2021年7月30日

五輪施設支える電炉鋼材 採用率62%、低炭素に貢献 LCSが報告書

科学技術振興機構(JST)の低炭素社会戦略センター(LCS)はこのほど、調査報告書『鉄リサイクルを利用した将来低炭素社会のための課題検討に向けて―2020年東京五輪施設のリサイクル鋼材利用とCO2排出実績―』を公表した。「東京都環境物品等使用予定(実績)チェックリスト」を適用した、東京都施設(スタジアムを除く)の鉄鋼量は5万5000トン、CO2排出量は5万9000トンで、リサイクル鋼材の使用割合は62%と高く、単位鉄鋼量1トン当たりのCO2排出量は1・08トンとなり、ロンドン大会の1・77トンに比べて低かったとした。







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