2020年9月24日

流通2団体経産省ヒア、10―12月見通し 需要回復は部分的

 全国鉄鋼販売業連合会、全国コイルセンター工業組合の鉄鋼流通2団体は23日、書面形式などで経済産業省ヒアリングを行い、2020年度第3四半期(20年10―12月期)の需要見通しを報告した。自動車はトヨタの生産が1日当たり9月1万3849台、10月1万2999台、11月1万3032台で第3四半期は83万台と期初計画水準まで戻し、前年実績を上回る見通し。第1四半期の操業停止の振り替えもある。ただ自動車以外は工作機械に持ち直しが見られるものの、建・産機、電機、鋼製家具などは低調。建設は土木では回復も建築は中小案件で工事遅れ、計画見直しにより減少傾向が続く。第2四半期を底としたコロナからの回復は全体には波及していない。







本紙購読料改定のお願い

10月から月1万2000円(税別) 電子版単独は据え置き

産業新聞社は10月1日から本紙「日刊産業新聞」の購読料を月額1万1000円(消費税含まず)から1万2000円(同)に改定させていただきます。本体価格の改定は2021年10月、約45年ぶりに1000円の値上げを実施して以来、4年ぶりとなります。...more