2015年6月3日

LIXILグループ ジョウユウの破産手続き「今回の問題は不可避だった」

LIXILグループは3日、独フランクフルト市場に上場し中国で事業展開する子会社、ジョウユウの破産手続きに伴い、2014年3月期から今期までの3年間で計上する損失が、最大で約662億円になる見通しだと発表した。

同日会見したLIXILグループの藤森義明社長はジョウユウの調査について「LIXILグループの業績に影響する部分については終了した」と強調。今回の発表内容以上の損失が発生する可能性は少ないとの見方を示した。また「当社の財務基盤は強固だ」と説明し、今後も引き続き海外展開を進める考えを示した。「われわれはジョウユウ買収時に的確な監査を行った。やるべきことはやってきた」として、今回の問題は不可避だったとの考えを示した。

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