2009年8月26日

ステンレスNi系冷薄、急速に需給タイト化 2年ぶり市況上昇へ

 ステンレス冷延薄板の需給バランスは急速にタイト感を強めている。全国ステンレスコイルセンター工業会(JSCA)の7月統計によると、ニッケル系とクロム系を合わせた在庫率は1・64カ月と適正といわれる「1・8」を大きく下回った。

 ニッケル系冷延では1・43カ月、クロム系冷延でも1・85カ月まで低下。市中では欠品サイズが多く散見されるようになり、国内では2年ぶりに市況上昇局面を迎えている。







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