2009年3月17日

日鉄住金鋼板、08年度出荷 2割減

 建材薄板最大手の日鉄住金鋼板(本社=東京都港区、武田厚社長)は、2008年度のパネルや受託加工を含む出荷量が前年度実績の70万トン強から2割程度減少し60万トン弱になる公算が大きい。

 09年度の4―6月期には在庫調整が完了して能力比7割程度の操業に回復すると期待するものの、原料、原板ホットコイル価格に左右される部分が大きい。当面は低操業が続くとの見通しから需要に応じた操業体制を続け、中期的には流通や板金業者と連携した製品開発、営業が必要になるとみている。







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