2010年7月26日

日立金属、アモルファス変圧器鉄心のリサイクル技術開発

 日立金属はアモルファス変圧器鉄心のリサイクル事業に乗り出す。このほど、廃棄変圧器内のアモルファス鉄心を、直接原料としてアモルファス合金を製造するリサイクル技術を世界で初めて開発した。今後、安来工場(島根県安来市)内に月間50トンの処理能力を持つリサイクルプラントを設置し、2011年上期中に稼働を開始する。

 14年までには月間数千トン規模の処理が可能な同プラントを、安来と米メトグラス社(サウスカロライナ州)の2カ所に設置する計画。リサイクル技術の確立により、省エネに貢献するアモルファス変圧器の世界規模での普及拡大を図る。







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