2016年1月22日

15暦年粗鋼、3年ぶり減1億515万トン

 日本鉄鋼連盟が22日発表した2015年の全国粗鋼生産量は前年比5・0%減の1億515万トンで3年ぶりに減少した。消費税増税などの駆け込み需要の反動減、鋼材在庫適正化のための生産調整、原油安によるエネルギー関連需要の減少、中国の過剰生産・輸出による国際市場の混乱などを背景とした鉄鋼メーカー各社の減産が続き、リーマン・ショック直後の09年に次ぐ低水準となり、3年ぶりに1億1000万トンを下回った。12月単月の生産は前年同月比4・5%減の859万トンで16カ月連続減となった。







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