2016年12月21日

11月全国粗鋼、2カ月ぶり減862万トン 熱間圧延鋼材は回復続く

 日本鉄鋼連盟が20日発表した11月の全国粗鋼生産量は前年同月比1・4%減の861万8000トンとなり2カ月ぶりに減少した。日産量は28万7300トンで前月比1・6%減だった。炉別生産は転炉鋼が前年同月比1・8%減の657万4000トンで2カ月ぶり減、電炉鋼は0・1%増の204万4000トンで2カ月連続増となった。転炉鋼の減少は神戸製鋼所が高炉改修工事によって減産しているためで、在庫調整の進展や内需回復を背景に熱間圧延鋼材の生産回復は続いている。







本紙購読料改定のお願い

10月から月1万2000円(税別) 電子版単独は据え置き

産業新聞社は10月1日から本紙「日刊産業新聞」の購読料を月額1万1000円(消費税含まず)から1万2000円(同)に改定させていただきます。本体価格の改定は2021年10月、約45年ぶりに1000円の値上げを実施して以来、4年ぶりとなります。...more