2017年7月7日

無電柱化検討委、直接埋設の普及図る

 国土交通省は6日、第6回となる無電柱化推進のあり方検討委員会を開催した。今回は、これまで行ってきた関係者からのヒアリングなどを踏まえ、中間とりまとめ骨子(案)を審議し、次回の第7回会合で中間まとめを行う予定だ。今回の中間骨子では、厳しい財政状況から現在の電線共同溝方式に偏重することなく、それ以外の事業手法による無電柱化の取り組みを大幅に拡大していく必要性を指摘。低コスト手法の普及拡大に向けた重要性を強調した。このうち、無電柱化の整備コストが相対的に安価な(電線の)直接埋設方式については、海外で一般的な手法とし、その技術開発を進め、早急な実用化、普及を図るべき、と言及した。







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