2022年9月15日

日本製鉄 ゼロ炭素鋼、ブランド化 23年上期に発売 自社工程内で排出削減 年率30万トン程度を想定

日本製鉄は14日、鉄鋼製造プロセスで二酸化炭素(CO2)排出量を削減したと認定される鉄鋼製品をブランド化、「NSCarbolex Neutral」(エヌエスカーボレックス・ニュートラル)として2023年度上期に発売すると発表した。国内外向け全鉄鋼製品を対象に、23年度は実質ゼロの鋼材で年率30万トン程度を想定。相応のプレミアムを検討する。2050年のカーボンニュートラルに向けて低炭素化に取り組んでおり、削減したCO2排出量をマスバランス方式で割り当てる。脱炭素化の取り組みが需要家や社会で急速に進む中、実質排出ゼロ鋼材の安定供給体制を早期に構築する。





日刊産業新聞DIGITAL日刊産業新聞 紙版 







本紙購読料改定のお願い

10月から月1万2000円(税別) 電子版単独は据え置き

産業新聞社は10月1日から本紙「日刊産業新聞」の購読料を月額1万1000円(消費税含まず)から1万2000円(同)に改定させていただきます。本体価格の改定は2021年10月、約45年ぶりに1000円の値上げを実施して以来、4年ぶりとなります。...more