2010年2月24日

原料炭価格、BMA10年度200ドル提示 55%高値

 日本の高炉大手によると、原料炭の2010年度積み価格交渉で、原料炭最大手の豪BHPビリトン三菱アライアンス(BMA)は1級強粘結炭でFOBトン200ドル(1万8300円)を提示したもよう。09年度の年間契約価格を55%上回る高値に相当する。

 BMAは従来の年間固定価格を改め、四半期ごとなどに期間を短縮するよう求めているが、今回の提示は4―6月分だけで、年間などの金額提示はなかったという。高炉大手は期間短縮に反対しており、今回は短期化するにも判断材料がないため、合意に至らず、値決めの枠組みを含めて交渉が続く見通し。







本紙購読料改定のお願い

10月から月1万2000円(税別) 電子版単独は据え置き

産業新聞社は10月1日から本紙「日刊産業新聞」の購読料を月額1万1000円(消費税含まず)から1万2000円(同)に改定させていただきます。本体価格の改定は2021年10月、約45年ぶりに1000円の値上げを実施して以来、4年ぶりとなります。...more