2010年8月31日

普通鋼輸入 7月も30万トン超える 円高で増加懸念

 日本鉄鋼連盟が30日に発表した鉄鋼輸入実績によると、7月の普通鋼鋼材輸入量は前月比8・9%減の33万5208トンとなった。前月比では5カ月ぶりに減少したものの、4月以降、4カ月連続して30万トンを超えるレベルで推移している。

 円高が進んでいることもあって、造船、電気、建材などの需要家の間では、国内高炉材よりも割安な輸入材を採用する傾向も見 られ、関係者の間には今後の増加が懸念されている。







本紙購読料改定のお願い

10月から月1万2000円(税別) 電子版単独は据え置き

産業新聞社は10月1日から本紙「日刊産業新聞」の購読料を月額1万1000円(消費税含まず)から1万2000円(同)に改定させていただきます。本体価格の改定は2021年10月、約45年ぶりに1000円の値上げを実施して以来、4年ぶりとなります。...more