2020年3月16日

1月浦安景況調査 収益悪化、45%に上昇

 浦安鉄鋼団地協同組合(理事長=湊義明・野村鋼機社長)がまとめた1月の景況実感調査(対象=144社、回答率95・8%)によると、前月から収益状況(粗利)が悪化した企業は前月比3・8ポイント上昇の44・9%となり、横ばいの41・2%を上回った。前年同月比でも悪化した企業が同3・8ポイント上昇の62・9%とさらに増加した。元々需給が悪化していた中で、新型コロナウイルスによる影響も一部で出ている。「(先行きも)2月並みの実績が続くと、会社の存続自体が危ぶまれる」(薄板・表面処理鋼板を扱う組合員)との悲鳴も聞かれ、鋼材流通を取り巻く環境は厳しさを増している。







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