2009年12月21日

普通鋼輸入、09年 24年ぶり低水準

 2009暦年の普通鋼鋼材の輸入量は前年比3割強減の250万トン前後になる見通しだ。年間250万トン台の輸入水準は85年以来で、24年ぶりの低水準。国内不況の影響で鋼板類の需要が大きく落ち込んだことに加え、厚板、熱延コイル製品については、従来輸入材を使用していた分野を東京製鉄の製品などで代用するケースが増えたためとみられる。

 主力製品の09年の輸入見通しは厚板が前年比55%程度減の9万7000―10万トン、熱延コイルが同37―40%減の100万―105万トン、冷延コイルが同40%程度減の57万―60万トン。







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