2013年10月3日

オウトクンプ、独ボーフム製鋼閉鎖 14年までに

 ステンレス世界最大手、フィンランドのオウトクンプは1日、財務改善と事業効率化ののための新たな経営計画を発表した。2014年末までにドイツ・ボーフムの製鋼工場を閉鎖するとともに、ベンラート工場の冷延ライン(年産30―35万トン)も15年末までに閉鎖する。フィンランド・トルニオの焼鈍酸洗ライン(年産20万トン)を止め、スペインとドイツのサービスセンターも閉鎖し、コストの低減を図りながら、欧州における組織構造の合理化を図る。6月末時点で残る30億ユーロ(約3870億円)の負債を返済し、供給過剰に陥っている欧州ステンレスの需給バランスを立て直す計画だ。







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