2011年2月8日

海水淡水化プラント 中東で受注競争過熱

 ステンレスメーカー、チタン展伸材メーカーなどによる、中東の海水淡水化プラント向け受注が注目されている。

 市場関係者によると、サウジアラビア西部、マディーナ州のヤンブー地区に、複数の大型海水淡水化プラントの建設工事が予定されている。うち2件は二相ステンレスおよびチタンの使用量が3000トン規模、もう1件(通称ヤンブー3)は過去最大級ラス・アズール造水プラント(サウジ)に匹敵する規模(ステンレス1万トン、チタン5000トン程度)という。サウジ、カタールなどでは同様の案件がめじろ押しで、中東での受注競争が熱を帯びている。







本紙購読料改定のお願い

10月から月1万2000円(税別) 電子版単独は据え置き

産業新聞社は10月1日から本紙「日刊産業新聞」の購読料を月額1万1000円(消費税含まず)から1万2000円(同)に改定させていただきます。本体価格の改定は2021年10月、約45年ぶりに1000円の値上げを実施して以来、4年ぶりとなります。...more