2014年11月27日

普通鋼輸出、2カ月連続増218万トン

 日本鉄鋼連盟が27日発表した10月の鉄鋼貿易実績によると、普通鋼鋼材輸出量は前年同月比0・5%増の218万1000トンとなり、2カ月連続で増加した。高炉のミル定修が一巡する中、国内の在庫調整で輸出余力が起きたことが大きな要因で、円安傾向が続いていることも後押しした。ただ、海外市況は汎用ホットコイル、厚板は500ドルを下回る水準で、中国の輸出増加が手伝って競争が激化、下落局面が続いている。







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