2012年1月6日

林田鉄連会長 ”モノづくりの自負胸に”

 日本鉄鋼連盟は5日、都内で新年賀詞交歓会を開催し、冒頭あいさつに立った林田英治会長(JFEスチール社長)は、「本年度は全国粗鋼生産量が昨年度を下回ることが予想され、海外経済のさらなる下振れや円高の継続、電力の安定供給に対する不安などのリスク要因もあり、わが国鉄鋼業を取り巻く環境は、ますます厳しいものになる」との認識を示した。

 その上で「われわれは過去に幾度となく重大な局面に遭遇し、難局を克服してきた。わが国の成長に資する経済基盤を築き、次世代へとつなげていく責任がある」と強調。「資源のないわが国にあって、日本を支えるのは技術を担うモノづくり産業であるとの自負を今一度胸に刻み、力強く本年のスタートを切りたい」と語った。







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