2017年1月10日

薄板3品在庫 11月末383万トンに減

 昨年11月末の国内向け薄板3品在庫(メーカー・問屋・全国コイルセンター工業組合の合計、速報値)は前月比3・4%、13万3000トン減の382万6000トンとなり、3カ月連続で減少した。380万トン台を記録するのはアベノミクス景気で沸いた2013年11月の382万1000トン以来、約3年ぶりで、薄板需給のタイト感が鮮明になってきた。12月と1月は季節要因で増加傾向をたどるが、12月からは国内店売り向けの引き受けカットなど需給対策も始まっているだけに、増加量は抑制される見込みで、しばらくタイト感が続きそうだ。







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