2024年5月14日

特殊鋼4社 前3月期、営業減益 売上数量が減

 特殊鋼専業メーカー5社の2024年3月期決算(連結ベース)が13日に出そろった。前期は中国経済の減速などで建設機械や産業機械を主体にサプライチェーンの在庫調整局面が続いたほか、一部の自動車メーカーによる生産・出荷停止影響などで売上数量が減り、原燃料価格が上昇するなどコストアップを余儀なくされた。前期比で営業損益ベースは、販売価格引き上げや購入品価格下落などで愛知製鋼のみ増益。大同特殊鋼と山陽特殊製鋼、三菱製鋼の3社が減益となり、日本高周波鋼業は赤字に転落した。







本紙購読料改定のお願い

10月から月1万2000円(税別) 電子版単独は据え置き

産業新聞社は10月1日から本紙「日刊産業新聞」の購読料を月額1万1000円(消費税含まず)から1万2000円(同)に改定させていただきます。本体価格の改定は2021年10月、約45年ぶりに1000円の値上げを実施して以来、4年ぶりとなります。...more