたが、経済マクロコントロール政策により、建設は許可されなかった。重慶鋼鉄との熱延鋼板プロジェクトには、米国より輸入した圧延機が利用される。
POSCO 張家港の熱延ステン・プロジェクト 7月末に稼働  韓国・POSCOが張家港で建設している熱延ステンレス・プロジェクトが7月末に稼働する見込み。同プロジェクトは140d電気炉、厚さ200ミリ・幅800―1600ミリのスラブ鋳造機、80万d圧延機を建設しており、投資額は10億ドルで中国最大の外資系投資プロジェクト。同プロジェクトの稼働後、韓国POSCO(中国)分公司は、宝鋼集団と太原鋼鉄集団に次ぎ、中国第3位のステンレスメーカーとなる。 江蘇沙鋼、鋼材輸出量が大幅増加  中国・沙鋼集団は5月、線材と熱延製品の輸出量が前年同月比64%増で23万d、輸出高が58%増で約1億ドルに達した。1―4月の輸出量は33万d、輸出高は1億2000万ドルに達した。 今年、沙鋼集団は韓国向けに熱延製品を輸出するとともに、ヨーロッパ市場を開発。現在はヨーロッパ市場向けに熱延製品を大量に輸出している。また同社の線材製品は米国、韓国、ヨーロッパ、中東市場へ輸出されている。 インドネシア 中国産熱延製品 AD措置実施へ  インドネシアのアンチダンピング委員会はこのほど、中国産熱延製品に対しアンチダンピング調査を行った。調査対象は宝鋼集団、武漢鋼鉄集団などの中国の鉄鋼企業。インドネシアは60日以内に、臨時的なアンチダンピング措置を実施する見通し。

 情報によると、インドネシアの鉄鋼大手のクラカタウスチール社は今年3月、アンチダンピング調査申請を提出したもよう。
青山控股、07年にステンレス工場建設計画  中国民営企業の青山控股集団は2007年末に、温州市龍港鎮城東工業園区で年間生産能力50万トンのステンレス熱延鋼帯工場を建設する計画。同工場では幅800―1600ミリステンレス熱延鋼帯を生産する。これにより、生産能力を拡大し、市場競争力の向上を図る。

 現在、同社の260―425ミリ幅ステンレス熱延鋼帯の年間生産能力は20万トン。同プロジェクトの稼働後、年間生産能力は70万トンに達する見通し。
武漢鋼鉄、鋼材配送センター建設開始  中国・武漢鋼鉄股※公司(重慶)鋼材配送センターが先ごろ重慶市港城鉱業園区で建設を開始した。同プロジェクトは、主に冷延、亜鉛めっき、ケイ素鋼、ステンレス製品などを加工し、年間加工能力が20万トン、建設期間が7カ月で、今年12月末に稼働する予定。(※はにんべんに分) 宝鋼、中国・家電大手の海信と戦略協定  中国・宝鋼集団はこのほど、中国の家電大手の青島海信集団と戦略協力協定を締結した。これにより両社は、鋼材供給、技術開発、製品販売、鋼材加工、物流管理などで幅広く提携する。

 海信集団は昨年9月、科龍電器股※公司を買収し、中国で家電製品の種類が最も多い企業となった。今年、海信の鋼材使用量は20万トンに達する見通し。2010年には売上高1000億元の発展目標もあり、鋼材需要量は35万トン以上に達する見通し。(※はにんべんに分)
莱蕪鋼鉄、5月の鋼材輸出量が過去最高  中国・莱蕪鋼鉄集団の5月の鋼材輸出量は15万トンで、過去最高となった。また、1―5月の輸出量は43万9000万トンで前年同期比262%増、輸出高は1億5960万ドルで220・45%増。このうち、異形棒鋼は22万2000トンで201%増。H形鋼は16万2000トンで322%増。

  同社の製品は20カ国・地区へ輸出されており、輸出価格は国内市場価格より高かった。莱蕪鋼鉄は中国最大の異形棒鋼・H形鋼の輸出基地となっている。
大型民営鉄鋼2社、戦略協定を締結  中国・民営鉄鋼企業の沙鋼集団と複星集団はこのほど、競争力向上のため、戦略協力協定を締結した。同協定によると、両社は原材料・燃料の買い付け情報を交換し、鉄鉱石・コークス用石炭、スクラップなどの買い付けと輸送の面で協力し、大口原材料である鉄鉱石の統一輸入をめざす。また、価格、販売ルート、生産技術などでも協力を強化するほか、資産合併も進める。

 2社は長江三角洲地区に位置し、華東地区で高いシェアを持つ。沙鋼は、銑鉄の年間生産能力が1100万トン、粗鋼1500万トン、鋼材1500万トンで、中国最大の電気炉製鋼の生産基地である。複星集団は南京鋼鉄連合有限公司の最大株主であり、建龍鋼鉄集団と寧波建龍鋼鉄公司の株主でもある
中国政府、港の輸入鉄鉱石 過剰在庫の対策発表  中国では先ごろ、鉄鉱石の過度な輸入による沿海主要港の過剰在庫の対策として、国家発展改革委員会、交通部、鉄道部、商務部は「港の輸入鉄鉱石在庫過剰問題を解決する通知」を発表した。

 中国では今年、鉄鉱石の輸入量が急増し、1―4月の輸入量は1億819万トンで前年同期比23・5%増加。5月下旬には、全国沿海主要港の輸入鉄鉱石在庫は4200万トンにも達した。これは、一部の鉄鉱石輸入会社が価格上昇を見込んで、鉄鉱石を多量に輸入し高値で販売しようとしたためだ。

 鉄鉱石輸入市場の秩序正常化と、輸送能力不足の緩和のために、発展改革委員などは次の通知を発表した。

 ・鉄鋼企業は積極的に港・鉄道などと協力し、鉄鉱石を工場へ輸送すること。
 ・鉄鉱石輸入企業は、港で長期在庫している鉄鉱石を速やかに「鋼鉄産業発展政策」に適合する鉄鋼企業に販売すること。
 ・高値での販売を禁止すること。
 ・各港は鉄鉱石の在庫を調査し、できる限り早く販売するよう要求すること。
 ・各港は関係規定に従って、鉄鉱石の諸チャージを徴収すること。鉄道部門は港に協力し、できる限り速く鉄鉱石を輸送すること。
 ・中国鋼鉄工業協会と五鉱進出口商会は、鉄鉱石市場への影響を防ぐため、関係措置を取ること。
洛陽国泰鋼鉄、年産60万トン線材ライン稼働  中国・河南省洛陽国泰鋼鉄公司はこのほど、新安県で年間生産能力60万トンの線材生産ラインの稼働を開始した。同プロジェクトは済源鋼鉄集団の投資によるもので、年間売上高は15億元に達する見込み。

 河南省済源鋼鉄集団は今年1月24日、新安県興安線材公司の線材生産ラインを買収し、洛陽国泰鋼鉄を設立した。同社は買収と生産ライン改善のために、それぞれ3億元投資した
中国特鋼、安龍鋼鉄の株式51%取得  中国・中国特鋼股※公司は先ごろ、同社傘下の永通特鋼公司を通じて、安龍鋼鉄公司の51%の株式を安陽鋼鉄集団と河南省洛陽市国有資産委員会から1億7200万元で取得した。これにより、安陽鋼鉄集団の株式持分は30・29%、洛陽市国有資産委は18・71%となった。 また中国特鋼は、安陽鋼鉄集団と洛陽市国有資産委と管理協議を締結している。同社が安龍鋼鉄を15年間管理し、その間に安陽鋼鉄集団と洛陽市国有資産委はそれぞれ年間227万元と404万元の固定収入を得る。

 安龍鋼鉄は2002年6月12日に設立、登録資本金が9000万元。安陽鋼鉄集団と洛陽市国有資産委が株式をそれぞれ70%、30%保有していた。現在の設計年間生産能力は普通鋼50万トンと銑鉄30万トン。(※はにんべんに分)
鉄スクラップ 中国4月輸入前年比21%減  中国は4月、日本からの鉄スクラップ輸入量は前年同月比21・7%減で65万トン、1―4月は前年同期比26%減で251万トンだった。今年の輸入量は753万トンの見込みで、年間平均輸入量の1000万トンより少ない見通し。 鞍山鋼鉄、亜鉛めっき鋼板など値上げ  中国・上海市場では、カラー塗装鋼板と亜鉛めっき鋼板価格が安定している中、鞍山鋼鉄集団は先ごろ、7月の普通亜鉛めっき鋼板の出荷価格をトン当たり500元引き上げ、普通カラー塗装鋼板を600元引き上げた。これにより、市場全体の価格水準が高くなる見通し。現在、供給はタイトな状態。 上海市場のカラー塗装・亜鉛めっき鋼板は5月8日より1カ月間、持続的に上昇。鞍山鋼鉄集団、本渓鋼鉄集団製の1・0ミリ亜鉛めっき製品はトン当たり5050元から現在の6000元に上昇、上げ幅は950元に達している。 唐山鋼鉄、月間粗鋼生産初の100万トン超  中国・唐山鋼鉄集団の5月の銑鉄生産量は96万3800トン、粗鋼は103万5200トン、鋼材は92万900トンと過去最高を更新した。粗鋼の月間生産量が100万トンを突破したのは初めて。 唐山国豊鋼鉄、中薄スラブ連鋳本稼働  中国・唐山国豊鋼鉄公司はこのほど、中国で初めて開発した1450ミリ中薄スラブ連続鋳造圧延生産ラインの本稼働を開始した。同プロジェクトは唐山国豊鋼鉄と中国冶金建設集団が18億元を投資して河北省豊南市に建設。試運転ではコイル25万トンを生産、利益は2億元であった。 中国 エネルギー協力覚書を伯と締結  中国・国家発展改革委員会とブラジル・エネルギー鉱産部は先ごろ、エネルギー協力覚書を締結、中国・ブラジル協力委員会エネルギー鉱産分会を設立する。同分会では、エネルギーと鉱業に関する政策法規、開発戦略、重要プロジェクトなどについて情報交換、問題解決と協力について検討する。 太原鋼鉄、5月ステンレス生産が過去最高  中国・太原鋼鉄集団ステンレス冷延工場の5月のステンレス総生産量は6万699トンに達し、過去最高となった。 内訳は、400系ステンレス製品が1万8511トンで全生産量の30・49%を占めた。また、ステンレス冷延鋼板は5万3414トンで、このうち厚さ0・60ミリ以下の薄規格品が8403トンで、ステンレス冷延鋼板の生産量の15・73%を占めた。 首鋼、豪の磁鉄鉱権益を取得 マウント社から  オーストラリアの鉄鉱企業マウント・ギブソン・アイロン社はこのほど、同社が保有するアジア・アイロン・ホールディングス社の73%の株式を中国首鋼集団へ5250万豪ドルで売却した。これより、首鋼はマウント・ギブソン社傘下のエクステンションヒルの磁鉄鉱の権益を得る。

  首鋼によると、エクステンションヒルの磁鉄鉱の埋蔵量は豊富で、年間生産量は500万トンに達する見通し。首鋼の今年の鉄鉱石需要量は1700万トンに達し、2007年には2000万トンを超える見通し。
太原鋼鉄、瀋陽に米社と合弁 ステンレス品を生産加工  中国・太原鋼鉄集団は米国企業と遼寧省瀋陽輝山農業開発区で瀋陽東太ステンレス工業園を建設する。同プロジェクトの投資額は5000万ドル、主にステンレス製品の生産、加工、販売を行い、年間売上高は20億元に達する見通し。 仏サンゴバン、徐州鋼鉄買収  フランス・サンゴバン社は先ごろ、中国・徐州鋼鉄総廠を買収した。買収金額は5億3700万元。サンゴバン社は、徐州鋼鉄が保有している徐州光大新興鋳管公司も買収。買収総額は約7億元。

  徐州鋼鉄の銑鉄年間生産能力は60万トンで、5基の高炉、鉄鉱石処理設備、2基のコークス炉を所有する。サンゴバン社と徐州鋼鉄は2002年、聖戈班(徐州)鋳管公司を合弁設立、サンゴバン社は同社の筆頭株主。
唐山鋼鉄、生産能力増強へ債権を発行  中国・唐山鋼鉄股※公司は30億元の債券を発行し、生産能力を増強することを明らかにした。

 唐山鋼鉄は130万トンの冷延鋼板、亜鉛めっき鋼板、カラー塗装鋼板プロジェクトを建設し、熱延帯鋼生産ラインを改良する予定。冷延コイルと冷延薄板の総生産能力は85万トン、亜鉛めっき薄板と亜鉛めっきコイルの生産能力は30万トン、カラー塗装薄板とカラー塗装コイルの生産能力は15万トンを見込む。(※はにんべんに分)
中国銀行計画 唐山鋼鉄に230億元融資  中国銀行河北省分行はこのほど、唐山鋼鉄集団と戦略協力協定を締結した。同分行は唐山鋼鉄に230億元の融資を行う計画。唐山鋼鉄はこれにより、中国最大のバナジウム・チタン製品基地、大型良質鋼板生産基地、良質構造鋼生産基地、曹妃甸港の建設を進める。 湘潭鋼鉄、韓・仏の認証取得 造船用鋼板で  中国・華菱集団湘潭鋼鉄公司の造船用鋼板が韓国、フランスの船級会社の初期認証を通過した。また同社は、6月15日前後に世界8カ国の船級会社の認証を受ける予定。同社は来年、造船用鋼板の生産能力を40万トンまで高める計画。 馬鞍山鋼鉄 1―4月鋼材輸出25万トンに  中国・馬鞍山鋼鉄股※公司の今年1―4月の鋼材輸出量は25万トンで前年同期比46%増、輸出高は8億6000万元で32%増と大幅に増加した。

  輸出製品の構成は、H形鋼が418%増で54%を占め、線材と棒材は32%、鋼板7%、車輪用鋼が93%増で4%、山形鋼は351%増で3%を占めた。  また、輸出価格は前年同期比10%下落したが、国内販売価格より15%以上高かった。(※はにんべんに分)
上海市 鉄鋼関連投資宝鋼など予定  中国・上海市の関係部門によると、投資額157億7000万元に達する33件のプロジェクトが上海で建設される予定だ。このうち、規模の大きいプロジェクトは、宝鋼国際ステンレス加工配送センター、宝山宝鋼船板配送センター、宝鋼鋼構造製造センター、宝鋼包装材料有限公司など。

  宝鋼国際ステンレス加工配送センターは上海市宝山月浦工業区で建設、投資額は20億元以上に達し、55万トンのステンレス加工能力を持ち、中国最大のステンレス加工配送センターになる見通し。
宝鋼集団とCSN社合弁 伯で製鉄所建設か  中国・宝鋼集団とブラジル最大の鉄鋼ミルCSN社は、ブラジルで600万トンの製鉄所を建設し、それぞれ50%を出資するプロジェクトについて商談中のもよう。

  CSN社は世界第3位の錫めっき鋼板メーカー。錫めっき鋼板生産量は米国総生産量の22%を占める。同社は鉄鉱石のサプライヤーでもあり、2005年には5億2000万ドルを投資して鉄鉱石生産能力を拡大、06年末にカーザ・デ・デペドラ鉱の生産能力を4000万トンまで高める計画。
河北省 鉄鋼環境経営に向け諸施策  中国・河北省政府はこのほど、河北省鋼鉄工業発展循環経済実施方案を発表した。同方案の内容は次の通り。 一、資源総合利用率を大幅に向上させる。高炉投入鉄鉱石の総合品位は、2007年は58%、2010年には60%にする。

 一、エネルギー消費量を大幅に低減する。製鋼の総合エネルギー消費量は、2007年は鋼トン当たり700キロ標準石炭以下、2010年には680キロ標準石炭以下に引き下げる。また、高炉石炭利用率をそれぞれ銑鉄トン当たり120キロ以上と145キロ以上に高める(このうち、2000立方メートル以上の高炉の石炭利用率は180キロ以上)。

 一、水資源の利用率を向上させる。鉄鋼企業は汚水処理設備を完備し、水循環利用率を2007年は95%、2010年には98%にする。製鋼の新水消費量はそれぞれ鋼トン当たり8立方メートル以下と6立方メートル以下に引き下げる。

  一、2010年、全省のコークス、焼結、製鉄、圧延などの工程に集塵設備を完備する。全ての高炉にガス回収設備を設置し、450立方メートル以上の高炉にはTRT設備を設ける。また、30トン以上の全ての転炉にガス回収設備を設置する。鉄鋼製錬滓の総合利用率を98%以上にする。
馬鞍山鋼鉄、生産ライン建設で55億元の債券発行  中国・馬鞍山鋼鉄股※公司はこのほど、中国最大の冷延・熱延薄板生産ライン建設に向けて、年内に55億元の債券を発行する申請を中国証券監管委員会に提出するもよう。 同プロジェクトは年間生産能力は500万トン、投資額が217億元、来年6月末に稼働する見通しで、自動車用鋼板を生産する。(※はにんべんに分) 華北の鉄鋼5社、建築用鋼材を値上げ  中国・華北地区の首鋼集団、唐山鋼鉄集団など鉄鋼企業5社は5月末に価格会議を開催し、6月の北京市場における建築用鋼材の最低価格を定めた。6.5ミリ線材価格は4月21日よりトン当たり330元引き上げ3550元、16―25ミリ普通異形棒鋼は200元引き上げ3300元となった。10―14ミリ普通異形棒鋼は100元引き上げ3400元。三級異形棒鋼は普通異形棒鋼より100元上乗せする。 八一鋼鉄、金園鋼管の株式35%取得  中国・新彊自治区八一鋼鉄集団と鞍山鋼鉄集団鞍鋼実業集団はこのほど、金園鋼管公司の株式の譲渡契約を締結した。八一鋼鉄は、鞍鋼実業が保有する金園鋼管公司の35%の株式を買収し、さらに今年末までに25%の株式を買収する計画。これにより、八一鋼鉄集団の製品品種は増える見込み。

  金園鋼管は新彊自治区烏魯木斎市に位置し、1997年、鞍鋼実業と新彊金属材料公司が共同出資して設立した企業。ここ10年来、同社は219―1220ミリ大口径溶接管を生産している。
包頭鋼鉄、4―6月鋼材輸出18万トンに  中国・包頭鋼鉄集団の第1四半期(4―6月期)の鋼材輸出量は前年同期比36・69%増の18万700トン、輸出高は6996万ドルだった。 同社の製品は主に12カ国・地区向けに輸出されており、韓国向けの輸出量は35・9%、東南アジア35・19%、ヨーロッパ27・86%、北アメリカは1・05%を占めている。

  品種別では、鋼板の輸出量が11万5000トン、線材と棒材が4万6000トン、継目無鋼管が1万9700トン。線材製品の輸出量は前年同期比175・49%増。国際市場の石油価格が上昇したため、継目無鋼管の価格は安定し、輸出量は169・24%増。同社の継目無鋼管は米国市場に進出した。
中鋼設備、TRT11基建設建龍鋼鉄と契約  中国・中鋼集団傘下の中鋼設備公司はこのほど、建龍鋼鉄公司と11基の炉頂圧回収タービン発電設備(TRT)を建設する契約に調印した。 同契約によると、中鋼設備が建龍鋼鉄傘下の唐山建龍鋼鉄公司、黒龍江建龍鋼鉄公司、新撫鋼公司の11基の炉頂圧回収タービン発電設備を建設する。同プロジェクトは、唐山建龍鋼鉄の3基の450立方b高炉の建設からスタートする予定。 中国・太原鋼鉄、加インコ社とNi工場合弁協議  中国・太原鋼鉄集団はこのほど、世界最大のニッケルメーカーであるカナダのインコ社とニッケル製錬工場の合弁設立についての協議を締結した。同プロジェクトの投資額は約5000万ドル、年間生産能力は約2万トン。 武漢鋼鉄、熱延ライン建設を開始  中国・武漢鋼鉄集団はこのほど、1580ミリ熱延生産ラインの建設を開始した。同設備の投資額は36億8000万元で、生産能力280万トン。同設備の建設は、中国冶金科工集団傘下の上海宝鋼冶金建設公司が請け負っており、建設期間は415日の予定となっている。 5月中旬の中国スクラップ市況  華北地区の鉄スクラップ市況は、製鋼所の在庫が十分で価格は安定。首鋼集団の重型スクラップの購入価格はトン当たり1990元で、中型スクラップは1940元。※台鋼鉄の重型スクラップ購入価格は1900元で、中型スクラップは1850元。天津地区の重型スクラップは1900―1950元前後で、北京地区の重型スクラップは1950元前後。

 華東地区では、山東地区の製鋼所が購入価格を小幅に調整した。山東石横特殊鋼廠は中型スクラップを20元値上げし1880元。済南鋼鉄集団はスクラップ購入価格を20元値下げし、重型スクラップを1820元、中型スクラップ1770元。上海市場、江蘇市場、浙江市場は鋼材市場価格上昇の影響を受け、スクラップの成約価格は10―20元ほど小幅に上昇した。上海、江蘇、浙江のスクラップ価格は1970―2000元前後。  東北地区は、成約量は少なく、遼寧省では1950―1980元。(※は刑のつくりがおおざと)
次期5カ年計画策定 鉱産資源の備蓄強化  中国・国土資源部がこのほど発表した「国土資源の次期5カ年計画」によると、2006―10年、中国は鉱産資源備蓄体系を構築し、重要な鉱産資源の戦略備蓄を行う方針だ。

  中国は石油、ウランなどの備蓄を強化し、石炭資源戦略備蓄を行い、特殊かつ備蓄不足の石炭品種に対して保護開発を実施する。同時に、鉄、銅、アルミ、マンガン、クロム、カリ塩、レアアース、タングステン製品に対して戦略備蓄を行う。
鞍本鋼鉄、中厚板拠点の承認取得  中国・鞍本鋼鉄集団営口鉄鋼プロジェクトが先ごろ承認を取得した。中国初の国内設計・開発の同鉄鋼プロジェクトは、投資額226億元、生産能力500万トンで、主に造船用鋼板、橋梁用鋼板などの中厚板を生産する。 太原鋼鉄熱軋廠の4―6月輸出 ステンレス中板過去最高  中国・太原鋼鉄集団熱軋廠の第1四半期(4―6月)ステンレス中板の輸出量は2605トン、前年同期比157・4%増で過去最高を記録した。 唐山中厚板材 新高炉稼働  中国・唐山中厚板材有限公司の1500立方メートル高炉がこのほど正式に生産を開始した。設計生産能力は500万トン。同社は、唐山鋼鉄集団と河北文豊鋼鉄公司が共同出資して設立した大型鉄鋼総合企業で、唐山鋼鉄は51%を出資。 宝鋼、冷延ステンレス帯鋼プロジェクト開始  中国・宝鋼集団ステンレス分公司はこのほど、冷延ステンレス帯鋼プロジェクトの建設を開始した。2007年10月に稼働予定。生産能力はステンレス熱延酸洗コイルが70万トン、炭素鋼熱延酸洗コイルが128万トンの計198万トン。第三期工事が完成後、同集団のステンレスの生産能力は220万トン増加する見込み。 馬鋼鋼材加工、冷延ラインの試運転を開始  中国・馬鋼(金華)鋼材加工公司は先ごろ、第1期20万トン冷延鋼板加工生産ラインの試運転を開始した。第1期の年間売上高は10億元以上に達する見通し。

  同社は浙江省金華経済技術開発区に位置しており、登録資本は1億2000万元で、そのうち馬鞍山鋼鉄集団が9000万元(75%)を出資、環球(香港)貿易有限公司が1920万元(16%)を出資、香港遠東実業投資有限公司が1080万元(9%)を出資している。
攀鋼、めっきコイル独向けに輸出  中国・攀枝花鋼鉄集団傘下の攀鋼公司はこのほど、ドイツ向けに溶融亜鉛めっきコイル1000トンを輸出する契約を締結した。同社は初めて溶融亜鉛めっきコイルをドイツに輸出する。

  同社は2003年、冷延設備を改善し、2号・3号亜鉛めっき設備を新設した。同社の冷延製品は米国、カナダ、日本、韓国、タイ、ベトナム、イタリアなどへ輸出されている。
中国鋼鉄工業協会 外資系企業の包頭買収反対  中国鋼鉄工業協会は先ごろ開催された第1四半期情報発表会で、外資系企業による包頭鋼鉄集団の買収に反対する考えを明確にした。 また、同協会は外資系鉄鋼メーカーが独占地位を形成するために、多くの中国鉄鋼企業の株式を買収することを反対する。包頭鋼鉄はレアアース資源を保有している。 宝鋼、武漢市に加工・物流拠点を建設  中国・宝鋼股※公司はこのほど、2億元を投資し、湖北省武漢市沌口開発区に鋼板加工センターと鋼材物流センターの建設に着工した。 同プロジェクトは武漢開発区で神龍汽車公司、東風本田汽車公司、自動車部品企業や、海尓電器集団、美電器集団などの家電製造企業に鋼板在庫、加工、配送サービスを提供し、湖北省と湖南省、江西省、河南省にもサービスを提供する計画だ。

 情報によると、昨年、宝鋼の華中地区での鋼板販売量は30万トンで、売上高が15億元に達した。今年の鋼板販売量と売上高は倍増する見通し。(※はにんべんに分)
太原鋼鉄、世界最大のステン継目無管事業着工  中国・太原鋼鉄集団はこのほど、世界最大のステンレス継目無鋼管事業に着工した。同事業の投資総額は8億元で、2007年末に稼働する見通し。大径特殊鋼継目無鋼管の年産は5万dに達する見込みで、製品は石油業界、火力発電所、原子力業界などに供給する。 武漢鋼鉄、米ワイヤロープメーカーと合弁  中国・武漢鋼鉄集団江北公司は先ごろ、米ワイヤー・ロープ・オブ・アメリカ社と合弁会社・武漢武鋼維児ソウ江北鋼縄製品有限公司の設立の合意書に調印した。7月1日に着工する見通しで、ワイヤロープ製品を生産する。

  ワイヤー・ロープ・オブ・アメリカは1931年に創立、北米最大のワイヤロープメーカーで、年産は35万トン、米国市場シェアが60%に達する。
太原鋼鉄、冷延ステンレス価格 大幅引上げ  中国・太原鋼鉄集団は4月24日に、5月分の冷延ステンレス価格を大幅に引き上げた。

 304系、316系、301系の0・3―0・7ミリと1・2―1・58ミリステンレス冷延鋼板の価格はトン当たり2600元引き上げ、0・8―1・0ミリと2・0―3・0ミリは2700元引き上げた。

 321系の0・3―0・7ミリと1・2ミリステンレス冷延鋼板は3100元、0・8―1・0ミリと1・5ミリは3200元、2・0―3・0ミリは3400元引き上げた。430系の全製品は500元引き上げ、409L系の0・3―0・9ミリと1・2―3・0ミリは300元引き上げた。1・0ミリ製品価格は据え置き(増値税込み価格、5月1日から実施)
武漢鋼鉄、天津市で物流拠点を建設へ  中国・武漢鋼鉄股※公司と天津空港物流加工区管理委員会は、武鋼(天津)鋼材加工配送センターの建設についての協議を締結した。同鋼材加工配送センターは鋼材加工ラインを4基建設し、今年末に稼働する見通しだ。(※はにんべんに分) 中国のステンレスメーカー会議 山西省太原市で開催  中国のステンレスメーカー会議が4月21日、山西省太原市で開催される。中国のステンレス大手は市場状況を検討し、5月の製鋼所出荷価格についても商談する。ステンレス市場価格と原料価格の大幅上昇に伴い、5月のステンレス出荷価格は大幅に引き上げられる見通し。 華芸銅業、銅スクラップ工場を建設  中国・華芸銅業公司はこのほど、広東省東莞と江北地区で銅スクラップ回収・加工工場を建設する計画を明らかにした。投資総額は6000万香港ドル。東莞地区の工場は2007年2―3月に稼働し、年産は3万トンに達する見込み。江北工場は07年1月に生産開始し、年産は4―4万5000トンの見込み。

 また同社は、紫金鉱業股※公司と合弁会社を設立し、冷蔵庫とエアコン用銅製品を生産する。資本金は4000万元、1期工事の投資額は8000万元、来年9月に生産開始する見通しだ。(※はにんべんに分)
新鉄鉱脈、吉林省で発見 埋蔵量1.7億トン  中国・吉林省ではこのほど、埋蔵量が1億7000万トンに達する鉄鉱が発見された。同鉄鉱は塔東鉄鉱で、敦化市内に位置する同省最大の鉄鉱。 現在、確認された鉄鉱埋蔵量は1億7000万トンで、開発可能な埋蔵量は1億4000万トン。また、リン鉱などの多種鉱産が共生し、価値は1000億―2000億元に達する見通し。 中国発展・改革委、露鉄鉱開発プロジェクトを承認  中国・内モンゴル自治区の蒙東能源公司のロシア鉄鉱開発プロジェクトがこのほど中国国家発展・改革委員会に承認された。 同鉄鉱は内モンゴル自治区から18キロメートルに位置し、面積は220キロ平方メートル、埋蔵量は4億4700万トン、投資総額は4億9400万ドル、2008年に稼働する見通し。鉄鉱石の年間処理能力が1000万トン、鉄鉱年産が545万トン。2010年に設計年産に達すると、年平均利益総額は5億5000万元に達する見通し。

  蒙東能源公司傘下のロシア現地法人・赤塔魯能鉱業公司は05年に同鉄鉱の25年の採掘権を取得している。内モンゴル蒙東能源公司の筆頭株主は山東魯能集団で、70・5%株を保有している。
馬鞍山鋼鉄集団、鋼材加工拠点2期工事開始  中国・馬鞍山鋼鉄集団(蕪湖)鋼材加工配送公司の2期工事がこのほど稼働する見通し。同工事の投資額は約4000万元、冷延鋼板の加工能力は12万トン。同プロジェクトはユーザーのニーズに応え、製品の市場競争力を向上させるのが目的。 首秦、2400ミリ連続鋳造生産ライン試運転に成功  中国・首都鉄鋼集団傘下の首秦公司はこのほど、2400_連続鋳造生産ラインの試運転に成功した。同ラインで生産するスラブの規格が2400×320_、主に4300_鋼板圧延機の熱延広幅厚板生産に使用される。 鞍山鋼鉄、2130ミリ冷延鋼板酸洗ライン試運転に成功  中国・鞍山鋼鉄集団はこのほど、2130_冷延鋼板酸洗ラインの試運転に成功した。同生産ラインは鞍山鋼鉄の重点技術改善プロジェクトである3号冷延システムの主要工事。同生産ラインは国内技術で建設された大型冷延プロジェクトである。 邯鄲鋼鉄 上海宝鋼工程技術が筆頭流通株主に  中国・邯鄲鋼鉄股※公司の発表によると、宝鋼鋼集団傘下の上海宝鋼工程技術有限公司が同社の5197万8700株を保有して筆頭流通株主になり、宝鋼鋼集団は2161万2200株を保有し第8位の流通株主になっている。また、唐山鋼鉄集団は2050万1200株保有で第10位。(※はにんべんに分) 中国発展改革委員会と鉄道部、鉄道運賃を引き上げ  中国では、鉄道貨物運賃の値上げが中国国務院の承認を得て、4月10日からトンキロ当たり0.0044元引き上げ、0.0861元から0.0905元まで引き上げられた。 宝鋼集団が冷延増強へ プロジェクト着工  中国・宝鋼集団の冷延プロジェクトがこのほど着工した。宝鋼集団の次期5カ年計画の重大プロジェクトで、溶融亜鉛めっき工場、無方向ケイ素鋼工場などを建設する。2008年7月に1号亜鉛めっき生産ラインの試運転を予定。 湘潭鋼鉄、造船鋼板承認3クラス取得  中国・湘潭鋼鉄集団の造船用鋼板はこのほど、中国船級社Aクラス、Bクラス、Dクラス造船用鋼板の承認証明書を取得した。同社は今後、国際市場開拓のため、一般硬度、高硬度A32クラス、D32クラス、A36クラス、D30クラスの造船用構造鋼板について、海外ユーザーの承認を得る方針。 宝鋼ステン分公司、酸洗ライン建設を計画  中国・宝鋼集団ステンレス分公司は、ステンレス熱延鋼板酸洗ラインの建設を計画している。 2006年、同社のステンレス熱延鋼板生産量は80―100万トンに達する見込み。現在、同社は一部のステンレス熱延コイルの酸洗加工を広州聯衆ステンレス公司に依頼しており、月間依頼加工量は約1万トン前後。 唐山鋼鉄、中国五鉱など、高級鋼材加工プロジェクト建設へ  中国の唐山鋼鉄股分公司、中国五鉱鋼鉄公司、保定中創公司は、河北省保定市民営科技園で高級鋼材加工プロジェクトを共同建設する計画。投資総額は2億元、熱延鋼板の加工能力が30―40万d、冷延鋼板の加工能力が15―20万d。製品は同市の自動車製造業に供給する見込み。 邯鄲鋼鉄、文豊鋼鉄、徳竜鋼鉄 戦略連盟を結成  中国・邯鄲鋼鉄集団、文豊鋼鉄公司、徳竜鋼鉄公司は先ごろ、戦略連盟を結成した。邯鄲鋼鉄は河北省の年産800万dの国有企業、河北文豊鋼鉄と徳竜鋼鉄はそれぞれ河北省の邯鄲市とケイ台市に位置し、粗鋼年産が各200万dを超える民営企業だ。

  3社は鉄鉱石の輸入一元化をめざす。また、製品販売で協力し、企業の競争力を向上させる。3社は河北省南部の鉄鋼集団の設立を目標としており、資産合併を検討しているという。
長冶鋼鉄、H形鋼生産ラインが8月稼働  中国・山西省長冶鋼鉄集団が建設しているH形鋼生産ラインが8月に稼働する見通し。同生産ラインの投資総額は5億2612万元、年間生産能力は60万d、H形鋼、溝形鋼、山形鋼などを生産する。 長信集団と香港瑞盛泰公司、150万トン鉄鋼生産ライン建設へ  中国・長信集団と香港瑞盛泰公司はこのほど、150万トン鉄鋼生産ラインを建設することで合意した。

 投資総額は10億元。うち1期工事の投資額は5億元で、長信が3億元、瑞盛泰が2億元を出資する。今年5月に着工する予定。1080立方メートル高炉1基、80トン転炉1基、90平方メートル焼結機1基、1万5000立方メートル酸素製造機1基を建設する計画。2007年10月に1期分が稼働する見込み。08年末に2期が稼働すると、銑鉄生産能力150万トン、粗鋼生産能力150万トン増加する見通し。

  長信集団は湖北省長冶市民営企業で、中国民間企業最強500社の一社。
沈陽徳邦の1期工事7月完成へ ステン年産10万トン  中国・浙江天宝公司、徳欽鋼管公司、五星鋼管公司が共同投資した沈陽徳邦ステンレス産業有限公司の第1期工事が7月に完成する見込み。

  投資総額は3億7000万元、敷地面積は14万平方メートル。ステンレス年産については10万1000トン、年間生産高は20億元になる見通し。
中化国際、USS向けにコークス輸出 27万トン  中国コークス大手の中化国際股※公司は、米USS社向けに27万トンのコークスを輸出することを明らかにした。輸出価格は不明だ。

 USSは世界鉄鋼の第6位、北米最大の鉄鋼企業。鋼材の年間生産量は2600万トンに達している。同社はこれまで、日本からコークスを輸入していた。(※はにんべんに分)
中国市場のスクラップ市況 安定  中国市場のスクラップ価格は安定している。現在、華東地域のスクラップは高価を維持しており、上海、南京、杭州地域の重型スクラップの市場価格はトン当たり1980―2000元。天津地域の重型スクラップは1950元、河北省邯鄲地域は1880元。東北地域は1850―1900元。 馬鞍山鋼鉄、浙江省鋼材加工拠点4月稼働へ  中国・馬鞍山鋼鉄股※公司(金華)鋼材加工有限公司が4月に稼働する見通しだ。同加工センターの投資総額は5億元、登記資本金は1億2000万元。 同加工センターは浙江省金華経済技術開発区に位置し、1期では薄板加工能力20万トンに達する見通しだ。(※はにんべんに分) 武鋼鉱業、武漢鋼鉄に球形鉱供給  中国・武鋼鉱業公司鄂州球形鉱工場はこのほど、球形鉱を武漢鋼鉄集団に供給開始した。同工場は世界最大の球形鉱単体生産ラインの1つで、アジア最大の生産ライン。年産は500万トン。同社は鉄鉱石を輸入して球形鉱を生産する。 また、同工場は2005年5月に鄂州市政府と2期500万トン球形鉱を建設することで合意している。 本渓鋼鉄、1880ミリ熱延生産ライン稼働  中国・本渓鋼鉄集団の1880ミリ熱延生産ラインがこのほど稼働した。これにより、同集団の薄物・高品質の熱延鋼板の生産能力が向上し、製品品種も増える。 同生産ラインの主要技術は三菱日立製鉄機械、東芝三菱電機産業システムから導入。生産能力は280万トンで、ケイ素鋼、自動車用鋼板、家電用鋼板、高強度石油パイプライン、コンテナ用鋼板、構造用鋼を生産できる。 馬鞍山鋼鉄、中板圧延設備改良に着手  中国・馬鞍山鋼鉄集団は先ごろ、中板圧延設備改善プロジェクトの建設を開始した。

  同社の高強度鋼板は中国、米国、英国、ドイツの造船会社の承認を得たが、圧延圧力の制限で鋼板性能が安定していなかった。そこで1億2000万元を投資し、中板圧延設備を改良。本年第3四半期に竣工する見込み。2500ミリ圧延設備を建設し、厚さを自動調整するシステム(HAGC)を導入する。
宝鋼ステン工場、オーストリア社から設備輸入  中国・宝鋼集団ステンレス工場は、オーストリア・アンドリッツ社よりステンレス熱延鋼板生産ラインと関連圧延設備を輸入することを明らかにした。契約金額は約4500万ユーロ。同生産ラインの年間生産能力は約90万トンで、厚さ2―10ミリ、幅1600ミリの鋼板を生産する。 攀枝花鋼鉄、製鋼システム改善工事順調  中国・攀枝花鋼鉄集団の製鋼システムの技術改善工事が最終段階に入っている。2号ビレット連続鋳造プロジェクトは試運転を開始。2号転炉の補修工事も終わり試運転に入っている。 中鋼、国内外での投資を加速  中国・中鋼集団によると、同社は2006年、国内外への投資を加速する計画だ。国内においては、金属業界の経営不振企業を買収し、海外では東南アジア、特にインドへの投資を計画している。 同社は04年下半期、4億元で西安冶金機械公司を買収。また、遵義鉄合金廠60%の株、洛陽耐火材料集団54%の株を買収した。その後、4億1000万元で吉林炭素集団傘下の上場会社・吉林炭素股※公司53・09%の株を買収している。

 吉林炭素の04年赤字は2億3100万元で、05年の赤字が1億7000万元に達すると予測されている。05年までの資産総額は6億元前後。53・09%株の価値が約3億2000万元だったが、中鋼集団は4億1000万元で買収した。吉林炭素の資産負債率は70%で、負債総額が20億元以上に達していたため、中国の金属業界では、中鋼集団の買収について疑問の声も上がっている。

 中鋼集団の05年売上高は370億元、輸出入総額が20億ドル、利益が7億元以上。同社によると、先の企業買収により、原材料供給と設備製造業への影響力を向上するとしている。(※はにんべんに分)
邯鄲鋼鉄、1月粗鋼生産62万トン前年比4%増  中国・邯鄲鋼鉄集団の本年1月の粗鋼生産量は62万1000トンで前年同期比4・31%増、銑鉄が53万トンで同36・88%増、鋼材が61万7000トンで同11・99%増だった。また、売上高は19億3000万元、利益は3600万元。 嘉興市中宝特種鋼、継目無ステン鋼管生産開始  中国・嘉興市中宝特種鋼製鋼公司の継目無ステンレス鋼管生産ラインがこのほど稼働した。今後、同社の製品は輸入品に変わり、中国の石油・化学工業界に供給される。 投資額は5000万元、生産能力は5000トン。主要規格は直径6―630ミリ、板厚0・5―50ミリ。同生産ラインは、中国最大の継目無ステンレス鋼管を生産することができる。

  また同社は3000万元を投資し、冷延設備の建設を計画している。生産能力を拡大し、国際市場への進出を検討している。同社は北京宝五金属材料公司と上海華意房地産発展公司による合弁会社。
湖南衡陽鋼管、継目無管半製品工場が稼働  中国・湖南衡陽鋼管公司の継目無鋼管半製品プロジェクトがこのほど生産を開始した。同プロジェクトの電気炉製鋼工場の設計年間生産能力は60万トン。武漢鋼鉄が同プロジェクトの設計、設備製造、ソフト開発、技術者育成を担当した。同プロジェクトの電気炉集塵システムは国内で最も先進的なシステムである。 米・ティムケン、東北特殊鋼集団の製品認証終了  米・ティムケン社はこのほど、東北特殊鋼集団の製品認証を終了した。これにより、東北特殊鋼集団傘下の大連金牛股※公司と撫順特殊鋼股※公司はティムケンのサプライヤーになった。(※はにんべんに分) 首鋼京唐鋼鉄、製鉄工場などの建設に着手  中国・首鋼京唐鋼鉄連合有限責任公司は今月、鉄鋼埠頭、原料ヤード、焼結工場、球形鉱工場、コークス工場、製鉄工場、第1・2製鋼所、熱延・冷延生産ライン、方向性ケイ素鋼生産ライン、駅などの建設に着工する。 2008年6月に完成する見通し。同プロジェクトの1期工事の半製品年産は485万トンに達する見込み。 承徳、唐山鋼鉄に統合  中国・承徳※▲股■公司の発表によると、河北省国有資産委員会は、同省鉄鋼工業構成調整案に基づき、保有している承徳※▲の筆頭株主である承徳鋼鉄集団の61・72%株を唐山鋼鉄集団に譲渡する。これにより、承徳※▲は唐山鋼鉄集団に統合される。

  情報筋によると、河北省政府は唐山鋼鉄集団、承徳鋼鉄集団、宣化鋼鉄集団で新唐鋼集団の設立を計画している。
(※はかねへんに凡、▲はかねへんに太、■はにんべんに分)
中国 鉄鉱石輸入取引が減少  中国では現在、鉄鉱石輸入価格は安定しているが、取引量が少ない。鉄63・5%のインド産鉄鉱石の到着価格はトン当たり600―630元。港の鉄鉱石在庫量は増加しており、2月20日時点で、中国主要港23カ所の鉄鉱石在庫総量は3800万トンで、このうち、インド産鉄鉱石の在庫量は約830万トン。 また、2月22日時点で、積載量15―16万トン鉄鉱石在来船の船運賃は、ブラジル↓中国北倫港がトン当たり25・036ドルで、1月末より3・206ドル上昇した。 北京首鋼05年度業績 純利益27%減  中国・首鋼集団傘下の上場会社である北京首鋼股※公司は、2005年度業績を発表した。純利益は792万6000元で、04年度より27・12%減少した。(※はにんべんに分) 中国鋼鉄工業協会、粗鋼伸び率10%以内に  中国鋼鉄工業協会はこのほど開かれた会議で、中国市場の鉄鋼製品価格を安定させるために、2006年、中国の粗鋼生産量の伸びを10%以内にすべきだと警告した。中国の鉄鋼製品需要の伸びが12%を超える可能性が低いため。 東北特殊鋼、大連の新工場環境報告承認  中国・東北特殊鋼集団大連基地の移転改造プロジェクトの環境報告書に関する評価審議会議がこのほど行われ、同環境報告書の内容が承認された。また、同報告書は専門家の意見によって修正され、国家環境保護総局へ申告される。

  東北特殊鋼集団大連基地の新工場は大連市金州区登沙河鎮の臨港工業園区に位置している。敷地面積は3平方キロ。同移転改造プロジェクトの投資額は68億4000万元。新工場では、合金鋼線材、合金鋼系の生産ラインを4基建設し、特殊鋼材生産能力は110万トンとなる見込み。2007年末に稼働し、年間売上高80億元、利益は7億6000万元に達する見込み。
重慶鋼鉄、05年粗鋼が300万トン到達  中国・重慶鋼鉄集団の2005年の利益は3億5000万元、粗鋼年産は300万トンに達した。同集団は過去5年で計30数億元を投じ、全面的な技術改善を実施している。 本鋼浦項、酸洗圧延機の試運転に成功  韓国・POSCOと中国・本溪鋼鉄集団の合弁会社の本鋼浦項公司は先ごろ、酸洗圧延機の試運転に成功した。年産は197万トンに達する見込み。また、同社の冷延プロジェクトは本年7月に完成する予定。 同社は投資総額6億6000万ドル、自動車・家電用冷延鋼板、亜鉛めっき鋼板、カラー塗装鋼板を生産している。 攀枝花鋼鉄、6億元投資し環境改善推進  中国・攀枝花鋼鉄集団は2006年、生産の環境改善を進める方針だ。計画では6億元を投資し、コークス生産工程の廃水処理システムの改善、バナジウム転炉の集塵設備改善などを進める。 馬鞍山鋼鉄、合肥鋼鉄の買収で交渉  中国・馬鞍山鋼鉄集団は現在、合肥鋼鉄集団の買収について商談を行っている。 2004年、合肥鋼鉄と安徽省合肥市国有資産管理委員会室は戦略投資要請を発表した。同社は同市政府の承認を得て、国有財産権を譲渡して投資を導入する計画。  03年7月時点では、合肥鋼鉄の資産総額は40億元、合肥市最大の国有企業だった。 上海市場、熱延コイル価格70―110元上昇  中国・武漢鋼鉄集団、鞍山鋼鉄集団、包頭鋼鉄集団などの鉄鋼大手が製品価格を大幅に引き上げたため、上海市場の熱延コイルの価格がトン当たり70―110元上昇した。現在、厚規格熱延コイルの市場価格は3200元前後である。今後、市場価格はいっそう上昇する可能性がある。 杭州鋼鉄、05年純利益前年比半減  中国・杭州鋼鉄股※公司によると、2005年、同社の純利益は前年比50%以上減少した。主要原料価格が大幅に上昇し、鋼材製品の価格が下落したため、利益が低減した。04年、同社の純利益は6億6905万376元で、1株当たり利益は1・04元。(※はにんべんに分) 中国商務省、鉄鉱石輸入増加はリスク大きい  中国・宝鋼集団が世界鉄鉱大手と鉄鉱石価格を商談している中、中国商務省は、鉄鉱石輸入品の在庫が大幅に増え、港の在庫が多く、鉄鉱石価格が下落する見通しであることから、むやみに輸入することはリスクが大きいと警告している。

  中国交通部の統計によると、本年2月10日時点で、中国の鉄鉱石港在庫は約3300万トン。中国鋼鉄工業協会の統計によると、現在の鉄鉱石企業在庫は約1000万トン、中国鉱山の在庫は約400万トンとなっている。
北台鋼鉄、05年鋼材生産62%増313万トン  中国・北台鋼鉄集団の2005年の銑鉄生産量は前年比42・7%増の526万6000トン、半製品が前年比55%増の441万3000トン、鋼材が前年比61・6%増の313万8000トン、尿素が12・2%増の12万2000トン、黒鉛鋳管が0・05%増の14万トンだった。

  通年の工業生産高が41・8%増の143億5000万元、利益が26%増の13億8000万元、外資利用額が22・2%増の4573万ドル、輸出額が56%増の3億3000ドル。同社は05年、中国最強500社の第118位となった。
馬鞍山鋼鉄、奇瑞自動車へ鋼板供給開始  中国・馬鞍山鋼鉄集団はこのほど、奇瑞自動車公司へ200数トンの自動車用鋼板を供給した。双方は販売契約を締結しており、2月、馬鞍山鋼鉄は奇瑞自動車へ自動車用鋼板3600トンを供給する。

  2005年、奇瑞自動車の販売台数は18万台を超え、同社の冷間圧延薄板、熱間圧延薄板、亜鉛めっき鋼板の需要量も増加している。馬鞍山鋼鉄は安徽省唯一の冷間圧延薄板、熱間圧延薄板、亜鉛めっき鋼板を生産できる企業である。
首鋼集団、河北省の新工場 3月着工  中国・首鋼集団は、曹妃甸の新工場を3月に着工する予定。敷地面積は20数平方キロメートル。曹妃甸は北京から225キロメートル離れた河北省唐山市の南の小島にあり、渤海唯一の天然深水航路を持つ。 首鋼の当初計画によると、現在の生産設備のうち、少なくとも90%を淘汰する予定となっている。

  同社の2005年末の従業員10万2400人のうち、北京地区の従業員数は8万1000人で、移転の影響により、約1万9000人の再就職が問題となる。
河北省 粗鋼05年7300万トン  中国・河北省の2005年の粗鋼生産量は7386万4000トン、鋼材は6465万1000トン、銑鉄が6765万6100トンだった。5年来、同省の鉄鋼生産量は中国一となっている。

  同省の金属工業生産高は前年比32・90%増の3726億1300万元、利益は27・49%増の237億1400万元で、伸びは鈍化した。輸出額は18・73%増の42億1200万元だった。
復地集団、上海企業と物流基地開発  香港上場会社の復地(集団)股※有限公司は先ごろ、上海鋼聯投資発展有限公司と上海新楊行経済発展有限公司との間で、上海宝山国際鋼鉄物流サービス基地の開発協議を締結した。 同基地の建築面積は26万2800平方メートル。完成後、国内外の大中型鉄鋼企業、物流企業などの投資を誘致する予定。(※はにんべんに分) 攀枝花鋼鉄、05年輸出3億ドル突破 前年比約30%増  中国・攀枝花鋼鉄集団は2005年、鉄鋼製品、チタン製品、バナジウム製品の輸出量が30万トン以上に達した。年間輸出額は初めて3億ドルを突破し、3億3344万ドルに達した。04年比28・63%増加した。

  輸出製品のうち、高付加価値鋼板、パイプ、チタン製品、バナジウム製品の比重が最も高い。現在、同社の熱間圧延製品は主に韓国、タイ、東南アジア向けに輸出されている。冷間圧延、亜鉛めっき製品は主に米国に輸出している。
大型国有建設会社が合併  『経済日報』によると、2つの大型国有建設会社が合併し、「中国交通建設集団有限公司」がこのほど設立された。港湾、高速道路、橋、トンネルなどの大型交通インフラ分野を専門とし、港湾設備や建機製造、海外での工事請負も行う総合建設会社で、国際競争力が強く、株式上場をめざすという。

  新会社は中国港湾建設集団総公司と中国路橋集団総公司により設立された。新会社の資本金は45億元で、総資産は700億元、各種海洋工事用船舶800数隻、陸上用建設機械5600数台、従業員は7万人。
淮南鉱業集団、石炭供給量2010年に4582万トン  中国・安徽省の淮南鉱業集団はこのほど、浙江能源集団、上海電力集団、中国国電集団、中国石化集団、馬鞍山鋼鉄集団、海螺集団など17社の電力、冶金、化工、建築材料業界の企業と、中長期戦略連盟を結成し、2006―10年の石炭需給の協議を締結した。今後5年間、石炭の供給量を06年の2451万トンから10年には4582万トンに引き上げることを決めた。 武漢鋼鉄、06年粗鋼1086万トン目標 売上げ447億元へ  中国・武漢鋼鉄集団は、2006年の生産経営目標は、銑鉄年産1030万トン、粗鋼1086万トン、鋼材983万トン、売上高447億元で、コストは年間28億元削減する。また、第2冷延生産ライン、第2ケイ素鋼生産ライン2期工事などが予定通りに稼働し、1580ミリ熱延生産ライン・プロジェクトは計画通り進める。

  武漢鋼鉄は05年、鉄鋼企業の買収事業を進め、鄂鋼公司と柳州鋼鉄公司を買収した。05年に鄂鋼を買収後、鄂鋼の銑鉄年産は前年比63・03%増の214万トン、粗鋼は22・56%増の246万トン、鋼材は21・96%増の236万トンと過去最高となった。利益は8000万元増で、4倍増の1億200万元だった。
唐山・華冶が合弁設立  中国・唐山鋼鉄股※公司と華冶鋼鉄集団は先ごろ、天津華冶唐鋼板材加工有限公司を合弁設立した。2006年、合弁会社は唐山鋼鉄の製品60万トンの販売、華冶鋼鉄は唐山鋼鉄の製品110万トンの販売をめざす。(※はにんべんに分) 武漢鋼鉄、太倉港にバース建設へ  中国・武漢鋼鉄集団は、太倉港に15万トンバースと20万トンバースを各1カ所と、4000トンバースを4カ所建設するプロジェクトが先ごろ国家発展改革委員会の承認を得た。武漢は同プロジェクトに17億3800万元投資する。建設期間は2年。完成後、鉄鉱石荷役能力が年間3000万トンに達する見込み。 唐山鋼鉄、05年粗鋼生産1000万トン突破  中国・唐山鋼鉄集団の2005年の粗鋼生産量が1000万トンを突破した。同社によると、05年の粗鋼生産量は約1006万トン、売上高は約300億元、利益は約19億2300万元の見込み。 漣源鋼鉄、新型焼結機が生産開始  中国・漣源鋼鉄公司の新型焼結機がこのほど生産を開始した。投資総額は3億8000万元で、2005年3月16日に着工。設計生産能力は300万トン。同焼結機は、生産コストを年間1億5000万元以上削減できる見込み。 青島現代造船の受注累計3億ドル  中国・青島現代造船公司は2005年6月に設立以来、28隻の造船を受注し、受注金額が3億300万ドルに達した。同社は先ごろ、ギリシャの船舶会社と16隻の5600トン級の化学品輸送船の契約を締結、受注金額は1億ドルを突破した。また、ギリシャのエージアン社と9隻の5500―6200トンのタンカーの契約も締結している。 杭州鋼鉄、80万トン合金棒ラインが稼働  中国・杭州鋼鉄集団の年間生産能力80万トンの合金棒鋼生産ラインがこのほど生産開始した。 製品規格は24―55ミリ、品種は炭素構造鋼、合金構造鋼、ばね鋼、ベアリング鋼。投資総額は約5億元。同ラインは杭州市ハイテク産業開発区康橋科技経済園内にある。 韓・現代自動車、山東省でエンジン工場建設へ  韓国・現代自動車は中国山東省でエンジン工場の建設を計画している。年間生産能力は10万台、2007年末完成の見込み。

 また同社は、07年末に北京工場のエンジン年間生産能力を30万台から50万台に引き上げる計画。
メタルブリテン 五鉱と3月に会議開催  中国五鉱集団と英メタルブリテン社は、「第4期極東鉄鋼会議」と「2006年中国鉄鉱石会議」を3月27―29日に北京で共同開催する予定。

 鉄鉱石会議では、鉄鉱石の供給確保について検討し、中国国内の鉄鉱石発展と国際的な鉄鉱石増産計画について討議する。

 極東鉄鋼会議では、中国、日本、韓国、インド、ベトナムなどの鉄鋼業の展望について検討する。
中国五鉱集団、05年売上高177億8000万ドル  中国最大の金属鉱産貿易会社である中国五鉱集団公司は、2005年の売上高が177億8000万ドルで、前年比18・37%増となった。

>  同社は05年、チリの国営銅会社とチリの銅資源開発で提携し、今後15年内に約85万トンの電解銅資源を獲得。また、ジャマイカ政府とはアルミナ資源開発協議を締結。さらに、中国青海木里煤田の一部の鉱産調査権を取得し、2億6000万トンのコークス用石炭資源を獲得した。

 05年末、中国五鉱の資産総額は526億元に達し、04年より15%増。10年には売上高2000億元、利益を80億元に引き上げる計画。
山西省、新規コークス許可せず 石炭鉱30%淘汰へ  中国・山西省は次期5カ年計画で、石炭とコークス市場の整理を行い、石炭鉱の30%以上を減らし、新規コークス事業を許可しない方針だ。

 同省は、法律違反の石炭鉱と汚染が著しいコークス工場を閉鎖させる。また、年産9万トン以下の県クラスの石炭鉱を淘汰する。一方、山西省晋北、晋中、晋東の石炭基地の建設を加速し、石炭大手による小規模石炭鉱の買収を奨励する。また同省は、新規コークス事業の建設を許可しない方針だ。
張家港浦項ステンレス、熱延プロジェクト3期工事順調  中国・張家港浦項ステンレス公司の60万トン熱延プロジェクトの3期工事が順調に進んでおり、本年7月に竣工し、生産開始する予定。

 同社の冷延ステンレス生産量は1999年―05年累計で145万トン、市場シェアは20%弱に達している。
太原鋼鉄、TCSステンレス2.2万トン受注  中国・太原鋼鉄集団は、中国南方機車車輌工業集団、中国北方機車車輌工業集団、北方創業股※公司と2万2000トンのTCSステンレス契約を締結した。製品は山西大同―秦皇島間の石炭輸送鉄道車両3000台の製造に使用される。

 同集団は2003年より、鉄道車両用新材料の開発を進めており、TCSステンレスは、強度、強靭性、耐食性などが改善された。(※はにんべんに分)
建築鋼材需要減で続落  中国の建築用鋼材価格は、1月上旬から中旬にかけて続落した。

 中国では間もなく旧正月の連休に入るため、建築工事が減少しており、建築用鋼材の需要が減少している。さらに、半製品の価格も下落したため、建築用鋼材価格に影響した。製鋼所は建築用鋼材の出荷価格を引き下げている。

 北京市場の異形棒鋼はトン当たり2720元で、約100元下落。上海市場では2800元となっている。建築用鋼材価格が下落した主な要因は次の通り。

 @異形棒鋼と線材の生産量は大幅に増加している。国家統計局によると、2005年11月、異形棒鋼の生産量は前年同期比12・6%増の610万6000トン、線材は16・7%増の538万9600トンだった。05年1―11月、異形棒鋼生産量は累計17・5%増の6094万1000トン、線材は20・1%増の4556万1400トンだった。

 A冬季に入り、北方市場の需要が明らかに減少している。

 B北方地域の商品が大量に南方市場に進出し、華東地域の鋼材価格に影響した。

 C一部の製鋼所は建築用鋼材の出荷価格を引き下げた。華北地域の5社は12月23日、06年1月の線材価格を2840元、異形棒鋼を2820元に引き下げることを決定した。沙鋼、淮鋼、南京鋼鉄、済源鋼鉄、漣源鋼鉄なども建築用鋼材の出荷価格を引き下げた。

 D半製品の価格が下落した。河北省唐山地区の普通炭素ビレットは2450元、低合金は2520元。
山西省介休市 コークス・石炭拠点建設を計画  中国・山西省介休市義安循環経済工業園区はこのほど、次期5カ年発展目標を制定した。介休市は省内最大のコークス基地と石炭加工基地を建設する計画で、完成後、年間売上高が500億元以上に達する見込み 酒泉鋼鉄、中国西北地区で最大拠点に  中国・国家発展改革委員会は先ごろ、酒泉鋼鉄集団の製品構成調整案を批准した。酒泉鋼鉄は200万トン薄板と53万トンステンレス・プロジェクトを建設する計画。投資額は109億7000万元で、西北地区最大の鉄鋼プロジェクトとなる。

 同プロジェクト完成後、酒泉鋼鉄集団嘉峪関本部の製鉄、製鋼、圧延規模はそれぞれ440万トン、490万トン、440万トンになる。鋼材品種は中板、線材、棒鋼、冷間圧延薄板、熱間圧延薄板と亜鉛めっき鋼板、カラー塗装鋼板、ステンレス冷間圧延鋼板、ステンレス熱間圧延鋼板を開発する計画。酒泉鋼鉄は、上海宝鋼集団と山西太原鋼鉄集団に続く、西北地区最大の良質鋼板生産基地となる見込み。
宝鋼集団特殊鋼、高級品の市場シェア拡大へ  中国・宝鋼集団特殊鋼分公司は、製品構成の調整を加速し、高級製品の市場シェアアップを図る。

 低合金鋼は、市場競争が激しく、利益は年々減少している。また、特殊鋼の市場需要量は大きいが、競争も激しい。一方、高級製品は技術レベルが高く、生産は難しいが、競争は激しくない。

 2005年1月―11月、同社の高温合金鋼売上高は前年同期比131%増の1億9700万元。チタンとチタン合金は158%増の1億3700万元だった。
長城特殊鋼、アールスフィールド社と提携  中国・攀枝花鋼鉄集団長城特殊鋼公司はこのほど、アールスフィールド・スチール社と戦略協力協議を締結した。

 アールスフィールド社は多国籍企業で、世界各地に販売ネットワークを構築している。長城特殊鋼は国際市場を開拓しており、同社の工具鋼と精密継目無鋼管などの製品は国際市場で有名だ。

 アールスフィールド社は長城特殊鋼の工具鋼の優位性と潜在市場価値を重視し、戦略協力協議を締結した。
攀枝花鋼鉄、家電向け鋼板の環境配慮が進展  中国・攀枝花鋼鉄集団冷軋廠は11月末までに、無公害の環境型家電用亜鉛めっき鋼板の生産量が5000トン以上に達した。製品合格率は98%。

 情報によると、2006年6月1日より、ヨーロッパの家電メーカーが攀枝花鋼鉄の環境型家電用亜鉛めっき鋼板を採用する。同亜鉛めっき鋼板は上海SGSの認証を所得し、国際標準に達している。
西南ステンレスのステン・プロジェクトが試運転  四川省・西南ステンレス公司の年間生産能力20万トンのステンレスプロジェクトが1月中に試運転する予定。同プロジェクトは2004年6月に、四川金広実業(集団)、西寧市特殊鋼、洛陽第一トラクターなど5社が共同建設したもの。年間売上高は15億―20億元に達すると見込まれている 馬鞍山鋼鉄、鋼材輸出量05年は55万トン  中国・馬鞍山鋼鉄集団は、2005年の鋼材輸出量が55万トン、輸出額2億4000万ドルを突破し、前年より90%以上増加する見通し。

 中国では、05年4月より鋼材市場競争が激しくなり、それに伴い、鋼材価格も下落し始めた。馬鞍山鋼鉄は市場リスクを避けるために、海外市場の開発に注力し、線材、棒材、山形鋼、異形棒鋼、溝形鋼などの輸出量を大幅に引き上げた。
中国・インド企業が鉄鉱石で会議  中国鋼鉄工業協会とインド鉱業聯合会(FIMI)は昨年12月29日―30日に会議を行い、インドの鉄鉱石企業と中国の鋼鉄企業の協力・交流を目的に、毎年1回「中国インド鉄鉱石市場分会」を開催することを決定した。第1回会議は2006年4月13―14日に中国・青海で開催する予定