2014年9月30日

中国、粗鋼見掛け消費 2000年以降初の減

 中国の粗鋼見掛け消費量は1―8月累計で約5億トンと、前年同期比0・3%減り、2000年以降初めて減少に転じた。GDP成長率は7%台を維持するが、産業構造の変化によって鉄鋼需要が減少に向かっている。一方で粗鋼生産量は5億5000万トンと2・6%増加。足元も能力増強が続き、需給ギャップは当面解消されそうにない。鋼材輸出の増加にもつながっており、国内外で鋼材価格を押し下げる圧力が強まる見込みだ。







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