2014年6月19日

流通3団体ヒア、7-9月 環境好転 工事遅延・輸入材に警戒感

 全国鉄鋼販売業連合会、全国コイルセンター工業組合、全国厚板シヤリング工業組合の鉄鋼流通3団体は18日、経済産業省ヒアリングを行い、2014年7―9月期の需要見通しなどを報告した。需要はKD(ノックダウン)を含めた自動車、建・産機、建築、土木など総じて底堅いと分析。市場環境は次第によくなるとし、本年度第1四半期の一時的な停滞から脱却し、回復基調に転換すると見ている。自動車、家電など製造業や、大型再開発が本格化する建設とも需要は増加する。ただ建設関連での人手不足、ファブリケーター(鉄骨加工業者)の能力不足に起因する工事遅延と、輸入材増勢への警戒感を示した。







本紙購読料改定のお願い

10月から月1万2000円(税別) 電子版単独は据え置き

産業新聞社は10月1日から本紙「日刊産業新聞」の購読料を月額1万1000円(消費税含まず)から1万2000円(同)に改定させていただきます。本体価格の改定は2021年10月、約45年ぶりに1000円の値上げを実施して以来、4年ぶりとなります。...more