2014年7月16日

神戸製鋼、設計疲労強度K=1.05認証 世界初取得 型入れ鍛造法クランクシャフトで

 神戸製鋼所は15日、船舶ディーゼルエンジン用組立型クランクシャフトの型入れ鍛造法による高疲労強度クランクシャフトを開発し、日本海事協会から世界で初めて「設計疲労強度向上」の認証(K=1・05)を取得したと発表した。疲労強度が従来製法のものと比べ20%向上し、シリンダ径300―700ミリ以下のケープサイズの船級に適用が可能となる。エンジンの低燃費化につながるとともに、より燃費効率の良いエンジン開発に弾みがつくと期待される。今後は高砂製作所での製鋼一貫技術の強みを生かした高清浄度化技術(低硫黄化)を主体に、より高いK=1・15の認証取得を目指し、検査技術の高度化も図る方針。







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