2015年3月31日

NSステンレス、NSSCも筆頭株主に 旧住金物産の国内商権移譲

 新日鉄住金ステンレス(NSSC)が28%、住友商事と日鉄住金物産が36%それぞれ出資するNSステンレス(本社=東京都中央区、大野譲社長)は30日、NSSCの出資比率を4月1日付で33・3%に高め、筆頭株主となることを発表した。住商、日鉄住金物産も同率の33・3%となる。NSSCのメーカー商社として連携強化とともに営業戦略の共有を深化させ、サービス向上につなげる狙い。同日付で日鉄住金物産から旧住金物産の国内ステンレス鋼板販売の一次商権の大部分を譲り受けることで、新日鉄住金グループ内でNSSCの国内ステンレス鋼板商権のほとんどが、NSステンレスに集約される。

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