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中国金属情報 ■毎日中国経済、中国金属情報からの提供記事の一覧です。
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13年 12年 11年 10年7-12月 10年1-6月 09年7-12月 09年1-6月 08年 07年 06年 05年 04年 [ 太鋼ステンレスの製品価格 ] [ 中国地図 ] 2005年 12/27 天津天鉄冶金、鋼板拠点を建設 47億元の貸付契約に合意
12/26 太原鋼鉄、7900万トン鉄鉱を取得
12/26 華北地区 最大規模の鉄鋼物流センター着工
12/22 昆山大庚ステンレス、12ミリ以上のステン熱延鋼板生産
12/20 宝鋼、冷薄輸出が好調
12/19 宝鋼集団、武鋼新プロジェクト 当局認可に時間
12/16 馬鞍山鋼鉄と奇瑞自動車、自動車用鋼材開発実験室を設立
12/15 漣源鋼鉄、欧米市場に初進出 2社と熱延薄板契約
12/15 攀枝花鋼鉄 1―10月輸出前年比65%増
12/15 英ロールスロイス社 中国・東北特殊鋼製品を材料認定
12/15 沙鋼集団、異形棒鋼を30元引上げ
12/15 鞍山鋼鉄、上海で冷延鋼板加工 年57万トン
12/14 06年鉄鉱石価格交渉 中国企業の動向カギ
12/13 中国、鉱産資源供給不足へ 探査強化が必要
12/12 北京市場、鋼板価格が全面安 下げ幅最大300元
12/9 済南鋼鉄、冷延ライン試運転開始
12/9 太原鋼鉄、11月冷延ステンレス減産で3万トンに
12/9 薄ものステン鋼管、北京で使用促進チーム発足
12/9 鞍山鋼鉄、新2号高炉に火入れ
12/9 太原鋼鉄、ステン製品開発を加速
12/9 華南省最大の金型用鋼生産ラインが稼働
12/9 熱延帯鋼生産能力 06年末6000万トンへ
12/9 06年中国鋼材貿易予測=輸入 高級鋼板が伸びる、輸出 2000万トン割れ
12/9 湛江港、1―10月鉄鉱砂輸入900万トン際に
12/8 宝鋼、石炭開発など協力 山西焦煤と連携強化
12/8 中国・東北特殊鋼 大連に生産ライン建設へ
12/8 チベット鉱山資源を新確認、1800億元相当
12/8 中国、帯鋼生産が急拡大 能力5200万トン超見込む
12/7 「海外進出への準備を」中国貿易団体幹部が意見書
12/7 唐山鋼鉄、年内に新グループ 年産1300万トンめざす
12/7 06年中国 鋼材需要3.3億トン予測 伸び率は低下/
12/6 広西柳州鋼鉄、粗鋼400万トン超
12/6 中国進出口銀行、五鉱集団と戦略協力協議
12/6 帯鋼生産・消費が拡大 小物金属製品の好調受け
12/5 通徳集団、西林鋼鉄の純資産70%買収
12/5 POSCO、広東省の鋼材加工拠点が完成
12/5 湖南華菱、溶融めっきライン稼働
12/5 中国鉄鉱石需要、06年は緩和か 鋼材価格低迷など影響
12/5 馬鋼と需要家、H形鋼開発プロジェクトで懇談
12/2 中鋼、ケイ台鋼鉄と戦略協議締結
12/2 通化鋼鉄など中国3社 長春市で再編調印
12/1 昆明鋼鉄、ミッタル・スチールと合弁設立を商談
11/29 百科集団、加工物流センター建設へ
11/29 宣鋼・承鋼統合、年産1000万トン超に=新唐鋼集団設立へ
11/28 仏サンゴバン、徐州鋼鉄買収で当局から承認か
11/25 莱蕪鋼鉄、上海市場への進出加速
11/25 台湾・華新麗華、南京でのプロジェクト中止
11/22 露セベルスタリ、通化鋼鉄に株式参加計画
11/18 馬鞍山鋼鉄、石炭メーカーと中長期購買契約
11/18 安徽天大集団特種鋼管、継目無熱延鋼管プロジェクト稼働
11/18 曹妃甸、25万トン鉱石埠頭 第1期工事完了
11/17 遼陽鋼鉄、帯鋼プロジェクトが稼働へ
11/16 通化鋼鉄、朝鮮で鉄鉱石採掘権 70億元投資
11/16 華菱鋼管、9月末で年間利益目標達成
11/16 包頭鋼鉄、モンゴルで資源開発 現地企業と正式協定
11/16 中煤能源 06年香港上場へ
11/15 華南地区最大の自動車金型用鋼ラインが稼動
11/14 太原鋼鉄、11月 ステンレス減産
11/11 広西柳州鋼鉄、形鋼連続圧延ラインが稼働
11/10 鞍鋼新軋、亜鉛めっき鋼板生産ライン増設
11/9 莱蕪鋼鉄、10月までに粗鋼800万トン突破
11/9 山東省 泰山鋼鉄の冷延帯鋼計画を認可
11/8 ティッセン・クルップ、武漢市で投資拡大
11/4 タイ投資促進委、首鋼の工場建設に優遇措置検討
11/4 宝鋼集団、冷延機定修開始
11/4 青島で原料国際シンポ 鉄鉱石商談の幕開け、中国需要動向カギ
11/4 中鋼見通し 06―07年度、鉄鉱石価格下落へ 5―10%
11/4 鋼材値下がり続く 企業業績も悪化
11/4 中国・江蘇省、ステン産業を集約化 国際競争力高める
11/2 ミッタル・スチール、漣源鋼鉄に鉄鉱石供給へ
11/2 中国製鋼大手45社 中厚板、熱延鋼板の減産決定
11/1 凌源鋼鉄、新工場建設を国家承認
10/31 済南鋼鉄、章丘市・明水工業園を建設へ 60億元投資
10/28 中国中鋼集団、豪ミッドウエスト社と鉄鉱開発
10/28 世界ステン需給、中国増産で過剰へ 06年、最大生産国に
10/27 中国鉄鋼業界、価格交渉権獲得に意欲 鉄鉱石06年新ラウンド
10/27 中国市場 鋼板類中心に鋼材価格下落
10/26 本渓鋼鉄集団、出荷価格を引き下げ
10/26 柳州鋼鉄、熱延ライン稼働を開始 中国3基目の幅2メートル超
10/25 唐山鋼鉄、馬鞍山鋼鉄 製品価格引き下げ
10/25 中国、05年は引き続き鉄鋼純輸入国へ
10/24 湖南華菱、冷延薄板ラインが試運転を開始
10/24 POSCO・姜社長一行が本鋼訪問
10/21 中国・東北特殊鋼、3年以内の世界No.5目標
10/21 中国亜鉛めっき鋼板 「鉄合金」シフト緒に
10/20 インド産鉄鉱石 中国向け輸出価格が下落
10/20 中国内生産資材価格が反騰
10/20 中国、世界4位のチタン工業国に 研究、生産、応用で進歩
10/19 山東信泉ステンレス公司が稼働
10/19 中国・東北軽合金、超大型特殊アルミ合金板・帯材 生産ライン建設
10/18 太原鋼鉄、ステン子会社が冷延ライン着工
10/18 広西自治区柳州鋼鉄、熱間連続圧延ラインが完成
10/18 連雲港 25万トン鉱石埠頭プロジェクト着工
10/17 邯鄲鋼鉄、異形棒40元値下げ 中板出荷価格も引下げ
10/17 上海市場 亜鉛めっきコイルが全面安
10/17 「大国」から「強国」へ 中国鉄鋼業、競争力の優位性が課題
10/17 鋼管輸入 米、中国材制限か/当局「国内企業の脅威に」
10/17 安徽馬鋼第二機制 競争力強化へ設備増強推進
10/13 中国中鋼、貴州金元集団と戦略提携
10/13 韓国の3大造船企業、中国材の輸入拡大へ 厚板不足受け
10/12 武漢鋼鉄、11月製品価格 大幅引き下げ
10/7 本渓鋼鉄、主要製品が増産基調 「持続的成長」へ
10/7 鋼材価格が下落 市場取引冷え込む
10/6 首鋼集団、韓国に販売拠点
10/6 安徽馬鋼、カラー鋼板生産ライン稼働1年
10/5 04年度 中国納税ベスト100
10/3 ニッケル輸入減少へ ステン各社、300系供給抑制
9/30 邯鄲鋼鉄、高付加製品の生産にシフト
9/30 鉄鉱石輸入価格が反発 高値安定期入り/鋼材反騰など影響
9/29 華北地区の5製鋼所、建築用鋼材の価格会議を開催
9/29 太原鋼鉄、冷延広幅ステン生産計画始動
9/29 馬鋼、熱溶着塗膜カラー鋼板を新開発
9/28 中鋼、西安冶金機械に4億元投資
9/28 友誼特殊鋼、ステン熱延帯鋼の試運転開始へ
9/27 昆明鋼鉄、年末からベトナムで鉄鉱石採掘
9/27 済南鋼鉄製鋼板、9カ国造船会社に材料認定
9/27 上海宝鋼 「次は世界一」 長期戦略目標 高度生産技術に一層磨き
9/27 宝山鋼鉄 宝鋼集団が増資を承諾
9/27 中国・鞍鋼と国家開発銀行 協力関係を強化
9/27 舞陽鋼鉄の4200ミリ圧延機 勲功圧延機に
9/27 中国非鉄産業、持続発展へ/リサイクル量 10年に650万トンへ
9/22 アルミ工業発展へ 国家発展改革委が発表
9/21 太原鋼鉄、1―7月輸出が過去最高6.9万トン
9/21 武漢鋼鉄、第2ケイ素鋼工場を建設
9/21 中国鉄鋼生産「来年の成長率鈍化」 宝鋼幹部が見解
9/21 衡陽華菱連軋管、衡陽鋼管100%出資に
9/20 上海市場の熱延コイルが続落
9/20 邯鄲鋼鉄冷延工場、溶融めっきライン試運転
9/16 内蒙古華業特鋼、ステン60万トン計画進む
9/16 亜鉛めっき鋼板 厚もの価格ジリ安=商い不振影響
9/16 銅価高騰・精製銅供給過剰で溶錬費・精錬費が上昇=中国銅製錬業界
9/16 中条山有色集団、06年に株式公開めざす 銅精錬能力6倍へ
9/16 青海のアルミ輸出が打撃 酸化アルミの加工貿易禁止で
9/16 CHALCO、アルミ価格1.7万元なら 酸化アルミ値上げも
9/15 新鋼・特殊鋼部 1―7月鋼材生産約55万トン
9/15 遼寧省 鉄鋼輸出7月は減少
9/15 資源輸入依存度 一段上昇 経済発展の足かせに
9/15 本年後半 形鋼価格は小幅変動へ
9/14 沈陽宝鋼鋼材配送センター 2期工事着工
9/14 冷延コイル価格安定=品不足、国際相場上昇が影響
9/13 攀鋼冷延工場、9月鋼板生産11万トン見込む
9/12 攀鋼軌梁厰、長尺レール月産4万トン台を突破
9/12 新疆・阜康市 コークス製造プラント建設
9/12 中国鉄鉱石価格 冬季の準備、小幅変動/長期的には下落傾向
9/9 南京幕燕金属物流、8.7億元を投じ増築工事開始
9/9 中国中鋼集団、吉林炭素集団と協議を締結
9/9 造船用鋼板 製鉄所の過当競争激化 中国で下落続く
9/9 中国黄金集団と江銅集団、鉱業資源を共同開発
9/8 河北省で再編加速 2鉄鋼集団設立を計画
9/8 馬鞍山鋼鉄 1―7月粗鋼が過去最高536万トン
9/8 1―7月遼寧省の特殊鋼企業業績が好調
9/8 中国のアルミ産業再編へ 国家発展・改革委が発表
9/7 太鋼ステンレス 05年製鋼90万トン計画
9/7 青花集団、上海企業と耐火材で合弁設立
9/7 中国鉄鋼株投資が本格化 外資、調整期乗じM&A
9/6 中国・広東地域 鉄スクラップ価格が頭打ち
9/6 宝山鋼鉄、集約進め国際競争力強化 グループで一体化運営
9/6 中国・高炭素鋼材市況 需要おう盛、在庫低レベル 高値安定に向かう
9/6 重慶鋼鉄、1―6月 市場環境悪化響き20%減益
9/5 中国東方集団 1―6月純利 39%増6.1億元
9/5 中国 厚中板の反騰終息
9/2 中国鉄鋼業、再編足早に 供給過剰が調整促す
9/2 江蘇省、生産を制御 進む鉄鋼構造調整
9/1 中国向けインド産鉄鉱石が上伸
8/31 河北・山西省、冶金・コークスで戦略提携締結
8/31 遼寧省 鉱産物資源調査を強化
8/31 中国の石炭価格 小幅下落傾向へ
8/31 中国 品薄鋼材6品種の現状
8/30 韓・中・台湾メーカー ステン相次ぎ減産へ 価格安定図る
8/30 石家庄鋼鉄、自動車国際標準システムを導入
8/30 宝鋼、中石化と提携 多方面で戦略的協力
8/29 柳州錫業集団、錫生産17%増 1.5万トン見込む
8/29 武漢鋼鉄に“試練と商機” 中国・鉄鋼産業発展政策
8/29 本渓鋼鉄、自動車用鋼材で材料認定を取得
8/29 中国大手鉱業3企業が連合 黒龍江多宝山銅鉱を設立
8/26 中国 「鉄鋼強国」への道遠く 中小企業再編で競争力の育成を
8/26 攀枝花鋼鉄、100メートル・レール生産を加速
8/26 瀋陽市 鉄鋼加工物流センター着工
8/26 馬鋼、1期プロジェクト着工 薄板年産60万トンへ
8/26 銅都銅業、泰米集団と合弁会社 銅・銅合金高精度棒材
8/25 宝鋼、冷延薄板生産 7月は8万1000トン
8/25 05年中国国内企業ランキング 製造業1位に宝鋼
8/25 アルコア、黒龍江省双鴨山を視察 アルミ生産など協力模索へ
8/25 中国鉱物資源 供給不足 さらに深刻 銅で357万トン、アルミ1055万トン
8/24 鞍鋼・弓長嶺鉱業、ヘマタイト精鉱日産2500トン
8/24 05年の中国鉄鉱石輸入 増加率、前年比低下へ/
8/24 梅山鋼鉄、200万トン薄板増設 PJ審査受ける
8/24 上海松江鋼材交易市場が開業
8/23 中国鉄鋼産業 合理的配置が重要に 戦略的調整期に突入
8/23 太原鋼鉄、資金獲得 ステン・プロジェクト建設前進
8/23 上海先物取引所 鋼材先物、金属製品に注力
8/23 中天鋼鉄、良質合金鋼ラインが試運転
8/23 柳州鋼鉄、3号100トン転炉竣工
8/22 上海実達精密ステンレス、ステン帯鋼生産規模拡大を計画
8/22 武漢鋼鉄7月 鋼材生産過去最高92万トン
8/22 鞍本鋼鉄、瀋陽で開業式典開催 外部資本参入に期待
8/22 中国鉄鋼産業 佳境に入った整理・統合 「大国」から「強国」へ
8/18 鉄鋼輸出 中国、反ダンピング懸念 貿易摩擦の緩和図る
8/18 包頭鋼鉄、モンゴルで鉄鉱石開発
8/17 首鋼、上半期利益 3%減
8/17 銑鉄価格が上昇
8/17 南鋼、1―6月売上げ60%増 79.7億元に
8/17 攀枝花鋼鉄と東風汽車 戦略協力協議を締結
8/16 カラー鋼板市場 馬鋼が中国内シェア2位に
8/16 杭州鋼鉄廠、寧波建龍鋼廠の32%株式取得へ
8/16 中国鉄鋼業が「淘汰期」突入 専門家見通し
8/15 鞍山・本渓 政府、合併方針を確立 年末までに新会社
8/12 中国・鉱産資源開発 外資系投資が増加
8/11 莱蕪鋼鉄 中国初・国産1500ミリ熱延ライン本稼働
8/11 宝鋼新日鉄、上期 生産・販売とも好調 売上計画23%上回る
8/11 鞍鋼、高強度耐候性鋼材 鉄道5社から受注
8/11 重鋼、16億元投じ技術革新 06年粗鋼350万トンへ
8/10 武漢鋼鉄、傘下10社売却 「鉄鋼」集中へ
8/9 宝鋼、世界3位に 05年鉄鋼競争力ランキング
8/9 鞍山鋼鉄、1―6月売上・利益 過去最高
8/8 首鋼集団、2号コークス炉 年末に生産停止へ
8/8 湛江港集団、20万トン鉄鉱石埠頭が試運転
8/8 唐山市 鉄鋼業統廃合を推進
8/8 中国・酸化アルミ生産見通し 本年は800万トン突破へ
8/5 華業特殊鋼、ステンレス一期プロジェクト生産開始
8/4 中国冶金建設など、1250ミリ熱薄ライン中国初の着工
8/3 首鋼傘下の首秦、4300ミリ幅広厚板プロジェクト着工
8/2 鄂城鋼鉄公司、武漢統合後 売上高大幅増
8/2 広東省のスクラップ輸入量 大幅減
8/1 山西省コークス在庫が過去最高 コークス価格が下落
8/1 北朝鮮茂山―吉林省龍市間 鉄鉱石粉輸送管を建設
7/29 山西省コークス在庫が過去最高 コークス価格が下落
7/28 中国国内銅価が国際価格超す 6月輸入が14%増
7/27 江西洪水都鋼廠、江西省南昌市外へ移転
7/27 攀枝花鋼鉄、環境型 亜鉛めっき鋼板の製造に成功
7/26 宝鋼、武漢など、鉄鉱石長契で8月インド訪問
7/25 太原鋼鉄、韓ハイスコと戦略協議を締結
7/25 西林鋼鉄、黒龍江省最大の鉄鋼メーカーをめざす
7/22 重慶鋼鉄、1.2万kW発電設備 今月末稼働
7/21 本溪鋼鉄、5号転炉試運転成功 粗鋼能力700万トンへ
7/21 四川長城特殊鋼、50万トン棒鋼ライン建設開始
7/20 鋼材価格 引き上げ相次ぐ さらに反発の可能性
7/15 中国・上半期 石炭、鉄鉱石輸入が大幅増
7/14 北米、中国鋼材の輸入制限を検討 墨はAD措置示唆
7/14 太原鋼鉄、熱延コイル価格 大幅下げ
7/14 首鋼、5号高炉が生産を停止
7/14 武漢鋼鉄、高級鋼材加工工場を移転へ
7/14 太鋼ステンレス、月約1万トン減産
7/14 煙台渤海鋼鉄 1期工事順調、8月生産開始
7/13 宝鋼、欧研究機関と技術協力締結
7/13 揚州港 輸入鉄鉱石品質に懸念 輸入金額の74%が不合格品
7/12 中国、5月鉄鉱石輸入 2100万トン
7/12 石家荘鋼鉄、自動車用棒鋼ラインが稼働
7/12 韓・台・中4社がステン減産
7/11 上海市場の異形棒鋼が上伸
7/11 江蘇沙鋼、熱延コイル生産ライン稼働開始
7/8 中国鉄鋼業 価格急騰期待できず 05年業績20%悪化
7/8 上海地区製鋼所、鉄スクラップ買値引き下げ
7/8 青山控股・金匯、共同でステン工場建設
7/7 邯鄲鋼鉄、冷薄塗装ラインの試運転に成功
7/6 中国鉄鋼需要 2015年ピークか
7/6 宝鋼、加社との自動車部品合弁 製造工場着工
7/6 ケイ台鋼鉄が線材精整開始
7/6 フレート 03年水準に反落
7/6 包頭鋼鉄、冷延鋼板ラインの試運転に成功
7/5 馬鞍山鋼鉄、小規格H形鋼設備が生産開始
7/4 湖北省最大のステンレス冷延プロジェクト稼働
7/4 中国 フェロモリの輸出価格下落
7/1 シームレス管世界最大手 仏V&M、中国に生産拠点
6/30 インドからの鉄鉱石輸入価格が下落
6/29 首鋼集団、豪社と共同開発計画 西オーストラリア鉄鉱資源
6/29 ステン各社、7月出荷価格 300元引き上げ
6/29 1―4月 韓・米向け鋼材輸出大幅増
6/29 鞍鋼新軋、冷間圧延能力200万トン拡大達成
6/29 華晨汽車に高級めっき鋼板 鞍鋼集団が供給へ
6/28 天津港の半製品輸出量 大幅減少
6/27 攀枝花鋼、四川省成都に技術研究センター建設
6/27 機械用鋼材需要が急増
6/24 輸出抑制政策で鋼材市況下落か 7月以降の鋼材市況
6/24 ミッタル、華菱管線株買収に変動 筆頭ならず
6/24 本渓鋼鉄、第2熱延ラインでコンテナ用薄板生産
6/22 宝鋼・鋼管廠、1―5月の輸出量 過去最高
6/22 広州市場の熱延コイル、3800元に下落
6/21 中国ステン各社、6月出荷分の価格引き下げ
6/21 EU25ヵ国、中国材の輸入1―2月5倍
6/21 中国06年鉄鋼消費量 5000万トン増加予測
6/21 武漢鋼鉄、1―5月輸出総額が3億4000万ドル
6/20 通化鋼鉄、100万トン冷薄プロジェクト着工
6/20 北台鋼鉄、400万トン熱延鋼板プロジェクト着工
6/20 中国鋼板市場「値下げ余地少ない」/鋼鉄工業協会 いぜん供給不足
6/20 中国ステン問題 国家レベルで処理めざす/李・中国特鋼協会ステン分会常務長
6/20 石油化学分野向けステン、消費は増加見通し 求められる品質向上
6/20 鉄鋼産業政策 「鋼板」重点が必要 競争力強化も課題に
6/17 凌源鋼鉄、設投資金募集へ
6/17 梅山鋼鉄、熱延鋼板年産500万トンへ
6/16 舞陽鋼鉄、年産能力100万トン広幅厚板ライン認可
6/16 中国アルミ 酸化アルミ70万トン増強 政府が計画認める
6/15 太鋼・宝鋼、インコなど国外各社とニッケル長契調印へ
6/15 中信泰富、石家庄鉄鋼株65%を獲得か
6/14 北京市場の建築用鋼材 下落
6/13 華中地区最大の中国一冶鉄骨センター 生産開始
6/10 中国・鉄鋼メーカー、スクラップ購入価格 引下げ
6/10 武鋼、7―9月 主要鋼板類引下げ 価格政策を公表
6/10 中国・条鋼メーカー9割赤字 鋼材価格続落響く
6/10 柳州鉄鋼、1―4月新製品の生産額1.9億元
6/9 上海一鋼、4号スラブ連鋳試運転に成功
6/9 河北省、鉄鋼再編へ 07年末まで10社に統合
6/9 上海宝鋼、クロムフリー耐指紋鋼板を本格生産
6/9 攀成鋼、鋼管2ライン成都市で着工
6/9 攀鋼、バナジウム窒素合金 生産ラインを建設
6/8 鞍山鋼鉄、発展目標を策定 07年生産能力1600万トンへ
6/8 沙鋼集団、異形棒・線材価格を引下げ
6/8 「新首鋼」生産 08年にも開始
6/8 ゼロスパングルめっき鋼板/武漢鋼鉄が量産開始
6/7 馬鞍山鋼鉄、高付加価値鋼板の主要拠点 建設開始
6/7 邯鄲鋼鉄、2号カラー塗装コイルライン 試運転開始
6/6 宝鋼集団上海五鋼、環境プロジェクトに2億8000万元投資
6/6 上海五鋼、歯車用鋼を大衆公司に供給
6/3 上海克虜伯ステンレス、2B圧延機2基 生産停止
6/3 中国五鉱と武漢鋼鉄、戦略合作契約を締結
6/2 山西太原鋼鉄など、仏山爛石国際金属交易センター建設 契約締結
6/2 河南省鶴壁市、環境問題でマグネシウム・メーカーを閉鎖
6/1 中国、スクラップ輸入管理を強化
5/31 中国最大の海外金属資源投資プロジェクト調印
5/31 遼寧省の鉄鋼輸出量が大幅増加
5/30 包頭鋼鉄、冷延薄板酸洗ライン 試験稼働
5/30 南京鋼鉄、コークス生産能力拡大
5/27 鋼材価格上昇で家電製品も値上がり
5/27 寧波宝新、冷延2ラインが試運転開始
5/26 江蘇省・常州鉄本鉄鋼プロジェクト 建設再開へ
5/25 北満特殊鋼、軸受け鋼 日間生産量1705トン達成
5/24 国営・外資系の鉄鋼メーカー投資が急増
5/23 上海一鋼、アジア向け熱延鋼板輸出が順調
5/20 鉱産資源の供給能力拡大に向け新政策
5/18 中国鉄鋼業 投資成長率縮まる マクロ政策映す
5/17 米国、1―3月 中国からの輸入鋼材131%増
5/17 3月の鉄鋼生産が月間最高 鋼材3000万トン超
5/17 馬鞍山鋼鉄 鋼板拠点の建設開始 年産能力500万トン
5/17 アンチ輸出価格が急騰 税還付率引下げ影響
5/16 国家発展・改革委員会、電気料金 引上げ
5/13 中国スクラップ市場 低迷
5/12 武漢鋼鉄 ケイ素鋼ライン6月に補修予定
5/11 武漢鋼鉄 第3製鋼廠の3号転炉稼働
5/11 鞍山鋼鉄 1―3月利益6億元を突破
5/9 南京鋼鉄、造船所との提携を検討
5/9 中国・鉄鉱石メーカーが会議 価格安定化へ協力
5/6 内モンゴル鉱山重点勘査に5000万元投資
5/2 中国・鉄鋼メーカー、インド訪問=鉄鉱石ルート確立目的
4/28 内モンゴル自治区、鉄鉱資源の先行き明るい=地質科学院研究員談
4/27 中国新鉱山 相次ぎ生産開始=鉄鉱石開発に進歩
4/26 3月のビレット輸出146万トン=史上2番目の輸出量
4/26 中国、輸入ステンレスの鑑定を検討
4/25 江蘇沙鋼、大型3号高炉が生産開始
4/25 中国政府、鉄鋼価格急騰抑制へ諸政策
4/21 五鉱発展など、伯ゲルダウ社に大型冶金設備輸出へ
4/21 中国当局、流通60社に鉄鉱石輸入資格
4/22 上海宝鋼、豪BHPとの鉄鉱石交渉 定額外要求退け
4/21 首鋼など、鉄鉱石購入価格を引き下げ
4/21 「05年生産560万台に」 中国自動車工業協会 副理事長が見解
4/21 中国、需要業界に温度差 自動車・建機の伸び鈍化
4/19 山東省の鉄鋼メーカー スクラップ購入価格を引下げ
4/18 中国1―3月 鋼材輸入40%減少
4/18 張家港 1―3月鉄鉱石輸入が過去最高
4/18 華東地区のスクラップ 小幅下落
4/18 中国・神華能源への投資 BHP、参加に前向き
4/15 邯鄲鋼鉄、環境保護に大規模投資計画
4/15 南京鋼鉄、造船用鋼板が米英造船メーカーの認証取得
4/15 宝鋼、自動車発電機用の低炭素低ケイ素鋼を開発
4/15 鉄鋼業、マクロ政策の重点に 総需要減少を懸念
4/15 広州、車部品産業の発展加速
4/14 1―3月の粗鋼生産、23.7%増の7770万6100トン
4/14 鉄鋼企業 競争力ランク POSCOが第1位、中国は10位内に3社
4/14 包鋼集団、熱延薄板 3月生産で世界新の26万3000トン
4/14 05年度 中国粗鋼、生産能力5000万トン増 需要動向など注目
4/14 内モンゴル 銀・鉛・亜鉛・金の鉱脈52ヵ所発見 潜在価値70億元以上
4/13 天津、鋼材価格が全面的に上伸
4/12 北京市場 建築用鋼材価格が続落
4/12 モンゴル鉱山開発が活発化=中国企業の投資相次ぐ
4/12 自動車用鋼板 04年輸入60%減=90%超が国産
4/12 1―2月 鉄・非鉄採鉱業利益が大幅増
4/11 5月から鉄鉱石輸入で新許可証制度
4/11 首鋼移転 工場建設に投資家誘致
4/7 還付税制廃止、鉄鋼利益に影響=ビレット輸出大打撃
4/7 鞍山鋼鉄、家電シェア拡大へ向け「三10」目標
4/7 鉄鉱石輸入価格の急騰、中小鉄鋼企業の収益圧迫
4/6 POSCO、浦鉄(天津)鋼材の二期工場 着工
4/6 莱蕪鋼鉄、歯車用鋼シェア1位維持
4/6 首鋼、韓国社と厚板長契 年25万トン供給
4/5 上海市場の線材・異形棒、大幅下落
4/5 中国機械装備、カンボジア企業と鉄鉱探査 協議締結
4/4 ステン輸入量 天津港で46%増
4/1 華北地区の大手鉄鋼メーカー、異型棒鋼を値上げ
4/1 柳州鋼鉄 最大の8号高炉が完成
3/31 中国04年 最多鉛生産、河南豫光金鉛 3.03%増
3/31 中国04年 最多亜鉛生産、株洲冶錬集団 5.88%増
3/31 中国建設銀行、首鋼と戦略合作協議を締結
3/30 本溪鋼鉄、1―2月輸出量 過去最高
3/29 宝鋼集団・上海一鋼、2月ステン圧延が過去最高
3/29 南京鋼鉄、05年生産計画 鉄鋼330万トン
3/28 杭州鋼鉄、鉄鉱石上昇で生産コスト8億元増
3/28 宝鋼集団上海五鋼の合金棒プロジェクトが試運転
3/25 首鋼集団、日本規格の異形棒 生産開始
3/25 広州 建築用鋼材市場、3月上旬 全面上げ
3/25 中国の04年ステン消費量、4年連続で世界一
3/25 河北省、3年内に年産能力730万トン削減計画
3/25 包頭鋼鉄集団、内モンゴル阿拉善西望鉱業を設立
3/25 上海外高橋造船、造船用鋼板の輸入削減へ
3/24 鞍山鋼鉄、鉄鉱石値上がり影響小=所有埋蔵量100年供給可
3/24 中国、2月のコークス市場価格は安定
3/23 甘粛酒鋼集団宏興鋼鉄、05年売上高 105億元めざす
3/22 05年中国、鉄鋼の純輸出国に=国際市場に供給過剰懸念
3/18 馬鋼と廬江県、鉄鉱石開発で提携=年産1500万―1800万トン
3/17 河南省安陽地区の鉄スクラップ、小幅下落
3/16 北京地区の建築用線材、10元上昇
3/16 中国の04年ステン粗鋼生産、世界第2位に
3/16 鞍山鋼鉄・劉総経理、本渓鋼鉄と合併 全人代で正式発表
3/16 承徳鋼鉄、鋼材生産300万トンに=1260立方高炉 稼働開始
3/15 宝鋼傘下の浦東鋼鉄、Corex技術を国内初採用
3/15 唐山鋼鉄、採掘用鋼鉄の販売17万トン超
3/14 宝鋼条鋼廠、細物線材 日産1540トン
3/11 中国海運、連雲港で年産15万個コンテナ工場を建設
3/10 中国1月輸出量 160%増加
3/9 首鋼、河北省に800万トン規模の鉄鋼生産基地 10年までに建設
3/8 華北・上海地区の線材と異形棒鋼が続伸
3/8 首鋼集団、北京での冷薄プロジェクト 当局が正式承認
3/8 中国の国内鋼板在庫量 依然正常レベル以下
3/7 天津港、04年原料輸入 28.1%増
3/7 宝鋼集団、大手造船企業と提携強化
3/7 中国、鉄鋼成長率縮小へ 需要にやや陰り
3/4 邯鄲鋼鉄、生産区移転計画を発展改革委に提出
3/4 湖北省1月の鋼材輸出額、前年比21・8倍増
3/4 首鋼集団、ロブ・リバー社と鉄鉱石の供給契約締結
3/4 浙江省・ステンメーカー9社合弁 年産100万トン製鋼所建設へ
3/4 中国 05年鉄鋼生産伸び鈍化へ 建築材減産で
3/3 河北文豊鋼鉄、大型中厚鋼板の生産開始
3/3 馬鞍山鋼鉄、1月売上高 過去最高
3/2 浙江省温州市の民間ステンレス大手9社、浙江中特鋼業集団を設立
3/2 寧夏自治区、05年合金鉄生産50%減予想
3/1 12月のスクラップ輸入平均価格、前月比35ドル増
3/1 雲南最大の国有鉄鋼・昆明鋼鉄、香港証券取引所に上場へ
2/28 馬鞍山鋼鉄、2基目の鉄道車輪ラインの建設計画
2/25 重慶鋼鉄、05年設備改修に15億元
2/25 太原鋼鉄、広東省仏山でステンレス物流センター建設
2/24 鉄鉱石輸入を秩序化 自動許可管理へ
2/23 広東地区のスクラップ、需給タイトで高水準
2/23 宝鋼 輸入鉄鉱石の全量を馬跡山港で荷揚げ
2/22 中国・鉄鋼メーカー、04年過去最高益
2/18 中国のアルミスクラップ回収は急成長へ
2/18 需要急増などで、インジウム価格が高騰
2/17 大連港集団、鞍山鋼鉄と鉱石運輸協議 締結
2/16 内モンゴルで資源調査 石炭295億トン採掘に期待
2/15 広州市の鋼材価格、上げ幅50ポイント低下
2/15 05年中国石炭契約、注文量9億トン以上に
2/10 新疆八一鋼鉄、04年粗鋼生産221万トン、売上高79億元
2/9 山東省、銑鉄価格が上昇
2/9 05年中国主要鉄鋼7社 生産能力拡大相次ぐ
2/9 山西省、コークス販売連盟 設立計画=国際化戦略を推進
2/9 中国・長沙、薄板価格が続騰 上伸スピード速まる
2/9 05年中国鋼材価格 経済政策で前年割れか
2/8 吉林省、年産100万トンのステン工場建設を計画
2/8 鋼材の国際相場高騰 中国市況を下支え
2/4 豪ブルースコープ・スチール、4700万ドル投資で中国生産強化
2/4 露ノボリペツク製鉄、中国向けケイ素鋼 輸出増を計画
2/4 05年銑鉄生産4891万トン増見込み=04年2億5000万トン
2/4 石炭価格 山西地区で過去最高を更新
2/3 湖南省のインジウム企業12社、28日間 生産停止
2/2 新疆拝城100万トンコークス輸出基地、生産開始
2/2 馬鞍山鋼鉄傘下の2社、合弁会社を設立
2/1 邯鄲鋼鉄 移転・改修プロジェクト 193億6800万元投資
2/1 中国1月の鉄スクラップ市況、小幅上伸で高値安定
1/31 05年中国鋼材市場、安定の中に変化要因―下期に小幅下落も
1/28 ステンレス・スクラップ、江蘇省儀征で300元前後上伸
1/28 04年の中国鋼材市場 輸出急増、輸入が減
1/26 中国主要企業 04年の生産量 粗鋼・銑鉄
1/26 青海省の電気供給不足 36億2000万kWhに
1/26 マンガン系合金価格が下落
1/25 中国鉄路物資、豪鉄鉱マウント・ギブソン社に資本参加
1/25 昆明鋼鉄、雲南省思茅市で鉄鉱開発
1/24 武漢市 04年輸出30%増 鋼材50倍増
1/24 中国、電力供給不足 05年一層深刻
1/24 河南舞陽鋼鉄、1―11月粗鋼生産 24%増
1/24 武鋼、鄂鋼再編協議に調印 財産権51%取得
1/24 世界大手鉄鋼、巨大胃袋に熱い視線 相次ぎ投資計画発表
1/21 青島浦項ステンレス,製品供給を開始
1/21 山西省にコークス貿易センター建設を計画
1/21 05年の石炭需要、3000万トン増加予想
1/21 中国鋼材輸入、高級品種の伸び加速=04年 全体量は初の減
1/20 中国遠洋運輸、石炭輸送で新公司設立
1/20 武漢鋼鉄、冷延設備の建設 許可=48.8億元を投資
1/20 江蘇省興化市でステンレス交易場 建設開始
1/20 四川省・攀枝花、年産45万トン亜鉛めっき鋼板ライン着工
1/20 鞍山鉱業、各種改革で能力増強=鉄鉱石国内1位に
1/19 馬鞍山鋼鉄 ミル建設契約―三菱日立製鉄機械、三菱商事など
1/19 青海省、石炭の年間生産1000万トンめざす
1/19 ケイ台鋼鉄 04年線材生産200万突破、宣化鋼鉄 月産平均1万トン
1/17 中国商務部、鋼材流通データシステム構築
1/17 通化鋼鉄、第1号大型高炉 生産開始
1/14 淮北鉱業、杭州鋼鉄など 共同出資でコークス工場建設
1/13 上海宝山、広東省・天然ガスパイプライン向けに厚板供給
1/13 中国、05年鉄鉱石輸入2億4000万トン超見込む
1/12 攀枝花鋼鉄、45万トン亜鉛めっきプロジェクト建設開始
1/12 華北地区の鋼材生産能力が大幅増
1/11 上海宝鋼、04年粗鋼生産2000万トン突破
1/7 鄂城鋼鉄、3プロジェクトが稼働

天津天鉄冶金、鋼板拠点を建設 47億元の貸付契約に合意  中国・天津天鉄冶金集団と河北省の8つの銀行はこのほど、鋼板拠点の建設を目的とした47億8000万元の貸付け契約に合意した。 同プロジェクトは国家発展改革委員会の承認を取得し、投資総額はおよそ89億元。天津市渋県の工場で熱延コイルラインを建設し、天津空港物流加工区で冷延薄板工場を建設する。2008年に稼動する見込み。

 同社は現在、半製品、線材、棒材を生産するが、今後は熱延鋼板、冷延鋼板などの鋼材を生産し、年産は380万トンを見込む。
太原鋼鉄、7900万トン鉄鉱を取得  太原鋼鉄集団と中国冶金地質総局三局はこのほど、「山西省婁煩県尖山東鉄鉱探鉱権譲渡契約」を締結した。同鉱の埋蔵量は7977万5000トン、譲渡価格は1億9000万元。

 中国冶金地質工事総局は過去50数年にわたり、山西省で数多くの鉱産資源を発見している。尖山東鉄鉱は太原鋼鉄集団の婁煩県鉄鉱と隣接しており、資源利用率を高めるため、同鉱脈の探鉱権を太原鋼鉄に譲渡することを決定した。
華北地区 最大規模の鉄鋼物流センター着工  中国・北方地区で最大規模となる鉄鋼物流センター「華北物流鋼材センター」がこのほど、邯鄲市復興区で着工した。同事業の投資総額は11億元、ビジネス区、鋼材加工貯存区、部品配送区などを建設する。年間売上高は320億元に達する見通しだ。 昆山大庚ステンレス、12ミリ以上のステン熱延鋼板生産  中国・昆山大庚ステンレス公司はこのほど、板厚12ミリ以上のステンレス熱延鋼板の生産を開始した。

 同社の製品SUS304・10ミリ×1500ミリステンレス熱延鋼板の出荷価格はトン当たり1万8800元と、宝鋼集団の1万7800元に比べて高く、競争力が弱い。しかし、製造コストが高く、価格を引き下げることができないため、宝鋼が生産していない厚規格製品を生産する。
宝鋼、冷薄輸出が好調  中国・宝鋼股●公司は、冷延薄板市場で激しい競争に直面しているため、新市場と新製品の開発に力を入れている。同社の冷延薄板の輸出量は現在までに、前年同期比46%増の4万数トン。(●はにんべんに分) 漣源鋼鉄、欧米市場に初進出 2社と熱延薄板契約  中国・漣源鋼鉄公司はこのほど、独ザルツギッター社およびベルギーの最大手鉄鋼商社と熱延薄板の契約を締結した。また、ベルギー向けの500トン熱延コイルの生産を完了。同社は初めて欧米市場に進出する。

 同社の熱延薄板は2004年に国際市場に進出しており、品種と量産の制限を受け、欧米市場での競争力が弱く、主に韓国、日本、東南アジア市場向けに輸出されている。本年下半期、東南アジア市場の熱延薄板価格が下落しているため、積極的に新しい市場を開拓している。
攀枝花鋼鉄 1―10月輸出前年比65%増  中国・攀枝花鋼鉄集団の1―10月の輸出額は前年同期比65・48%増の2億2900万ドルだった。 本年、バナジウムとチタン合金の生産ライン、3号亜鉛めっき生産ライン、レール生産ラインなどが稼働し、亜鉛めっき鋼板、溶接管、冷延鋼板、フェロバナジウムなどの製品が米国市場に進出した。 英ロールスロイス社 中国・東北特殊鋼製品を材料認定  英ロールスロイス社はこのほど、中国・東北特殊鋼集団の製品を材料認定した。これにより、東北特殊鋼はロールスロイスの航空材料サプライヤーとなる。 沙鋼集団、異形棒鋼を30元引上げ  中国・沙鋼集団が先ごろ発表した12月中旬の出荷価格によると、異形棒鋼の価格はトン当たり30元引き上げ、14―25ミリHRB335普通炭素異形棒鋼は3030元。6・5ミリ線材は3200元の水準を維持している。 北京市場、鋼板価格が全面安 下げ幅最大300元  中国・北京市場では7日、鋼板価格が全面的に下落し、最大下落幅はトン当たり300元に達した。 冷延薄板は50―100元下落。現在、0・7×100×2000の普通炭素冷延鋼板は4150―4200元、1・0ミリは3850―3900元、1・2―3・0ミリは3850―3900元。

 熱延薄板は、太原鋼鉄集団製の2・0ミリ熱延コイルが3500―3550元、2・75ミリは3150―3200元、3・0ミリは3050―3100元、4・75―5・5ミリは2900―2910元、11・5ミリは2900―2910元。

 中板と厚板は30―100元下落。天鋼集団製普通炭素6ミリ中板は3500―3550元、8ミリは3300―3310元、12ミリは3020―3030元、14―20ミリは2970―2980元。邯鄲鋼鉄集団製普通炭素16―20ミリ中板は2970―2980元。

 低合金鋼板は、首鋼集団製30―40ミリ低合金鋼板が3190―3200元、14―20ミリは3100―3150元。
済南鋼鉄、冷延ライン試運転開始  中国・済南鋼鉄集団の1680ミリ冷延生産ラインがこのほど試運転を開始した。同プロジェクトの固定資産投資は13億7000万元。年間生産能力は106万6600トンで、熱延酸洗コイルが26万トン、冷延コイルが80万6600トン。 太原鋼鉄、11月冷延ステンレス減産で3万トンに  中国・太原鋼鉄集団は、11月の冷延ステンレスの生産量を4万5000トンから3万5000トンに引き下げる計画だったが、実際の生産量は3万トンだった。12月も3万トンまで引き下げる見通し。 減産の要因は、ガスの供給不足と在庫量が多いため。 薄ものステン鋼管、北京で使用促進チーム発足  中国特殊鋼協会ステンレス分会はこのほど、薄ものステンレス鋼管の使用促進のため、北京で薄ものステンレス鋼管促進チームを発足した。 中国では、ステンレス生産能力が急増したが、ステンレスのニーズは鈍化している。そのため、先進国、特に日本を参考にし、都市用水分野での薄ものステンレス鋼管の普及を促進する。

 同促進チームに参加したメーカーは、四川民生管業公司、広州美亜股●公司、寧波華涛ステンレス管材公司、江蘇無錫金羊集団、太原鋼鉄ステンレス管製品公司、東栄建材公司、雅昌管業(深セン)有限公司。(●はにんべんに分)
鞍山鋼鉄、新2号高炉に火入れ  中国・鞍山鋼鉄集団は12月4日、新しい2号高炉の火入れを行った。同2号高炉は高さ107メートル、容積は3200立法メートル、年産は250万トン。 太原鋼鉄、ステン製品開発を加速  中国・太原鋼鉄集団は、ステンレス製品の開発を加速させている。本年上半期、400系ステンレスの生産量は全生産量の31・97%だった。同社は、中国コンテナ集団へコンテナ用ステンレス冷延鋼板(410L)を前年比2・2倍の量を供給した。

 同社の自動車排気管用ステンレス冷延鋼板(409L)は国内大手メーカーに供給、継目無ステンレス鋼管半製品は中国石化集団に供給、地下鉄用ステンレス(310L)は北京地下鉄5号線に供給している。鉄道車両用ステンレス(00Crl2Ni)は中国鉄道部の承認を得ている。また、430系家電用ステンレス製品は海爾集団に供給している。
宝鋼、石炭開発など協力 山西焦煤と連携強化  中国・宝鋼集団と山西焦煤集団は先ごろ、石炭資源開発などの合作意向書に調印した。

 両社は20年来、積極的な協力関係にあり、特にこの2年間は、石炭供給が不足したが、山西焦煤は宝鋼に年間140数万トンの良質コークス用石炭を供給している。両社は今後、石炭開発、技術交流、物流・貿易、情報交流の面で協力する。

 山西焦煤は、コークス用石炭の生産能力が最大の石炭企業。同社の本年の石炭生産量は約6000万トン、06年は約7000万トンに達する見通し。
中国・東北特殊鋼 大連に生産ライン建設へ  中国・東北特殊鋼集団はこのほど、大連基地移転事業指導部を設立した。大連新工場は大連市金州区登沙河鎮に位置し、ステンレス、ベアリング鋼、自動車用鋼などを生産する。生産ラインは4基。工事は約3―4年で完成する見込み。特殊鋼粗鋼の年産が120万トン、特殊鋼材は110万トン、年間売上高は79億6460万元に達する見通し。 広西柳州鋼鉄、粗鋼400万トン超  中国・広西柳州鋼鉄集団は11月22日までに、粗鋼生産量が400万トンを超え前年同期比131万トン増加し、本年の計画を達成した。銑鉄の生産量は385万トン、鋼材は359万トンに達し、ともに前年比40%増加した。1―10月の売上高は123億元。

 また、同集団は設備投資を進めており、1―10月の投資総額は116%増のおよそ27億元で、6メートルコークス炉、265平方メートル焼結機、8号高炉、6号転炉、2032ミリ熱延コイル生産ライン、中型形材連続圧延生産ラインを建設した。
中国進出口銀行、五鉱集団と戦略協力協議  中国進出口銀行はこのほど、中国五鉱集団と戦略協力協議を締結した。契約金額は20億ドルで、3年以内に中国五鉱の海外投資、資源探査と開発事業を支持する。中国五鉱の総裁によると、この20億ドルを利用してペルー、チリの銅鉱とインドの酸化アルミに投資する計画。 通徳集団、西林鋼鉄の純資産70%買収  中国・通徳集団は黒龍江省最大の鉄鋼企業である西林鋼鉄集団の純資産70%を2億5000万元で買収し、同社の債務を負担、さらに5年以内に8―10億元を追加投資する計画。 情報によると、通徳は西林鋼鉄の鉱産資源の利用を検討している。西林鋼鉄は鉱業会社を3社所有しており、鉱産埋蔵量は1億トン以上で、鉱産物の品位が高く輸送も便利。また同社は、西林鋼鉄に近いロシアの鉄鉱山の開発も計画している。 POSCO、広東省の鋼材加工拠点が完成  韓国POSCOが中国広東省順徳市陳村で建設していた加工拠点・鋼材加工有限公司がこのほど完成した。投資額は3000万ドル、第1期工事では生産ライン4基を建設、ステンレス冷延鋼板を加工する。 同社はこれまでに、対中国の投資が24億ドル、24社の子会社を設立。また、広東省順徳市北窖地区と従楽地区で生産加工拠点を設立した。

 広東省の鋼材年間生産量は600万―700万トン、鋼材消費量は2800万トン。順徳市には多くの大手家電メーカーが進出している。
湖南華菱、溶融めっきライン稼働  中国・湖南華菱集団漣源鋼鉄公司の溶融亜鉛めっき生産ラインがこのほど稼働した。同事業の投資総額は27億5000万元で、年間生産能力は150万トンに達する見込み。 中鋼、ケイ台鋼鉄と戦略協議締結  中国・●台鋼鉄公司と中国中鋼集団は先ごろ、戦略協議を締結した。 中鋼集団は国務院国有資産委員会に管理され、豊富な資源、資金と技術力を持ち、●台鋼鉄は技術レベルの高い線材メーカー。中鋼集団は●台鋼鉄に年間200万トン以上の鉄鉱石を供給することを承諾。また、●台鋼鉄は中鋼集団の技術指導を受け、新製品の開発を行う。
(●は刑のつくりがおおざと)
昆明鋼鉄、ミッタル・スチールと合弁設立を商談  中国・昆明鋼鉄集団の董事長は、ミッタル・スチールと合弁会社を設立することを商談している。情報筋によると、両社は100億元ずつ出資し、新合弁会社を設立する計画。

 昆明鋼鉄は雲南省最大の鉄鋼メーカーで、資産総額は212億8000万元、粗鋼年産は450万トン。雲南省には鉄鋼企業が82社あるが、年産50万トン以上のメーカーは昆明鋼鉄と徳鋼集団のみ。
百科集団、加工物流センター建設へ  中国・百科集団はこのほど、百科(沈陽)鋼鉄加工物流センター・プロジェクトの建設を開始した。同物流センターは、遼寧省沈陽市余洪区に位置し、中国東北地区(遼寧省、吉林省、黒竜江省)最大の鉄鋼加工物流センターとなる。敷地面積は20万平方メートル。鋼材の年間加工量は60万トン、鉄鋼配送能力は100万トン以上になる見込み。 仏サンゴバン、徐州鋼鉄買収で当局から承認か  情報によると、仏サンゴバン社は、中国・徐州鋼鉄総廠の買収について関係管理部門の承認を得たという。同計画では、徐州鋼鉄総廠を買収し、新サンゴバン(徐州)管道有限公司を設立する。投資総額は9600万ドル、登録資本金は5900万ドル。 莱蕪鋼鉄、上海市場への進出加速  中国・莱蕪鋼鉄集団と上海宝立実業公司は、莱鋼上海経貿公司を共同設立したことを明らかにした。これにより莱蕪鋼鉄は、中国最大の鋼材市場である上海市場への進出を促進するとみられている。主にH形鋼を中心に販売し、年間販売量80万トンをめざす。

 莱蕪鋼鉄は中国最大のH形鋼メーカーで、H形鋼の年産は330万トン。近年来、同社は中国で粗鋼年産が1000万トン以上の大手鉄鋼メーカー6社の1つになった。製品はH形鋼、特殊鋼、熱延鋼板、幅広厚板など。また、歯車用鋼の生産販売量は全国トップで、中国一汽集団と米フォード社に採用されている。
台湾・華新麗華、南京でのプロジェクト中止  台湾・華新麗華集団はこのほど、中国江蘇省南京市での合金半製品とステンレス鋼板プロジェクトの中止を決定した。同プロジェクトは、マクロコントロール政策の制限を受け、中国政府の承認を得ることができなかった。 同社は2003年3月、南京市で揚子華新特殊鋼公司と東方鋼鉄公司を設立。計画投資額は1900万jと1800万jだった。今回のプロジェクト中止により、2社は清算された。 露セベルスタリ、通化鋼鉄に株式参加計画  情報筋によると、ロシアの鉄鋼大手セベルスタリは中国・通化鋼鉄集団に株式参加する意欲を明らかにした。また、両社はロシアの鉄鉱資源を共同開発する計画だ。 セベルスタリは、2004年の生産量は1300万トン、売上高は80億jで、世界鉄鋼メーカーランキングでは第20位で、米国第5位の鉄鋼会社と、イタリア第2位の鉄鋼会社を所有している。 馬鞍山鋼鉄、石炭メーカーと中長期購買契約  中国・馬鞍山鋼鉄集団はこのほど、2006年―10年の石炭資源備蓄のため、広東東莞で12社の石炭メーカーと中長期の石炭購買契約を締結した。馬鞍山鋼鉄は今後、500万トン新工場が稼働するなど、08年の石炭需要量は年間1200万トンに達し、倍増する見通し。 安徽天大集団特種鋼管、継目無熱延鋼管プロジェクト稼働  中国・安徽天大集団特種鋼管公司はこのほど、年間生産能力30万トンの継目無熱延鋼管プロジェクトの第1期稼働を開始した。第1期の年産は10万トン。 同社は1993年に設立。普通炭素鋼管は年産15万トン、合金鋼管5万トン、ステンレス鋼管は5000トン。 曹妃甸、25万トン鉱石埠頭 第1期工事完了  中国北方地区最大の曹妃甸25万トン鉱石埠頭の第1期プロジェクトが11月10日に完成した。同埠頭の第1期では、2つの25万トンバースを建設した。 遼陽鋼鉄、帯鋼プロジェクトが稼働へ  中国・遼陽鋼鉄公司の帯鋼プロジェクトがまもなく稼働する予定。同プロジェクトの投資額は1億5000元で、完成後、銑鉄は年産100万トン、粗鋼は100万トン、帯鋼は100万トンに達する見込み。生産高は40億元増加する見通し。

 遼陽鋼鉄公司は遼寧省遼陽県の大手民間企業10社を統合し、3億6000万元を投資して設立された。2003年3月から焼結、製鉄、製鋼連続鋳造、酸素製造、球形鉱などの工場を建設。現在、銑鉄は年産50万トン、粗鋼は50万トン、連続鋳造半製品は50万トン、年間売上高は13億元に達している。
通化鋼鉄、朝鮮で鉄鉱石採掘権 70億元投資  中国・吉林通化鋼鉄集団は、70億元を投資し朝鮮茂山鉄鉱の50年間の採掘権を取得する。同社のほかに、延辺天池公司と中鋼集団も買収に参加する。

 通化鋼鉄は同鉄鉱開発事業に70億元以上を投資する計画で、このうち、中国通化―朝鮮茂山地区の交通インフラ建設のために20億元を投資し、鉄鉱開発用設備と茂山鉄鉱建設などに50億元を投資する。

 通化鋼鉄の粗鋼年間生産量は252万トンで、鉄鉱石の年間輸入量が約162万トン。中国国家発展改革委員会は、同社が2007年に生産能力を550万トンに拡大する計画を承認した。これにより、鉄鉱石が400数万トン不足するため、茂山鉄鉱を開発するもの。
華菱鋼管、9月末で年間利益目標達成  中国・華菱集団衡陽鋼管公司は、9月末までに本年の年間利益目標を達成した。1―9月、同社の鋼管生産量は42万6893トンで、半製品生産量は29万6766トン。鋼管輸出量は12万4664トンで、年間計画の113・13%に達した。

 利益は2億2088万元で、年間計画の146・76%に達し、前年同期比40・87%増。また、専用鋼管生産量は48・25%増、石油鋼管は307・75%増。高圧ボイラー用鋼管は年計画の78・45%に達している。10―12月、高圧ボイラー用鋼管生産量は月間6000トン以上で安定する見通し。
華南地区最大の自動車金型用鋼ラインが稼動  中国・金型製鋼公司はこのほど広東省順徳市で、華南地区最大の年産25万トン自動車金型用鋼生産ラインの稼働を開始した。同ラインの投資額は6億元、6月に試運転を開始していた。年間売上高は11億元に達する見通しだ。 太原鋼鉄、11月 ステンレス減産  中国・太原鋼鉄集団ステンレス股●公司は、冬季のガス供給不足のため、ステンレス生産に影響を受けている。

 また、同社は11月、第七軋鋼廠が設備の定期修理を計画。8ミリ以下のステンレス熱延コイルの生産ができなくなる。冷延ステンレス供給量は1万―3万5000トン減少すると予測されている。(●はにんべんに分)
広西柳州鋼鉄、形鋼連続圧延ラインが稼働  中国・広西柳州鋼鉄集団はこのほど、2億8000万元を投資した中形形材連続圧延生産ラインの稼働を開始した。同生産ラインの年間生産能力は60―80万トン。製品は主に溝形鋼、山形鋼、丸形鋼など。 鞍鋼新軋、亜鉛めっき鋼板生産ライン増設  中国・鞍鋼新軋―帝森克虜伯亜鉛めっき鋼板公司はこのほど、亜鉛めっき鋼板の生産ラインを1基増設し、2006年の生産能力を80万トンに引き上げる計画を明らかにした。 同社は、鞍本鋼鉄集団と独ティッセン・クルップが遼寧省大連市に設立した合弁会社で、両社は各50%を出資、2004年に稼働。自動車用亜鉛めっき鋼板の年産が40万トン。現在はフル生産の状態。 莱蕪鋼鉄、10月までに粗鋼800万トン突破  中国・莱蕪鋼鉄集団は10月24日までに粗鋼生産量が800万7500トンで、年間生産計画の73・1%を達成した。本年1―9月、同社の売上高は前年同期比56・4%増の271億4100万元で、利益は33・1%増の14億500万元。

 粗鋼生産量は69・7%増の725万8000トン、銑鉄は73・9%増の537万6000トン、鋼材は66・5%増の736万8000トン。同社の粗鋼生産量は全国で第6位になっている。
山東省 泰山鋼鉄の冷延帯鋼計画を認可  中国・山東発展改革委員会はこのほど、泰山鋼鉄集団の30万トン冷延帯鋼プロジェクトの建設を許可した。同プロジェクトの投資総額は6億697万元。このうち、固定資産投資が5億7618万元、流動資金が3079万元。建築面積は13万平方メートル。 ティッセン・クルップ、武漢市で投資拡大  独ティッセン・クルップは中国武漢市での投資を拡大し、レーザー溶接生産ライン2基を増設する。また、武漢鋼鉄集団と自動車用鋼材の開発を強化する。

 ティッセンは2001年に武漢中人自動車部品公司とレーザー溶接公司を合弁設立。また04年に自動車シャーシー公司を合弁設立した。
タイ投資促進委、首鋼の工場建設に優遇措置検討  タイ・投資促進委員会(BOI)は、首鋼集団がタイ中部で25億ドルを投じ、鉄鋼関連工場を建設する事業に対し投資優遇を検討している。これに対し、タイ国内のメーカーは反対を表明している。BOIは首鋼集団の投資優遇申請を2カ月以内に審査完了する予定。 宝鋼集団、冷延機定修開始  中国・宝鋼集団は先月末、2030冷延機の定期修理を開始した。11月末に再開する予定。これにより、同社の生産量は20万トン減少する見込み。また、同社の亜鉛めっき生産ラインも定修に入っており、11月7日に稼働を再開する予定。生産量は2万トン減少の見込み。 ミッタル・スチール、漣源鋼鉄に鉄鉱石供給へ  ミッタル・スチールは12月より、華菱集団傘下の漣源鋼鉄集団へ良質鉄鉱石を供給する予定。これにより、漣源鋼鉄は鉄鉱石不足を緩和でき、コスト引き下げが可能となる。

 また来年、漣源鋼鉄の280平方b焼結機が生産開始する予定で、同社の鉄鉱石輸入需要が大幅に増加する見込み。
中国製鋼大手45社 中厚板、熱延鋼板の減産決定  中国・遼寧省朝陽市凌源鋼鉄集団はこのほど、新工場建設プロジェクトが国家の承認を得たこと中国では、鋼材市場価格が10月上旬より暴落している。そのため、中国鋼鉄工業協会は今月21日に製鋼大手45社の責任者と会議を開催。同協会は各製鋼所に対し中厚板と熱延鋼板の減産を要求。中厚板と熱延鋼板メーカーは第4・四半期に5%以上の減産を決定した。また、同協会は協調チームを設立する。関係筋によると、宝鋼集団は年内に36万トン減産することに承諾したという。

 連合による減産は今回が初めてで、各企業が実際に実行するかは不明。
凌源鋼鉄、新工場建設を国家承認  中国・遼寧省朝陽市凌源鋼鉄集団はこのほど、新工場建設プロジェクトが国家の承認を得たことを明らかにした。同プロジェクトの一期の投資額は63億元、銑鉄が年産203万トン、半製品が209万トン、鋼材が200万トン。製品は大・中規格のH形鋼、自動車用鋼材、造船用鋼材。同プロジェクトは遼寧省朝陽市最大の投資となる。 済南鋼鉄、章丘市・明水工業園を建設へ 60億元投資  中国・済南鋼鉄集団は先ごろ、60億元を投資し、章丘市明水県に明水工業園を建設することを明らかにした。同設備では鋼材配送、加工と球形鉱の生産を行う。計画によると、200万トンの鋼材配送センターと500万トンの球形鉱生産ラインを建設する予定。 中国中鋼集団、豪ミッドウエスト社と鉄鉱開発  中国中鋼集団は18日に、豪ミッドウエスト社と鉄鉱開発契約に調印した。投資総額は15億豪ドル。豪州は中国の最も重要な鉄鉱供給国の1つ。中国は鉄鉱石需要に対応するために、豪州鉄鉱石への投資を加速している。 本渓鋼鉄集団、出荷価格を引き下げ  中国・本渓鋼鉄集団はこのほど、11月の冷延コイル価格をトン当たり400元引き下げた。調整後、1.0ミリ普通炭素冷延コイルは4400元(増値税抜き)となった。 また、3・0ミリ―14・0ミリ熱延コイルを250元引き下げ、5・5ミリ普通炭素熱延コイル出荷価格は2970元(増値税抜き)となった。 柳州鋼鉄、熱延ライン稼働を開始 中国3基目の幅2メートル超  中国・広西自治区柳州鋼鉄集団はこのほど、宝鋼集団、武漢鋼鉄集団に次いで中国で3基目となる幅2メートルを超える熱延鋼板生産ラインの稼働を開始した。同プロジェクトの投資総額は12億8000万元、熱延鋼板とコイルの年産は200―250万トンに達する見通しだ。 製品は機械、自動車、建築、圧力容器、コンテナなどに使われる。同工事は2004年9月12日に着工した。 唐山鋼鉄、馬鞍山鋼鉄 製品価格引き下げ  唐山鋼鉄集団は先ごろ、熱延コイルの価格を引き下げた。全規格の出荷価格をトン当たり300元引き下げ、調整後、3.0ミリ普通炭素熱延コイル出荷価格は3420元、4.0ミリ以上は3220元(増値税込み)となった。

 また、馬鞍山鋼鉄集団も11月の製品価格を引き下げた。普通炭素線材はトン当たり130元引き下げ、6・5ミリが2840元。普通炭素中板は370元下げ、14―20ミリが2630元となった。異形棒鋼は150元下げ、14―25ミリが2730元となった。大規格H形鋼は130元下げ、小規格は90元下げた。熱延コイル、冷延鋼板はそれぞれ400元、480元下げ、3・0ミリ熱延コイルが2800元、1・0ミリ冷延鋼板が4130元となった。亜鉛めっきコイル、カラー塗装コイルはそれぞれ400元、200元引き下げた。(増値税抜き、11月1日から実施)。
中国・東北特殊鋼、3年以内の世界No.5目標  先ごろ創立1周年を迎えた中国・東北特殊鋼集団の董事長は、世界の特殊鋼分野で3年以内に上位5社をめざすと語った。 昨年、大連鋼廠は撫順特殊鋼公司と北満特殊鋼公司と共同で東北特殊鋼集団を設立。同集団の本年の経営収入は115億元、輸出額は1億5000万ドルに達する見通し。 インド産鉄鉱石 中国向け輸出価格が下落  インド産鉄鉱石の中国向け輸出価格が下落している。需要軟調で、連休後、鉄鉱石の現物価格は下落。インド産Fe63・5%鉄鉱石の中国向け価格は、10月初めのトン当たり70―72jから65―70j(CFR)に下落している。また、インド産Fe65%球形鉱は95―100j(CFR)から90―95jに下落した。 太原鋼鉄、ステン子会社が冷延ライン着工  中国・山東省●博市の民営工場、山東信泉ステンレス公司がこのほど稼働した。同社は18トンAOD炉を2基、精錬炉を3基、連続鋳造機1基を所有しており、投資総額は5億元。 同社はスクラップを利用して製錬しており、現在のスクラップ購入価格はトン当たり約1万3500元(増値税抜き)。ほとんどの民営企業が200系ステンレスを生産している中で、同社は300系ステンレスを生産する。(●はさんずいに畄) 太原鋼鉄、ステン子会社が冷延ライン着工  中国・太原鋼鉄集団傘下のステンレス股●公司はこのほど、広幅冷延ラインの建設を開始した。同ステンレス冷延ラインは幅2100ミリで、生産量と製品幅が世界最大となる。 今回のステンレス広幅冷延ラインは、2004年9月に着工した150万トンステンレス・プロジェクトの関連プロジェクト。(●はにんべんに分)
広西自治区柳州鋼鉄、熱間連続圧延ラインが完成  中国・広西自治区柳州鋼鉄集団の2032ミリ熱間連続圧延生産ラインがこのほど完成した。

 同ラインは重点技術改良プロジェクトとして、一期工事を2004年9月12日に着工。一期生産能力は150万トン、二期は300万トンを計画している。主な製品は炭素構造鋼、良質炭素構造鋼、低合金構造鋼、パイプ・線材用鋼。厚さ2・0―25ミリ、幅600―1840ミリ、最大重量は30トン、コイルの内径は762ミリ、コイルの最大外径1810ミリ。同プロジェクトの稼働により、同集団の銑鉄と粗鋼の年産が600万トンに達し、鋼材の生産能力も600万トンを突破する見込み。
連雲港 25万トン鉱石埠頭プロジェクト着工  中国・連雲港の25万トン鉱石埠頭プロジェクトがこのほど着工した。同鉱石埠頭は、連雲港港口集団と上海埃力生集団が20億元を投資。年間取扱能力は2000万トンで、2008年末までに完成する予定。 邯鄲鋼鉄、異形棒40元値下げ 中板出荷価格も引下げ  中国・邯鄲鋼鉄集団は先ごろ、異形棒鋼、中板の出荷価格を引き下げた。 異形棒鋼はトン当たり40元引き下げ、材質HBR335規格6―25ミリ異形棒鋼の工場出荷価格は3133・53元。

 普通炭素中板6ミリ出荷価格はトン当たり400元、8―12ミリ中板は230元、14ミリ以上は200元引き下げ、6ミリ中板は4070元、8ミリ中板は3840元、10ミリ中板は3580元、14―25ミリ中板は3300元となった。価格は17%増値税込みで、10月10日から実施。
上海市場 亜鉛めっきコイルが全面安  中国では国慶節後、上海市場の亜鉛めっきコイルの価格が全面的に下落した。下落幅はトン当たり100―150元。 鞍山鋼鉄集団と本溪鋼鉄集団製の1.0ミリ亜鉛めっきコイルの市場価格は5150―5200元で、50―100元下落した。武漢鋼鉄集団製の同規格の亜鉛めっきコイルは5300元。10月、上海市場の亜鉛めっきコイルは、低迷状態が続き反騰しにくいとみられる。 中国中鋼、貴州金元集団と戦略提携  中国中鋼集団は先ごろ、貴州金元集団股●公司と戦略提携の協議を締結した。貴州金元集団は貴州省最大の電力投資企業で、344万キロワットの発電能力を保有し、全省発電能力の42%を占める。石炭生産能力も保有し、全国重要電力企業の1社となっている。金元集団との戦略提携は、同社の合金鉄産業進出を促進するとみられる。(●はにんべんに分) 武漢鋼鉄、11月製品価格 大幅引き下げ  武漢鋼鉄股●公司はこのほど、11月の製品価格を引き下げた。 熱延製品では、高強度溶接用鋼材を除くすべての品種をトン当たり400元引き下げた。 調整後、2.75mm普通炭素熱延鋼板は3170元。

 中板製品では、炭素構造鋼、良質炭素鋼、造船用鋼板、低合金鋼をトン当たり450元引き下げ、橋梁用鋼は350元引き下げた。調整後、厚さ8mm以上普通中板は3430元、厚さ14mm以上普通中板は3130元。  冷延製品では、すべての製品を450元引き下げた。調整後、1.0mm普通炭素冷延鋼板は4590元トン。

 亜鉛めっき製品では、厚さ0.7mm以下は300元引き下げ、0.7mm以上は200元引き下げた。調整後、1.0mm亜鉛めっきコイルは4833元。  カラー塗装製品では、0.35mm以上は200元引き下げ、調整後、1.0mmカラー塗装鋼板は5567元。(●はにんべんに分)
首鋼集団、韓国に販売拠点  中国・首鋼集団はこのほど、韓国に販売拠点を設立したことを明らかにした。同拠点の設立に伴い、線材、異形棒鋼、半製品、鋼板の輸出を増加させる方針。本年、市場は軟調であるが、同集団の韓国向け鋼材の輸出額は前年比横ばいの5000万ドルに達する見通し。同集団は本年初頭、米国にも販売拠点を設立している。 邯鄲鋼鉄、高付加製品の生産にシフト  中国・邯鄲鋼鉄集団は、高付加価値鋼板製品を重点に生産し、製品構成の調整を始めている。8月、同社の鋼板生産量は46万1300トンで、平均日間生産量が14880トン。1―8月の生産量は336万7800トン。 華北地区の5製鋼所、建築用鋼材の価格会議を開催  華北地区の製鋼所5社(首鋼集団、唐山鋼鉄集団、宣化鋼鉄集団、承徳鋼鉄集団、天鋼集団)は先ごろ、北京で鋼材市場価格会議を行い、9月の価格調整を決定した。

 北京市場と全国の各主要鋼材市場では、線材と異形棒鋼が続落し、市場価格は製鋼所の出荷価格より低く、在庫が増えていた。

 このため、製鋼所と販売会社は9月の決済価格を引き下げ、北京地区の9月の線材価格をトン当たり税込み3100元。大規格異形棒鋼は3060元とした。
中鋼、西安冶金機械に4億元投資  中国冶金報によると、中国中鋼集団はこのほど、西安冶金機械公司と持ち株契約を締結した。中鋼集団は西安冶金機械に4億元を投資する。中鋼は西安冶金機械を世界規模の企業へと発展させるため全面移転する。 友誼特殊鋼、ステン熱延帯鋼の試運転開始へ  中国・浙江省友誼特殊鋼公司はこのほど、30万トンのステンレス熱延帯鋼プロジェクトの試運転を開始する計画を明らかにした。設備はすでに完成している。月間売上高1億元を見込んでおり、同省最大の民営特殊鋼基地となる見通し。 昆明鋼鉄、年末からベトナムで鉄鉱石採掘  中国・昆明鋼鉄集団は、ベトナム・貴沙鉄砿の採掘事業の1期工事を本年末に開始する見通し。貴沙鉄砿は、埋蔵量が多く、採掘しやすい上に品質もよい。また交通も便利。昆明鋼鉄とベトナム政府は共同で採掘・経営する。昆明鋼鉄の出資率は49%。

 工事は鉱山採掘と製鋼工場に分けて建設する。総投資額は1億4000万ドル。採掘1期工事は本年末に着工し07年末に鉄鉱石年産150万トンをめざす。2010年に2期工事が完成し、鉄鉱石の年間採掘能力は100―150万トン増加する見込み。

 製鋼工場の建設は全3期。1期は銑鉄が年産50万トン、07―08年に生産開始する見込み。2期は粗鋼が年産50万トンで12年に生産開始。3期は鋼材年産50万トンで15年に生産開始を計画している。
済南鋼鉄製鋼板、9カ国造船会社に材料認定  中国・済南鋼鉄集団のD、DH36系造船用鋼板はこのほど、中国、米国、イギリス、フランス、ドイツ、イタリア、日本、韓国、ノルウェーなど9カ国の造船会社から材料認定を受けた。市場ニーズに応じて開発された同製品は、強度が高く、低温衝撃弾性、溶接性に優れる大中型遠洋船の舶船構造用高強度鋼板である。 太原鋼鉄、1―7月輸出が過去最高6.9万トン  太原鋼鉄集団熱連軋廠の1―7月輸出量は6万9000トンで過去最高となった。内訳は、低炭素鋼材の輸出量は5万6000トン、熱延ステンレス鋼が1万3000トン。 武漢鋼鉄、第2ケイ素鋼工場を建設  中国・武漢鋼鉄集団は数十億元を投資し、第2ケイ素鋼工場を建設する。2007年、同プロジェクト稼働後、武漢鋼鉄のケイ素鋼年間生産能力は128万トンに達し、世界最大のケイ素鋼メーカーになる見込み。 同プロジェクトの第1期では、本年1―8月のケイ素鋼生産量は約28万トンで、前年同期比7%増となっている。 上海市場の熱延コイルが続落  上海市場の熱延コイル価格が続落している。下落幅はトン当たり20―50元。4.0ミリ以上の厚規格熱延コイルは3460元に下落。3.5、3.75ミリ熱延コイルは3580―3600元。3.0ミリは3800―3840元である。

 また、薄規格の熱延コイルの市場価格も引き続き下落。2.3ミリ熱延コイルの市場価格は4150元で、一部では4000元前後の安値もみられる。ロシア産2.0ミリ熱延コイルの最低取引価格は4050元となっている。
邯鄲鋼鉄冷延工場、溶融めっきライン試運転  中国・邯鄲鋼鉄集団冷延工場の溶融亜鉛めっき生産ラインが9月8日、試運転を開始した。同亜鉛めっき生産ラインは中国5番目となる生産ラインで、年間生産能力は35万8000トン。設備はオーストリアのVAI社より導入。製品は高級家電・建材用鋼板、規格は0・25―2ミリ。 新鋼・特殊鋼部 1―7月鋼材生産約55万トン  中国・首鋼集団傘下の新鋼公司特殊鋼部の1―7月の鋼材生産量は54万9600トン、年間計画の87・23%を達成した。7月の鋼材生産量は9万600トンで、計画を1万3800トン上回った。また、1―7月の利益は865万元で、年間計画の96・11%を達成。売上高は18億2318万元で82・87%を達成した。 特殊鋼部は自動車用歯車鋼を重点的に開発し、国家歯車協会に全国歯車鋼生産基地と指定されている。 遼寧省 鉄鋼輸出7月は減少  中国・遼寧省の7月の鉄鋼輸出量は減少。同省重点鉄鋼企業の鉄鋼輸出は6月より9万5300トン減の22万6400トン、輸出額は7176万ドル減の1億1159万ドルだった。 本年、同省の鉄鋼輸出量は前年より増加する見通しだ。1―7月、同省重点鉄鋼企業の鉄鋼輸出量は150万4800トン増の280万1300トン、輸出額は8億6000万ドル増の14億6500万ドル。 沈陽宝鋼鋼材配送センター 2期工事着工  中国・沈陽宝鋼鋼材配送センターの2期工事がこのほど着工した。沈陽宝鋼鋼材配送センターは2002年4月に設立、投資総額が約2億元。敷地面積が3万4000平方メートル、工場建物が6084平方メートル。冷延鋼板、亜鉛めっき鋼板、カラー塗装鋼板、ステンレス鋼板、アルミ板、銅板を加工でき、加工・配送能力が年間10万トン。04年、売上高が9億元に達した。

 同センターの2期工事では、工場面積を8万5000平方メートル増築する。投資額は約5億元。レーザー溶接生産ライン、ステンレス、熱延製品、棒材などの加工生産ラインを増設する計画。完成すれば、鋼材販売量は300万トン、鋼材加工量は50万トン、売上高は100億元に達する見込み。
南京幕燕金属物流、8.7億元を投じ増築工事開始  中国・南京幕燕金属物流中心はこのほど増築工事を開始した。同プロジェクトの投資総額は8億7000万元。完成後、鋼材年間取引量は1000万トン、取引金額は500億元に達する見込みであり、中国最大の鉄鋼貿易市場の一つになる。 南京幕燕金属物流中心は2004年の鋼材取引量は450万トン、取引金額は200億元。鋼材取引量では、南京地区の鋼材取引総量の80%を占めた。現在、生産ライン10本、鋼材加工能力は90万トン。 中国中鋼集団、吉林炭素集団と協議を締結  中国・吉林炭素集団の最大株主である吉林省人民政府国有資産監督管理委員会はこのほど、中国中鋼集団と中国中鋼集団重組吉林炭素集団協議を締結した。 中鋼集団は国務院国有資産委員会に直接管理されている中央企業。主に鉱産資源の開発・採掘、金属原料・関連製品の貿易を行っている。2004年までの資産総額は135億元、売上高は294億元、利益は6億1300万元。また、04年の鉄鉱石輸入量は1500万トンで、中国の全輸入量の7・2%を占め、全国2位となった。鋼材と半製品の貿易量は142万4000トン。コークス輸出量は121万3000トンで、中国の全輸出量の8・08%を占め、全国2位。

 吉林炭素集団は中国最大の炭素製品生産企業で、世界第4位。年間生産能力は12万トン。また、中国唯一の炭素技術センターを建設した。  中鋼集団は吉林炭素集団に6億元を投資、生産能力を12万トンから20万トンに引き上げる計画。
河北省で再編加速 2鉄鋼集団設立を計画  中国・河北省常務副省長は、同省で邯鄲鋼鉄集団と唐山鋼鉄集団の2つの鉄鋼集団を設立する計画を明らかにした。国家発展改革委員会に報告された同計画によると、河北省北部では、唐山鋼鉄集団をはじめ、宣化鋼鉄公司などの鉄鋼企業を統合し、鋼鉄集団を設立する。

 また、同省南部は邯鄲鋼鉄集団をはじめ、石家荘鋼鉄集団、●台鋼鉄公司など統合し、鋼鉄集団を設立する。(●は刑のつくりがおおざと)
馬鞍山鋼鉄 1―7月粗鋼が過去最高536万トン  中国・安徽省馬鞍山鋼鉄集団は1―7月、粗鋼生産量は536万トンで前年同期比20%増、鋼材生産量は494万トンで19%増となり、いずれも過去最高となった。売上高は195億元で32%増だった。 太鋼ステンレス 05年製鋼90万トン計画  中国・太原鋼鉄集団傘下の太鋼ステンレス股●公司の2005年生産計画は、ステンレス製鋼量が90万トン。ステンレス鋼材生産量は80万トンで、このうち、ステンレス中板は12万トン、ステンレス冷延鋼板は55万トン、ステンレス線材は3万7000トンとなっている。05年上半期(1―6月)、同社のステンレス製鋼量は46万5200トンだった。
(●はにんべんに分)
青花集団、上海企業と耐火材で合弁設立  中国・遼寧省営口市青花集団と上海第二耐火材料廠は先ごろ、上海青花二耐耐火材料有限公司を合弁設立した。青花集団は80%を出資している。 青花集団は、中国の耐火材料業界のトップ企業で、全国民間企業最強500社の一つ。資産総額は12億元以上。主にアルカリ性耐火材料、各種の不定形耐火材料を生産している。年間生産能力は100万トン。このうち、50%の製品は世界40カ国に輸出されている。

 上海第二耐火材料廠は高級製鋼用耐火材料の主要メーカーで、80年の耐火材料生産の歴史がある。製品は宝鋼集団、首鋼集団、鞍山鋼鉄集団、武漢鋼鉄集団に供給している。また、日本、米国、ロシア、インドに輸出している。
中国・広東地域 鉄スクラップ価格が頭打ち  中国・広東地域の鉄スクラップは現在、価格上昇が抑えられている。同地域の鉄スクラップ供給量は増加し、製鋼所の在庫量も増加。その上、同地域の鋼材価格が値下げ傾向にある。 現在、同省の鉄スクラップ価格は、小型スクラップはトン当たり2400―2450元、中型スクラップは2150元、重型スクラップは2350元。 中国向けインド産鉄鉱石が上伸  インド産鉄鉱石(Fe63・5%)の中国向け輸出価格(CFR)が前週の65―73ドル(トン当たり)から70―77ドルに上昇した。現在、インド・メーカーのオファー価格は77―80ドルとなっている。中国企業はこの価格高騰を受け、買い入れしない方針を示した。 河北・山西省、冶金・コークスで戦略提携締結  中国・河北省冶金行業協会と山西省コークス行業協会はこのほど、戦略提携の協議を締結した。両協会は産業規範規定を制定し、価格、品質、輸送、決済について定期的に会議を行う。また、3カ月ごとにコークスの基準価格を調整する。 河北省の鉄鋼生産量は4年連続で全国トップ。山西省のコークス生産量は全国生産総量の40%を占める。 柳州錫業集団、錫生産17%増 1.5万トン見込む  中国第2位の錫メーカーである柳州錫業集団はこのほど、本年の錫生産量が前年比17%増の1万5000トンとなる見通しを発表した。生産量目標を達成するために、同社は錫鉱石の採掘量を拡大し、国際市場から粗錫を輸入する計画。同社は広西南丹県に位置している大型錫鉱の高峰錫鉱を保有しているが、低品位の鉱石しか採掘できないのが現状だ。

 柳州錫業の04年精錬錫生産量は1万2800トンで、03年は1万5000トンで、本年1―6月は7000―8000トンとなっている。

 一方、中国最大の錫メーカーである雲南錫業集団公司の1―5月の錫生産量は4万4968トンで、前年同期比14・1%増となっている。
馬鋼、1期プロジェクト着工 薄板年産60万トンへ  中国・馬鋼(金華)鋼材有限公司の1期プロジェクトは8月16日に建設を開始した。同社は馬鞍山鋼鉄股●公司、香港遠東実業股●公司、環球(香港)貿易公司による合弁企業で、投資総額は5億元。

薄板の年間生産能力は60万トン、売上高は30億元の見込み。1期プロジェクト投資額は3億元で、建設面積は5万平方メートル、年間生産能力は15―20万トン、売上高は15億元の見込みで、本年末に竣工する予定。(●はにんべんに分)
銅都銅業、泰米集団と合弁会社 銅・銅合金高精度棒材  銅都銅業股●公司は、泰米集団(香港)有限公司(TEMI GROUP)と銅陵銅都黄銅棒材有限を合弁設立する計画。新会社の登記資本金は1490万ドル、プロジェクト投資総額は3725万ドル。登記資本金の内訳は、銅都銅業が1117万5000ドルと75%を占め、泰米集団は372万5000ドルの25%を占めている。

 新会社の銅・銅合金高精度棒材の年間生産規模は7万5000トンで、経営期間は20年間。同プロジェクトの建設期間は2年。年間平均売上高は11億2994万5900元、利益は8168万9700元、投資回収期間は7・85年、投資利益率は21・37%を見込んでいる。(●はにんべんに分)
宝鋼、冷延薄板生産 7月は8万1000トン  中国・宝鋼股●公司冷延薄板工場は7月、冷延薄板生産量が8万1400トンで、計画の107・27%に達し、前年同期比8・5%増となった。このうち、錫めっき鋼板の月間生産量は1万3400トンで過去最高となった。(●はにんべんに分) 梅山鋼鉄、200万トン薄板増設 PJ審査受ける  中国・宝鋼集団梅山鋼鉄公司の200万トン薄板増設プロジェクトがこのほど専門家の審査を受けた。宝鋼股●公司、中冶賽迪公司、宝鋼工程技術公司などの専門家40人が同プロジェクトを審査。同専門家らは、同プロジェクトによりケイ素鋼を生産すると、市場需要に対応できる上、宝鋼集団の製品品種も多くなることを認めた。(●はにんべんに分) 上海松江鋼材交易市場が開業  中国・上海松江鋼材交易市場がこのほど開業した。民間企業数社が総額7億6000万元を投資し、上海松江鋼材市場経営管理有限公司を設立、登記資本金は8960万元。第1期投資額は3億7000万元で、10万平方メートルのオフィスビルが完成し、860社以上の会社が進出している。

 2期は本年年末までに完成する予定。企業数は最終的に1200以上を見込んでおり、同市場の年間鋼材取引量は800万トンに達する見通し。
太原鋼鉄、資金獲得 ステン・プロジェクト建設前進  中国銀行山西分行、国家開発銀行はこのほど、太原鋼鉄集団とステンレス・プロジェクト建設資金の100億元の貸付契約を締結した。契約の締結に伴い、太原鋼鉄は安定した建設資金を獲得する。 上海先物取引所 鋼材先物、金属製品に注力  中国・上海先物取引所の総経理はこのほど、鋼材先物をはじめ、金属製品によりいっそう注力する見解を示した。また、同取引所はエネルギー製品にも注力しており、今後、原油、ディーゼル・オイル、ガソリンなどの先物にも取り組む構え。 中天鋼鉄、良質合金鋼ラインが試運転  中国・中天鋼鉄集団はこのほど、年産60万トンの良質合金鋼生産ラインの試運転を始めた。8月末より生産を開始する予定。同プロジェクトの投資額は約1億元、建築面積は2万5000平方メートル。加熱炉は高炉ガスを利用。売上高は25億元の見込み。 柳州鋼鉄、3号100トン転炉竣工  中国・広西自治区柳州鋼鉄集団の3号100トン転炉がこのほど竣工した。同社の粗鋼生産能力は600万トンに達する見込みだ。 3号転炉の投資額は4億6000万元で、粗鋼の年間生産能力は120万トンとなる。良質炭素構造鋼、低合金構造鋼、橋梁用鋼、自動車用鋼、造船用鋼、圧力容器用鋼を生産する。  同集団は広西自治区にある唯一の鉄鋼メーカーで、中板、中小形形材、線材、棒鋼を生産している。 上海実達精密ステンレス、ステン帯鋼生産規模拡大を計画  中国・上海実達精密ステンレス有限公司は、ステンレス帯鋼の生産規模の拡大を計画している。1200ミリ幅広冷延設備1基を建設し、生産能力は現在の1万5000トンの2倍に増強する計画。 武漢鋼鉄7月 鋼材生産過去最高92万トン  中国・武漢鋼鉄集団の7月の鋼材生産量は過去最高となった。銑鉄生産量は87万7000トンで計画の105・03%、粗鋼は88万6000トンで103・26%、鋼材は92万300トンで112・44%。 首鋼、上半期利益 3%減  首鋼股●公司の本年上半期の売上高は108億4100万元で、前年同期比6.75%増。純利益は4億8700万元で3.42%減。燃料と原材料の高騰により、利益が減少した。上半期、粗鋼の生産量は262万6200トンで4%増。鋼材生産量は191万8300トンで4.5%増。鉄鋼製品輸出量は同期比80%増の24万9700トンに達した。 (●はにんべんに分) 銑鉄価格が上昇  中国では、建築用鋼材価格の上昇が続いたため、銑鉄の価格が上昇している。華東地区の製鋼用銑鉄価格はトン当たり2250―2300元で、鋳造用銑鉄は2500元。

 山東省の製鋼用銑鉄は2250元、鋳造用は2450元。河北省の銑鉄価格は中国最高で、製鋼用は2380元、鋳造用は2450元。山西省ではほとんど在庫品がなく、需要は多い。製鋼用は100元上昇し2250元、鋳造用は2350元。
攀枝花鋼鉄と東風汽車 戦略協力協議を締結  中国・攀枝花鋼鉄集団と東風汽車公司はこのほど、戦略協力協議を締結した。両社は優先的にお互いの新製品・技術を提供し、採用する。新製品・材料の共同開発も行う。 また両社は、市場リスクを避けるため、関連製品の需給分析会議を不定期に行う。鋼材の最優遇価格での提供や、東風汽車製品の販売網拡大にも協力する。 中国・鉱産資源開発 外資系投資が増加  中国国土資源部の最新統計によると、1―5月に発行された鉱産資源調査許可証は4260件、前年同期比29.8%増。このうち、外資系の投資は101件で、同64件増加した。また、鉱産採掘許可証は12529件発行し、45.2%増。このうち、香港、マカオ、台湾企業は9件、外資系は15件。中国では、年初より鉱産資源開発が重点投資となっている。 莱蕪鋼鉄 中国初・国産1500ミリ熱延ライン本稼働  中国・莱蕪鋼鉄集団はこのほど、中国初の国産1500ミリ熱延生産ラインの本稼働を開始した。同プロジェクトは、中国の中冶華天程技術公司が圧延技術と工場を設計、大連重工一起重集団が設備を製造した。 武漢鋼鉄、傘下10社売却 「鉄鋼」集中へ  中国・武漢鋼鉄集団はこのほど、同社傘下の10社(純資産総額は9億7196万元)を売却することを決定した。武漢鋼鉄は今後、主要業務に集中し、鉄鋼生産能力を拡大する計画。 また、武漢鋼鉄は本年1―6月の業績を発表した。銑鉄、粗鋼、鋼材生産量はそれぞれ592万トン、632万トン、584万トン。年間売上高と利益は284億3500万元、42億8800万元に達する見込み。 宝鋼、世界3位に 05年鉄鋼競争力ランキング  米WSD社はこのほど、2005年度世界鉄鋼企業23社の総合競争力ランキングを発表した。中国・宝鋼集団は3位、鞍山鋼鉄集団は12位、馬鞍山鋼鉄集団は15位、台湾・中鋼公司は16位、武漢鋼鉄集団は18位、沙鋼集団は19位となっている。 WSD社は国際的に最も影響力のある鉄鋼業コンサルティング機関の1つで、2001年より世界鉄鋼ランキングを発表している。 鞍山鋼鉄、1―6月売上・利益 過去最高  鞍山鋼鉄集団の1―6月銑鉄生産量は前年同期比16.39%増の647万9300トン、粗鋼は8.02%増の598万4700トン、鋼材は4.39%増の541万5500トンとなった。売上高は66.49%増の354億8100万元、利益64.3%増の70億8100万元で、過去最高となった。 首鋼集団、2号コークス炉 年末に生産停止へ  中国・首鋼集団は移転プロジェクトにより、本年末に2号コークス炉を停止する予定。同社は2008年、すべての製鋼システムを北京から移転する計画で、予定通りに完成させることができない場合、オリンピック大会期間は生産停止を計画している。同社は7月1日、5号高炉を停止している。 湛江港集団、20万トン鉄鉱石埠頭が試運転  中国・湛江港集団はこのほど、華南沿海地区最大となる20万トン鉄鉱石埠頭の試運転を開始した。投資額は7億5000万元、荷揚げ能力は時間当たり4500トン、専用ヤードの面積は20万平方メートル以上、在庫能力は150万トン。 華業特殊鋼、ステンレス一期プロジェクト生産開始  内モンゴル自治区包頭華業特殊鋼公司はこのほど、60万トンステンレス一期プロジェクトの生産を開始した。現在までに、同ラインでステンレス半製品500トンを生産した。 華業特殊鋼は寧波華光ステンレス公司、寧波万華ステンレス公司、寧波華昇建設集団ら設立した中国最大の民間ステンレスメーカーである。

 同社は現在、二期プロジェクトに着工しており、1060立方メートル高炉1基、25トン転炉11基、熱延・酸洗・冷延生産ラインを建設する。二期プロジェクトは本年末に竣工する予定で、同社のステンレス年間生産能力は60万トンに達する見込み。
中国冶金建設など、1250ミリ熱薄ライン中国初の着工  中国冶金建設集団と唐山港陸鋼鉄公司はこのほど、河北省唐山市遵化で中国初の1250ミリ熱延薄板生産ラインの建設に着工した。2006年8月に完成の予定。年間生産能力は200万トン、生産高は75億元の見込み。 首鋼傘下の首秦、4300ミリ幅広厚板プロジェクト着工  中国・首鋼集団傘下の首秦公司はこのほど、4300ミリ幅広厚板プロジェクトの建設を開始した。同圧延設備には世界最新の技術を採用。同プロジェクトにより、高硬度造船用鋼板、高硬度構造用鋼板、ボイラー・容器用鋼板、大口径石油輸送管などを生産する。年間生産能力は120万トンで、最終的には生産能力180―200万トンを見込む。 鄂城鋼鉄公司、武漢統合後 売上高大幅増  中国・武漢鋼鉄集団鄂城鋼鉄公司は、1―6月の売上高が前年同期比11.63%増の33億7100万元、利益が431.6倍増の3876万元となった。 武漢鋼鉄は本年1月19日、鄂城鋼鉄を統合後、生産・経営を改善した。鄂城鋼鉄の生産能力は200万トンから300万トンに引き上げられ、同時に、武漢鋼鉄の財務管理方法を導入し、製造コストを3000万元以上削減した。 広東省のスクラップ輸入量 大幅減  中国・税関統計によると、本年1―6月、広東港のスクラップ輸入量は前年同期比29.1%減の74万8000トンで、輸入額は17%減の2億3000万ドル。平均輸入価格は16.9%上昇のトン当たり307.3ドル。 広東港のスクラップ輸入価格は2004年初めより上昇し、04年10月―05年6月の平均輸入価格は300ドル以上。スクラップ輸入価格の高騰、国内鋼材価格の下落で、広東港のスクラップ輸入量は大幅に減少した。 山西省コークス在庫が過去最高 コークス価格が下落  中国・広東省の鉄鋼大手では鉄スクラップ在庫が減少している。一部の鉄鋼メーカーはスクラップ購入価格を引き上げた。

 韶関鋼鉄集団は電炉用スクラップ購入価格をトン当たり20元アップの2370元、重型スクラップも20元上げの2170元としている。広東省の重型スクラップは2100―2120元。 現在、広東省周辺地区のスクラップ価格は広東地区より高く、湖南省湘潭鋼鉄集団の重型スクラップは2360元以上で、江西省と広西自治区の価格も湖南省とほぼ同じ。  7月末から8月初め、広東地区のスクラップ価格は30―50元上昇するとみられている。
北朝鮮茂山―吉林省龍市間 鉄鉱石粉輸送管を建設  吉林省延辺天池工貿公司は6500万元を投資し、北朝鮮から鉄鉱石粉を輸入するため、北朝鮮茂山―吉林省龍市間15Kmに運送管を建設する計画。同プロジェクトは政府の批准を得、8月中旬に着工する予定。 同プロジェクトは本年11月中旬に竣工する予定。年間輸送量200万トン、年間売上79646万元、利益3994万元を見込んでいる。 山西省コークス在庫が過去最高 コークス価格が下落  中国・山西省産コークスの天津港在庫量は7月11日時点で350万トン、連云港在庫量は100万トンで、過去最高となった。生産過剰のため、コークス在庫が急増している。現在、山西省産コークス価格は昨年のトン当たり400ドルから200ドルに下落している。 江西洪水都鋼廠、江西省南昌市外へ移転  中国・江西省発展改革委員会によると、江西洪水都鋼廠は2007年、江西省南昌市外へ移転する予定。同プロジェクトでは、技術改良と設備増設に15億元を投資する。完成後、同社の年間売上高は50億1000万元に達する見込み。 攀枝花鋼鉄、環境型 亜鉛めっき鋼板の製造に成功  攀枝花鋼鉄集団はこのほど、環境対応型の熱間亜鉛めっき鋼板の製造に成功した。現在、日本のメーカー1社を含む5社の家電メーカーがテスト使用しており、まもなく正式に生産する見込み。

 EUは2003年2月3日、RoHS指令(電気電子機器に含まれる特定化学物質の使用制限に関するEU指令)を公布。06年7月1日よりヨーロッパ市場では、電気電子機器への鉛、水銀、カドミウムなど6種類の元素の使用が禁止となる。ヨーロッパは中国家電製品の主要輸出市場であるため、攀枝花鋼鉄は04年に環境対応型の亜鉛めっき技術を開発した。
宝鋼、武漢など、鉄鉱石長契で8月インド訪問  中国・宝鋼集団、武漢鋼鉄集団などは、鉄鉱石供給ルートと価格の安定のために、8月にインドを訪問する予定。鉄鉱石の長期供給契約の締結をめざす。 中国では、鉄鋼製品価格が下落したため、インド産鉄鉱石の現物価格が4月初めより約40%下落したが、オーストラリア産鉄鉱石の長期契約価格よりトン当たり6―8j高い。  中国は2004年、鉄鉱石輸入量2億800万トンのうち、約25%がインドから輸入した。 太原鋼鉄、韓ハイスコと戦略協議を締結  中国・太原鋼鉄集団はこのほど、韓国ハイスコ・グループと戦略協議を締結した。ハイスコは現代自動車傘下の自動車用鋼板メーカーであり、冷延製品は年産200万トン、鋼管100万トン。主要製品は冷延鋼板、亜鉛めっき鋼板、カラー塗装鋼板、酸洗鋼板などである。 西林鋼鉄、黒龍江省最大の鉄鋼メーカーをめざす  黒龍江省西林鋼鉄集団は2010年までに、年間粗鋼生産能力を400万トン、売上高を100億元に引き上げ、黒龍江省最大の鉄鋼メーカーをめざす。 西林鋼鉄はこれまでに15億元を投資し設備改良を行い、01年には阿城鋼鉄公司と合併した。また、同社は2億9000万元を投資し、65トン転炉の建設を開始する予定。 重慶鋼鉄、1.2万kW発電設備 今月末稼働  重慶鋼鉄公司が本年3月に2930万元を投資して建設していた、1万2000kW発電設備が7月末に発電を開始する予定。年間発電量は800kWhに達する見込み。同設備は高炉、コークス炉、転炉の余熱を利用して発電する。 本溪鋼鉄、5号転炉試運転成功 粗鋼能力700万トンへ  本溪鋼鉄集団はこのほど、5号転炉の試運転に成功した。同転炉の年間生産能力は粗鋼200万トン。これにより、本溪の粗鋼生産量は700万トンに達する見込み。 四川長城特殊鋼、50万トン棒鋼ライン建設開始  攀枝花鋼鉄集団四川長城特殊鋼公司はこのほど、50万トン棒鋼生産ラインの建設を開始した。同プロジェクトの投資金額は2億9600万元、売上高は25億元に達する見込み。生産開始後、利益は1億5000万元に達すると予測されている。2006年に竣工予定。主に高硬度機械用鋼、高速鉄道用鋼、自動車用鋼を生産する予定。 中国・上半期 石炭、鉄鉱石輸入が大幅増  中国・税関の統計によると、本年上半期の輸入品のうち、石炭、鉄鉱石の輸入量は大幅に増加。一方、自動車、鋼材の輸入量は大幅に減少した。 上半期の鉄鉱石輸入量は1億3000万トンで34・3%増。石炭は1209万トンで56・1%増。

 また、電機製品は1545億4000万ドルで9・7%増。自動車は6万4000台で33・6%減。鋼材輸入量は1322万トンで26・5%減。
北米、中国鋼材の輸入制限を検討 墨はAD措置示唆  北米市場では、鋼材輸入の急増を受け鋼材価格が下落している。そのため、北米の製鋼所は鋼材の輸入制限を検討。北米向け最大の鋼材輸出国である中国は、鋼材輸出が制限されると予測されている。 米国鉄鋼工業協会の統計によると、本年1―5月、米国の鋼材輸入量は100%以上増加。このうち、中国からの鋼材輸入量が最も多く、鋼材輸入量は103万トン、前年同期比230%増となった。  また、メキシコでは、中国からの鋼材輸入量が前年同期比95%増加。輸入量の急増により、メキシコ国内市場の鋼材価格は下落した。熱延コイルの価格は昨年のトン当たり860ドルから600ドルに下落。メキシコ鉄鋼連盟は、中国の鋼材輸出にアンチダンピング税を徴収する可能性を示唆している。 太原鋼鉄、熱延コイル価格 大幅下げ 中国・太原鋼鉄集団はこのほど、熱延コイルの出荷価格を引き下げた。熱延コイル、材質Q235・規格3・0ミリの出荷価格(税抜き)はトン当たり940―1550元引き下げ、3290元。 冷延鋼板、材質Q235・規格1・5ミリの出荷価格(税抜き)は300元引き下げ、5580元となった。 首鋼、5号高炉が生産を停止  中国・首鋼集団の5号高炉がこのほど生産停止した。同高炉は1958年に建設された1036立方メートルの設備。同集団の移転のため、生産を停止した。今後、北京市では、二酸化硫黄48トン、粉塵184トンの排出量が減少し、環境改善が見込まれている。

 同集団の特殊鋼公司の電気炉、第一鋼廠、初軋廠、冷延帯鋼廠がすでに生産停止しており、今後、合金鉄工場の電気炉11基、重型機械廠の電気炉3基も生産停止する予定。
武漢鋼鉄、高級鋼材加工工場を移転へ  情報によると、武漢鋼鉄集団傘下の9社が武漢市新州区陽邏開発区へ移転する予定。移転プロジェクトの投資総額は25億元で、2007年末までに完成する予定。移転後、陽邏開発区は武漢鋼鉄集団の高級鋼材加工基地となる見込み。 今回、同社の漢口圧延工場、精密帯鋼公司などの高級鋼材の加工工場が移転する予定。今後、武漢鋼鉄集団冶金公司の年間鋼材加工能力は35万トンから210万トンになる見込み。 太鋼ステンレス、月約1万トン減産  中国・太鋼ステンレス公司は7月1日より、一部のステンレス冷延生産ラインと熱延ラインを停止し、月間8000―1万トン減産している。また、7月出荷分の冷延ステンレス価格を引き下げており、304、304L、321ステンレスはトン当たり1000元下げ、316Lは1500元、430系と409系は500元下げている。 煙台渤海鋼鉄 1期工事順調、8月生産開始  中国の粟源集団、煙台東科冶金設備公司、唐山市磁石砿冶科貿公司が共同投資した煙台渤海鋼鉄公司の建設は順調に進んでいる。投資総額は18億元。このうち、1期工事の投資額は3億元で、8月に生産開始する見込み。生産開始後、ステンレス線材と棒材の年間生産能力は10万トンで、同省最大のステンレスメーカーとなり、利益は2億5000万元で、生産高は16億元に達するとみられている。 2期工事投資額は15億元で、同社2基目となるステンレス生産ラインを建設し、生産能力は40万トンに達する見込み。

 同プロジェクト完成後、ステンレス生産能力は50万トン、生産高は96億元を見込んでおり、中国最大の民間ステンレスメーカーをめざす。
宝鋼、欧研究機関と技術協力締結  宝鋼集団はこのほど、世界的に有名なスウェーデン金属研究所と長期的な戦略技術協力協議を締結した。これにより、宝鋼は製品競争力を強化する計画。双方は同協議により、方向性ケイ素鋼、パイプ、線材などのプロジェクトを研究する。 中国、5月鉄鉱石輸入 2100万トン  中国・税関の統計によると、5月の鉄鉱石輸入量は2175万2000トンで、前月比10・3%減少した。 5月1日より施行された鉄鉱石輸入許可証制度により、鉄鉱石の輸入資格を有する企業は500数社から108社に減少。鉄鉱石輸入量はコントロールされている。

 1から4月までの鉄鉱石輸入量は、1月は2085万トン、2月は1816万トン、3月は2421万トン、4月は2426万トン。
石家荘鋼鉄、自動車用棒鋼ラインが稼働  中国・石家荘鋼鉄集団の自動車用棒鋼生産ラインがこのほど生産を開始した。 同生産ラインは河北省の重点建設プロジェクトで、年間生産能力は50万トン、自動車用・機械用合金鋼、良質炭素鋼を生産する。また同ラインは、国内最大規格の特殊鋼棒鋼の連続圧延生産ラインで、主要設備はイタリア、ドイツ、フランスから導入している。 韓・台・中4社がステン減産  韓国POSCO、台湾Y聯集団、中国宝鋼集団傘下の上海一鋼公司、太鋼ステンレス公司の4社は先ごろ、ステンレスの減産に合意した。POSCOとY聯は7月からの減産を決定。上海一鋼と太鋼ステンレスも7月から減産する予定。 また、中国鋼鉄工業協会の戚向東副主席によると、200系ステンレスの中国向け輸出停止を日本側に要求。国内の販売会社も200系ステンレスの取引を停止している。 上海市場の異形棒鋼が上伸  上海市場ではさきごろ、異形棒鋼価格がトン当たり60―80元上昇した。現在、線材も10元前後上昇。材質HRB335、20―25o異形棒鋼の市場価格は3080―3100元。材質HRB400、18―25o3級異形棒鋼(バナジウム系)は3150―3250元である。 現在、上海地区の異形棒鋼在庫は約26万トン。線材は5万トン前後である。異形棒鋼の在庫が減少したため、販売会社は繰り返し価格を引き上げた。取引量も増加している。 上海地区製鋼所、鉄スクラップ買値引き下げ  中国・上海地区の製鋼所は、7月の鉄スクラップ購入価格を引き下げた。重型スクラップはトン当たり2000―2050元、中型は約1980元、小型は約1920元で、6月より大幅下落した。 鋼材市場は持続的に低迷しており、購入量も減少し、工場在庫が増えている。一部の製鋼所が減産したため、スクラップ需要も減少している。また、夏季の電力不足も生産に影響を与えている。

 7月の鉄スクラップ価格の下落は一時的なもので、長期的にみると、鉄スクラップは不足。価格も反騰するとみられている。現在、米国産HMS1スクラップの中国向け輸出価格はトン当たり200―205ドルで、前回より5―10ドル上昇。日本からの輸出価格は190ドル(C&F)となっている。
青山控股・金匯、共同でステン工場建設  中国・金匯集団と青山控股集団がこのほど共同出資して、河南省長葛市大周鎮に河南青山金匯ステンレス産業公司の建設を開始した。登録資本金は1億元、固定資産投資額は3億元。主にステンレス鋼管・棒材を生産する。 河南青山金匯ステンレス産業は2期に分けて建設される。完成後、ステンレス形材の年間生産能力25万トン、年間売上高は55億元を見込んでいる。1期工事は本年末に完成の予定。 フレート 03年水準に反落  中国では、鉄鉱石輸入許可証制度の実施により、フレートは03年の水準に反落している。オーストラリア―中国間のフレートは10ドル以下に下落した。 中国では近年、鉄鋼生産規模の拡大に伴い、鉄鉱石輸入量も大幅に増加した。2003年秋より在来船のフレートが上昇し始め、04年2―12月、在来船のフレートは最高となった。ブラジル―中国間のフレートは02年同期の10倍、トン当たり50ドルに達した。

 関係筋の予測によると、中国の鉄鉱石在庫が減少するとともに、フレートも上昇する見込み。最近では、オーストラリア、ブラジルから中国までのフレートは小幅に反騰し、現在、ブラジル―中国間のフレートは19―20ドルとなっている。
包頭鋼鉄、冷延鋼板ラインの試運転に成功  中国・包頭鋼鉄集団はこのほど、厚さ0・25ミリの冷延鋼板生産ラインの試運転に成功した。試運転段階での生産量は、5月は約1万トン、6月は3万トンになる見込み。 馬鞍山鋼鉄、小規格H形鋼設備が生産開始  中国・馬鞍山鋼鉄集団が9億元を投資した、小規格H形鋼設備がこのほど生産を開始した。同設備の年間生産能力は100―800ミリH形鋼が200万トン。 湖北省最大のステンレス冷延プロジェクト稼働  中国・湖北省最大のステンレス冷延プロジェクトがこのほど生産を開始した。年間生産能力は12万トン。黄石華億ステンレス精密帯鋼公司と湖北華明実業股●公司、香港豊億実業公司など4社が4億8000万元を投資して、黄石市に建設した。年間売上高は20億元を見込んでいる。(●はにんべんに分) インドからの鉄鉱石輸入価格が下落  中国では、インドからの鉄鉱石輸入価格が、先週のトン当たりC&F65―70ドルから58―62ドルに下落した。65%球形鉱のオファーは100ドル以下で維持している。現在、インド産球形鉱の輸出価格はC&F96―98ドル。 首鋼集団、豪社と共同開発計画 西オーストラリア鉄鉱資源  オーストラリアのマウント・ギブソン・アイアン社は、中国・首鋼集団と西オーストラリア鉄鉱資源の共同開発を計画している。首鋼は1億2000万豪ドル(約7億6700万元)を投資し、マウント・ギブソン社傘下のエクステンションヒル鉄鉱の50%株を取得するか、マウント・ギブソン社の15%の株を1株当たり0・75豪ドルで購入する。エクステンションヒル鉄鉱の年間生産能力は500万トン、採掘期限は20年間に達すると予測されている。 ステン各社、7月出荷価格 300元引き上げ  中国の大手ステンレスメーカーの太鋼ステンレス股●公司、張家港浦項ステンレス公司、寧波宝新ステンレス公司、克虜伯ステンレス公司は先ごろ相次いで、7月のステンレス出荷価格をトン当たり300元引き上げることを決めた。

 また、6月の販売代理会社は赤字であったため、4社は販売代理会社にトン当たり1500―2000元を補助する。7月の赤字に対しては補助しない方針。また、販売代理会社に対して、注文量、規格の強制はしない。 (●はにんべんに分)
1―4月 韓・米向け鋼材輸出大幅増  中国・税関の統計によると、本年1―4月、韓国と米国向け鋼材輸出量が大幅に増加した。1―4月、韓国向けの鋼材輸出量は197万トンで前年同期比255%増。うち、3月の輸出量は68万トンで、1―2月の輸出量を超えた。現在、韓国向けの鋼材輸出量は、中国の全鋼材輸出量の約27%を占めている。 1―3月、韓国向けの異形棒鋼の平均輸出価格はトン当たり407ドル(C&F)で、韓国国内市場価格は520ドル。韓国の電炉メーカーから不満の声があがっている。 天津港の半製品輸出量 大幅減少  中国政府が4月1日より半製品の13%輸出還付税を取り消したことで、天津港では、輸出量が大幅に減少した。税関の統計によると、5月の天津港輸出量は6万2000トンで、4月より56・6%減少した。製品は主にインドネシア、タイ、韓国向けに輸出された。 攀枝花鋼、四川省成都に技術研究センター建設  中国西部地区最大の鉄鋼企業の攀枝花鋼鉄集団はこのほど、四川省成都高新技術区と技術研究センターの建設投資協議を締結した。投資額は5億元。同社の研究院、設計院と四川托日信息工程公司は2年以内に成都高新技術区西区に移転する予定。 機械用鋼材需要が急増  情報によると、中国では本年3月より、機械製品の需要が急増している。関係筋によると、年初に鉄鉱石輸入価格が71・5%上昇したことを受け、国内の鉄鉱採掘規模が拡大し、機械製品の需要も増加しているという。 予測によると、05年、機械用鋼材需要は563万トンで、02年の422万トンより33%増加する見込み。 輸出抑制政策で鋼材市況下落か 7月以降の鋼材市況  中国の鋼材市況は不安定な動きを見せているが、7月以降市場価格に影響を与える要因として次のようなことが予想されている。

 (1)新政策「鉄鋼産業発展政策」の制定が鉄鋼産業に影響を与える。新政策は鉄鋼企業の参入基準を高め、鋼材輸出を奨励せず、鋼材輸出還付税率を一層引き下げるとみられている。また、政府は不動産投資へのコントロールをより強化しており、1―4月、不動産投資の伸び幅は前年同期比8・7%減の25・9%、不動産施工面積の伸び幅は前年同期比11%減の20%だった。

 (2)鉄鋼供給能力の増加が鉄鋼消費能力増加を超える。1―4月、鋼材生産量は前年同期比23・3%増の1億1200万トン。2002年―2004年、全国鋼材生産総量の年間平均成長率は20%以上で、鋼材消費量の年間成長率は02年は21・2%、03年25・8%、04年13%であった。本年1―3月は9・8%。

 (3)4月の鋼材輸出が減少。3月の輸出量は107万トンだったが、4月は19万トン。輸出量の大幅減少にともない、国内市場の販売価格は大幅に下落した。  (4)国際市場の不況が国内市場に影響を与える。
宝鋼・鋼管廠、1―5月の輸出量 過去最高  中国・宝鋼集団鋼管廠の1―5月の鋼管製品輸出量が7万4000トン、油井管は5万トンで、過去最高となった。 2002年、米国市場に進出してから、同社の鋼管製品は徐々に国際市場に認められるようになった。現在、同社の製品はカナダ、インド、パキスタンへ輸出している。宝鋼集団はサウジアラビアとサルタンの国営石油会社と長期的な鋼管供給協議を締結した。同社はこれらのユーザー向けに1万トンの油井管を輸出した。

 13Cr系油井管製品は日本、ドイツ、フランスの鉄鋼企業が生産している。昨年、宝鋼集団の13Cr系油井管が初めて米国市場に進出した時、国際市場に大きな影響を与えた。
広州市場の熱延コイル、3800元に下落  中国・広州市場の熱延コイル価格が先週、トン当たり3800元に下落した。漣源鋼鉄集団、鞍山鋼鉄集団、本溪鋼鉄集団、包頭鋼鉄集団製の5ミリ熱延コイルの市場価格は3800元。 先ごろ、一部の熱延コイル生産企業は広州の販売会社と商談し、熱延コイルの販売価格を3900元以上で維持することで合意したが、3日後、価格は3850―3800元となった。 中国ステン各社、6月出荷分の価格引き下げ  中国のステンレスメーカーは需要減を背景に、6月出荷分の価格引き下げを決定した。 寧波宝新ステンレス公司は6月6日、300系ステンレス冷延鋼板をトン当たり1900―2000元下げ、400系ステンレスを300元値下げした。

 上海克虜伯ステンレス公司は304系、430系を300元値下げし、3100―3800元とした。

 太原鋼鉄集団は6月7日、300系ステンレス冷延鋼板を2200―2300元下げ、400系は300―600元値下げした。また、300系ステンレス熱延中厚板を1000元値下げした。
EU25ヵ国、中国材の輸入1―2月5倍  2005年1―2月、EU25カ国の中国向け鋼材輸出は前年同期比64%減であったが、中国から輸入した鋼材は約400%増。月間平均輸入量は04年の4万トンから18万8000トンに増加した。 EU向けに輸出された鋼材は主に熱延鋼板と塗装鋼板だった。 通化鋼鉄、100万トン冷薄プロジェクト着工  中国・通化鋼鉄集団はこのほど、100万トン冷延薄板プロジェクトを着工した。総投資額は20億6000万元で、建設期間は2年。熱延酸洗鋼板、冷延鋼板、亜鉛めっき鋼板、カラー塗装鋼板を生産する。売上高は45億5000万元、利益は3億3600万元を見込んでいる。投資回収期は8年間の見通し。 北台鋼鉄、400万トン熱延鋼板プロジェクト着工  中国・遼寧省本溪市の北台鋼鉄集団はこのほど、1780ミリ熱間連続圧延鋼板プロジェクトの建設を開始した。投資額は25億元、2006年11月に生産開始する予定。  同生産ラインの生産能力は熱延コイル400万トン。 凌源鋼鉄、設投資金募集へ  中国・凌源鋼鉄股フェン公司は、900ミリ冷延幅中広帯鋼生産ラインの建設にあたり、1億7000万元の資金を募集する計画。同ラインの年間生産能力は冷延コイル15万トン、利益は年間8660万元の見込み。 梅山鋼鉄、熱延鋼板年産500万トンへ  中国・宝鋼集団梅山鋼鉄公司は生産能力の拡大に注力している。2008年までに、熱延鋼板の年間生産能力を500万トンに引き上げる計画。情報によると、同社は04年に生産能力拡大の申請を提出しており、現在、国家発展改革委員会の認可待ちの状態だという。

 同プロジェクトは主に熱延鋼板コイルと薄板を生産する計画。現在、梅山鋼鉄の粗鋼年間生産能力は300万トンである。
舞陽鋼鉄、年産能力100万トン広幅厚板ライン認可  中国・邯鄲鋼鉄集団傘下の舞陽鋼鉄公司はこのほど、100万トン広幅厚板生産ライン・プロジェクトが国家発展改革委員会の認可を得たと発表した。

 同生産ラインは最先端技術を導入するもので、100トン超高パワー電気炉1基、100トンLF精錬炉2基、VD炉2基、300×2500ミリ広幅厚スラブ連続鋳造機1基、4100ミリ広幅厚板圧延機1セットなどを設置する。新圧延機の圧延能力は8万6000キロニュートン。

 同生産ラインの年間生産能力は粗鋼113万4000トン、連続鋳造ビレット110万トン、広幅厚板100万トン。総投資が34億7500万元で、2006年末に生産開始する予定。新しい生産ラインは高付加価値の低合金高強度構造鋼、橋梁鋼、高層建物用鋼、ボイラー鋼、圧力容器用鋼、造船用鋼材を生産する。  製品規格は厚さ6―100ミリ、幅900―3800ミリ、長さ3000―18000ミリ。
北京市場の建築用鋼材 下落  北京市場の建築用鋼材価格は6月9日、トン当たり20―40元値下がりし、大型規格の異形棒鋼は3000元以下に下落した。 現在、6.5―12ミリ線材のオファーは3070―3080元で、12―14ミリHRB335異形棒鋼は3250―3260元、16―25HRB335は2980―2990元である。首鋼集団、承徳鋼鉄集団製の12―14ミリHRB400異形棒鋼のオファーは3440―3450元で、20ミリHRB400異形棒鋼は3290―3300元、25―28ミリのオファーは3340―3350元である。  また、天津地区の圧延工場と邯鄲鋼鉄集団も建築用鋼材価格を引き下げている。 華中地区最大の中国一冶鉄骨センター 生産開始  中国・華中地区最大の鉄骨製品製造基地である武漢市・中国一冶鉄骨センターがこのほど生産を開始した。同センターは投資総額1億元、敷地面積が26万平方メートル。鉄骨製品の年間生産能力が6万トン、年間売上高が3億6000万元に達する見込みだ。 中国・鉄鋼メーカー、スクラップ購入価格 引下げ  中国の鉄鋼メーカーは鋼材市場の低迷を受け、スクラップ購入価格を引き下げている。価格調整後、市場取引量はさらに減少している。 6月初め、石家庄鋼鉄集団、山東石横特殊鋼公司、蘇州鋼鉄公司、興澄特殊鋼公司、淮鋼公司はスクラップ購入価格をトン当たり30―50元引き下げた。石家庄鋼鉄の中型スクラップ購入価格は2150元、山東石横特殊鋼の重型スクラップは2350―2370元となっている。

 中国各地区の市場オファーは混乱し、相場は下落しつつある。現在、上海地区の重型スクラップは80元下落し2350元。湖北省武漢地区の重型スクラップは50元下落し2230元。天津、遼寧省大連の重型スクラップは2350元、山西省太原地区は2250元。
上海一鋼、4号スラブ連鋳試運転に成功  中国・上海一鋼公司はこのほど、ステンレス生産拡大プロジェクトのひとつである4号スラブ連続鋳造ラインの試運転に成功した。 同プロジェクトは世界最先端の技術・設備を採用して、100トン電気炉1基、120トン転炉1基、120トン精錬炉1基、4号スラブ連続鋳造ラインを建設した。年間生産能力はステンレス・スラブ72万トンを見込んでいる。 河北省、鉄鋼再編へ 07年末まで10社に統合  中国・河北省はさきごろ、国家発展改革委員会へ鉄鋼業界統合案を提出した。河北省は国家産業政策に基づき、旧式の設備を徐々に淘汰し、工場を統合し、最終的には数社の大手集団企業に統合する。 河北省は、鉄鋼企業が集中している唐山市と邯鄲市で、1000万トンクラスの邯鄲鋼鉄集団、唐山鋼鉄集団を建設する計画。この2集団をはじめ、鉄鋼企業56社を10社に統合する。2005年には30社、06年に20社、07年末までには10社に統合する。

 現在、邯鄲市には鉄鋼企業が40社あり、04年の同市の鉄鋼工業生産高は484億元で、03年より148億元増加した。邯鄲市は07年までに40社を邯鄲鋼鉄集団、新興鋳管集団、武安鋼鉄控股集団など5集団に統合する計画。刑台鋼鉄集団と石家庄鋼鉄集団は邯鄲鋼鉄集団に統合される可能性がある。
鞍山鋼鉄、発展目標を策定 07年生産能力1600万トンへ  中国・鞍山鋼鉄集団はこのほど発展目標を策定した。東部工場の1100万トン生産設備の改良と、西部工場の500万トン新工場稼動により、2007年の同社の生産能力は1600万トンに達する見込み。これにより、同社の主要技術指標は国内鉄鋼トップ3にランク入りする。 また2010年には、生産量2000万トン以上、売上高1100億元以上、従業員数は2万人以下で労働生産率は1人当たり1000トン以上を見込んでおり、世界最強500社入りをめざす。 沙鋼集団、異形棒・線材価格を引下げ  中国・沙鋼集団は6月1日、異形棒鋼の工場出荷価格をトン当たり70元引き下げ、16―25ミリの2級異形棒鋼が3230元となった。また、線材もトン当たり80元引き下げ、6・5ミリ線材が3450元となった。 「新首鋼」生産 08年にも開始  関係筋によると、「新首鋼」の第1期工事・河北省唐山市曹妃甸の埋立工事はすでに着工しており、「新首鋼」は2008年に生産開始の見込み。第1期工事の渤海湾11・95平方キロメートルの埋立には、13億8720万元の投資額が必要。同集団の移転工事全体では、中国政府の総投資額は677億元。 馬鞍山鋼鉄、高付加価値鋼板の主要拠点 建設開始  中国・馬鞍山鋼鉄集団はこのほど、500万トン新規プロジェクトは建設を開始した。同プロジェクトの投資額は250億元で、2007年に生産開始の予定。同工場は馬鞍山鋼鉄集団の高付加価値鋼板生産の主要基地になる。

 板材年間生産能力は現在稼働中のCSP薄板生産ラインと合わせて750万トン以上に達する見込み。主に高級自動車用薄板、家電用鋼板、管線用鋼材、橋梁用鋼板、造船用鋼板を生産する。
邯鄲鋼鉄、2号カラー塗装コイルライン 試運転開始  中国・邯鄲鋼鉄集団はこのほど、2号カラー塗装コイル生産ラインの試運転を開始した。同生産ラインの技術は韓国POSCOから導入。冷延薄板を生産し、年間生産能力は12万トン、製品規格は厚さ0・25―1・5mm、幅900―1350mm。製品は建築・家電業界に供給する。 宝鋼集団上海五鋼、環境プロジェクトに2億8000万元投資  宝鋼集団上海五鋼公司はこのほど、環境保護プロジェクトに2億8000万元を投資すると発表した。同プロジェクトは、汚水処理、集塵設備、炉改修など7種類の工事を予定。これにより、本年末までに、上海五鋼の二酸化炭素の年間排出量は年初より64・5%減、粉塵は73・2%減少する見込み。 上海五鋼、歯車用鋼を大衆公司に供給  中国・上海五鋼公司はこのほど、歯車用鋼約100トンを大衆(中国)公司傘下の工場に供給した。現在、上海五鋼は歯車用鋼を米GM、上海GM、スウェーデンVOLVO、上海SDSなど十数社に供給しており、供給量も増加している。 上海克虜伯ステンレス、2B圧延機2基 生産停止  中国・上海克虜伯ステンレス公司の総経理はさきごろ、本年に生産開始した2B圧延機2基を生産停止したと発表した。また同氏は、「中国市場のステンレスは供給過剰で、中国の鉄鋼企業は生産能力を引き下げるはず」との見解を示した。同社では、BA生産ライン1基が稼働しているのみで、同生産ラインの月間供給能力は8000―9000トン。 中国五鉱と武漢鋼鉄、戦略合作契約を締結  中国五鉱集団と武漢鋼鉄集団はこのほど、戦略合作契約を締結した。両社は原料購入、鉄鋼製品の国内販売と輸出について協力する。契約内容は次の通り。

 @中国五鉱は武漢鋼鉄の石炭とコークスの主要サプライヤーとなる。2社は、高品質鉄鉱の輸入、鉄鉱・スクラップの国内販売などの分野で協力を強化する。  A鋼材の代理販売量を拡大し、武漢鋼鉄の製品輸出と技術改良プロジェクトなどの分野で協力を強化する。  B資源コントロールの戦略を進め、国内外の鉄鉱、マンガン鉱、クロム鉱資源を共同開発する。
山西太原鋼鉄など、仏山爛石国際金属交易センター建設 契約締結  中国の山西太原鋼鉄集団、上海宝鋼集団、中国五鉱公司などはこのほど、仏山市で仏山爛石国際金属交易センター建設の契約を締結した。同交易センターは中国最大のステンレス交易センターとなる。

 国内最大のステンレス・メーカーの太原鋼鉄集団は3億元を投資し、仏山爛石で太鋼在庫・加工配送センターを建設する。ステンレス加工配送能力は80万トン、年間売上高は100億元に達する見込み。また、韓国POSCO、広州聯衆公司のほか、日本メーカーなども仏山爛石国際金属交易センターへの進出を検討している。  仏山市禅城区爛石鎮のステンレス流通量は中国の3分の1を占めている。
河南省鶴壁市、環境問題でマグネシウム・メーカーを閉鎖  中国・河南省鶴壁市では、環境汚染の著しい金属マグネシウム企業の半数以上が閉鎖され、このうち、27社の設備はすでに撤去され、7社は解体中となっている。 同省政府の要求に基づき、本年中に、環境汚染の著しい60社の金属マグネシウム企業の総合管理を行い、年間生産能力が1000トン以下の46社は閉鎖し設備を撤去する。また、年間生産能力が1000トン以上の企業に対しては設備の改良を命じ、本年末までに環境基準に達しなければ閉鎖される。 中国、スクラップ輸入管理を強化  中国では、スクラップ輸入管理を強化するため、国家環境保護総局はスクラップ輸入審査管理の通達を発表した。 (1)国家産業政策と環境保護要求を満たす鉄鋼企業は国家環境保護総局廃物進口登記管理センターにスクラップ輸入を申請できる。

 (2)初めて申請する企業は、主要な生産設備環境影響評価書類、審査書類と環境保護設備竣工検査書類を提出する必要がある。

 (3)国家環境保護総局が許可した廃五金電器、廃電線ケーブル、廃電機加工企業は少量のスクラップを輸入できる(年間加工能力の10%以下)。国家産業政策と環境保護要求を満たす鉄鋼企業との供給契約書を提出する必要がある。
中国最大の海外金属資源投資プロジェクト調印  中国冶金建設集団とパプアニューギニア政府は、ニッケル・コバルトプロジェクトの覚書に調印した。同プロジェクトの株式は、中国冶金建設が85%、パプアニューギニアが15%持つ。同プロジェクトの全投資額は約6億5000万ドルで、中国最大の海外金属鉱産投資プロジェクトとなった。 パプアニューギニアのニッケル・コバルト鉱は世界クラスの大型ニッケル鉱で、調査済み埋蔵量は7800万トンを超え、未調査分では2億4800万トンと予測される。金属ニッケルの年間生産量を3万2000トンとして計算すると、同鉱山の採掘期間は40年に達する見込み。

 計画では、硫化ニッケルコバルトの年間生産量は5万6631トン。このうち、金属ニッケルが3万1147トンで、中国のニッケル輸入量の半分を占める見通し。同プロジェクトにより、中国のニッケル供給不足が緩和される見込み。
遼寧省の鉄鋼輸出量が大幅増加  遼寧省瀋陽税関の統計によると、本年1―4月、遼寧省の鉄鋼輸出量は189万トン、輸出額は12億6200万ドルで、前年同期比3・7倍増。鉄鋼輸出額は同省の全輸出額の17・5%を占めた。遼寧省の鉄鋼輸出量が大幅に増加した要因は次の通り。

 (1)鉄鋼業界の技術レベルが向上し、製品が高付加価値製品にシフトしつつある。1―4月の亜鉛めっき鋼板の輸出額は1億6100万ドルで前年同期より71・3倍増。同輸出量は22万8000万トンで57・2倍増。

 (2)鉄鉱石の国際市場価格は平均71・5%上昇したため、鉄鋼製品価格も上昇した。

 (3)国際市場で、フェロモリブデン価格が大幅に上昇した。遼寧省はフェロモリブデンの産地で、1―4月の輸出額は2億6700万ドルであった。
包頭鋼鉄、冷延薄板酸洗ライン 試験稼働  包頭鋼鉄集団はこのほど、ドイツより最新技術を導入し、冷延薄板酸洗ラインを建設した。厚さ0.25―3mm、幅960mm―1540mmの薄板を生産できる。すでに、厚さ1.5mm薄板の試験生産に成功している。 南京鋼鉄、コークス生産能力拡大  南京鋼鉄股●公司と五鉱発展股●公司、淮北鉱業集団、上海焦化公司は8400万元を投資し、臨渙焦化股●公司を設立する計画。新プロジェクトの生産能力はコークス220万トン、アルコール20万トン。年間売上高は27億5900万元、純利益4億5700万元を見込んでいる。 (●はにんべんに分) 鋼材価格上昇で家電製品も値上がり  上海市統計局によると、鋼材価格の上昇により、冷蔵庫と電子レンジが値上がりしている。冷蔵庫の4月平均価格は2004年12月より6.5%上昇、電子レンジは2.7%上昇した。また、3月価格比ではそれぞれ4.5%、2%上昇した。 寧波宝新、冷延2ラインが試運転開始  中国・寧波宝新ステンレス公司はこのほど、2基の冷延生産ラインの試運転を開始、7月には生産開始する見込み。2005年末、同社の冷延年間生産能力は60万トンに達する見通し。同社は3―4月、430系ステンレス生産が全体の20%を占めた。 江蘇省・常州鉄本鉄鋼プロジェクト 建設再開へ  中国・江蘇省工商業聯合会によると、昨年、規定違反で建設中止となった江蘇省・常州鉄本鉄鋼プロジェクトは、生産規模を縮小し、建設を再開する見込み。 南京聯合鋼鉄公司をはじめ、数社が同プロジェクトへの参加を希望している。同計画の年間生産能力は当初の計画800万トンから400万トンに引き下げられる。 北満特殊鋼、軸受け鋼 日間生産量1705トン達成  中国・東北地区最大の軸受け鋼生産ラインである北満特殊鋼公司北興生産ラインはこのほど、日間生産量が初めて1705トンに達した。本年、同生産ラインによる軸受け鋼生産量は60万トンを突破する見通し。同生産ラインは、軸受け鋼の年間生産能力が40万トンで、04年3月に生産を開始した。 国営・外資系の鉄鋼メーカー投資が急増  中国では1―3月、国営と外資系の鉄鋼企業による投資が急増した。一方、民間企業の投資比率は下がった。

 国家統計局によると、1―3月の500万元以上の鉄鋼プロジェクトの投資総額は330億6600万元。このうち、国営と国営控股企業の投資額は225億200万元で、総投資額の68・1%を占めた。

 また、非国営企業の投資額は105.64億元で31・9%を占めた。このうち、外資系と香港・マカオ・台湾系企業の投資額は38億6400万元で11.7%。民間投資額は67億元で20.3%を占めた。
上海一鋼、アジア向け熱延鋼板輸出が順調  上海一鋼公司は宝鋼集団の海外販売ルートを利用し、日本、韓国、タイ、マレーシア向けに熱延鋼板・コイルを1―4月で24万トン輸出した。同社の1780熱延生産ラインによる製品の3分の1がアジア市場向けに輸出された。同社はこれまで、異形棒鋼と連続鋳造ビレットしか輸出していなかった。 鉱産資源の供給能力拡大に向け新政策  中国・国務院新聞弁公室が発表した「中国の鉱産資源政策」によると、中国は国内鉱産資源の供給能力を高めるため、下記の措置を実施する計画。

 @エネルギーと鉱産資源の探査開発に注力する。山西、陝西、内モンゴル地区の石炭資源を始め、新疆、甘粛、寧夏と青海の石炭資源を重点に開発する。

 A石油資源の探査開発に注力する。特に元の石油生産区の勘査を強化する。新疆塔里木、準葛尓、陝西、甘粛、寧夏、山西、内モンゴルの鄂尓多斯、青海の柴達木盆地などは開発潜在力がある。また、渤海地域も探査する。

 B塔里木、鄂尓多斯、柴達木盆地、四川、重慶地区と東海盆地を中心として、天然ガスの開発に注力する。
米国、1―3月 中国からの輸入鋼材131%増  米国商務部の統計によると、本年1―3月、米国が中国から輸入した鋼材は35万4920トンで前年同期比131%増加した。3月は9万4158トンで前月の11万6952トンより19・5%減少した。 3月の鉄鋼生産が月間最高 鋼材3000万トン超  中国では、銑鉄、粗鋼、鋼材の3月の生産量は月間最高となった。3月の銑鉄生産量は2596万7000トンで、前年同月比28・1%増。粗鋼は2754万4000トンで24・1%増。鋼材は3065万5000トンで26・9%増。1―3月、銑鉄の生産量は7256万6000トンで27・3%増。粗鋼は7778万8000トンで23・8%増。鋼材は8253万5000トンで22・4%増。 国家発展・改革委員会、電気料金 引上げ  中国の国家発展・改革委員会はこのほど、2004年6月より石炭価格の上昇により、一部の発電所で赤字が出た問題を解決するために、05年5月1日より電気料金を引き上げた。 上海地区では0.028元/kWh値上がり、浙江地区は0.024元/kWh、江蘇地区は0.0295元/kWh、安徽地区は0.031元/kWh、福建地区では0.0164元/kWh値上がりした。

 各種電気代のうち、農業と中小化肥生産企業用の電気料金に変更はなかった。住民生活用電気料金の調整は省級政府の意見によって決まる。
中国スクラップ市場 低迷  中国のスクラップ市場は低迷している。一部の地区では、市場価格がトン当たり50元下落した。 天津大無縫鋼管廠はスクラップ購入価格を50元引き下げた。これにより、同社の重型スクラップ購入価格は2320元、中型スクラップは2320元、小型スクラップは2290元となっている。同社のスクラップ在庫量は10万トン前後。河南舞陽鋼鉄公司のスクラップ購入価格は30元下落し、2300元となった。

 他の地区のスクラップ価格はほぼ横ばい状態。
武漢鋼鉄 ケイ素鋼ライン6月に補修予定  武漢鋼鉄集団は6月にケイ素鋼生産ラインのメンテナンスを実施する予定。期間は15日間。これに伴い、同社は方向性ケイ素鋼の生産量を5000トン、無方向性ケイ素鋼を5万トン引き下げる見込み。 武漢鋼鉄 第3製鋼廠の3号転炉稼働  中国・武漢鋼鉄集団第3製鋼廠の3号転炉がこのほど生産を開始した。第3製鋼廠は年間730万トンの粗鋼生産能力を持つ。第1・2製鋼廠を加えると、武漢鋼鉄集団の製鋼能力は年間1100万トンを突破する。

 第3製鋼廠の3号転炉は世界最先端の技術と規模を有する転炉の一つ。工事は2004年8月に開始し、設備の国産化率は90%以上に達している。
鞍山鋼鉄 1―3月利益6億元を突破  鞍山鋼鉄集団新軋鋼股●公司はこのほど、1―3月の利益が前年より115%増の6億390万元に達し、本年上半期の利益増加率が50%以上に達すると発表した。新規プロジェクトの稼働により、生産能力が拡大し、製品の販売量も増加したため利益が大幅に増加した。同社の予測によると、本年上半期の利益は10億4400万元に達する見込み。

 1―3月の主要業務の収入額は68億6200万元で、前年同期比55・5%増。鋼材生産量は143万5100トンで、同18・41%増。 (●はにんべんに分)
南京鋼鉄、造船所との提携を検討  中国・南京鋼鉄集団によると、同社は鋼板の造船用加工処理の能力を持たないか、あるいは能力の低い造船メーカーと提携し、造船用鋼板の配送センターの設立などを検討している。

 同社は造船用鋼板を将来の主要製品と位置づけしている。造船メーカーとの提携により、造船所と製鋼所の効率を大幅に向上させ、コスト低減を見込んできる。

 また、造船所と製鋼所は技術面で協力することで、船舶の品質を確保すると同時に鋼板を節約する設計技術を開発し、双方の利益を図る。  中国の造船所の原料利用率は約86%と低く、日本と韓国の造船所では91%に達しているという。
中国・鉄鉱石メーカーが会議 価格安定化へ協力  中国市場で鉄鉱石価格が大幅に変動していることを受けて、河北、北京、山西、内モンゴル、山東、遼寧、安微の7省の鉄鉱石メーカー代表が会議を開催した。同会議では、鉄鉱石価格を合理的な範囲で変動させるよう積極的に協力し、鉄鉱石メーカーと鉄鋼メーカーが共同で価格調整し、買いだめなどを防ぐことで一致した。 鉄鉱石メーカーは安定生産と資源保護に努めると同時に、生産量を引き上げて国内鉄鋼メーカーへの供給量を増やし、国際市場における鉄鉱石価格の不合理変動を防ぐ。

 本年1―3月、中国の鉄鉱石価格は上昇し続け、2004年の暴騰時の過去最高価格に近づいた。中国最大の鉄鉱石生産・輸入地区の河北省では、価格が頻繁に変動した。同省の邯鄲地区とケイ台地区ではトン当たり830―980元に達し、最高で1028元に達した。現在は3月下旬から100―200元下落し、700―780元となっている。
内モンゴル鉱山重点勘査に5000万元投資  中国・内モンゴル自治区は本年、鉄鋼業の発展を保障するため、5000万元を投資し、鉄鉱、非鉄金属鉱産を重点勘査する。対象となるのは鉄鉱埋蔵量2億1500万トン、銅90万トン、銀1600トン、金35トン、鉛・亜鉛225万トン。 中国・鉄鋼メーカー、インド訪問=鉄鉱石ルート確立目的  中国の鉄鋼メーカー12社の代表はこのほど、インド・メーカーとの鉄鉱石供給ルート確立を目的にインドを訪問した。12社には、中国第2位の鉄鋼メーカーである鞍山鋼鉄集団と4位の首鋼集団を初め、済南鋼鉄集団、酒泉鋼鉄公司、石家庄鋼鉄厰、建龍鋼鉄公司、河南済源鋼鉄公司などが参加。タタ製鉄、SAIL社、イスパット社、ハルディア港などを訪問した。 中国新鉱山 相次ぎ生産開始=鉄鉱石開発に進歩  中国鋼鉄工業協会副秘書長によると、中国は鉄鉱石価格の上昇に対応する能力があるという。また、来年の国際鉄鉱石価格は10―15%下げると予測している。 中国冶金鉱山企業協会によると、中国の鉄鉱石開発には大きな進展がある。安徽省の霍邱500万トン鉄鉱プロジェクト、甘粛省の酒泉鋼鉄集団の黒溝200万トン鉄鉱プロジェクトなどの鉱山建設プロジェクトは生産を開始した。四川省の攀枝花鋼鉄集団の白馬鉄鉱600万トンプロジェクト、司家営700万トンプロジェクトは建設を開始。

 豪BHPビリトンが価格を大幅に値上げすると同時に、他の海外鉄鉱石企業は中国市場への進出を計画している。ウクライナ最大の鉄鉱採掘・輸出企業のフェレクポ・ポルタバ社は中国向けの鉄鉱石輸出量を増加することを明らかにした。2005年、同社の鉄鉱石輸出量は850万トン、うち160万トンが中国へ輸出される見込み。

 インドの鉄鉱石サプライヤーも積極的に中国鉄鋼企業との協力関係構築を進めている。情報によると、中国鋼鉄工業協会はインドとの取引方式を、価格が高い現物取引方式から長期契約方式に変えるように、中国鉄鋼企業とインド企業の交流を図っている。近年来、中国とインドとの鉄鉱石貿易は大幅に増加しており、中国はインド最大の鉄鉱石輸入国となった。
3月のビレット輸出146万トン=史上2番目の輸出量  中国税関統計によると、2005年3月の中国のビレット総輸出量は146万トンで、98年1月以来の史上2番目の輸出量となった。3月のビレット輸入量は14万トンで、同月の純輸出量は132万トン。1―3月の累計純輸出量は247万トンとなった。 また、3月の鋼材輸出量は221万トン、輸入量は246万トンで、鋼材純輸入量は25万トン。1―3月の累計純輸入量は78万トンとなった。 中国、輸入ステンレスの鑑定を検討  中国政府は太原鋼鉄集団の要望を受け、輸入ステンレスの鑑定を検討している。太原鋼鉄によると、中国市場では200系ステンレスが300系ステンレスとして販売されることがあり、市場が混乱するという。同社は、輸入ステンレスの製造メーカーと仕様の明記を要求している。 江蘇沙鋼、大型3号高炉が生産開始  中国・江蘇沙鋼集団の2500立方メートルの3号高炉がこのほど生産を開始した。これにより、同社の先端技術による大型高炉3基が全て稼働した。同社の本年の粗鋼生産量は1000万トンを超える見通し。 沙鋼の2500立方メートル高炉の1日の平均溶銑生産量は6000トンで、3基の高炉の年間総生産量は約650万トンに達する。転炉製鋼、連続鋳造ビレットと熱延コイルの生産に原料を提供する。 五鉱発展など、伯ゲルダウ社に大型冶金設備輸出へ  中国五鉱発展股フェン公司と中国冶金建設集団はこのほど、ブラジルの鉄鋼大手ゲルダウ社と20億元の冶金設備の輸出協議を締結した。中国は初めて南米向けに大型設備を輸出する。 五鉱発展は2000年にユーゴスラビア向けに亜鉛めっき生産ラインを輸出し、04年にブラジル向け高炉設備、05年にはロシア向けに高炉設備を輸出している。 中国当局、流通60社に鉄鉱石輸入資格  中国では、123社の流通企業が鉄鉱石輸入資格の申請を提出したと、北京で開催された中国五鉱化工進出口商会鉄鉱石分会の会議で発表された。審査に合格した企業は60社。このうち、2004年の鉄鉱石輸入量が30万トン以上という条件に適合した企業が45社で、05年1―2月の鉄鉱石輸入量が10万トン以上という条件に適合した企業が15社だった。

 また、引き続き審査を受ける企業が29社ある。このうち、05年2月28日までに10万トン以上の鉄鉱石が到着していたが、通関手続きを終えていなかった企業が7社。資格条件に適合する企業が10社。条件に合うよう資産合併した企業が12社ある。
首鋼など、鉄鉱石購入価格を引き下げ  首鋼集団、宣化鋼鉄集団、承徳鋼鉄集団など、中国鉄鋼メーカーはこのほど、鉄鉱石の購入価格を引き下げた。首鋼は購入価格をトン当たり20元引き下げ、770元としている。また、済南鋼鉄、山西海●鋼鉄集団、承徳建龍鋼鉄集団、宣化鋼鉄集団も購入価格を20―60元値下げし、740元前後まで引き下げた。(●は金3ヶ) 山東省の鉄鋼メーカー スクラップ購入価格を引下げ  山東省の済南鋼鉄集団はスクラップの購入価格をトン当たり30元引き下げた。同社の重型スクラップの購入価格は2460元、中型スクラップは2430元である。石横特鋼公司は50元引き下げ、小型スクラップは2450元となっている。 莱蕪鋼鉄集団は50元引き下げ、重型スクラップは2520元、中型スクラップは2488元。青島鋼厰は30元引き下げ、重型スクラップは2560元、中型スクラップは2460元となっている。 中国1―3月 鋼材輸入40%減少  中国の1―3月の鋼材輸入量は597万トンで前年同期比40・8%減少。鉄鉱石の輸入量は6324万トンで24・8%減となった。また、3月の鋼材輸入量は245万8000トンで、2月より87万1000トン増、前年同月比54・88%増加し、大幅アップとなった。 張家港 1―3月鉄鉱石輸入が過去最高  統計によると、中国張家港の第1四半期(1―3月)の鉄鉱石輸入量は128万トン、前年同期比4倍で過去最高となった。 張家港の周辺には沙鋼集団や永鋼公司などの大中型鉄鋼企業がある。これら企業の生産能力の向上に伴い、鉄鉱石の需要量も増加した。第1四半期、江蘇沙鋼は張家港で鉄鉱石55万トンを輸入しており、本年の鉄鉱石需要総量は1000万トン以上に達する見込み。一部は国内で調達するが、大部分が輸入に頼る。 華東地区のスクラップ 小幅下落  中国・華東地区のスクラップ価格は小幅下落している。今後も引き続き下落する見通しだ。 華東地区のスクラップ価格は3月下旬より下落し始めた。江蘇省の製鋼所のスクラップ購入価格はトン当たり30元下落し、重型スクラップの購入価格はトン当たり2630元となっている。浙江地区のスクラップ価格は2500―2480元、山東地区は2500―2520元で30元以上下落した。上海市場の重型スクラップは2600―2550元、中型スクラップは2500元、小型スクラップは2400元。製鋼所の購入価格はさらに安くなっている。

 国内市場のスクラップ価格は下落しているが、輸入価格は上昇している。華東地区の製鋼所の重型スクラップ輸入価格は3―5ドル上昇し、296ドル(C&F)となっている。
邯鄲鋼鉄、環境保護に大規模投資計画  中国・邯鄲鋼鉄集団は本年、10件の環境保護プロジェクトに3億9000万元を投資する計画。投資額は同社の過去最高額となる。これらのプロジェクト完成後、同社の煙・粉塵排出量は年間約9000トン減少する見込み。 南京鋼鉄、造船用鋼板が米英造船メーカーの認証取得  中国・南京鋼鉄集団はこのほど、中厚板巻廠の造船用鋼板が米国やイギリスなどの造船9社の認証を取得したと発表した。認証取得により、同社は造船用鋼板市場への進出を促進する。 1―3月の粗鋼生産、23.7%増の7770万6100トン  中国の1―3月の粗鋼生産量は前年同期比23.7%増の7770万6100トンに達した。また、銑鉄の生産量は7256万6200トンで27.3%、鋼材の生産量は8253万4800トンで22.4%増だった。 北京市場 建築用鋼材価格が続落  北京市場では、建築用鋼材価格が下落している。6.5―12ミリ線材価格は7日、前日よりトン当たり70元下落し、3630―3650元。12―14ミリのHRB335異形棒鋼は90―100元下落し、3680―3700元。16―32ミリは50元下落で3580―3600元となった。 建築用鋼材の価格は大幅に下落しており、現在の市場価格は製鋼所の出荷価格より低くなっている。供給は安定しているが、市場価格の続落により、製鋼所の販売に影響を与えそうだ。 モンゴル鉱山開発が活発化=中国企業の投資相次ぐ  モンゴルはブラジル、オーストラリア、インドに次いで、中国の第4の鉱産供給地となっている。モンゴルの鉱産に投資している中国企業はほとんど河北、山東、黒龍江、内モンゴル、甘粛などモンゴル周辺の省にある。 中国有色建設集団はモンゴルで3億元を投資し、鉛・亜鉛プロジェクトを建設。本年上半期に生産を開始する予定だ。また、不動産会社の山東祥龍公司は下半期、モンゴルで鉛・亜鉛鉱に500万ドル以上を投資する計画。内モンゴル海拉尓の民間企業は日産2000トンの鉛・亜鉛鉱建設に7000万元を投資した。

 首鋼集団は1億6000万ドルを投資し150万トン鉄鉱石生産基地を建設。来年、生産開始の予定。包頭鋼鉄集団は蒙俄鉱業金属公司と巴日格勒図鉄鉱採掘協議を締結した。一期の投資額は400万元に達し、2007年に生産を開始する予定。

 中国とモンゴルの合弁企業の金●徳旺公司は金鉱を開発する。同社はモンゴルで4800平方キロメートルの土地使用権を購入し、金鉱、タングステン鉱、石油鉱を発見している。(●は金3ヶ)
5月から鉄鉱石輸入で新許可証制度  中国は、5月1日より鉄鉱石の輸入許可証管理政策を実施する。3月25日までに、中国の鉄鋼企業183社が商務部に鉄鉱石輸入許可の申請を行った。新規定によると、2004年の鉄鉱石輸入量が30万トン以上、または本年1―2月の輸入量合計が10万トン以上の企業しか資格を取得できない。また、輸入資格を取得した企業は、資格を持たない企業へ輸入鉄鉱石を転売できない。 POSCO、浦鉄(天津)鋼材の二期工場 着工  韓国・POSCOは3月29日、浦鉄(天津)鋼材公司の二期工場の建設を開始した。 浦鉄鋼材公司二期工場は天津開発区浦鉄鋼材公司の後に位置し、敷地面積は1万2548平方メートル。投資額は500万ドルで、2005年11月に竣工予定。同工場では主にステンレス製品を生産する予定。年間生産能力は6万5000トンに達する見込み。 莱蕪鋼鉄、歯車用鋼シェア1位維持  中国・山東省最大の特殊鋼生産メーカーの莱蕪鋼鉄集団は、歯車用鋼の生産販売量と市場シェアが2年連続全国1位であった。特殊鋼は同社の主要製品で、年間生産能力は150万トン。 上海市場の線材・異形棒、大幅下落  上海市場の線材と異形棒鋼の価格は1日、大幅に下落した。大型企業製の異形棒鋼の市場取引価格はHRB335・20―25ミリでトン当たり3580―3610元、前日より50―70元下落した。 上海一鋼公司は異形棒鋼の販価を50元引き下げ、HRB335・20ミリの取引価格は3670元となっている。HRB400(バナジウム含有)の25ミリは供給不足のため、4000―4020元を維持している。

 線材の市場価格も40―50元下がった。6.5ミリ線材の市場取引価格は3830―3860元で、前日より40―50元下落した。  中国では、輸出還付税の取り消し、鉄道運賃の上昇、鉄鉱石輸入価格と船運賃の上昇などにより、市場に大きな影響を与えている。
中国機械装備、カンボジア企業と鉄鉱探査 協議締結  中国機械装備集団はこのほど、カンボジアの企業と鉄鉱資源探査に関する協議を締結した。採掘の商業価値が確定した場合、両社はカンボジアに製錬工場を建設する計画。 ステン輸入量 天津港で46%増  中国・天津港のステンレス輸入量が増加している。天津税関によると、天津港の1―2月鋼材輸入量は前年同期比44・2%減となったが、ステンレス輸入量は7495トンで同46・7%増加した。ステンレス輸入額は1687万ドルとなり、1―2月の平均輸入価格はトン当たり2250ドルで27・5%上昇。 天津港のステンレス輸入は主に加工貿易方式。1―2月に、天津港が同方式で輸入したステンレスは4960トンに達し、同港のステンレス全輸入量の66・2%を占めた。

 ここ数年来、天津は中国北方地区の主なステンレス食器の生産地となっている。欧米などで各種ステンレス食器の販売が好調なため、各メーカーはステンレス鋼板の輸入を増加して対応している。
華北地区の大手鉄鋼メーカー、異型棒鋼を値上げ  中国・華北地区の大手鉄鋼メーカーの首鋼集団、唐山鋼鉄集団、承徳鋼鉄集団、宣化鋼鉄集団、天鋼集団は28日、価格会議を開催し、異型棒鋼の値上げに合意した。

 合金原料の価格上昇を受け、各社は三級異型棒鋼(バナジウム含有;HRB400)、二級異型棒鋼(バナジウム含有HRB335)の価格をそれぞれトン当たり240元、300元値上げする。
中国04年 最多鉛生産、河南豫光金鉛 3.03%増  中国では2004年、鉛の生産量が最も多かった企業は河南豫光金鉛で20万6200トン、前年比3.03%増であった。詳細は次の通り。
  鉛生産量(トン) 前年比(%)
河南豫光金鉛股フェン有限公司 206,200 3.03
安陽豫北金属冶錬廠 95,500 3.51
株洲冶錬集団公司 93,200 1.88
中金嶺有色金属股フェン公司 71,100 1.40
金城江成源冶錬廠 66,600 29.39
中国04年 最多亜鉛生産、株洲冶錬集団 5.88%増  中国では2004年、亜鉛の生産量が最も多かった企業は株洲冶錬集団公司で30万1800トン、前年比5.88%増であった。詳細は次の通り。
  亜鉛生産量(トン) 前年比(%)
株洲冶錬集団公司 301,800 5.88
葫芦島有色集団公司 243,100 7.27
中金嶺南有色金属股フェン公司 170,600 5.05
白銀有色金属公司 142,600 80.42
雲南冶金集団総公司 78,700 2.47
中国建設銀行、首鋼と戦略合作協議を締結  中国建設銀行はこのほど、首鋼集団と「戦略合作協議」を締結した。首鋼が北京から河北省への移転計画に関する初の金融協議となった。中国建設銀行は首鋼集団の400万トン熱延コイルプロジェクト、秦皇島首秦金属材料有限公司の200万トン幅広厚板プロジェクトなどに172億元を貸付ける。 本溪鋼鉄、1―2月輸出量 過去最高  中国・本溪鋼鉄集団の1―2月の輸出量は10数万トン、輸出額は7000万ドルを突破し、過去最高となった。連続鋳造ビレットは米国市場に進出。また冷間圧延鋼板と亜鉛めっき鋼板は初めて日本市場に輸出した。

 中国では現在、自動車、家電製品、建築用の高級冷間圧延鋼材の需要量は多い。しかし、冷間圧延鋼板のうち、特に高級冷間圧延鋼板はより供給不足で輸入に頼っている。鞍山鋼鉄集団と本溪鋼鉄集団製の0・5ミリ冷間圧延鋼板は世界の先進レベルに達し、ヨーロッパ、米国、日本、韓国に輸出している。
宝鋼集団・上海一鋼、2月ステン圧延が過去最高  中国・宝鋼集団上海一鋼公司熱延工場は2月、ステンレス圧延生産量が5万3600トンで過去最高となった。製品合格率は99・73%に達している。 杭州鋼鉄、鉄鉱石上昇で生産コスト8億元増  中国・杭州鋼鉄集団の予測によると、鉄鉱石輸入価格の上昇に伴い、同社の本年の生産コストは8億元アップする見通し。また、中国国内市場の鉄鉱石、銑鉄、スクラップなどの価格も上昇すると見られ、原料コストは17億元増加すると予測されている。 宝鋼集団上海五鋼の合金棒プロジェクトが試運転  中国・宝鋼集団上海五鋼公司の合金棒材プロジェクトが3月9日に試運転を開始した。当初の計画より28日間早い試運転となった。同プロジェクトにより、同社は直径20―90ミリの丸形鋼を生産できるようになる。年間生産能力は45万トン。大規格の丸形鋼製品を輸入に頼る歴史を変えることになる。 首鋼集団、日本規格の異形棒 生産開始  中国・首鋼集団形材軋鋼廠は、日本の規格に適合する異形棒鋼D13、D16、D19、D22、D25など5種類の製品を開発し、本年1月から生産を開始している。1―2月の生産量は1万5500トンに達した。同社はカナダと米国の両規格に適合する異形棒鋼も生産している。 広州 建築用鋼材市場、3月上旬 全面上げ  中国・広州市場では、3月上旬に建築用鋼材価格が全面的に上昇した。太物異形棒鋼の市場価格はトン当たり3900―3930元前後、線材は3960―4000元と、200元前後上昇した。 中国の04年ステン消費量、4年連続で世界一  中国特殊鋼協会ステンレス分会が発表した統計によると、中国の2004年のステンレス消費量は447万トンで、前年比6・43%増。中国は、01年より4年連続でステンレス消費量が世界一となった。 河北省、3年内に年産能力730万トン削減計画  中国・河北省政府はこのほど、首鋼集団が曹妃甸地区で大型鉄鋼生産基地を建設し、唐山地区の鉄鋼産業構成を調整するために、鉄鋼生産能力を圧縮する計画を提出した。河北省は今後3年内に技術レベルの低い13社の合計730万トンの年間生産能力を圧縮する計画だ。一部の企業はすでに生産停止しており、実際に削減される生産能力は730万トン以上に達すると予測されている。 包頭鋼鉄集団、内モンゴル阿拉善西望鉱業を設立  内モンゴル自治区包頭鋼鉄集団はこのほど、阿拉善盟政府、内モンゴル自治区地鉱局、内モンゴル慶華集団と共同で内モンゴル阿拉善西望鉱業公司を設立した。登録資本金は3000万元。このうち、包頭鋼鉄の出資額が1200万元で、登録資本金の40%を占めた。

 包頭鋼鉄は2007年の粗鋼生産1000万トン計画に向け、内モンゴル自治区阿拉善盟で大規模な鉄鉱資源探査を行った。阿拉善盟で探査した鉱物は60種類で、主に石炭埋蔵量は11億トン、鉄鉱埋蔵量は9782万トンなど。
上海外高橋造船、造船用鋼板の輸入削減へ  中国有数の造船メーカーの上海外高橋造船は、日本や韓国からの造船用鋼板の輸入を削減する計画。価格上昇と採算を圧迫していることが理由。上海宝鋼の大型設備が試運転を始めるなど、国内メーカーからの鋼板供給にメドがついたことも背景にある。

 外高橋造船によると、鉄鋼メーカー側はこのほど、2005年第2四半期の鋼板価格について、トン当たり750ドルとの方針を伝えてきた。現在の550ドルに比べると大幅な値上がりだ。造船用鋼板は従来、生産能力の低い国内メーカーの製品より、輸入品の方が安かった。だが、輸入鋼板の価格はここ2年間で3倍になり、現在では建造コストの5割を占めるようになっている。上海の滬東中華造船も鋼板価格の高騰で採算が取れなくなっていることを明らかにしている。
鞍山鋼鉄、鉄鉱石値上がり影響小=所有埋蔵量100年供給可  中国では、鉄鉱石価格が大幅に上昇しているが、鉱山を所有している鞍山鋼鉄集団は大きな影響を受けていない。

 鞍山鋼鉄は鞍山鉱業公司と弓長レイ鉱業公司の2カ所の鉄精鉱基地を所有している。調査確認済みの鉄鉱石埋蔵量は93億トンで、全国埋蔵量の約4分の1を占めている。同社は鉄鉱石を約100年間供給可能だという。
中国、2月のコークス市場価格は安定  中国の2月のコークス市場価格は安定していた。中国では、コークス用石炭の価格は供給不足により上昇したが、コークスの価格は上昇しなかった。1月のコークスの月間生産量は2000万トンで過去最高だった。

 華東地区の上海とその周辺地区では、コークス価格はトン当たり1350―1410元で、コークス用石炭の平均価格(工場持ち)は850元以上であった。安徽省の2級コークスは1240―1280元で、コークス用石炭は800元以内。山東地区のコークスは1200―1300元であった。

 東北地区では、石炭鉱事故の影響でコークス用石炭の生産量がある程度減少した。黒龍江地区のコークス出荷価格はトン当たり1150―1200元で、吉林地区は1280―1300元、遼寧地区は約1300元であった。遼寧省のコークス用石炭の出荷価格は680元であった。また、山西地区の2級コークスは1150―1170元であった。輸出市場では、北方の港の一級コークス輸出価格はFOBトン当たり250ドル前後、二級コークス輸出価格は235ドル前後であった。
河南省安陽地区の鉄スクラップ、小幅下落  中国・河南省安陽地区の鉄スクラップ価格は小幅に下落した。安陽鋼鉄集団はスクラップ購入価格をトン当たり20元引き下げ、重型スクラップ購入価格は2410元、中型スクラップは2360元となっている。各地区のスクラップ回収量は回復し、製鋼所への供給量もある程度増加している。

 また、山東済南鋼鉄集団はスクラップ購入価格をトン当たり30元引き下げ、重型スクラップの購入価格は2500元、中型スクラップは2460元となっている。供給はある程度回復したが、銑鉄価格が上昇しているため、スクラップの価格は再び反騰する可能性がある。
北京地区の建築用線材、10元上昇  中国・北京市場では3月上旬、建築用線材価格がトン当たり10元上昇した。直径6・5―12ミリ線材のオファーは3600―3620元となっている。異形棒鋼の市場価格も30―40元上昇し、12―14ミリのオファーは3680―3700元で、16―32ミリは3560―3580元である。首鋼集団、承徳鋼鉄集団製のHRB400(バナジウム含有)は8―10ミリ、12―14ミリ、16―25ミリ三級異形棒鋼のオファーはそれぞれ3930―3950元、3880―3890元、3780―3790元。

 華北地区の大手鉄鋼集団5社は3月1日に、建築用鋼材の出荷価格を引き上げを決定し、線材および異形棒鋼の出荷価格をそれぞれトン当たり70元、50元引き上げた。これに伴い、建築用鋼材の市場価格も上昇し始めた。
宝鋼条鋼廠、細物線材 日産1540トン到達  宝鋼股フェン公司条鋼廠の5.5ミリ規格線材の圧延スピードは1秒間当たり110メートルとなり、日間生産量は1540数トンに達している。 中国海運、連雲港で年産15万個コンテナ工場を建設  中国海運集団はこのほど、江蘇省連雲港市にある連雲港経済開発区でコンテナ工場の建設を開始した。工事は3期に分かれており、1期の投資額は約2億元で、2005年8月の操業開始をめざす。生産量は年間15万TEU(20フィート標準コンテナ換算)の計画。

 江蘇省は連雲港への投資を拡大している。コンテナ埠頭の拡張工事を進めており、取扱量は04年の50万TEUから、05年には80万TEUに引き上げる計画。
中国1月輸出量 160%増加  統計によると、中国の2005年1月のコークス輸出量は91万トンで、前年同月比160・2%増となった。また、1月のコークス平均輸出価格はトン当たり205・83ドルで、36・33ドル上昇した。 首鋼、河北省に800万トン規模の鉄鋼生産基地 10年までに建設  中国・国家発展改革委員会はこのほど、首鋼集団の移転と環境保護案を批准し、また河北省唐山地区曹妃甸で鉄鋼連合企業を建設することに同意した。

 首鋼集団は段階的に北京地区の鉄鋼生産能力を削減する。2007年末までに400万トンの鉄鋼生産能力を圧縮し、北京石景山地区では400万トンの生産能力を保留する予定。削減期間中、生産を保証するために、焼結機2基、コークス炉3基を残す予定。2010年末までに、北京市石景山区の製錬、熱延能力を全て生産停止させ、首鋼集団本社と研究部門、環境汚染のない販売部門だけを残す。08年までに、首鋼の石景山区の製鋼システムの移転と生産停止をめざす。

 また、同集団は10年までに、曹妃甸地区で800万トン鉄鋼生産基地を建設する計画。
華北・上海地区の線材と異形棒鋼が続伸  華北地区の企業は3月2日より、線材と異形棒鋼の出荷価格を引き上げ始めた。30社以上の鉄鋼メーカーが出荷価格を引き上げ、一部の企業は2日間で出荷価格を2回引き上げた。出荷価格の引き上げに伴い、市場取引量は増加。市場価格は引き続き上昇する見通し。

 上海市場では、4日に線材と異形棒鋼が引き続き上昇。HRB335直径20―25mmの価格はトン当たり3540―3560元で、前日より40―50元上昇した。一部の販売店の見積価格は3570―3580元に達した。また、HRB400直径20―25mm(バナジウム含有)は3750―3800元で前日より50―60元上昇。直径6.5mm線材は3700元前後で、一部では3720元に達している。
天津港、04年原料輸入 28.1%増  中国・天津港の2004年の鉄スクラップ、銅スクラップ、アルミスクラップの輸入量は92万7000トンで前年同期比28・1%増、輸入額は6億3000万ドルで63・3%増となった。  鉄スクラップ平均輸入価格は03年のトン当たり166ドルから304ドルに上昇した。 宝鋼集団、大手造船企業と提携強化  宝鋼集団はこのほど、中国船舶工業集団と戦略提携協議を締結した。2社は今後、幅広い分野で提携強化していく。

 中国船舶工業は中国の大手造船企業。同社は宝鋼の大手ユーザーで、04年、宝鋼集団浦東鋼鉄公司は同社に造船用鋼板20万トンを供給している。
邯鄲鋼鉄、生産区移転計画を発展改革委に提出  中国・邯鄲鋼鉄集団は193億元を投資し、生産区を移転し技術改良する計画を国家発展改革委員会に提出した。新工場は130万トン冷間圧延工場の隣に建設し、プロジェクト完成後には、邯鄲鋼鉄の年間生産能力は銑鉄770万トン、粗鋼800万トン、鋼材744万トンとなる見込み。 湖北省1月の鋼材輸出額、前年比21・8倍増  中国・税関の統計によると、湖北省の1月の鋼材輸出量は10万3000トン、輸出額は5560万5000ドルで前年より21・8倍増となった。湖北省の鋼材はほとんどアジア地区向けに輸出している。アジア地区向けの輸出量は10万1000トン、輸出額は5424万1000ドルである。このうち、韓国向けの輸出量は5万7000トン、輸出額は3050万7000ドルである。 河北文豊鋼鉄、大型中厚鋼板の生産開始  中国・河北省の重点プロジェクトである河北文豊鋼鉄公司の100万トン幅広帯鋼、120万トン中厚板生産ラインが生産を開始した。同プロジェクトの投資総額は10億9000万元で、2003年8月に建設を開始していた。

 同プロジェクト稼働により、河北文豊鋼鉄は中国の民営鉄鋼企業で始めて大型中厚鋼板を生産できる企業となった。同社は河北省の最強民営企業100社の一つで、河北省武安市に位置している。従業員数は4000人以上、資産総額は35億元。
馬鞍山鋼鉄、1月売上高 過去最高  中国・馬鞍山鋼鉄の2005年1月の銑鉄生産量は57万5000トン、粗鋼生産量は66万トン、鋼材生産量は62万3000トンとなった。売上高は26億6000万元で、過去最高の月間売上高となった。 浙江省温州市の民間ステンレス大手9社、浙江中特鋼業集団を設立  中国・浙江省温州市の民間企業である温州華迪公司など9社のステンレス大手企業はこのほど、浙江中特鋼業集団公司を設立すると発表した。資本金は6600万元。一期プロジェクトの生産が開始すると、中特鋼業の年間生産高は150―200億元に達する見通し。04年、温州市のステンレス産業の年間生産高は約40億元であった。

 温州市は中国最大のステンレス鋼管生産基地で、継目無鋼管の中国市場シェアは70%である。温州市のステンレス産業は急成長してきたが、生産規模は小さく、生産技術は遅れ、設備も古い。外資系企業の進出に伴い、温州市のステンレス企業はアライアンスを組まなければ、競争力が弱く、市場シェアは低下すると予測されている。

 9社は大手ステンレス企業を設立するため、40万トンのステンレス棒材と線材、40万トン幅広コイル・プロジェクトの建設建議書を作成した。新会社は主にステンレス製鋼、精錬、連続鋳造、棒線材と熱延鋼板を生産する。計画では、一期プロジェクトの投資額は約15億元、棒材と線材の総生産能力は40万トン、幅広コイル生産能力は40万トンの見込み。
寧夏自治区、05年合金鉄生産50%減予想  中国・寧夏自治区の経済貿易委員会によると、電気料金調整や合金鉄産業投資コントロール、輸出還付税の取消しなどにより、2005年の寧夏自治区の合金鉄生産量は50%減少し、工業生産高は10億元減となる見通し。

 近年、寧夏の合金鉄産業は急成長した。合金鉄企業は02年の40社から現在の70数社にまで増加。また、大中規模の企業も増加し、製品品質も向上している。寧夏の04年合金鉄生産量は60万トンに達し、輸出量は約45万トン、輸出額は約3億ドルで、過去最高となった。
12月のスクラップ輸入平均価格、前月比35ドル増  中国の2004年12月のスクラップ輸入量は75万5000トン、平均価格はトン当たり255ドル(C&F)で、前月より35ドル増。1―12月のスクラップ輸入量は1022万トンに達し、年間平均輸入価格は218ドル(C&F)であった。

 主な輸入国・地区の内訳は、米国252万トン、カザフスタン169万トン、日本143万トン、香港113万トン、ロシア92万トン、キルギス42万トン、北朝鮮27万5000トン、豪州24万4000トン。
雲南最大の国有鉄鋼・昆明鋼鉄、香港証券取引所に上場へ  中国・雲南省最大の国有鉄鋼メーカーである昆明鋼鉄股フェン有限公司は3月中旬に香港証券取引所に上場する予定。募集資本金は20億香港元以内。昆明鋼鉄は約5億8000万株を発行する計画。

 同社の雲南省での市場シェアは80%を超えており、2004年1―9月の売上高は68億5000万元、総利益は15億6000万元に達している。04年の純利益は少なくとも10億元以上で、03年の6億3100万元に比べ58・5%増の見込み。
馬鞍山鋼鉄、2基目の鉄道車輪ラインの建設計画  中国・馬鞍山鋼鉄集団は3億2000万元を投資し、2基目となる鉄道車輪生産ラインの建設を計画している。同プロジェクトが稼働すると、馬鞍山鋼鉄は世界最大の規模となる鉄道車輪生産基地となる見込み。

 中国の鉄道産業は近年、急成長しており、馬鞍山鋼鉄はアジア最大の車輪リム生産ラインを所有している。
重慶鋼鉄、05年設備改修に15億元  重慶鋼鉄集団は2005年、設備改修に15億元を投資する予定である。重点プロジェクトは製鉄工場4号高炉の改修、コークス工場1号コークス炉改修、300万トン鉄鋼生産システムの動力・エネルギー設備改修など。

 また同社は、06―10年に幅広中板プロジェクト、熱間圧延鋼板プロジェクト、5万KWガス発電などの重点プロジェクトの建設を計画している。

 重慶鋼鉄集団の04年粗鋼生産は264万300トンで前年比28.18%増。銑鉄は242万8100トンで22.71%増。売上高は134億3200万元で52.18%増。利益は7億9700万元。
太原鋼鉄、広東省仏山でステンレス物流センター建設  中国最大のステンレスメーカーである太原鋼鉄集団は、広東省仏山でステンレス物流センターを建設する。同物流センターのステンレス加工販売能力は年間80万トンの見込み。同プロジェクトの投資総額は3億元。一期投資額は6000万元、建設期間は6カ月である。一期プロジェクトのステンレス加工販売能力は年間30万トンの見込み。 広東地区のスクラップ、需給タイトで高水準  中国・広東地区のスクラップ市場価格は、需給タイトで高水準にある。現在、広東省北部地区の厚さ6ミリ以上の重型スクラップの市場価格はトン当たり2400―2420元、広東南部地区では2380元。 大手製鋼工場の購入価格に変わりはないが、小型電炉用スクラップ価格はトン当たり2480元まで上昇した。 中国・鉄鋼メーカー、04年過去最高益  中国鉄鋼メーカーの2004年の利益は過去最高となった。鉄鋼業界の総利益は1100億元。そのうち、宝鋼集団、鞍山鋼鉄集団、武漢鋼鉄集団、馬鞍山鋼鉄集団、沙鋼集団、華菱鋼鉄集団、唐山鋼鉄集団、済南鋼鉄集団、太原鋼鉄集団、南京鋼鉄集団、莱蕪鋼鉄集団、首鋼集団など12社の利益は15億元を突破し、鉄鋼業界の総利益の69・42%を占めた。 中国のアルミスクラップ回収は急成長へ  中国のアルミスクラップ輸入量は1990年から増加傾向にある。その量は5500トンから2003年には65万3000トンまで増加した。一方、輸出量は少なく、毎年わずか数千トンである。04年1―11月、中国のアルミスクラップ輸入量は105万トンで、前年同期比79.4%増。輸出量は3367トンで66%減。

 中国のアルミスクラップ輸入量が増加したことで、輸出国現地の価格も急速に上昇。同時に、輸出国は自国のアルミリサイクル産業発展のため、輸出を制限した。05年、中国のアルミスクラップ輸入は緩やかになる見通し。

 中国のアルミ製品の廃棄サイクルは15年で、アルミスクラップの回収率は約75%である。90年、中国のアルミ消費量は約83万トン、アルミスクラップ消費量は約25万トンで計108万トン。15年後の05年では、中国国内で回収できるアルミスクラップは約81万トンとなる見込み。

 90年代後半、中国のアルミ消費は急増した。90年のアルミ消費量は83万トンであったが、03年には511万トンに達し、年間伸び率は16%以上となった。中国アルミの回収期が15年のため、05年から、アルミスクラップの回収は急成長の段階に入り、年間伸び率は16%以上となる見込みだ。
大連港集団、鞍山鋼鉄と鉱石運輸協議 締結  中国・大連港集団はこのほど、鞍山鋼鉄集団と20年間の「30万トン鉱石バラ積船長期運輸協議」を締結した。今回の締結により、鞍山鋼鉄は大連港で優先的に30万トン鉱石船2便の荷揚げを行い、大連港はこれらの荷揚げ時間を保証する。 新疆八一鋼鉄、04年粗鋼生産221万トン、売上高79億元  中国・山東省では、製鋼所が銑鉄購入価格を引き上げたため、銑鉄の市場価格が上昇している。山東済南鋼鉄集団は銑鉄の購入価格をトン当たり50元引き上げ、2530元となっている。値上げは銑鉄の供給不足が原因。

 山東省ツーポー地区の製鋼用銑鉄の市場価格はトン当たり50元上昇し、同2500元前後。鋳造用銑鉄は2650元前後の水準を維持している。臨汾地区の製鋼用銑鉄のオファーは2500元前後、鋳造用銑鉄の市場価格は2580元である。
山東省、銑鉄価格が上昇  中国・山東省では、製鋼所が銑鉄購入価格を引き上げたため、銑鉄の市場価格が上昇している。山東済南鋼鉄集団は銑鉄の購入価格をトン当たり50元引き上げ、2530元となっている。値上げは銑鉄の供給不足が原因。

 山東省ツーポー地区の製鋼用銑鉄の市場価格はトン当たり50元上昇し、同2500元前後。鋳造用銑鉄は2650元前後の水準を維持している。臨汾地区の製鋼用銑鉄のオファーは2500元前後、鋳造用銑鉄の市場価格は2580元である。
吉林省、年産100万トンのステン工場建設を計画  中国・吉林省は長春市で年間生産能力80万―100万トンのステンレス工場の建設を計画している。同省は、年間生産能力50万トン規模のステンレス工場の建設を計画していたが、環境保護の問題で建設することができなかった。 豪ブルースコープ・スチール、4700万ドル投資で中国生産強化  オーストラリア最大の製鉄メーカーであるブルースコープ・スチール社は中国工場の生産能力を高めるため、6100万豪ドル(約4700万ドル)を投資する計画。

 同計画によると、同社は広州で工場を新設するために4500万豪ドルを投資する。また、廊坊来実建築系統公司の生産能力を高め、北京オリンピック・インフラ整備向け鋼材を供給するために、1600万豪ドルを投資する。2件のプロジェクトは2006年に完成する見込み。原料は同社の蘇州工場より供給する予定。蘇州工場は現在建設中で、投資額は約2億8000万豪ドル。

 同社は2004年、米バトラー・マニュファクチャリング社を買収し、中国市場地位を強化している。
露ノボリペツク製鉄、中国向けケイ素鋼 輸出増を計画  ロシアの鉄鋼メーカーであるノボリペツク製鉄(NLMK)は中国向けケイ素鋼の輸出増加を計画している。同計画では、2005年の中国向け輸出は40%増の11万トンを見込んでいる。 湖南省のインジウム企業12社、28日間 生産停止  中国では電力供給が不足しているため、政府は湖南省のインジウム生産メーカー12社に対し、2月1日から28日間の生産停止の措置をとっている。情報によると、生産停止の対象となっている企業は株洲地区の4社とその他地区の8社。

 現在、インジウムの市場取引価格はキロ当たり955―995ドルとなっており、今後、インジウムの市場価格が1000ドルに値上がりすると予測されている。
新疆拝城100万トンコークス輸出基地、生産開始  中国・新疆拝城の100万トンコークス輸出基地の1期プロジェクトがこのほど生産を開始した。同プロジェクトは3期に分かれており、1期プロジェクトの投資額は2億5000万元で、コークスの年間生産能力は50万トン。QRD-2003コークス炉が採用されており、世界で最も先進的なコークス精錬炉である。

 拝城100万トンコークス輸出基地の主な製品は一級鋳造用コークスである。主なユーザーはカザフスタン、フランス、日本。2年後、同生産基地は新疆自治区、さらに中国西北地区の最大規模のコークス生産基地となり、年間生産能力は150万トンに達する見込み。
馬鞍山鋼鉄傘下の2社、合弁会社を設立  馬鞍山鋼鉄集団傘下の利民商貿公司と広東豊順昌源電子公司はこのほど、合弁会社の馬鋼利民五金元件沖圧公司を正式に設立した。同社の登録資金は500万元で、馬鞍山鋼鉄と広東豊順昌源電子の出資比率はそれぞれ40%、60%。同社は主に自動車部品、家電製品を生産する。年間売上高は1億5000万元に達する見込み。 邯鄲鋼鉄 移転・改修プロジェクト 193億6800万元投資  邯鄲鋼鉄集団は193億6800万元を投資し、移転・改修プロジェクトに注力する。同プロジェクトにより二酸化硫黄と粉塵排出量をそれぞれ25.2%、63.1%減少させる見込み。

 新工場は1765mm冷間圧延工場の西側に建設している。同プロジェクトが完成後、銑鉄生産能力が770万トン、粗鋼800万トン、鋼材744万トンに達する見込み。主に自動車、家電、造船、ボイラー用鋼板、ならびに冷延珪素鋼板を生産する。

 邯鄲鋼鉄は旧式の設備・生産技術を淘汰する。対象となる設備は28平方メートル焼結機5基、90平方メートル焼結機2基、300立方メートル高炉4基、900立方メートル高炉1基、圧延ライン6基。
ステンレス・スクラップ、江蘇省儀征で300元前後上伸  中国のステンレス・スクラップ市況は、江蘇省儀征地区ではSUS304がトン当たり1万3650元で前週の1万3200―1万3500元より300元前後値上がりした。浙江省寧波地区では1万3500元。山東省青島地区は13500元で100元下落した。

 広東省深地区では、SUS304は1万3450元で前週より200元前後下落。同地区のSUS316は2万1000元。上海地区のSUS304の輸入価格はトン当たり1550ドル(韓国CIF)。北京地区の輸入価格は1285ドル
青海省の電気供給不足 36億2000万kWhに  中国・青海省は電気供給不足の問題に直面している。本年の不足量は36億2000万kWhに達すると予測されている。

 同省の電解アルミ、フェロシリコン、シリコンカーバイド生産における電力消費量は全体の約70%を占めている。今年、電解アルミ改修プロジェクトが生産を開始するため、同省の電力供給が一層厳しくなる見通し。
マンガン系合金価格が下落  中国のマンガン系合金価格は海外需要の低迷により下落している。シリコンマンガンのFOBオファーは、10日前のトン当たり880―920ドルから850―880ドルに下落。フェロマンガンのオファーは950―1000ドルから930―950ドルに下落した。市場の取引量は少ない。

 また、電力供給不足と利潤低減などの理由から、四川、貴州、雲南地区の多くのマンガン系合金メーカーが生産を停止している。
中国鉄路物資、豪鉄鉱マウント・ギブソン社に資本参加  中国鉄路物資公司はこのほど、オーストラリアの鉄鉱企業マウント・ギブソン・アイアン社に資本参加する協議を締結した。中国鉄路物資公司の子会社がマウント・ギブソン社の5.9%の株(1850万豪ドル)を取得する。マウント・ギブソン社は中国鉄路物資に西オーストラリア州ペレンジョリ地方からエクステンションヒル鉱区までの85キロの鉄道建設を商談している。

 マウント・ギブソン社は04年に南京鋼鉄とアジア鋼鉄の間で3億7000万豪ドルの鉄鉱石採掘契約を締結している。
武漢市 04年輸出30%増 鋼材50倍増  中国・湖北省武漢市税関の統計によると、2004年、武漢市の輸出入総額は43億ドルで、前年比37・1%増。そのうち、輸出総額は19億3000万ドルで、同期比30・4%増加した。

 また、欧州連合(EU)との輸出入額は11億9600万ドルで、このうち、輸入額は7億6000万ドルで前年比4・4%増、輸出額は4億4000万ドルで6・4%減。日本との輸出入額は4億6000万ドルで前年比120%増。

 武漢市の電機製品輸出額は6億8000万ドルで前年比21・7%増。鋼材の輸出額は2億9000万ドルで、03年に比べ50・9倍となった。
中国、電力供給不足 05年一層深刻  中国では、2005年に新規稼働する発電プロジェクトがないため、上海の電力供給不足は一層深刻となる見込み。上海電力公司の予測によると、本年の夏、上海の最高電気使用負荷が前年比11・7%増の1880万キロワット時に達し、電力不足が420万キロワット時に達する見通し。 青島浦項ステンレス,製品供給を開始  中国・青島浦項(POSCO)ステンレス公司は1月より製品の供給を開始した。供給量は3000トン前後。華東地区の販売会社である無錫市華中ステンレス公司によると、浦項ステンレスが華東地区市場に供給する製品は主に430/2B、304/2B規格(厚さ0・5―2・0ミリ)で、約200トンとなっている。 山西省にコークス貿易センター建設を計画  中国・山西省コークス行業協会は本年、山西コークス集団などと連合し、山西省太原市でコークス国際貿易センター建設を計画している。山西省コークス行業協会は、会員企業243社で、年間生産量が山西省年間生産量の3分の2を占め、世界のコークス貿易量の40%を占めている。 中国遠洋運輸、石炭輸送で新公司設立  中国遠洋運輸集団総公司はこのほど、北方地区から南方へ石炭3500万トンを輸送するために、中遠沿海散貨運輸公司を設立した。 同新公司は中国遠洋運輸集団傘下の中遠香港公司、青島遠洋公司、広州遠洋公司、中遠散貨公司などから輸送船19隻を集め、輸送能力は85万トン。3年後には50隻で石炭年間輸送能力5000万トンを見込む。 馬鞍山鋼鉄 ミル建設契約―三菱日立製鉄機械、三菱商事など  中国・馬鞍山鋼鉄集団は、2130ミリ酸洗冷間連続圧延プロジェクトの建設契約締結式を1月10日に行った。同プロジェクト設備には、三菱日立製鉄機械、三菱商事、日立製作所の製品が採用される。建設期間は31カ月。冷間圧延鋼板の年間生産能力210万トンを見込んでいる。同プロジェクトは07年3月31日に生産開始の予定。高級自動車用鋼板、家電用鋼板を生産する。 中国商務部、鋼材流通データシステム構築  中国商務部は鋼材流通データ測定システムを構築している。同システムにより得られる鋼材生産能力、生産量、輸出入量、輸出入額、在庫量、価格などの情報は全国商品流通情報センターで分析し商務部のホームページに公表する計画。 通化鋼鉄、第1号大型高炉 生産開始  中国・通化鋼鉄集団の1基目の大型高炉がこのほど生産を開始した。同プロジェクトの投資額は2億4300万元で、2003年10月9日に建設を開始した。同プロジェクトが稼働することで、同社の銑鉄生産能力は66万トン増となる見込み。 淮北鉱業、杭州鋼鉄など 共同出資でコークス工場建設  中国の淮北鉱業集団、上海焦化集団、中国五鉱発展公司、南京鋼鉄集団と杭州鋼鉄集団は共同出資してコークス工場を建設する。

 合弁会社はコークスと化工製品の生産販売会社で、一期プロジェクトの投資額は19億6000万元、安徽省淮北地区臨渙鎮で建設する。臨渙鎮は中国の主要な石炭基地で、豊かな石炭資源に恵まれている。同プロジェクトが完成すると、コークス年間生産能力は220万トンで、メチルアルコール生産量は20万トンに達する見通し。

 杭州鋼鉄集団によると、同社はコークス炉2基を所有しているが、コークス生産量は155万トン程度で、生産需要を満たすことができない。コークス工場が完成すると、同社に35万トン供給する見込み。
攀枝花鋼鉄、45万トン亜鉛めっきプロジェクト建設開始  攀枝花鋼鉄集団成都公司はこのほど、投資額が9億5000万元の亜鉛めっきプロジェクトの建設を開始した。同プロジェクトの年間生産能力は45万トンで、2006年に生産開始する見込み。年間売上高は30億元に達すると予測されている。 華北地区の鋼材生産能力が大幅増  華北地区の鋼材生産量は中国最大で、主な製品は線材と形材である。2004年、華北地区の鋼材生産量は8600万トンで、前年比28%増と予測されている。華北地区の鋼材生産量は全国総生産量の29―31%を占める見込みだ。また、同地区の04年11月の鋼材生産量は本年最高で、860万4800トンで前年比27.24%増、国内生産量の30.85%を占めた。

 華北地区、特に河北省には大手鋼材生産企業が集まっている。それらの企業はほとんど国営企業、あるいは大型民営企業である。鋼鉄協会の統計によると、04年11月、全国重点大中型鉄鋼企業の鋼材生産1億883万トンで、そのうち、華北地区の主要鉄鋼企業の生産量は5000万トンで、30%を占めた。首鋼集団、唐山鋼鉄集団、宣化鋼鉄集団、天鋼集団、承徳鋼鉄集団の鋼材生産量は全国鋼材生産量の7.59%、華北地区における鋼材生産量の25.69%を占めた。
上海宝鋼、04年粗鋼生産2000万トン突破  中国・上海宝鋼集団の2004年粗鋼生産量は2138万トンとなった。これにより、同社は中国唯一の粗鋼生産2000万トンを突破した鉄鋼企業となった。 鄂城鋼鉄、3プロジェクトが稼働  中国・鄂城鋼鉄集団はこのほど、1080立方メートル高炉、6メートル・コークス炉、90平方メートル焼結機が生産を開始した。同プロジェクトは03年6月に建設を開始。投資額は12億元。 同プロジェクトにより、同社の銑鉄生産能力は100万トン、コークス生産能力は110万トン増加した。また、製鋼能力は300万トンに達する見込み。