普通鋼輸入、中国増で再び30万トン台

 日本鉄鋼連盟が29日発表した鉄鋼輸入実績によると、10月の普通鋼鋼材輸入量は前月比16・6%増の31万606トンとなり、4カ月ぶりに増加した。7月の輸出時増値税の還付見直しにより、6月から減少していた中国材が、3カ月ぶりに5万トンを超える水準に戻ったことなどが響いた。

 韓国・現代製鉄の第2高炉稼働などによって、アジア地区のミル間大競争が顕在化するなか、韓国ミルや中国ミルは、内外価格差の残る日本市場への売り込みを強めているもよう。円高を背景に自動車、造船、電機などの国内需要家も輸入材の採用を一部で進めており、輸入材圧力が一段と強まってきた。

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