神鋼商事の新中期計画 230億円投資、成長戦略加速

　神鋼商事は22日、2024年度開始の3カ年の「中期経営計画2026」を策定したと発表し、26年度に連結経常利益145億円（23年度128億円）、ＲＯＩＣ（投下資本利益率）6・5％を目指す。営業体制を金属本部と機械・溶接本部の2本部制（従来5本部制）に再編し、ビジネスモデルの横展開などで収益力と商社機能を強化。新事業推進室を設置し、将来性のある新規事業を開発する。投資額230億円（うちＤＸ・ＩＴ関連30億円）を計画し、海外事業の拡充など成長戦略を推し進める。