日鉄ステンレス9―11月契販価 Ni系線材5万円下げ Cr系据え置き

日鉄ステンレスは21日、ステンレス線材の価格改定について、9―11月契約（10―12月ロール）でニッケル系（ＳＵＳ304前提）をトン当たり5万円引き下げ、クロム系（ＳＵＳ430前提）を据え置くと発表した。ニッケル系の引き下げは7―8月契約に続き2期連続。ニッケル系、クロム系ともに原料価格の動向を踏まえたほか、コスト高を踏まえたベース価格の改定も実施する。今回から線材価格の契約対象期間を3カ月に戻す。