2018年4月11日

LMEアルミ相場急反発

 ロンドン金属取引所(LME)のアルミ相場が急反発している。米国がロシアのアルミ大手ルサールに制裁措置の適用を決めたことを受け、先行きの供給懸念が強まった。LME市場でコンタンゴ(順ザヤ)が縮小するなど、タイト感も浮上してきている。現地9日のアルミ現物セツルメント(前場売値)は、前週末比トン146高の2113ドルと急反発し、約1カ月ぶりの高値水準を回復した。米国によるロシアへの制裁措置を受け、投機筋がショートカバー(売りポジションの買い戻し)を余儀なくされたことが一因とみられる。2月に付けた直近高値2266ドルから反発らしい反発もなく下落基調が続いていたため、ショート(売り)ポジションがが積み上がっていたもよう。







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