2011年6月21日

鉄スクラップ調整局面 大阪、タイト感薄れる

 大阪の鉄スクラップ市況が調整局面を迎えている。関東などからの海上入荷増や「7月は夏季減産などで、鉄スクラップ需要が6月比で減少に転じる見通しとなり、地区内のタイト感が薄れた」(ヤード筋)ことが要因。先週中には、地区内電炉各社が約1カ月半ぶりに、鉄スクラップ購入価格の引き下げに踏み切った。