2012年11月2日

古河電工、営業益180億円底上げ

 古河電気工業は1日、2014年3月期からの次期中期3カ年で、連結営業利益を13年3月期予想の200億円から計180億円改善する事業構造改革を打ち出した。

 生産体制の国内集約と海外シフト、グループ内での計600人の再配置、カンパニー制から戦略事業単位(SBU)制への移行――などを軸とする。国内の市場縮小・コストアップ構造が今後も続く前提に立ち、収益基盤の抜本的な底上げを図る。成長戦略は13年4月スタートの新3カ年経営計画で別途描き、180億円プラスアルファの利益積み上げを目指す。

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