2015年8月24日

新日鉄住金エンジ、免震装置「NS―SSB」 支持能力高め15階建て適用

 新日鉄住金エンジニアリングは、免震装置である球面すべり支承「NS―SSB」を改良し、支持能力と最大変形能力を高めていく。「NS―SSB」1基当たり現行最大1200トンの支持能力を約1・5倍に引き上げることで、15階建て程度の建物(現行は10階建て程度)への適用を可能にする。一方、地震発生時に建物が動く大きさを示す最大変形能力は現行60センチ。今後これを拡大することで想定外の巨大地震に対応するとともに、建物の安全性をより一層高めていく方針だ。

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