2012年3月26日

鉄スクラップ輸出市況 東アジア、こう着強まる

 東アジアの鉄スクラップ輸出市況は、こう着ムードを強めている。米国から韓国向けの輸出オファーがCFRトン470米ドル前後なのに対して、韓国鉄鋼メーカーは460ドルレベルでの成約を目指しており、それぞれ提示する価格差が縮まらず、新規商談は停滞。米国に比べて割安だった日本の鉄スクラップ輸出についても、国内相場の反発もあり、「韓国メーカーは輸入オファー価格の引き上げを余儀なくされるのでは」(流通筋)との声も聞かれる。







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