2016年1月19日

機械振興協会会長賞、JFEスチール受賞 「プレスベンド鋼管の高能率製造プロセス」

 JFEスチールは18日、機械振興協会主催による第13回(2015年度)新機械振興賞の機械振興協会会長賞を受賞したと発表した。受賞案件は「プレスベンド鋼管の高能率製造プロセス」。石油、天然ガスの掘削・輸送用パイプラインに用いるプレスベンド鋼管の製造では、通常は数十回のプレス加工が必要だが、拡管により形状矯正することでプレス回数を11回に低減し生産効率を大幅に向上。流体を長距離に大量に輸送するパイプライン向けに厚肉、高強度鋼管の量産適用を可能とし、UOE鋼管並みの効率で生産できる点が評価された。JFEの新機械振興賞受賞は、昨年の経済産業大臣賞に続き3年連続5回目となる。

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