2016年10月17日

共栄鋼材、本社江南工場 厚物スリッター改造へ 板厚13ミリまで拡大

 共栄鋼材(本社=愛知県江南市、古銭博之社長)は本社江南工場の厚物スリッターの能力アップを図るため、来年5月の連休をメドに、設備の大改造を計画している。同設備の仕様は板厚が最小で3・6ミリ、最大で60k鋼の場合で11ミリだが、これを最大で13ミリまでの母材を安定的に高品質に加工できる体制を整備する。BCP/BCM対策の一環に加え、ハイテン材の加工強化にも貢献させる。一方、可児工場の厚物スリッターも同時期をメドに、スケール除去装置を改善する。設備負荷の軽減を図るのが目的。両設備の改造の投資額はトータルで1億円以上となる見込み。







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