2009年2月17日

銅建値、1万円下げ36万円=海外軟調映す

 日鉱金属は16日、2月積み産銅建値をトン当たり1万円(2・7%)引き下げ、36万円に緊急改定、即日実施すると発表した。推定月間建値平均価格も前回(10日)比トン5300円安の35万5200円に目減りした。

 値下げ要因は、海外銅相場の反落。指標のLME銅相場は現地13日、現物セツルメントでトン3407ドルと前回改定時に比べ120ドル値を消している。米国の金融対策が根底からの救済策にはほど遠いとして株式相場の急反落を誘発したことに加え、実需不足を背景とした取引所在庫の累増などを失望した戻り売りが圧迫材料。







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