高炉業績、原料炭急騰が重し 価格是正が喫緊の課題

 新日鉄住金、JFEホールディングス、神戸製鋼所の高炉メーカー3社は1日までに2017年3月期連結業績予想を修正発表し、経常利益予想は新日鉄住金が1300億円を据え置いたが、JFEHDは前回予想の650億円を前期比53%減となる300億円、神戸製鋼所は200億円を65%減となる100億円にそれぞれ修正した。2社の大幅下方修正は原料炭価格の急騰が主因で、JFEHDの鉄鋼事業は初の経常赤字に転落し、神戸製鋼の鉄鋼事業は経常赤字幅が2倍に広がる。7―9月期にトン92・5ドル(強粘結炭)だった原料炭価格は10―12月期に200ドルに急騰、スポット市況は250ドルまで上昇している。メタルスプレッド(鋼材価格と原料価格の差)が悪化しており、鋼材価格の是正が喫緊の課題となっている。

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