2013年9月5日

新日鉄住金、チタン上工程を再編

 新日鉄住金は4日、チタン事業における上工程を再編すると発表した。航空機向けのチタン合金を狙って、新日鉄住金と東邦チタニウムが共同で事業を行う。チタンおよび特殊ステンレスを製造する直江津製造所(新潟県上越市)内に今月中旬、チタンインゴット溶解の新会社を設立するとともに、多様なスクラップが活用でき、原料選択での競争力があるEB炉を直江津製造所から移設。大阪チタニウムテクノロジーズからは、成分の均質性が確保できるVAR炉を2基購入し、種類の異なる合計3基の溶解炉を活用して、世界的に需要が伸びる航空機向けチタン合金の製造基盤を確立する。







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