2024年2月8日

特殊鋼専業5社4―12月 3社減益、1社営業赤字 売上数量落ち込む

 特殊鋼専業メーカー5社の2023年4―12月期決算(連結ベース)が7日に出そろった。中国経済の減速影響などで建設機械や産業機械を主体にサプライチェーンの在庫調整局面が続く市場環境下で販売価格の改善などに取り組んだものの、売上数量が落ち込み、原燃料価格上昇などの影響を受けた。前年同期比で営業損益ベースは、売り上げ収益増と原価低減効果などで愛知製鋼のみ増益。大同特殊鋼と山陽特殊製鋼、三菱製鋼の3社が減益となり、日本高周波鋼業は赤字に転落した。







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