2010年7月13日

関包スチール、今期 福岡2工場を集約

 関包スチール(本社=大阪市西区)は、関係コイルセンター5社を加えた今期(2011年3月期)連結ベースの計画を明らかにした。それによると、売上高が前期(10年3月期)比9・5%増の1181億9500万円、経常利益が同1・8%増の6億1000万円、当期純利益が同3・8%増の3億円。生産高(加工量)は同12・7%増の年間約126万トン、自販量は同32%増の年間43万7300トンを予定しており、自販のうち建材製品は同39・4%増の年間11万9900トンをめざす。

 事務・工場の合理化投資を行い、コスト削減を徹底する。この一環として福岡地区2工場を1工場へ集約する。建材部門は価格改善を進めるとともに、生産・営業の再整備を図る方針で、不採算の堺建材センター休止も視野に入れ、取り組む。







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