2021年5月6日

中国 輸出税還付撤廃を施行 鉄鋼生産・CO2削減促す

 中国の財政省は4月28日、鉄鋼の輸出入の税制改定を正式に発表した。5月1日の施行。熱延鋼板全種など146品目について輸出税の還付を撤廃し、輸出を抑制する一方で半製品や鉄スクラップの輸入税をゼロとし輸入を促す。鋼材の輸出を減らし、半製品の輸入を増やして粗鋼生産を減少に導く。鉄スクラップの輸入増で鉄鉱石の使用を抑え、CO2の排出削減にもつなげる中国の新たな政策は国際市場の鋼材高と鉄スクラップ高を助長しそうだ。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社