2021年11月8日

10―12月粗鋼生産3.2%増計画 普通鋼、内外で堅調

 経済産業省が5日まとめた2021年度第3四半期(10―12月)の鉄鋼生産計画によると、粗鋼は前期比3・2%増の2485万トンと2四半期ぶりに増える。鋼材生産も増えるが、普通鋼が内外需向けとも増える一方、特殊鋼は内外需とも減る。自動車の減産の影響が織り込まれているようだ。高水準の鉄鋼生産が続くが、自動車の減産の影響は鋼材在庫の補充、適正化に現れ、今後の自動車の挽回生産にも備える構えという。







本紙購読料改定のお願い

10月から月1万2000円(税別) 電子版単独は据え置き

産業新聞社は10月1日から本紙「日刊産業新聞」の購読料を月額1万1000円(消費税含まず)から1万2000円(同)に改定させていただきます。本体価格の改定は2021年10月、約45年ぶりに1000円の値上げを実施して以来、4年ぶりとなります。...more