2010年12月10日

銅スクラップ長契、価格・数量とも悪化

 銅箔、伸銅メーカーと原料問屋が結ぶ銅スクラップの長期購入契約で、1―3月期は価格条件、数量とも悪化しそうだ。

 メーカー各社は秋以降の需要下振れで、原料購入意欲を弱めている。スポットでの原料調達はすでにほとんど行っていないが、1月以降は長期契約の購入量も削減する動きがある。これを受けて商社や原料問屋の購入意欲も減退しており、市中相場は伸び悩みが目立つ。







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